2006年12月

2006年12月31日

総集編・・・定点観測

皆さん、今年もお付き合いを戴き有り難うございました。
お陰さまで、皆様からの暖かいコメントやハゲマシのお言葉を戴きながら、今年も一年間、blogを続ける事が出来ました。ボクのウェブサイトやブログは、従来、園芸関係者やマニアック系の方が多かったのですが、今年は5月に"花・ガーデニングblogランキング"に登録して、従来とは異なる幅広い方々が来られるようになったようです。お陰さまで、アクセス数も増え、毎日約400名アクセス数で600前後がコンスタントにあり、心引き締まる思いです。

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今年は本業のサラリーマンが忙しく、毎朝のblogもかなり雑になったり、コメントにも充分な時間が掛けられず失礼が多々あったのではと、お詫び申し上げます。今日は、この7年間毎月記録している、2階からの定点観測をアップします。一月です。横浜にも大雪が降りました。オージープランツは寒さに震えました。


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5月です。新緑と薔薇の季節です。そしてカンガルーポーの季節!

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7月です。アガパンサスとプロテアが咲いています。

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9月です。花の無い季節ですね。でも色葉の季節です。

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11月です。チラッとモミジの紅葉や赤いユーカリの花が・・・、この季節、我が家の庭は最も個性的な姿になる。

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では、良いお年を!



alexgarden at 09:22|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 総集編 

2006年12月30日

総集編・・・オージープランツ

lily
昨日まで新平成園芸三種の神器をアップしたが、今日はボクの十八番のオージープランツだ。今年は超珍しい花の開花に成功した。
多分、日本ではほとんど育てている人がいないのではないかと思うが、フリンジド・リリー(Common Name:Fringed Lily Botanical Name:Thysanotus multiflorus)が咲いた!一昨年、西オーストラリア旅行で種を購入して育てた、とても珍しい花だ。フリンジド・リリーでもThysanotus tuberosusという品種は国内でも出回り始めているが、多花性のこの品種はネットで調べる限り、日本ではまだ見かけないようだ。

verticordeia
もう一種はオージープフェザーフラワー(Common Name:Featherflower Botanical Name: Verticordia plumosa)だ。
少しマニアアックだが、こんな珍しい花が開花すると感動も大きい。

prptea
そして、今年は苗から育てたプロテアも開花した。オージープランツでは無く、南アフリカであるが、オーストラリアでポピュラーだ。オーストラリア人もプロテアはオージープランツだと思い込んでいる人も多い。

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ボクの定番ともなった、ユーカリも今年は三種が咲いた。Eucalyptus sideroxylon rosea だ。そしてEucalyptus leucoxylon roseaと、Eucalyptus leucoxylon roseaの亜種だ。

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やはりユーカリはオーストラリアの豊かな生活と優しく大らかな人々を思い出させてくれる。

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ピメレア(Pimelea brachyphylla)は、西オーストラリア旅行で出会った素敵な花だ。その後、日本も苗を入手する事が出来て育てた。

kang
カンガルーポーはオーストラリア旅行で入手した種から育てたものだ。

grev
そして、毎度、登場するが、年中咲いてくれる、Grevillea "Robyn Gordon"だ。
オージープランツとの出会いが、ボクの人生を豊かにしてくれている。

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alexgarden at 08:20|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 総集編 

2006年12月29日

総集編・・羊歯

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新平成園芸三種の神器の最後は「羊歯」だ。シダを何故に羊歯と書くか、未だに不明である。羊歯は神秘に包まれた不思議な魅力のある植物だ。太古の時代から悠久の時を経て、磨き上げられた自然が作った植物としては最高の芸術作品だ。しなやかな葉姿も美しいが、羊歯を通して見る事が出来る自己の哲学や精神世界を鑑賞することこそが面白いのかもしれない。(写真は胞子から育てた、Dicksonia Antarctica)

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フツーの人は子供の頃は花と言えばチューリップ等の色とりどりの花に興味をもち、やがてオトナになり、薔薇やホワイトガーデン、ブルーガーデンと言った自分の好みが出てくるが、やがて華やかな花よりも、葉モノや山野草や盆栽などの「精神性」を伴う植物に興味が移り、最終的には羊歯という植物の原点に近く、表面的な姿よりも、その向こうにある自己の人生をあらためて鑑賞するような精神世界に到達する。(写真はニシキシダ)

cythea1houshiyou胞子は発芽すると苔のように見える。左の写真は前葉体は大きくなっているが胞子葉が出てない。雄器と雌器がこの双葉のような前葉体に出来て受精して、葉である胞子葉が出る。 水滴の中を精子が泳いで行くらしい。受精して種が出来る普通の植物と異なり、胞子から前葉体が発芽し、それから受精して正式な胞子葉が出るのが不思議だ。 やがて、胞子葉が出てくる。そして10年も経つと木生羊歯は葉の長さが2m近くにもなる。(シダの発芽から半年後の状態)


fidle1fidle2羊歯のイメージは海外と日本では随分と異なるようだ。例えば、ニュージーランドではラグビーのナショナルチームのオールブラックスがシダのマークを使用しているし、バイオリンのフィドルヘッドもシダのデザインだ。

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ボクが最も好きな園芸雑誌は英国園芸協会発行の「The Garden」である。残念ながら、日本の流行ばかりを追う主婦向け園芸雑誌とは、そのクオリティと内容に格段の差がある。そして「The Garden」には毎号、必ず羊歯のある庭風景が登場する。つまり羊歯が市民権を得ているのだ。かつて、ロンドンがスモッグに覆われて時代に、羊歯がセレブなインテリ階層に人気だったと言う。羊歯は知的な植物でもある。子供に羊歯の良さが解るとは思えない。

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日本でシダと言うとノキシノブやウラジロのイメージが強いが、日本のガーデニングが、メルヘンチックなオコちゃまガーデニングから脱却して、オトナになった時には、必ず羊歯がガーデンプランツとして登場すると思う。


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alexgarden at 09:01|PermalinkComments(12)TrackBack(0) 総集編 

2006年12月28日

総集編・・・色葉


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今日は仕事納め!年内の仕事は昨日で大体終え、今日はデスク廻り整理とかでちょっとのんびり出来そうだ。ホッ!
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今日の総集編は新平成園芸三種の神器の第二弾の色葉だ。海外の園芸雑誌を見ていて、日本の園芸雑誌との大きな違いは、登場する庭風景に占める緑の割合だ。日本の庭は狭いのでどうしても花いっぱいになってしまうが、海外雑誌の庭はグリーンの中に花がある。

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その溢れるグリーンだが、様々なグリーンが用いられており、葉モノも花同様に市民権を得ているような気がする。日本の伝統の日本庭園も元来、グリーンが多く用いられて自然を表現していたが、園芸がガーデニングという言葉に変わって、日本の園芸雑誌に登場する庭は、花いっぱい色とりどりのゴチャゴチャガーデンがになってしまっているようだ。西洋の整然とした都市の街並と、香港や東京の色とりどりの看板の街並の違いに共通した、東洋の文化なのだろうか?

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話がそれたが、別に海外の園芸雑誌が日本の園芸雑誌に勝るというつもりは無いが、様々な色葉を庭に取り入れる手法は表現の可能性を大きく膨らませてくれる。

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花いっぱいの庭よりもシックでオトナの表現が出来る。派手なものとかく飽き易い。地味なものは段々とその良さが解ってくるようなところがある。花と葉も同じような気がする。多くの人は花に憧れガーデニングを始め、やがて葉モノの魅力に目覚めてゆくようだ。

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我が家の庭は狭いが、色葉系の植物を用いる事で、様々な表情が可能になる。色葉は花程には色彩が派手でないので、たくさんの種類を用いても、色とりどりの花いっぱいの下品な感じにはならない。色葉独特の持ち味が庭全体を落ち着いた中にも生き生きとした雰囲気を与えてくれる。

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alexgarden at 07:51|PermalinkComments(8)TrackBack(0) 総集編 

2006年12月27日

総集編・・グラス

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昨夜の季節外れの豪雨と雷が過ぎ去り、今朝は春のような陽気。総集編もあと数日で終了だが、先日、平成園芸三種の神器を勝手に「薔薇」、「クレマチス」、「クリスマスローズ」として紹介したが、オトナの新平成園芸三種の神器は「グラス」「色葉」「羊歯」だと、ボクは思っている。今日はまず、グラス!・・・で乾杯!

