2007年01月

2007年01月31日

今年も壮絶アガパンサスを目指して!

agapan7070b
冬の園芸作業は春から初夏に向けて美しい花を咲かせる準備として大切な作業だ。昨日は、薔薇の剪定と寒肥をアップしたが、今日はボクの大切にしているアガパンサスについて触れておこう。今年でたしか11年目になるアガパンサスだが、毎年、鉢植えなのに見事な花を咲かせてくれる。このアガパンサスはもともと数百円で小さな苗を購入したものである。こうして歳月と共に、大きく育つ宿根草は園芸の醍醐味でもある。(昨年7月撮影)

agapan707e
このアガパンサスは、今までに雑誌BISESやNHKテレビにも登場した事がある我が家の☆スター☆である。数年前から鉢に根が廻り、植え替えをしようと試みたがどうにも鉢から株が抜けず、諦めてしまっているが、かえってこの根っこが鉢にパンパンに廻っているパンパンサス状態の方が花芽を付け易いのだろうか?と最近思っている。(昨年7月撮影)

agapan
一般的にアガパンサスの追肥は春と秋と言われているが、ボクは今頃の寒肥と花後のお礼肥をしている。株で鉢がパンパンで肥料を置く場も無いのだが、隙間を見つけては油かすと鶏糞を与えているのだ。横浜では冬も葉が落ちる事が無いし、毎年この方法で見事な花が咲くので、この方法を続けている。(今朝のアガパン)

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alexgarden at 07:53|PermalinkComments(4)TrackBack(0) ガーデニング | 南アフリカの花

2007年01月30日

薔薇の剪定と寒肥

薔薇の剪定と寒肥の季節ですね。もう済ませましたか?
ハハハッ!、男庭日記で薔薇の話題なんて珍しいですね。

queen527d
我が家の薔薇はカミサンの守備範囲でボクは毎朝の水やりくらいで、ほとんどノータッチなのだが、ボクの守備範囲の薔薇が2本ある。それは母が遺してくれた薔薇だ。クィーン・エリザベスと、もう1本は不明だが赤いモダンローズだ。それぞれ樹齢20年くらいになる。この2本だけはボクが剪定し、肥料も与えるのだ。最近は、イングロッシュ・ロ−ズが流行だが、ボクはこの丈夫で凛としている昔ながらのモダンロ−ズが好きだ。(この写真が女王様ですよ!昨年5月撮影)

rose129bkeifun129剪定方法はメルボルンに住んでいた時に毎週、我が家の庭の手入れに来てくれていた家主兼ガーデナーから学んだ方法で、今年伸びた枝の2〜3節目でバランスと日照を考えて、伸ばしたい方向の芽を残すをいう単純な方法だ。そして寒肥は鶏糞と油かすだ。花後には骨粉を与えている。カミサンは「薔薇の肥料」とかを自分の守備範囲の薔薇には与えているが、ボクは鶏糞と油かす党なのだ。

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alexgarden at 07:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ガーデニング | 薔薇

2007年01月29日

ガラスを食べた愛犬メル!

ガッシャ〜ン!ボクとカミサンがキッッチンで片付けをしていて、カミサンがコップを床に落として割ってしまった。
次の瞬間に大変な事が起こった!あ〜っ!ボクは思わず大声を上げてしまった!何と愛犬メルがガラスの破片をガリガリと歯で砕いて食べてしまったのだ!次の瞬間、メルの口からは大量の血が・・・、

mel127
・・・と思いきや、平気な顔をしている。顔面蒼白はボクとカミサンである。氷と間違えて食べてしまったようだが、バカさにも程がある。コイツ、以前にコング(犬用のゴムボール)を喰ってしまい、腸閉塞を起こして、大手術をして死ぬる思いをした前科者である。今までに、カミサンのストッキングからバーベキューの残った炭、そして千円札2枚も喰ってしまった、大バカものだ。
そして今度は、とうとうガラスを氷だと思ったのか、食べてしまった。正直なところ、ガラス片が胃腸を切りとうとうコレでもうメルともお別れだと思った。ボクはメルの頭をなでながら、9年間共に過ごした思い出の日々が走馬灯のごとく脳裏を駆け巡って涙が溢れそうになった。取り合えず病院に運び込もうかと思った。またウン十万円が飛ぶ!
ところが、割れたガラス破片を見ると、耐熱ガラスの厚いコップだったため、自動車のガラスのような割れ方をしている。普通のガラスのような鋭利なわれ方ではない。まあ、ボリボリ咬んだくらいだから、いくらメルがバカ犬でも、痛ければ食べる事はあるまい。まあ、元気にしているし、石とか木切れとかを食べても平気な犬の事だから、大丈夫だろうと様子を見る事にした。
今朝、メルはいつも通り元気に起きて散歩に行った。そして、目出たくガラス片を排出したのである!ガラス片が黄金の中のダイヤモンドのように、朝陽に輝いていた!めでたし!めでたし!


