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2008年08月

異星人と異邦人・part6

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温故知新 2012アセンションに向かっての中の5次元への移行からの転載記事です。



12月3日の午前2時30分だった。

22歳の警官シャーマーがハイウェー63号のある交差点に接近していたとき、一列の点滅光を伴った物体が前方にいるのを見た。

しかし彼がメインヘッドライトをつけたとき、物体は空中に急上昇して消えた。

30分後に警察へ帰っってからの後の勤務日誌には、次のように記してある。

「ハイウェー6号と63号の交差点で1機の空飛ぶ円盤を見た。信じようと信じまいと、確かに見たのだ。」

シャーマーが帰宅したときは頭痛がし、頭の中でブンプンという音がして眠れなかった。

また、左耳の下の首の神経組織のあたりに出来ている、赤いミミズばれにも気づいた。

彼がどうやらUFOの乗員にコンタクトされたことを発見したのは、あるチームに調査された時に判明しました。

時間逆行催眠テストを受診中、彼の潜在意識は、UFOを見た直後に失った20分間の空白の詳細を述べている。

彼は物体が野原に着陸した後、それを追跡し、事件を報告しようとネブラスカ州ワフーの警察を呼び出そうとしたが、無線機、ライト、エンジンなどが作動しなかった。

輝くフットボールに似た物体は3本脚を持っており、地面に接地するにつれて脚が出て来た。

統いて、緑色のガスを彼と車に噴射するUFOから、人間たちが出て来た。

するとその一人が光線を照射したので、彼は全身が麻ひし、気絶してしまったのである。

催眠テストで彼は、円盤内に連れ込まれたと述べた。

それまでは事件の記憶を持たず、最初に注意をひいた点滅光を覚えていただけである。

逆行催眠によって引き出された記憶は、次のようである。

人間のような姿をした生物の一つが、彼の首をつかんだ。

円盤を撃つのかと聞かれて、撃たないと言うと、シャーマーはちょっと円盤内に人ってよいと告げられた。

乗員たちの身長は1.5メートル前後で、ぴたりと身についた銀灰色の制服を着て、頭巾またはヘルメットみたいなものにアンテナがついていた。

彼らの頭は細くて、人間よりも長かった。

鼻は平たくて、口として割れ目があり、わずかにつり上がったパまばたきをしない目があった。

顔色は灰白色である。

シャーマーのスケッチによる宇宙船の船長。
kijy

催眠状態を続けるシャーマーは、円盤の内部とその設備を述べることができた。

乗員たちは、スクリーンに画像を投影した。

リーダーか話しかけたけれども、同時に彼の心には色々な情報が吹きこまれているのだと言われた。

シャーマーは、彼らが近くの銀河系から来たことを知った。

彼らは、金星や地球を含む他の諸惑星に基地を持っている。

地球では、彼らの基地は地下か海洋下にある。 

「彼らは地球人とコンタクトするのに、一定のパターンを持ちません」とシャーマーは、無意識下の質問中に答えた。

「コンタクトは全く偶然に発生するので、政府は彼らについて、いかなるパターンも決定できません。まだ多くのコンタクトが起こるでしょう‥‥ある程度彼らは人々をいぶからせたがっています。」