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今年もボクは「パープルマジェスティの園を夢見て!」せっせと、種からたくさんのマジェスティを育てた。ブームに乗って「薔薇の園を夢見て!」園芸を始めた多くの人々は薔薇の難しさに、夢半ばで終わってしまっているようだが、男のガーデニングは夢とロマンを必ず実現させるのだ〜!

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パープルマジェスティは種蒔きから3ヶ月程度で穂を出すので、初心者が種蒔き園芸の醍醐味を味わうにはオススメの植物だ。なによりカッコいい!

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あと、グラスでカッコいいのがパンパスグラスだ。背が高く場所をとるので、我が家のような狭い庭では厳しいのだが、それでもカッコいい穂を出してくれる。

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それと意外にグラスで忘れられているのが、大株仕立てだ。コンテナガーデンなどの素材にグラスは良く使用されながら使い捨てになっているのだろうか?あまり大株を見かけない。ベアグラスの大株仕立てもカッコいいのだぞ。

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もう一種、グラスでオトナの雰囲気は、カレックスだ。枯れっくす、と言いたいような葉色だが、なかなかシブくて味わい深いグラスだ。



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alexgarden at 07:53|PermalinkComments(9)TrackBack(0) 総集編 

2006年12月26日

移動中なので・・・

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ストレリチアが扇のように新しい花を咲かせてきた。鞘の中から出てくるのだ。なかなか面白い。
この記事、実は昨日の朝に予約で入れておいたもの。今頃、新幹線で東京に向かっているはず・・。忙しい!

(夜に追加)
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ああ〜、あと2日出勤すれば楽になれる〜ぅ!今年はムチャ忙しい。昨日は、午後に中期業務計画の経営陣へのプレゼンをして、新幹線に飛び乗り、芦屋ルナホールの友人の主宰するコンサートへ。芦屋の友人宅で打ち上げをして終電で新大阪まで戻り、ホテルに泊り、今朝は始発の新幹線で東京に戻り10時から会議、午後も会議・・・・ふぅーっ!忙しい!でも25周年記念のコンサートは素晴らしかった!門下生といってもプロも多く、無料ではもったいない内容だった。フィナーレの100名余りによる、オラトリオとクリスマスキャロルは最高の感動を与えてくれた!音楽は素晴らしい!
写真は友人のプログラム表紙のパクリ。(ゴメンネ!)ちなみに素材は友人の作品のリース。

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alexgarden at 08:00|PermalinkComments(3)TrackBack(0) ガーデニング 

2006年12月25日

Merry Christmas !

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ボクはクリスチャンでは無いが、取りあえず、Merry Christmas !
子供が大きくなるとクリスマスツリーとか、イルミネーションとかの飾り付けも面倒でやらなくなってしまった。
この週末はセッセと、男の料理に精をだし、Alex's 特製のギフトパックを作り、お世話になった人たちに贈った。

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鳥のモモ、イカ、サーモン、煮卵、チーズの薫製と、手作りソーセージ。ソーセージはシソ、レッドペッパー、ブラックペッパー、オリジナルの四種。
これに庭で実ったレモンとミカン、そしてユーカリの花を添えてパッケージにした。ボクだけのオリジナルギフト。

gifteucagiftpack1224bカゴに詰め合わせて、上にユーカリの花を添えて、透明の紙で包むと、結構、サマになった。包装はカミサンに手伝ってもらった。やはり、主婦はこうしたことには慣れていて上手にパッケージを作るモンだ。

ボクは贈りものは「お金で買えないもの」とか、「オリジナルのもの」であるべきだと思う。日本は経済至上主義で、クリスマスもお歳暮もバレンタインも全て商業ベースになってしまい、本来の精神を失ってしまっている。そして高いものや流行ものは価値あるものというヘンな価値観が通用してしまっている。贈り物とは感謝の気持ちなのでオリジナルであるべきだ。

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オマケにカミサンが作った、基本のイチゴのケーキ。デカイ!撮影失敗で色が汚い!ゴメン!


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alexgarden at 07:41|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 男の料理 

2006年12月24日

クリスマスコンサートご案内

80f633f2.jpgボクの友人の主宰するクリスマス・コンサートのご案内です。
明日、12月25日18時から芦屋ルナホールで行われます。ボクは出演しませんが、25回の記念すべきコンサートなので駆けつけます。
チャイコフスキー・ピアノコンクールで日本人初&女性初の快挙を遂げた上原彩子さん他、多くのピアニストや作曲家を育てたを音楽家の門下生のコンサートです。入場無料。

alexgarden at 20:33|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 音楽 

総集編・・愛犬メル

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冬至も過ぎて、これからは少しずつだが日の出が早くなる。メルは大体、日の出と共に目覚めて、ワンワンと吠えだす。

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この時期だけは、休日は、7時近くまでゆっくりと眠れる。夏になると4時頃には起きだしてワンワンと吠え始めるからたまったモンじゃない。だけど、コイツのお陰でボクは、この10年近く、完全に朝型人間になった。

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メルとの散歩からボクの一日は始まる。30分程公園でボール投げしたり体を動かすとボクも目が覚めてくる。そして庭の手入れだ。庭の手入れは朝に限る。朝起きられない人はガーデニングは諦めた方が良いかもしれない。水やりやらしている間中、メルは付きまとってくる。そして、朝の恒例行事のその日の庭の感動シーンをカメラに納める。

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ボクがカメラを構えて花の写真を写そうとしても、メルは必ず、自分を撮るのだと思い込み、カメラの前に座ってポーズをとる。メルを撮るときはお座りをさせて、その後でご褒美のジャーキーを与えるので、メルにとっては、カメラ=ジャーキーの条件反射で「パブロフの犬」になってしまうようだ。

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コイツとのつきあいも8年になり、毎朝1時間近くは「二人っきり」の時間を過ごす。もしかすると、誰よりも、ボクはメルとの「二人っきり」の時間が多いのかもしれない。いや絶対に多いのだ。


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こうして、ボクが健康で元気にいられるのはメルのお陰かもしれない。毎朝、メルがボクの事を起こして散歩に行って、庭の手入れも継続出来ているのはメルのお陰なのだ。


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そして、毎朝、こうして出勤前にblogを書き続けているのも、そもそもはメルが朝、早起きだからなのである。最近、メルもボクも白髪がチラホラ生えてきた。お互い元気に長生きして楽しい人生を送ろうな!