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alexgarden at 07:45|PermalinkComments(9) 愛犬 

楽しい薫製作り♪

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昨日は、じっくり薫製をした。狭い庭で植物も薫製になってしまいそうで、風向きを気にしながらグリルの場所決めをする。いつもは近所迷惑にならないように、夜中に薫製をするのだが、実は今回は、火曜日に仕込もうとしたら塩が切れていて、スケジュールが一日遅れてしまい、日曜昼の薫製になってしまった。

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グリルは2段式なのだが、一段足してチーズなどを載せている。これで鳥もも肉12本、烏賊2はい、チーズ12個、煮たまご20個、サーモンが出来る。

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今回は、塩抜きの後、ワイン漬けをしたが、良い香りだ。ワインとフランスパンが合う。

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alexgarden at 07:40|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 男の料理 

2007年01月28日

薫製仕込み最終段階!

chiken128egg128水曜の夜から仕込み始めた薫製が最終段階だ。今回は塩漬けのあと塩抜きをして更にワインとローリエで漬け込んでみた。

煮卵は3日間、保温鍋で毎朝、沸騰させじっくり寝かせた。
午後から薫製の予定!

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alexgarden at 09:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 男の料理 

花にも負けない美しさ!

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花の少ない季節は葉の美しさが目立つ。アカンサスの葉が冬なのに夏の緑のように輝いてまるで株全体が緑色の花のようだ。アカンサスの緑色も奇麗だけれど、この葉のカタチもなかなかに素晴らしい!カシワバアジサイの葉も暖冬でまだ落葉せずに紅葉の美しい姿を見せている。

acansus127b
中をのぞくと陽気に誘われて、ちっこい葉がこれから伸びようとしている。天気予報によると向こう一週間も最低気温が5〜7度のようだ。

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alexgarden at 08:59|PermalinkComments(4)TrackBack(0) ガーデニング | 葉モノ

2007年01月27日

ガーデニング・コンテスト

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昨日、帰宅したら地元のヨネヤマ・プランテーションから封書が届いていた。開けてみると、一万五千円の商品券が入っていた。やった〜!昨年の秋に実施していた「秋のガーデニング・フォトコンテスト」で優秀賞をゲットしたのだ。この「花とガーデニング・フォトコンテスト」は、もう8年前位から実施していて、ボクが処女作のコンテナ作品で「最優秀賞」を戴いたことがあり、その後のコンテスト応募のきっかけになった感謝!感謝!のコンテストだ。
その後、毎回応募するのは申し訳ないので、最優秀賞は避けるような控え目な作品で2年に1回程度応募して、遠慮がちに「賞品稼ぎ」をさせて戴いている。
最優秀賞はだいたい「花いっぱいのお庭」に決まっているので、葉っぱ系の地味な作品で、入賞(三千円の商品券)狙いをしているのだ。 (写真は今回の応募作)

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最近、「海外旅行」が賞品のガーデニングコンテストが少なくなってしまったし、まあ、あっても、今更、同じAlex's Gardenではもう通用しないだろうと思うが、「コンテスト応募」に向けて、チョッピリ真剣になって芸術創作活動として庭と向き合う過程がボクは好きなのだ。まさしく、参加する事に意義を感じているので、まあ、あまり賞にはこだわらない。・・・・なんて、カッコいい事言って、いざ海外旅行が賞品のガーデニングコンテストがあると、つい燃えてしまう悲しき性を持った貧乏父さんなのだ。(写真は今回の応募作)

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alexgarden at 09:27|PermalinkComments(4)TrackBack(0) ガーデニング | コンテナガーデン

ビバルディの四季より「冬」

木曜日のの練習でビバルディの四季より「冬」の楽譜が渡された。ボクはセカンドパートなのだけれど、全員にソロパートが配られ、先生から「全員ソロが弾けるように!」と言われた。四季と言えば「春」が余りに有名だが、この「冬」もなかなか素晴らしい曲だ。一楽章の劇的な冬の厳しさの表現がかっこいイイ曲だ。第二楽章が有名だが、何故かボクは「北の国から」のメロディとゴチャゴチャになっておかしい。

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このソロパート、とっても難しいが、かっこ良く弾けたらいいなあ〜!
海外の無料ダウンロード可のサイトからMIDIファイルを落としてリンクしておきました。
こちら→"「四季より冬」"をお楽しみください!
(スイマセン!リンクがうまく飛ばない場合は
http://www.geocities.jp/alexgardenjp/winter.mid
を コピペして下さい!格闘したのですが、原因が分かりません)
この音源、拍数が一部ヘンな箇所がありましたが・・、まあマシなほうです。

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alexgarden at 09:22|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 音楽 

2007年01月26日

原種スイセン「美少年」

毎週、サラリーマンは週末にはへたばりますな。昨日も弦楽の練習日で飲みに行って、つい遅くなって午前様になってしまい、今朝は辛い、ヘロヘロ・・・・。今日、一日頑張らにゃー。