UFO内で約15分過ごした後、シャーマーは円盤内へ人ったことをもらすなと命じられた。

ただ目撃の最初の部分だけを報告せよ、と言われた。

彼らは、この催眠暗示を彼の心中に植えつけたらしい。

というのは、彼は苦痛や不安を感じたけれども、その異常な経験の意識的な記意を持たなかったからだ。

詳細がもれたのは、催眠下のときだけである。

この点で彼の体験は、1961年のヒル夫妻のそれに似ていた。

この二人も数年後に催眠実験中、宇宙船に入ったことを思い出したのである。

シャーマー事件から6年後の1973年10月に、2人の造船工がミシシッピ州パスカグーラで円盤の乗員に遭遇した。

これは1970年代の最も有名なコンタクトの1つである。

彼らは事件を思い出すのに、催眠術を必要としなかったが2人とも別々に逆行催眠テストを受けて、その物語は一致した。

彼らは最も驚くべき情報をもらしたのである。

チャーリー・ヒクソンとカルビン・パーカーが、午後7時ごろパスカグーラ川の西岸で釣りをしていたとき、2人は約3キロメートル向うに、青いもやを放つ奇妙な物体を見た。

それは彼らのほうへ約30メートル以内まで接近し、水面上1メートルほどの位置に停止したのである。

2人ともぼう然となった。すると3名の乗員が出て来て、2人のほうへふわふわとやって来た。

19歳のパーカーは狂乱状態となり、気を失ってしまった。

冷静な性格で知られている42歳のヒクソンは、恐怖で体を硬直させた。

乗員の1名は、ブンブンという奇妙な音を発している。

手の代りにペンチのようなものを持つ他の2名は、ヒクソンを腕で抱え上げて、一緒に飛行体のほうへ滑空して行った。

その物体は長方形で高さは約2.4メートル、一方の端に穴があった。

外側は見慣れぬ青い光で照らされ内部は強烈に輝いている。

乗員は、ヒクソンを水平の状態に置き、彼は空間に浮いたままとなり、その間に彼らは大きな目のような装置で彼を検査した。

相手はしばらく彼を1人のままにしておいたがまた帰って来た。

彼は相手に話しかけようとしたが彼らは質問を無視した。

ヒクソンはあまりの恐怖に相手の姿態を性格につかむむことができなかったが身長は約1.5メートル、人間の鼻があるべき位置に、何か突き出たものがあるようだった。

この突き出たものの下に裂け目があるが全然動かないらしい。

頭は首の部分がなく、見たところ胴の上に載っている。

目や髪の記憶はない。

ついに彼らがヒクソンを解放したとき、飛行体はブンブンという音を出して消えて行った。

この恐ろしい体験から4時間後、パスカグーラの保安官事務所でフレッド・ダイアモンド保安官と、グレン・ライダー所長が2人に面接し、彼らの証言はテープに録音された。

続いて、事件全部がいんちきかどうかを見るために、2人だけを室内に残し、2人に気づかれないようにテープレコーダーを回転させたまま仕掛けておいたのである。

ヒクソンは震えているようで、パーカーは腕が動かなかった様子を思い出しながら、狂気のようになっていた。

パーカー:「おれは失神したよ。生まれてこのかた、失神などしたことがないのに。」

ヒクソン:「今まであんなものを見たことがない。だれも信じてはくれないだろうが」
 
パーカー:「ここに座り続けたくないな。医者に診てもらいたいんだ。」 

ヒクソン:「あの連中は、目をさまして信じ始めるほうがいいんだ……信じ始めるほうがいい。」
 
ヒクソン:(少したって)「連中は信じないだろう。そのうち信じてくるかな。だがそのときは遅すぎるかもしれない。あいつらは別な世界から来た人間だってことを、おれはずっと知っていたんだ。ずっと知っていたよ。まさか、おれに事件が起ころうとは思わなかったけど。」

パーカー: 「おれが酒を飲まないってことを、あんたは自分で知ってるだろう?」

ヒクソン: 「知ってるよ。家へ帰ったら一杯やるんだ。そうすれば眠れる。おい、おれたちは何のためにここに座ってるんだ?プランチの所へ話しに行きたいんだがなあ……何のために座っているんだろうな。」