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alexgarden at 08:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 総集編 

2006年12月23日

総集編・・・男の料理

毎年、クリスマス前の週末には薫製をするのが恒例になってしまった。お世話なった人々にお裾分けする。今年は超忙しかったが、火曜の夜の会社帰りに閉店間際のスーパーで薫製用の食材を入手し、ピックル液に仕込んでおいた。今日はコレからクリスマスディナーの調理準備に入る。

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ところで今年の男の料理だが、例年に比べると、ちょっとサボり気味だったかな?結局、家族に評判が良いのは、シュウマイとか、手作りソーセージとか薫製とかカステラで、珍しいものを苦労して作っても不評の場合が多いのだ。まあ、たしかに料理とは食べ慣れたものが美味しいと感ずることが多い。今年、評判が良かったものをアップッしよう。まず、ラムラック(骨付きラムロース)。オーストラリアの料理本を引っ張りだして調理法した、Gold Coast Rack of Lamb。


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これもオーストラリアの料理本で作った「Chicken Roulade with Almond and Broccoli Stuffing」つまり、アーモンドとブロッコリーのチキンの詰め物である。ボクはこれにアスパラを加えた。

oyster
毎度の、オイスターキルパトリック。簡単で良い。今年は牡蠣が安く、火を通すのでオススメかも!

smoke
おなじみのスモーク。今年はスモークグリルを新調した。

sousage
これもボクの定番のソーセージ。1回に2kgの挽肉で作る。

acqua
近所に「アン・プチ・パケ」というケーキ屋がある。評判が良く、ここのパティシェ及川太平氏の「フルーツ菓子の秘訣」というレシピー本の中で一番簡単そうな、アクア・パッツァ(Acqua Pazza)というフルーツ・ゼリー・ケーキに挑戦した!

cake
ケーキの基本!ストロベリーケーキ。この季節になると、スーパーでスポンジケーキが山積みで売られていたりするが、コレを買う人達をみると「オイ!スポンジくらい自分で焼けよ!」と言いたくなる!折角、ケーキを作るのだったら子供たちと一緒に基本から楽しんだ方が良いのにね。

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alexgarden at 08:48|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 総集編 

2006年12月22日

2006年総集編・・弦楽アンサンブル

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今年の弦楽アンサンブルも昨日のクリスマスコンサートですべて終了!ホッ!この年末の忙しい時期のコンサートはしんどいが、まあ終われば爽快なものである。思えばバイオリン&弦楽アンサンブルを40の手習い状態で始めて10年以上経つ。我ながら良く続いたと思う。「継続は力なり」という言葉を改めて噛みしめてしまう。(写真はスプリングコンサート)

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オトナになってから幾度かピアノをもう一度、始めようと試みたが毎度、三日坊主だった。ところがバイオリンは続いたのだ。その秘訣はアンサンブルにあったと思う。ピアノは孤独だが、弦楽アンサンブルは仲間と合わせる事の楽しさがある。そして終わってから飲みにいくのも会社の仕事仲間とは違った楽しさがある。

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趣味はなんでも同じかもしれないが10年も継続していれば初心者の頃には気づかなかった醍醐味を味わう事も出来るようになる。見えなかった世界が見えるようになるのだ。サラリーマンは忙しくて、趣味は老後になんて考えている人も多いかもしれないが、今のうちから基礎を築いておけばきっと、老後はもっともっと楽しい世界が広がると思う。感性を磨くのは若いうちに限る。

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ボクは幾つかの趣味を持っているが、楽器演奏は視聴覚の神経を集中させ、指先を始め様々な肉体の動きを伴い、脳をフル回転させる創造的活動なので最も人間らしい知的な趣味の一つだと思う。音楽という芸術の世界は果てしなく深淵で、過去の大作曲家達の偉大な才能に触れる事で、様々な世界を学ぶ事も出来る。

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ボクは「ガーデニングは芸術だ〜!」と叫び続け、ガーデニングと音楽の共通性について過去に触れてきたが、芸術とは個性と創造の表現であり、感性と知性と技術の結晶なのだ〜!芸術を楽しむ事こそ人間に与えられた最高の娯楽だ。

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alexgarden at 07:53|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 総集編 

2006年12月21日

2006年総集編・・クレマチス


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一昨日からクリスマスローズ、薔薇とくれば、残りの平成園芸三種の神器はクレマチスだ! 断っておくが、平成園芸三種の神器は以前から、ボクが勝手に、イングリ・ロ−ズ、クレマ、クリローの事を言っているだけですよ。園芸雑誌がこの三種ばかり取り上げるので皮肉っているだけです!)

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もともと日本にはテッセンがあった。むかし、オフクロが活け花で使用して、この名前を覚えた。燐としてシャープな花だと言う印象をもったことがある。

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このところすっかりブームだ。様々な品種があり、比較的育て易いし、蔓性で園芸植物として狭い庭にも活用出来るので魅力的だし、値段が安いのも薔薇に比べれば良心的だ。

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実に様々な品種があるようで、カミサンも嵌って我が家でもだんだん増えてきてしまっている。アーマンディのように生育旺盛で暴れ回る品種から、マクロペタラのように、弱々しく生きながらえているようなものまであるし、南半球のオーストラリア原産の品種まであるようだ。

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ボクにとってのクレマの魅力は花はもちろんだが、蕾とか、花後の姿が面白い。とかく花ばかリに目が行くが、植物の魅力は蕾や花後の方が神秘的だったりする。

clema414
品種が多いだけあって、ほとんど一年中、どれかが咲いてくれる。イマドキ咲いてくれる、冬咲きのウィンターベルなんかは花が無い季節に嬉しい。

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また、薔薇の季節に咲くロマンチカは、薔薇にはない花色なので組み合わせると新鮮で華麗な世界が広がる。

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まあ、平成園芸三種の神器だなんてバカにしないで、クレマチスの本当の奥深い魅力を探求してみましょうかね。

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alexgarden at 07:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 総集編 

2006年12月20日

2006年総集編 :薔薇

cornelia
今日はいよいよ薔薇だ〜!おっ!我が家の薔薇を紹介するとなると、ちょっと力んでいるかな?ボクは普段はあまり薔薇を掲載しないし、何故って、ボクはイマドキのイングリッシュ・ロ−ズを中心とした、日本の流行の「イングリッシュ・ガーデン」ブームに批判的な発言を繰り返してきたからだ。(コーネリアのアーチ)

pierre
別にガーデニングも人夫々の好みがあって、薔薇が好きという事はごく当たり前の事で良いのだ。ボク自身も薔薇は好きだし、美しいとは思う。しかし、日本ほどガーデニングの世界で薔薇ばかりがもてはやされている国は無い。(ピエールド・ロンサール)

mokkou
今の日本の作られた薔薇ブームの背景には、日本人の弱い、欧米崇拝とか、ブランド崇拝とか、結局は金儲けの経済至上主義が見え隠れして、多くの消費者が踊らされている様に見えてしまうのだ。(10年程前の母の日のプレゼントにカミサンに贈ったモッコウバラ)

naniwa
ガーデニングという言葉が10年前に流行語大賞の一つに選ばれ、某園芸雑誌が薔薇特集を繰り返し、日本のガーデニングをリードしてきた功績は認めるが、反面、日本の伝統的園芸や薔薇以外の植物がなにがしろにされている、歪んだ日本のガーデニングにボクは抵抗を感じるだけなのだ。日本の文化やアイデンティティは何処はどうなっているのだろう?(ボクの好きなシンプルなナニワノイバラ)

rose
園芸雑誌も園芸イベントも「薔薇」を特集すれば売れるので薔薇の記事ばかりを載せる。金儲けになるのだ。結果として、益々、日本のガーデニングは薔薇ばかりに集中してしまう。(名前忘れた!デルフィとはやっぱ似合うね・・笑い)

queen
消費者も薔薇信仰者ばかりが益々増える。なんだか、お揃いのブランドマフラーをつける女子高生や特定のブランドバックに殺到するOLとダブってしまう。一人一人の個性とか創造性はどこへ行ってしまったのだろう?(母が残してくれたクィーン・エリザベス)

roses
日本のガーデニングは、もっと日本の素晴らしい日本庭園や園芸の伝統と、日本古来の植物も活かした、西洋のモノマネではない、文化的な活動であって欲しいと思う次第だ。(様々な庭の薔薇を生けた)

ice
尚、今日、アップした我が家の薔薇風景は、ただ単に、図鑑的に薔薇の花を見せるのではなく、ボク流のガーデニングの中で薔薇をどのように位置づけるか考えた配置である。(こんなポツリとした秋の薔薇もボクは好きだ)

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2006年12月19日

2006年総集編・・・ クリスマス・ロ−ズ

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世の中すっかりクリスマス・ムードである。日本という国は本当にヘンな国である。クリスチャンでもない、普段は仏教や神道の人々が、突然クリスマスには商魂に踊らされてクリスチャンもどきになってしまう。もはや日本のクリスマスは宗教から離れた商業主義の祭典である。まあ、それはそれで経済振興の為と恋人達と子供のいるファミリーには良いコミュニケーション機会である。

chris313e
そしてクリスマスという言葉がとてもロマンチックに感じられ、オマケにロ−ズまで付いちゃうと、もうメロメロ♪ 

chris313
最近、クリスマス・ロ−ズが大変な人気だが、初恋草同様に、ネーミング勝ちかもしれない。本当の以前からの愛好家達はヘラボレスと呼んでいるようである。今月発売のNHK「趣味の園芸」もクリスマス・ロ−ズを大特集! 園芸雑誌は薔薇とクリローとクレマを特集すると販売部数が増えるのだと出版関係者から聞いた事がある。そして、流行に乗じた平成ガーデナーにとっての、三種の神器は、イングリッシュロ−ズ、クリスマスロ−ズそしてクレマチスだ。一応、この三種を齧っておけば、「趣味はガーデニングですの・・ほほほっ!」なんて、言えちゃったりする。インターネットの世界でも、アクセス数を増やしたければ、薔薇・クリロー・クレマをアップするに限る。

chriscameria325
我がカミサンもハシカのように、クリローを10株あまり育てている。そしてボクは黒花愛好家として、二株のブラック・クリローを育てているのだ。
クリローは丈夫だし、色合いが「大人」で、色とりどりの花いっぱいガーデニングを卒業した人々に魅力のようだ。

black303
クリローの嬉しいところは、冬の花の無い時期に咲いてくれる事だ。一昨日、掲載した3月上旬の新聞取材も実は、クリローに随分と助けられた。

chris313d
まあ、取りあえずはブームが様々なきっかけになり、ガーデニングが盛んになるのは良いこっちゃ!

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2006年12月18日

2006年総集編・・・果実

kyohou1217
年末は本当に忙しいですね。このところ総集編でblogも手抜き?をしているけれど、夜の帰宅は遅いし、朝は6半まで暗いしで、実際なかなか毎朝の感動をお伝え出来ないのが実情。なんだか今年はやたら忙しいんです。でも、週末には間隙をぬって、鳥に突かれ始めたミカンをすべて収穫し、最後の巨峰の房も収穫した。昨年もそうだったが、我が家の巨峰は実るのが遅いのだ。12月のブドウなんて変だけれど、とても甘みが増して美味しかった。

mikan1217
今年のミカンは甘い!昨年に続いて豊作。鳥は甘くなる頃合いを見計らって突くようになる。メジロ等の小鳥は可愛いが、カラスは許せない!同じ、鳥なのにね。

kyohou
8月頃の巨峰。

lemon
庭に実るレモンは、料理にも便利。

blue
ブルーベリーは可憐な花と紅葉も美しくて魅力的。

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alexgarden at 07:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 総集編 

2006年12月17日

2006年総集編・・・新聞取材

kanagawa1kanagawa2毎年、ここ数年、拙庭にはメディアの取材が年2〜3回ずつ入る。今年は、新聞社が2社はいった。新聞メディアは、園芸雑誌に比べると余り深く掘り下げないので取材も楽だ。一番大変なんがテレビのビデオ取材だ。いずれにしても、取材をお受けするという事は、きちんとご期待にお応えしなければいけないし、○○コンテストのグランプリの庭がこんな程度かと思われても、スポンサーに申し訳ない。それで、ボクなりに取材に向けては準備を行って、取材に臨む。まあ、取材が入ると庭を奇麗に片付けるので、丁度良いのかな。

shuzai311
最初の取材は、3月のまだ冬姿の庭であった。正直なところ、花も緑も無く、かなり厳しい条件下での取材だった。これは神奈川新聞社が4月からの日曜板でシリーズ掲載するガーデニングのトップバッターだったのである。その日は、凄い強風が吹き荒れた中での取材&撮影で、カメラマンは植物が風で揺れてしまいなかなか大変そうだった。

shuzai312
いろいろインタビューをされたが、園芸誌の読者と異なり、特に園芸に興味があるワケではない、一般の新聞読者に対しては、どのような表現が良いのか、ついつい言葉に詰まってしまった。ボクなんか、一般の普通の人から見ると、きっと可成りマニアックかオタクに見られてしまうのでは無いだろうか?・・と思うと、あまりのめり込んだ表現も差し控えてしまう。まあ、ライターと編集の方が、最適な表現にアレンジして下さるだろう。
実際には約一週間で整えてきた庭だが、やはり自分の思いが入った整然とした庭は気持ちがよい。

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もう、一件は全国紙の取材で、5月に行われ掲載は来年である。

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こちらは、ピーカンの五月晴れの中、取材無事終了。カラフルガーデンというお題を戴いていたのだけれど、期待に添えずゴメンナサイ!今有る素材で庭を奇麗に表現しようと試みると、どうしても「男庭」的になってしまう。まあ、庭とはどうしても主の趣味や人生が出てしまうもんだ。

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で、結局、やっぱりカラフルガーデンの取材だったのだ。ライターさんはコーナーごとのカラーガーデンを期待していたようだが、比較的華やかなコーナーは一カ所しか無い。それでも元気のよいライターさんは「ここはピンクとパープルね!」とか言って、張り切って取材をしてくれた。カメラマンも女性でバシバシと手際良く収録してくれた。掲載される写真は、この日のこの写真とは大きく異なると思う。

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alexgarden at 07:49|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 総集編 | メディア掲載

2006年12月16日

2006年総集編・・・・メルボルンの庭園

メルボルン関連の今年の記事の詳細は←コチラ

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日本ではガーデニングというとイギリスばかリを向いてしまうが、ニュージーランドとかオーストラリアにもイギリスの伝統を引き継いだ庭園が沢山あるのだぞ!なにより時差が無いのが良い。メルボルン・フラワーショーに行ったついでに郊外の庭園巡りをしたが、今回の旅行で最も感動したのは、実はフラワーショーではなく、ダンデノン山麓にあるクラウドヒル・ガーデンズだ。

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メルボルンの郊外には別荘地と住宅地の中間のような地域が沢山ある。日本で言えばかつての芦屋六麓荘みたいな所だろうか。クラウドヒルのあるダンデノン山麓もその一つで、都心から30〜40Kmのところで、1時間もかからないで行けるところに軽井沢か箱根のような別荘地にナーサリーやポタリーが点在する。

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クラウドヒルはその一角にあり、幾つかの庭から構成され園芸ショップとレストランが併設されている。美しい庭園をゆったりと散策した後に、満ち足りた豊かな気持ちになって、併設のレストランで広々としたオーストラリアの景色を眺めながらの食事は、まさしく至福の時であった。


Heronswood1もう一つ、メルボルンらしい庭がある。The Garden of Heronswood は1871年に、メルボルン大学のWilliam Hearnの為に、作られた伝統のある建物と庭だ。約2ヘクタールの広さで、海の見える丘の上にある。1983年から、Digger'sクラブという園芸愛好クラブの本拠地となっておりショップとレストランを併設する。


Heronswood2
Digger'sクラブというクラブは、会員の方は入場料がタダだったり、種が無償でもらえたりという特典がある。RHSのメルボルン版みたいなものだろうか。先日アップした、Cloudehillのように整然とした庭園ではないが、いかにもかつては個人宅であった古き時代が偲ばれる。