パーカー: (おびえて)「家へ帰らにゃならん。気分が悪いんだ。ここから出る必要があるんだよ。」

ヒクソンは、釣り仲間だけを残して出て行った。調査官がテープを巻きもどして聞いてみると、若い男が独り言を言っているのが聞こえた。
 
パーカー: Γ信ずるのは難しい あ……おお、神さま、恐ろしい……あっちに神様がいることはわかっているんだ……」

それから、彼は祈りをささげ、その言葉は聞き取れないほどのささやき声になった。 

ジャーナリストのラルフ・ブラムはその著『地球のかなた ― 人類のUFOとのコンタクト』に、ヒクソン・パー力ー事件の詳細な説明を載せている。

そのコンタクト報告を自分で調査中に、彼はダイアモンド保安官にインタビューし、2人の男の話を信ずるかと尋ねた。

「2人が最初にやりたがったのは、うそ発見器のテストを受けることだった」と保安官は答えた。

「チャーリーは、ひどく震えていた。」「すごい事件が発生しない限り、ヒクソンほどの年齢の男が興奮して泣きわめくことはないでしょうな」とつけ加えている。

2人の男が受けることに同意した時間逆行催眠テストの実施中、そこにいたアレン・ハイネック博士は、後でこう言った。

「この2人の男が全く本物の恐ろしい体験をしたことについて、私の心に全然疑惑はない。その物理的性質については確かでないが・・・彼らは絶対に正直だ。彼らは信じがたいような体験をしているし、ほかの人たちの体験との関連も考えねばならないと思う。」

カリフォルニア大学の工学教授で最大の民間UFO研究団体の一つAPROの顧問でもある、ジェームズ・ハーダー博士は、ある心理学者とともに逆行催眠テストを指導した。彼の意見は、次のとおりである。 

「彼らが持った体験は、確かに本物であった。催眠状態下で激烈な恐布の感情をいつわって起こすことは、実際上不可能である。」 

パトロールマンのシャーマーと、ヒル夫妻の場合UFOの乗員は地球人の心をコントロールできたようである。そればかりか、本人の表層意識から体験の記憶を消すこともできたと思われる。

「世界中でどれだけの人間がこんなふうな処置を受けたかは、知るよしもない。本人たちには、体験を持った記憶が全くないからだ。したがって、我我の中のだれが心の片すみに眠っている不思議な気味悪い“プログラム”を持っているか、わかったものではない。」

これはアメリカの著述家ジョン・キールの見解である。

彼は、空飛ぶ円盤は物理現象ではなく、固体の材質でできているのではない、と信じているUFO研究家の指導的立場にある。

彼の考えによればUFOは超越した力を持ち、我々の世界のそばに存在するけれども、全く異なる時間尺度の上に存在するという。

円盤は通常は目に見えないが我々の世界に入って来ると物質化することが可能になる。

それはどんな形にもなれるし、信じがたい高速で運動する。

キールはUFO人を超地球人と呼び人間に対するその出現の理由を考えている。

宇宙はたぶん全知の一大英知またはエネルギーによって支配され、それが充満しており、それは我々の時間と空間の概念を超えたものだろうと彼は言っている。 

キールの信ずるところでは、超地球人というのは、心霊現象や降霊術で生ずるのと同じ実体であるという。

これは、矛盾と混乱に満ちた別な調査分野だ。

不正な、いたずら好きな霊が降霊会で報告されるのと同様に、UFO人たちも我々をわざと混乱させようとしているらしい、とキールは言う。

彼らは、地球人の追究をかわすために、大気圏外から来たという印象を与え始め、同時に彼らはわざと外観や話を変えて、研究者が彼らの本当の起源を発見できないようにしたのであるという。

UFOの乗員は、背が高いのや、平均的なのや、小さなのもおり、皮膚は緑、グレー、黒色とか、普通人らしいのや、魚みたいなのや、怪物のようなのとか、さまざま報告されている。

彼らは宇宙の最も遠い到達距離からばかりでなく、この太陽系の各惑星からも実際に来ていると言わわている。 

あらゆるコンタクティーが自分たちの体験についてうそをついているのだろうか、または我々が多くの異なる宇宙種族の訪問を受けているのだろうか。

たいていのコンタクティーは素ぽくでまじめであり、彼らは本当の体験を持ったと確信しているらしい。

キールは、自分のコンタクトについて名を知られようとしない200名のコンタクティーにインタビューした。

そしてそれについては、彼の著書『UFO−トロイの木馬作戦』で次のように述べている。 

「彼らは書物も書かないし、講演にも出かけない。彼らはUFO関係図書にはほとんど、または全く関心を示さない。」

その中のある人たちは、最初のコンタクトの後に人格の低下を体験し始めているし、また、かつての正常な生活が夢魔や奇妙な幻覚によってだめにされたという人たちもいる。

ポルターガイスト(騒霊)が彼らの家に侵入する。

電話やテレビ受像機などが暴れ回る。

私自身の推測では、アメリカだけでも、5万またはそれ以上の沈黙コンタクティーがいるかもしれない。

そして新人が毎月リストに加えられているのだ。

彼らの多くは、シャーマーやヒル夫妻みたいに、逆行催眠テストを受けて自分が不安に感じる理由を発見しようとしない限り、自分がコンタクトされていたことを知りもしないだろう。

空中の物体に乗って着陸した人間と話し合ったと人々が最初に報告し始めた19世紀後半以来、目撃者は信じてもらえなかった。

しかし、キールは主張する。

こうしたコンタクティーたちは、「UFO人から聞いた話」を我々に語ってきた。

そしてキールは言う。「UFO人がうそつきなのだ。コンタクティーがうそつきなのではない。」 

彼の説は、1896〜97年のアメリカにおける大UFOパ二ックの研究後に展開し始めた。

人々が見たという空中の飛行体は、当時建造されたり、設計されたりしていた飛行船によく似ていたがアメリカではまだ飛んでいなかった。

このUFOはしばしば地上で見られ、ふつう外国人と表現されたその乗員は、それを修理しているように見えた。

彼らはどこから来て、どこへ行こうとしているかをしばしば説明し、その飛行船を動かす方法なども話したりした。

コンタクトをした素ぼくな農民たちは、相手が新聞などによく出ている、進歩した飛行船を持つ人間なのだと信じていた。

しかし、このような報告類を調査し、枝葉末節(しようまっせつ)まで調べたキールは、地球上のだれもまだこの飛行体を建造しているはずはないし、乗員たちが説明した方法では作動しないはずだと言っている。

しかも、それが本当に宇宙からの来訪者だとすれば、あれほど運転修理を要する粗雑な飛行船で巡航して回る彼らは、何者なのか? 

明らかに、彼らはこんな飛行体で宇宙空間の広大な距離を旅したのではない。

これは、「超地球人」であったのだとキールは断定している。

そして、彼らの本当の目的と正体を隠すための巧妙な煙幕にすぎなかったのだと考えている。

20世紀には、急速に発達する技術にふさわしい近代的な姿を装うことによって、UFOはまた我々を混乱させた。

しかし、彼らは同じトリックをやり、我々をひどくまごつかせている、あの同じ超地球人なのだとキールは言っている。

これは宇宙的規模のいたずらなのだと。 

以上の魅惑的な憶測は、必ずしも解答を与えてはいない。

もし超地球人だとすればいったいなぜ彼らは自分自身を見せる必要があるのだろう?

彼らの使命は何なのか? 

異星人と異邦人・part5

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温故知新 2012アセンションに向かっての中の5次元への移行からの転載記事です。



アメリカの卓越したUFO研究家ジョン・キールは、生来の疑い深さと驚くべき冷めた眼でUFO現象に取り組んでいる男ですが、そのUFO論は彼の背景同様に衝撃的です。

キールのプロライターとしての経歴は16歳の時に始まります。

彼は、ラジオ、テレビなどのバラエティー部門でその才能を発揮しましたが、この経験が彼にUFO現象の本質を誰よりも早く気づかせる事になります。

マスメディアが大衆に及ぼす心理的影響を知り尽くしていたキールは、人間の記憶というものが、いかに思い込みに満ちているかを仕事を通じて痛感していました。

神の言葉とは反対に、皮肉にも真理とは噂によって創られるのだと。

まったくもって馬鹿げていたのは、この思い込みによる「自称事実」が、大衆の伝言ゲームを経て行くうちに、いつしか既成事実となって世にまかり通っていることでした

ひょんな事でUFO現象に関わる事になったキールは、起こることの馬鹿馬鹿しさに唖然としました。

SFまがいの事が平然と起こっていたからです。

彼はかつて、アメリカ軍の下で「心理作戦」の教育を受けたことがありましたが、UFOミステリーに見られる物語性は、まさにこの心理作戦の手口と同様なものだったと言っています。

しかし、UFO現象そのものは明らかに常軌を逸した馬鹿げた超常現象であり、とても軍の犯行とは思えませんでした。

そうすると、軍のやり方を真似して、それを超常現象化させている何者かがいる事になります。

その「彼ら」は一体誰なのでしょう??