Heronswood3
メルボルンから南に約1時間程の海沿いにあるThe Garden of Heronswood は、訪問した4月9日はちょうど秋の収穫祭を実施しており、珍しい野菜が山ほど展示してあったり、1500年代の古代りんご?などを含めた様々なりんごの試食、そして様々な品種のトマトの試食が出来てとっても得した気持ちだった。野菜の収穫には自然の恵みの豊かさが感じられてほっとするものがある。オーストラリアのガーデニングには家庭菜園が占める割合が大きいように感じられるのはやはり、夫々の家が広大な庭を持っているので、庭の片隅に家庭菜園を楽しむ余裕があるからなのだろう。


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alexgarden at 08:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 総集編 | ガーデニング

2006年12月15日

2006年総集編・・・・BISES掲載

bises1bises2今年は、我が家の庭そのものの雑誌掲載は一つもなかった。主な園芸雑誌には、ここ数年間で、既に数回掲載され、もうネタ切れ!それで、今年は、4月に開催された、メルボルン・インターナショナル・フラワー&ガーデンショーに行ったときのボクのレポートがBISES夏号に掲載された。紀行文やレポートは、英国園芸協会日本支部の会員誌に以前2度ほど掲載されたことがあるが、一般誌への掲載は初めてである。


hall
今年で11年目を迎えるこのイベントは、南半球で最も規模が大きく、世界の5大フラワー&ガーデンショーとして、また芸術的なイベントとして、世界でも有名なイベントになりつつある。このショーの特色は会場が、1880年と1888年に開催された万博博覧会のため建築され、近年、世界遺産に登録されたロイヤルエキジビションホールと廻りの緑に囲まれた広大なカールトンガーデンという素晴らしい環境である。

pink
庭園都市メルボルンの代表的公園だ。そして、世界各地のガーデンショーが普通は春に開催されるが、このショーは現地の秋に開催される。夏は非常に乾燥し冬温暖なメルボルンでは秋からが園芸シーズなのだ。また、切り花のフラワーショーとガーデンショーが同時に開催されるのも特色の一つだ。

green
フラワーショーは伝統的で重厚な趣のあるエキジビションホールの中で開かれる。展示作品はオーストラリアらしい大胆なデザインや色使いでモダンなものが多いが、歴史的な建物の内部装飾を背景に独特な芸術的雰囲気を醸し出していた。


red
また使用されていた切り花に量感があり、ダイナミックな作品が多かった。印象に残った作品に、大手の花屋さん(Tesselaar Flowers)がスポンサーになった、4部作からなる巨大な色絵巻ともいえるディスプレイがあった。

orange
その色遣いと花や葉の形状を活かしたディスプレイはガーデニングに於いても非常に参考になる。

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alexgarden at 07:58|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 総集編 | メディア掲載

2006年12月14日

2006年総集編・・・小動物たち

ageha805
ボクは基本的に毎朝の庭の植物の感動シーンをアップしているのだが、様々な小動物に出くわす。昆虫類だったり、地中の虫だったり、鳥だったりするが、そんな「出会い」は植物とは異なった感動がある。やはり庭に自然の生き物が遊びに来てくれるのは嬉しい。

mushi
レモンの木はどうもアゲハチョウが好物らしい。毎年、レモンの枝を切ると、この虫に出くわす。よく見ると虫も可愛いモンだ。

mejiro
今年、一番の感動シーンはユーカリの花に蜜を吸いにきたメジロだ。以前も書いたが、オーストラリアの園芸の花木の紹介には、必ず、Arract birdsというフレーズが出てくるのだ。野鳥が庭に遊びにくるのは大切な価値観だ。オーストラリアのユーカリに日本のメジロは貴重映像だと思ったりする。

suzume
スズメは日本中どこに行ってもいるが、非常に警戒心が強い。6月のある日、いかにも赤ちゃんスズメが庭に迷い込んできた。あまり警戒心も無くチュンチュン鳴いていた。

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そして、11月にはヤマホロシの木にキツツキがきてコンコンと幹を突いていた。コゲラという鳥らしい。
ガーデニングの楽しみ方は、人によって様々だが、こんな小動物との触れ合いも楽しいモンだ。

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alexgarden at 07:34|PermalinkComments(6)TrackBack(0) ガーデニング | 番外

2006年12月13日

2006年総集編・・・・剣葉

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ボクの好きな植物に剣葉がある。剣葉植物という呼び方は、正式には無いようであるが、是非、普及させたい。
シャープで潔く伸び伸びとしたシルエットがなんとも気持ちよいのだ。それに庭の雰囲気を引き締めてくれる。

newsai2
花いっぱいの庭は奇麗かもしれないが、イマイチ締まりがない。コンな時に剣葉植物を混ぜるとシャープな雰囲気になるのだ。ただし、品種によりデカくなり生育も旺盛なので、狭い庭には要注意。我が家のニューサイランも限界の大きさになってしまった。

bronz
ニューサイランはニュージーランドの原産で、最近、日本でも流行のようだが、品種によっては暑さ湿気に弱いようだ。ボクの経験ではピンク等の鮮やかな葉色をもつ品種が夏に枯れてしまう。

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ニューサイランと良く間違えられる植物に、オーストラリアのコルディリネがある。某、園芸雑誌も間違えて標記していた事があった。コチラは木である。コルディリネも高温多湿には弱いようだ。特に幹が伸びない小さな株の葉元に水が溜まると腐り易いので注意。

yuccaユッカは比較的、古くから日本にあるが、斑入りは一層シャープさが引き立つ。

agave
アカベは剣葉と多肉の真ん中のような存在だが、鉢植えにした方がカッコ良く見えると思う。やはりシャープな姿が引き立つのは四角い鉢かな?



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alexgarden at 07:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ガーデニング | 葉モノ

2006年12月12日

2006年総集編(2)・・・コンテスト

shumien2shumien1今年は、ガーデニング・コンテストではなくエッセイであるが、3月に「趣味の園芸」の花大賞受賞の発表があり審査員賞を戴いた。(賞品は5万円の旅行券)

丁度、一年前だが、庭に咲いたユーカリを母の思い出の花器に活けて、父の書いた書道作品「天如」を背景にした写真と応募した。暇な人は読んで下され。以下の通り。

sideroxylon1210
「花の力は天の如く無限だ」

僕の庭にユーカリの花が咲いた!種をオーストラリアから輸入して苦節5年。
南半球から、やってきた小さな種・・・。雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ・・・。
異国の地で、花が・ピンクの花が咲いたのですよ〜!ああ、時空を越えた、大自然の神秘!不思議大陸!