キールは当初、UFO現象には懐疑的でした。

どうせ見間違いかインチキだろうと。

しかし、もともとジャーナリストであった彼は足と眼と耳を使って全米UFO事件を独自に調査し始めます。

ケネディ暗殺、ベトナム戦争の泥沼化による、古きよきアメリカの崩壊といった悪夢のような現実によって、痛く精神を傷つけられた世代にあたるキールは、全てがハッピー!とばかりの広告的政治的な大衆スローガンに踊るような男ではありませんでした。

社会にはびこるペテンを見破るキールの壮絶なまでに冷めた眼は、UFO現象の馬鹿げた現実にも容赦なく向けられました。

しかし、彼は当初の予想に反して、最終的には驚くべき結論に達してしまうのです。

それは、UFO現象はインチキだから胡散臭いのではなく、事実そうした現象が発生しているが故に胡散臭いのだというのです。

UFO現象は人々の幻想や幻覚などではなく、ベトナム戦争やケネディ暗殺同様に、悪夢のような現実だったからです。

その現実とは、ベトナムと同様に冷酷なものだったのです。

彼は、ある仮説に行き着きます。

それは、UFO現象は何らかの超地球的意志が、人類に対して大規模なペテン工作を展開しており、人類は、遥か太古の大昔から現代に至るまで、その時代時代の文化形態に合わせた外観で現れる「彼ら」の繰り広げる奇跡ショーに惑わされ、ペテンにはめられているというものでした。

「彼ら」は古代では天空や地底世界の神々や悪魔として現れ、現代では自称高度な文明の宇宙人として現れる。

古代人は神々の奇跡や悪魔の災いを恐れ、神々の言う事を聞いた。

そして現代では、自称高度な宇宙人に従おうとしているのだと。

キールは「彼ら」はUFOの現象を通して宇宙に進出しつつある、現地球人類の文化の方向性を、意図的にコントロールしようとしているのではないかと考えています。

キールインタビューより

もし、それら(UFO)が発達した技術を持つすぐれた知能の産物だとすると、それらは欠陥ある仕上げによって悩まされているようである。

目撃者たちが、地上に降りUFOパイロットたちによって修理されている物体に出くわしたといった報告がたくさんあった。

飛行中もそれらは部品を失うという驚くべき習性がある。

機体の出来が悪いらしく、しょっちゅう部品は脱落し、しばしば空中爆破してしまう。

本当は、わざとやっているんじゃないかとしか思えない様な、こうした事故が余りにも多い。

それらは、その物体は実在のもので、機械的な物だという、地球人達の信仰を強めようとしているのかもしれない。と

つまり、UFO現象という不可解な現象は、確かに存在するのだが、その正体は一般に言われる様な宇宙人の宇宙船などではなく、非物質的な知的意志を持った実体であると言っているのです。

非物質的な実体である「彼ら」は、固形の宇宙船に乗った宇宙人となってわれわれ人類の前に現れ、われわれの前で墜落して見せたかと思えば、ある時は故障した宇宙船を修理している所をわざと人々に目撃させたりして、UFOとは宇宙人の宇宙船である、という誤った信念を人々に抱かせようとしているのだと。

「彼らは」UFO=宇宙船という人々の誤った信念を、最終的には人類全体規模の一大信仰へと高めようと画策しているのだとキールは考えているのです。

「彼ら」は、その時代時代の人類の心を読み取り、それに合わせてあらゆる姿に変化出来る能力があることを見せ付けているが、彼はこの特長から「彼ら」の起源を推察しています。

キールは、「彼ら」の起源は非物質的な超次元空間の世界にあると推察しましたが、この推論は結果として、われわれの物質世界と対になっているという「並行世界」の実在を主張し、異界(霊界)の住人がわれわれの世界に干渉しているのだと主張する、オカルト理論に酷似してしまいました。

オカルト理論では、異界の住人は人間の前に超常現象化して現れるだけでなく、人間の心を読んだり、心そのものの中に入り込む事が出来るとされていますが、キールの調査したUFO現象の多くの事例が、この理論を裏付けています。