あの感動の日から、更に5年の歳月が流れた。最初は何も無かった僕の庭が、今では200種を越す樹木や草花で溢れんばかりだ。その半数は、オーストラリアの植物だ。これらの植物には思い出がぎっしり詰まっていて、まるで僕の人生を映しているようだ。花は人生の思い出のシーンを甦らせ、今の僕を励ましてくれる。
僕が仕事でメルボルンに住んでいた家の庭に、様々な珍しいオーストラリアの花が咲いていた。帰国後、なんとか横浜の我が家で思い出の花を咲かせて、楽しかった当時の生活や,優しい人々の思い出を甦らせたかった。ところが、当時は、まだ日本では種や苗は販売していなかった。ある時、インターネットで、オーストラリアの種苗業者から種を正規に輸入出来る事を知り、種子を取り寄せた。まさか、不思議大陸の植物の種が日本で発芽するとは思わなかったが、種を蒔いたら発芽して育ったのだ。

種蒔きの方法が面白い! オーストラリアの植物の種蒔きの方法を調べると、「山火事を経験させる」為に、種に熱湯をかけたり、ティシュで包んで燃やしたりと信じられない方法なのである。それが、実践したら本当に生えたのだ。僕は、このオーストラリアの植物の不思議が堪らなく面白くなった。その後はアカシア、グレビレア、ボトルブラシ等々様々な植物が種から育ち、我が家の庭で沢山の花が咲くようになった。
僕は嬉しくてたまらなく、この感動をより多くの人々にも伝えたくて、僕のホームページにアップした。そして英語版も加えたのだ。すると、オーストラリアの人々から、励ましのメールや種が届いた。東京のオーストラリア大使館のガーデナーからも問い合わせがあり、大使館にオージーガーデンを作りたいと相談されて、僕もプロジェクトに参加し、一昨年、本格的なオージーガーデンがオーストラリア大使館に誕生した。大使館の庭には僕が育てた数本のユーカリやグレビレアも嫁入りした。
オーストラリア大使館の庭は←コチラ(日本語版)
オーストラリア大使館の庭は←コチラ(英語版)

また、オーストラリアの園芸サイトからも、我が家のオーストラリアン・ガーデンのレポートを頼まれ、毎月、庭の状況をレポートしている。こうして、もとは小さな種だったオーストラリアの花が縁で、今では、大勢のオーストラリアの人々と交流が広がっている。
我が家の庭には約100種類のオーストラリアの花木が、一年を通して花を咲かせてくれる。オーストラリアの花との出会いは僕の人生を楽しく豊かにしてくれた。

今年は、僕が咲かせたユーカリの花を、亡き父の書道の作品を背景に、母が生前、好きだった花器に活けた。世代と文化を越えた日豪の調和の世界が広がる。花の力は天の如く無限だ。
(以上)

ところで、昨日は久々に海外からの訪問者のアテンドをした。ランチタイムから3時までの3時間の面倒を見なければならない事になってしまった。最近、とみに低下する英会話力もあって、やや憂鬱だった。ボクはアメリカン・イングリッシュが苦手なのだ。暫くランチを食ベながら、色々な話をしたが、このアメリカの大学からの来客はボクには、わかり易い英語で「もしや!」と思い、出身を尋ねたら、ずばりシドニーだった!実はもともとオーストラリア人で、この20年間アメリカの大学にいただけだったのだ。やった〜!とたんに親近感を覚え、お互いオージーイングリッシュで、研究テーマの情報交換をしたりして、エラく盛り上がってしまい楽しい3時間だった。


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alexgarden at 07:39|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ガーデニング | メディア掲載

2006年12月11日

2006年総集編・・・チューリップ・プロジェクト

tulip1
年末は誰しも急がしい。ボクも昨日は休日出勤。今日からまた一週間が始まる。ふーっ!・・・と思わず溜め息。
土曜が雨だったし、日曜は休日出勤で潰れると園芸作業の予定が大幅に狂う。昨日はカミサンが独りで頑張って、チューリップ等の球根や冬花壇用の草花を植え込んくれていた。球根を植えると言っても、古い土を入れ替えなかなかの重労働なのだ。カミサンはヘトヘト。

tulip5一昨日から今年の総集編をスタートさせようと思いながら、時間がなくて中途半端になっているが、今日から年末までは総集編を織り交ぜていこう。
まずは、今年のボクの新しいジャンルだった、チューリップ編だ。チューリッププロジェクト"←こちらです。今日はこの中から数枚をピックアップ。(写真は一部を切り花に)

tulip2
今年の1月9日から始まった、独りぼっちのチューリッププロジェクトは、チューリップという子供や初心者に馴染みのある花を、どこまで「男庭」として表現出来るかの実験プロジェクトだ。というとカッコイイが動機は単純に、貧乏父さんが、チューリップの球根の激安バーゲンに惑わされただけだ。
tulip4
投資金額2000円程度で、4ヶ月位も楽しめて、オマケに最終の開花の庭を地元の園芸店のガーデニング・フォト・コンテストに応募して、入賞し、1万5千円分の商品券を戴いてしまった。今年の球根はこの商品券を使用させていただいた。サンキュー!

tulip3
たかがチューリップだが、されどチューリップである。大の男がチューリップに夢中なんていうと、ヘンに思われそうだが、チューリップに限らず、どんな花だって、育てる人の感性と創造性でいかようにも表現出来るものだと思う。ベテランになると、とかく一般的な草花を馬鹿にしがちだが、一度、原点に戻ると新たな発見があるものだ。(コレがコンテスト入賞作だったかな?)

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alexgarden at 07:53|PermalinkComments(8)TrackBack(0) ガーデニング | チューリップ

2006年12月10日

ランタナ・・・・

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今年は暖冬で、夏の花がいつまでも咲いている。もう植えて数年になるランタナの白とピンクがまだ頑張って咲いている。ふとランタナとバーベナとの区別に自信がなくてググッてチェックをしてしまった。ランタナというと色が変化するシチヘンゲをイメージしてしまうが、これもたしかにランタナだった。バーベナは草だが、ランタナは草ではなく木なので、2〜3年放置したままでも伸びて貫禄が出てくるのだ。

lantana1209b
ところで、昨日、久々にバイオリンの弦を張り替えた。本当は半年程度で張り替えないといけないらしいが、2〜3年放置したままですっかり伸びきって響かない音になってしまっていたのだ。弦も4本で数千円するし、ついつい面倒で延び延びになってしまっていた。我が家で、伸びきってしまうのはランタナ等の植物だけではないのだ。
昨日、あるバイオリニストとお話をする機会があり、弦の話になり、交換を勧められ、一大決心をしたのだ。弦を交換するとウソのようにヴァイオリンの音が響くようになった。毎度感じるのだが、世界がパッーと開けた感じだ。これはテニスのラケットのガットを張り替えたときも、同じようにボールが飛ぶようになり、世界がパッーと開けた感じになる経験をした事がある。

lantana1209c
はて、こうした部品の交換の効かない人間は、消耗したら、どうしたら良いのだろうと思ってしまう。ボクなんかもう肉体的にも精神的にも疲れた中高年のオッサンだし、このところ忙しいし、イヤなことも多く心身ともにすっかり消耗してしまっている。そうだな、脳みその交換や部品の交換は出来ないけれど、体も精神もリフレッシュは出来るかな。メルと散歩したり、庭いじりをしたり、楽器を弾いたりするのが、消耗した心身を回復させるボクの方法かな?今日も休日出勤だ〜。あっ、ランタナから思わぬ方向に話がズレタ!支離滅裂!スマン!

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alexgarden at 08:05|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ガーデニング | 花木

2006年12月09日

南アフリカ原産の花

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今朝は小雨が降って暗い朝だ。かろうじて写真が撮影出来る明るさしかない。ストレリチアが霜に当たらないように、レモンの木の下に移動させた。

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ところで、ストレリチアは南アフリカの植物だが、南アフリカは花の宝庫で知られおり、多くの園芸植物のルーツがここにあるようだ。ベゴニア、グラジオラス、アマリリス、カラー等々がたしか、南ア原産だった。我が家にも南ア原産の自慢の植物がある。
もう10年位になるアガパンサスの大株だ。これは鉢植えで、根がパンパンに廻ってどうにも植え替えができない状態で数年が過ぎてしまった。毎年、豪快に沢山の花を咲かせてくれる。(今年7月7日撮影)

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もう一つは、小さい苗から育てたキングプロテアだ。この株は今年はじめて感動の開花をした。プロテアは南アフリカの国花でもある。オーストラリアでの沢山見かけるので、オージーでさえ、オーストラリア原産の植物だと信じ込んでいる人も多い。
年末が近づいてくると、やはり一年を振り返りたくなってしまう。そろそろ、総集編のページとか、思い出ページでもアップしようかな。(今年、6月25日撮影)


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2006年12月08日

横浜ミカン♪

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自分が育てたミカンの木から、もぎ取ったばかりの果実の一房を口にした時に広がる、甘酸っぱい快感は、至福そのものである。自分の庭で大地や太陽の恵みを凝縮させた果実を口にするという行為は、自分も自然の中で生きてる仲間である事を感じさせてくれる。

mikan1208b
ガーデニングは植物を育て、その美しい姿や花を楽しむことがメインだが、果実を食べるという楽しみ方もある。「花より団子」というが、見るより食べるという人間の本能に訴える楽しみ方は、万人に対し、なかなかに説得力があり実感が伴う。


mikan1208c
とかくガーデニングというと、視覚で楽しむ花ばかりに話題がいってしまうが、果樹を植えて結実させて果実を楽しむという方法は、子供や男性にも解り易い楽しみ方であり、一方では果実栽培という奥の深い世界もあるのでオススメのガーデニングだ。


mel1208
この時期、メルの散歩から帰って、庭の手入れを簡単にし終わって、ミカンを一個もぎ取って、メルと分かち合う事を日課としている。今年のミカンは甘い。


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2006年12月07日

咲かずのジャカランダ

jac1206
今朝も冷え込みが厳しく、我が家のジャカランダが寒空に震えている。オーストラリアの思い出の花木に、オージープランツでは無いがジャカランダがある。大木いっぱいに咲くパープルの花は桜の木の満開の姿にも似て壮観である。世界三大花木の一つでもあるらしい。この思い出のジャカランダをなんとか我が家でも咲かせようと、10年程前に苗を購入して育てている。
日本では観葉植物として最近出回っているようで良く見かける。10年前は、まだ珍しく当然、屋内で育てる熱帯植物扱いをされていた。ところがネットで色々調べるとアメリカのサイトでは、最低気温マイナス7度というのまであり、地植えに挑戦して無事スクスクと育っている。
園芸雑誌では、ジャカランダはかつては耐寒性が無く、冬は部屋に取り込むという説が圧倒的だったが、最近は、暖地では露地で越冬するという表現が多くなった
jac1206
普通、8年目位から開花するようだが、我が家のジャカランダは一向に開花しない。原因はここ数年、毎年夏に伸びた枝が寒さで枯れてしまうのである。そして初夏には太い幹から芽が出るということを繰り返している。問題は生育が旺盛でデカくなる事である。我が家の狭いに庭で育てられる代物ではない。カミサンからも薔薇が陰になって育たないとクレームをつけられている。仕方なく夏には多くの枝を切り落とす。ひょろひょろした姿になっている。これも開花しない原因かもしれない。
(写真は9月にロスで写した季節はずれのジャカランダ)

jac1206
カミサンが先日、小型のジャカランダを見つけて買ってくれた。小型で開花すると言うふれこみである。これなら薔薇も陰にならない。本当に開花するのであろうか?庭の露植えのジャカランダはボクは好きだが、やはり鉢植えにしておくべきだったのだろうか?

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2006年12月06日

今朝のストレリチア

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メルの散歩に出かける朝6時はまだ暗く、西の空には満月が輝いていた。家々の屋根には霜が降り、いよいよ冬の朝だ。30分程、散歩して歩道の掃除やゴミ出しをしているとようやく写真が写せる明るさになる。


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どうしても目線はオレンジに輝くストレリチアにいってしまう。霜も降り、そろそろ軒下に取り込まないとヤバいかな?と思いつつも、まだまだ大丈夫そうだ。後方はアロウリア、右後ろはユーカリの花。

stre1206b
ボクのガーデニングの楽しみ方は、寄せ鉢ガーデニングである。地植えの植物を背景に活かしながら、鉢物を幾つか移動させて組み合わせて、お気に入りのガーデン風景を作り上げるのだ。植物を育て立派に花を咲かせ過程も面白いが、最後にその花が最も引き立ち美しく、かっこ良く見える姿にするのが面白い。

stre1206f
ストレリチアの花は、鞘の部分から次々と扇のように花弁が出てくるのだが、この寒さのせいか、次の花がまだ出てこない。ことし
、この株にはあと二つの蕾が付いている。この寒さの中でもきっと開花してくれるのだ。勇壮で決然とした花だ。

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2006年12月05日

男の美学・・・黒花

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寒い朝だ。12月に入ると毎年の事だが、気温と共に、ネットガーデニングの世界も冷え込む。まあ、これから3月いっぱいまでは、園芸作業も少なくて済み、ちょっと休閑期だ。先週末に、貧乏父さんは、そろそろ球根バーゲンに始まっているのではと、カミサンと園芸店を覗いてみた。

perushica残念!まだだった。我が家はだいたい球根は、半額くらいのバーゲン価格になってから買う事にしている。年明けてからでもチューリップなどは充分間に合う。
ただし、バーゲンに入ってからだとお目当ての品種が無かったりするので、この判断がビミョーである。ボクが欲しい球根は黒花の雄とでもいう表現があう、フリチラリア・ペルシカである。以前、バーゲンで100円で入手して咲かせた事があるが、ここ数年、球根が売っているのさえ見かけなかった。
この憧れのフリチラリア・ペルシカが売っているのを見つけて一個を定価で買った。そして、ついでにバーデン前には売り切れてしまうであろう、黒花チューリップを購入した。(写真は数年前に咲いたフリチラリア・ペルシカ。小さいが画像しか見つからなかった)

blackviola1205ボクは黒花が好きである。ピンク系のヒラヒラした花よりカッコイイし、神秘的で想像力を掻き立てる。パンジーやビオラでさえも黒パン、黒ビはカッコいいし大人の雰囲気である。

luceblack
黒花は子供や初心者にはグロテスクに見えるようだが、多くの園芸家は最初はピンク・赤・黄色の色に始まり、やや大人になって、バラ等のパステル調や白やブルーの花、そしてハーブにも興味をもち、葉モノやグラスの魅力が解るようになってゆくようである。(写真はクリスマスローズのルーセ・ブラック)

blackcat
それにも飽きてくると、ボクみたいに羊歯や黒花のあやしい世界に入ると、ちょっとアブナイかもしれない。(画像はブラック・キャット。羊歯と似合うでしょう!)

holly1205
折角なので、かつて我が家に咲いた、ちょいと怪しい黒花を紹介したが、どうだい?黒花ってカッコいいだろう?(最後は、ブラック・ホリホック)




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2006年12月04日

レウコフィルム

毎月、オーストラリア最大のガーデニングサイトにレポートを送っています。
Global Garden- Report from Yokohama←コチラ


『おやじぃ』はオージーとオヤジの造語です。毎月3日に前月のblogのエッセンスの保存版+αで構成されています。おやじぃ12月号←コチラ


leucophyllum
レウコフィルムが、ジャカランダの木の下で、人知れず咲いていた。
学名:Leucophyllum frutescens  俗名:Texas Ranger, Texas Sage, Silverleaf
毎年、この時期に咲く。我が家の庭は季節外れなのだが、この時期がユーカリやボトルブラシ、グレヴィレア、ストレリチア等々が咲き、華やかなのだ。 

leucophyllum
数年前に銀葉とピンクの花とのコントラストがが美しく、入手した。テキサスの花で地植えで育っているが、ジャカランダの木の下で陽当たりが悪くなり、この2〜3年花数が少ない。本来、陽当たりを好む花なのだ。当時は、まだ珍しかったが、最近は通販でも出回っているようである。

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花が咲いてなくともこの銀葉は美しい。

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毎月、月初にはGlobal Garden- Report from Yokohamaウェブマガジン『おやじぃ』のリンクを貼るので、クリックが分散される様で、低迷するのだよ。