もし、「彼ら」が異次元的存在であれば、「彼ら」は人類の無意識世界と何か密接な関わりを持っているはずです。

そのオカルトめいた事件の典型的なものは、1967年にネブラスカ州アシュランドでUFOと出くわしたパトロールマン、ハーバート・シャーマーの事件です。

異星人と異邦人・part6へ続く

異星人と異邦人・part4

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1964年ブラジル

エローザと言う農夫が不気味な3人組に遭遇する。

エローザが畑で働いていると、突然頭上にミシンの様な音がするので見上げてみると、探検隊が被るような帽子の形をした物体がぐんぐん近づいて来た。

その物体の出現と同時に回りに居た牛達は、彼を見捨てて逃げてしまった。

すると物体は彼の目の前に着陸し、中からは性別不明の3人の人間?が現れた。

3人組は一切言葉を発しなかった、そして彼の農具を手に取り珍しそうに見つめ、トウモロコシを何本か引き抜き観察を始めたのです。

そこに、落ち着きを取り戻した牛達が戻ってくると、3人組は生まれて始めて牛を見るかのように驚き、珍しがったそうです。

そして、彼が1頭やろうか?と声をかけると、それまで黙ったままの3人組はお互いにわけのわからない言葉で話し始めたかと思うや否や、さっさとその「帽子」に乗り込むとあっと言う間に飛んでいってしまった。

エローザの通報を受けたブラジル軍が現場を調査したところ、帽子があった場所には謎の着陸痕だけがあったと言う。

その後、この帽子に乗った乗員達は各地に現れては植物採取をしたり、動物をさらったりしたが「彼ら」の多くは決まったように3人組か2人組だった。


1965年4月・南米アルゼンチンに現れた宇宙船の「彼ら」の事。

「彼ら」は目撃者の商店主がアミーゴ!と言って近づくと、光線を浴びせてこの商店主を動けなくしておきながら、「私達、火星人は非常に友好的です」と告げた。

そして、「1965年12月3日に我々は地球に大挙襲来し、この星を滅ぼすでしょう」と伝えたのです。

どこが、友好的なんだ?

火星人が空に消えると、商店主の身体は元に戻ったが、地球滅亡を知ってしまい大災害に備えて準備を始めた。

自分以外は地球滅亡を知らないのだ・・・・・

彼の決意はピークに達したと言う事です。

そして、運命の1965年12月3日・・・何も起きなかった。

UFOに遭遇し、乗員と接した多くの人達は自称高度な宇宙人からメッセージの様なものを必ず受け取る。

しかし。。。その内容たるや支離滅裂なものばかりだったそうです。

しかし、それにも関わらず遭遇者が「彼ら」の言葉を信じてしまうのは、UFOは人類よりもはるかに高度な他の惑星文明の宇宙船であると「勝手に思い込んでいるから」に他ならない。

UFOとその乗員は洗練された外観に反して、鈍くさい動きをする事がある。

「彼ら」は一般的に言って、大都会よりも田舎や郊外・しかも人気のない場所に何故か現れたまたま通りがかった人の前に突如として現れる。

1964年4月24日

アメリカ・ニューヨーク州ニューアークバレーの農夫である、ゲイリー・ウィルコックスはいつもの様に畑で仕事をしていると、目の前の丘の上に銀色で球形の物体が浮いている。

彼はなんだろうと思い、その物体に近づくと物体は着陸し中から人間が現れた。

その人間は不思議な格好をしていたが、話し方は更に変わっていた。

何語で話したのか、彼には記憶がないそうだがお互いに意志の疎通は出来たそうです。

人間?はウィルコックスに向かって私は火星からやって来た、火星の大地は砂漠で酷い状態なので、地球の土に興味があると話し始めた。

そこで、ウィルコックスは火星人に手持ちの肥料を分け与えた所、火星人は大喜びして肥料を抱えると物体に乗り込んであっという間に飛び去ったのです。

火星人農協へ行く・・・

この出来事自体ただ事ではないが、このような異常事件を真顔で受け止めてしまう人類を見て「彼ら」は満足した事でしょう。

この人類の反応こそが、UFO=宇宙船説を1つの信念として人類の無意識に定着させると言う「彼ら」の工作が、うまく行っていることの1つの証です。



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