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2006年12月03日

ウェブマガジン「おやじぃ12月号」

ウェブマガジン「おやじぃ12月号」アップしました。
おやじぃ12月号←コチラ

2fcenter1202
長年、ウェブマガジ「おやじぃ」を書き続けてきたが、そろそろ最終回にしようかと思っている。始めた当時は、blogなんて無くて、画像投稿板に毎日のメモ代わりに、朝の感動写真等をアップしていた。それを1ヶ月毎にまとめ、きちんとしたクオリティにして保存してきたのが「おやじぃ」だ。画像投稿板の書き込みは消えてしまうのだ。

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それに、画像投稿の写真サイズは極めて小さかった。その後、ネットもPC環境も発達し、2年前からblogに移行した。ボクはネットやblogはあくまでも、現実の生活を充実させ豊かにするツールとしか捉えていないので、出来るだけ時間をかけない主義だ。毎朝、出勤前の限られた時間の中で、その朝の感動写真等をアップしたりしてきた。


2fcenter1202c
最近はblog画像も大きくアップ出来て、ホームページの「おやじぃ」の画像の方が小さくなるという逆転現象も発生。自分の責任だが、内容のクオリティも「おやじぃ」と「男庭日記」と大差が無くなってきてしまった。ホームページとblogの使い分けをはっきりとさせ、Alex's Garden Partyはもっと、深堀りした内容にしなければイケナイな!等と感じている次第である。


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ところで、昨日、毎月レポートを送っているオーストラリアのグローバルガーデンのサイトに12月のボクのレポートがアップされています。
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alexgarden at 08:29|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ウェブマガジン「おやじぃ」 

ボクに似ている?愛犬メル♪

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よくペットは飼い主に似るとか言われる。また、犬なんかを飼い始める時に自分と似た犬を選ぶとも言われる。
実は先日、知り合いの才色兼備の女史に、メルはとっても可愛くて、ボクの顔とメルの顔が似ていると言われた。はて?褒められたのだろうか?
表情とかも似ているらしい。そう言われれば確かに似ているかもしれない。飼い主が言うのもナンだが、メルは馬ズラでお世辞にも美形とは言えない、ブス犬である。

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まあ、このブス犬がボクに似ていると言われてもあまり嬉しくはないが、まあ、ボクも中年おやじで、今更、美男子と言われたい願望はない。しかし、メルの性格は人なつこくて天真爛漫で極めて良い。なかなか天は二物を与えないモノだ。そして、その女史はフォローのつもりか、「私はブルドックが好きなんです。」と言った。
ボクは、思わず、ブルドックの顔を女史のややふくよかな顔に重ねてしまった。いえ、決して似てはおりませぬ。メルは落ち葉の絨毯が大好きだ。

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alexgarden at 08:24|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 愛犬 

2006年12月02日

クリスマス・コンチェルト

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今日は弦楽の練習日で午前中3時間練習。疲れたけど爽快!ドボルザークの弦楽セレナーデの第5楽章(Finale)の絶叫的オクターブ奏が相変らず出来ない。
バルトークのルーマニアン・ダンスもなかなかに解釈が難しい。そして、真夏から練習していた トレルリのクリスマスコンチェルトがようやくクリスマスが近づいてきて、その気になって弾く雰囲気が出てきた。
昨年はコレルリのクリスマス・コンチェルトだった。今年はトレルリ。コレルリとトレルリとは 非常に紛らわしいですよね。 それぞれ17世紀の同時代を生きたイタリアの作曲家だ。

今年のクリスマス・コンチェルトのトレルリの方だが、Vivaceの曲で、Vivaceとは「生き生き」ととか「活発に」という意味だが、実際に弾いてみるとかなりのアップテンポで、元気のある曲だ。バロック建築の教会で演奏することをイメージすると、弦の生き生きとした響きが、響き渡る様で気持ち良い。

ところで、今週の火曜は、NHKのスーパーピアノレッスンが最終回だった。ミシェル・ダルベルトが指導するロマン派の曲をこの数ヶ月放送してきた。実はボクはこの番組が好きなのだ。今回のシリーズは英語だったのも解り易い。火曜の7時半という時間はサラリーマンが見られる時間帯ではない。かといってビデオ収録をしたって、見る時間がない。結局、数回見ただけだったが、毎回、指導する言葉の形容詞表現には非常に興味深いものだある。このレベルの上級レッスンになると、強くとか、弱くとかいうテクニカル用語より、曲をどのようにイメージして弾くかと言う音楽表現のレベルである。音楽芸術の果てし無く深く広がる魅力に触れるレッスンだった。こういう指導を見ると、自分のガーデニングや音楽の捉え方の稚拙さを恥ずかしく感じてしまう。
ところで、ボクは毎日、クリックをお願いするのに、形容詞表現を付けているが、実はコレは、ピアノのタッチで出す様々音色感をイメージしているのだよ。


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alexgarden at 17:57|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 音楽 

Global Garden Report

hosta1202
今朝は寒いですね。横浜でも霜が降りていました。ホスタのサガエも間もなく冬姿となる。
ところで、昨日、毎月レポートを送っているオーストラリアのグローバルガーデンのサイトに12月のボクのレポートがアップされました。
Global Garden12月号"←こちらです。
今月は、ユーカリに日本のメジロが蜜を吸いにきた写真を目玉だと思って送ったのに、品種不明のユーカリ騒動でメジロの写真が却下されてしまった!まあ、オーストラリアでユーカリとかの花木に鳥が来る光景は当たり前で、珍しくもないのかもね。
あっ、今日はこれから出かけるので時間が無いのでこれにて・・・。

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alexgarden at 07:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ガーデニング | report

2006年12月01日

ピンクのボトルブラシ(Callistemon)

pinkbottle
今年もあっと言う間に師走を迎えてしまった。昨日、会社で12月のスケジュール表を見たらびっしり入っていてウンザリ!毎年、急がしくなってゆく。本当に、貧乏ヒマなしである。こうして朝の限られた時間にblogを書くヒマも段々と短くなってゆく。

pinkbottle
今朝、大分冷え込んだが、ピンクのボトルブラシが、あまり目立たずに咲いてた。つい、ボクの神経はストレリチアに行ってしまっていたが、なんだか、こうして寒空に咲くボトルブラシが健気に見えてしまう。四季咲きで本当に良く咲いてくれる。こんな姿を見ると元気が湧いてくる!さあ〜12月は急がしいけど頑張るぞ〜!
全国のサラリーマンの皆さん、辛くても明るく元気に頑張ろうね!


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alexgarden at 08:01|PermalinkComments(11)TrackBack(0) ガーデニング | オージープランツ

ユーカリの同定

unknown
先日(11/28)、品種不明のユーカリの事に触れたが、オーストラリアから下記の通り、返信があった。(11/25にも不明種の写真はアップしてます。)
Hi Alex,
I asked Rxxx and Gxxx Exx about your eucalypt. Rxxx says it is definitely Eucalyptus leucoxylon but that the genus has a number of subspecies as well. He suggested it could be Eucalyptus leucoxylon spp. Leucoxylon or Eucalyptus leucoxylon spp. petiolaris.
Cheers,
Kxxx

leucoxylon
ということで、Eucalyptus leucoxylon、またはその亜種だったのだ。ユーカリには沢山の亜種があるとのこと。Eucalyptus leucoxylon spp.のspp.とは学名で属は解るが種名が不明の時に用いられる。sp.はSpeciesの事で、複数をspp.と標記する。
樹形も葉のカタチも、花の色も異なるので、もしかすると我が家のこの品種不明と思われたEucalyptus leucoxylon sppはとっても珍しいのかもしれない。この写真は我が家の普通のEucalyptus leucoxylon

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alexgarden at 07:49|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ガーデニング | オージープランツ