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こんな、しんどい朝に庭で奇麗な花を見つけるとパッと眼が覚めて元気が出る。
今朝は、原種スイセンのナルシサス・ロミエゥクシーが咲いた!昨年、アップしたのが2月23日だから約一ヶ月も早く咲いたことになる。
blogやネットをやっていて良いのは、過去の庭の記録が残っていることだ。ボクはもう7年目になり、毎年、同じ庭のことを書き続けているので、同じ花を毎年アップしまうことが良くあるが、記録としてはとっても重宝している。昨年はいつ咲いて、どんな咲きぶりだったか、今年は比較してどうかとか、生育方法の検討材料になる。

nal126b・・・で、今朝は薫製の仕込みをしていて時間がなくて、この原種スイセンについて昨年書いたのを手抜きてコピペしておこう。
以下、昨年2月23日コピー
「可愛らしい原種スイセンのナルシサス・ロミエゥクシー(Narcissus romieuxii)が咲き始めた!
そうか!ナルシストの語源の「美少年ナルキッソス 」はボタニカルネームのNarcissusからきていたのか!・・と、この歳にして初めて気づく。
なるほど、確かに、水中に映る自分の姿を毎日見つめる少年はスイセンに変身するという話だったな。
このスイセンは、園芸界の美少年"「ダリア皇太子様」"から戴いたものなのです。2年程前に、掲示板で|いいなあ〜!」と書き込みしたら、昨年,送ってくれたのです。最近,チューリップやシクラメンでも原種系が流行っているが、このロミウクシーは、マニアックな感じがなんとも惹かれる。-----written by 自称永遠の美少年A」
以上、コピペ。

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しかし、ネット付き合いがバーチャルで終わらないで、現実の世界でこうして花や球根が広がっていくのってステキですね。

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alexgarden at 07:57|PermalinkComments(3)TrackBack(0) ガーデニング | 草花

2007年01月25日

ジャカランダの木の下で・・・。

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昨日、今年は落葉しないジャカランダをアップしたが、その根元でミニロ−ズがまるで初夏のように咲いている。落葉しないジャカランダが霜よけになっているせいだろうか?豪華で華々しい薔薇よりこんな素朴な薔薇がボクは好きだ。自然でホッと出来る。

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そういえば、このミニロ−ズも母から譲り受けたものだった。母から譲り受けたバラは皆、強靭な品種だ。母も、流行を追う事を嫌い、見てくればかりの園芸より、質実剛健な硬派の園芸を楽しんだ。ボクはやはり母のDNAを引き継いだのだろう。

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薔薇と言えば、成人の日に、カミサンが薔薇の剪定をしていて、切り落としてしまった固い蕾を花瓶に差していた。ボクはどうせ咲かないだろうとタカをくくっていた。

teddy124a
あれから2週間以上経つが、堅い蕾がなんと開花したのである。テディベアーという品種らしいが、派手でもなくシックだ。何より、切り落とされてからでも、2週間もかけて水分だけで頑張って咲ききった努力に拍手!

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alexgarden at 07:52|PermalinkComments(4)TrackBack(0) ガーデニング | 薔薇

2007年01月24日

開花祈願のジャカランダ!

今朝も比較的暖かい朝で、愛犬メルの散歩も手袋も必要ないほどだ。
朝刊でも、暖冬異変でタンポポが咲いた記事が載っていた。

jac124
我が家の庭でも暖冬異変が見られ、顕著なのがジャカランダの青々とした葉だ。例年、この時期には落葉するのだが、今年は今朝の写真の通りだ。

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このジャカランダ、もう10年以上になり開花して良い樹齢なのだが、未だに咲かない。原因は恐らく冬の寒さで1年目の枝が毎年枯れてしまう事にあるような気がする。毎年、5月に太い幹から直接、芽が出る。朝日の当たるジャカランダ。2Fベランダより撮影。先端は少々、黄色くなっている。

jacarandaという事は、もしかすると今年こそ、このジャカランダも花を付けるかも知れない!「ジャカランダの花の咲く庭」はボクの憧れである。今まで、ユーカリとか、プロテアの開花は実現出来たのに、このジャカランダだけは、咲いてくれないのだ。
もし開花するとしたら、横浜だときっと6月下旬から7月にかけてだと思う。青い花に覆われた姿を想像するとワクワクする。「どうか開花しまうように!」と思わず、木に向かって手を合わせて、祈ってしまうバカなオヤジであった!

ぼけぼけ写真は6年前の鉢植え状態のジャカランダ。当時のデジカメってボロでしたね。

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alexgarden at 07:49|PermalinkComments(14)TrackBack(0) ガーデニング | 花木

2007年01月23日

ビオラとビオラの関係は?

viola122
今年は暖冬で、11月に植えた超格安ビオラ(ケース24鉢で1000円。6鉢使用=これで240円!お金をかけなくてもコンな見せ方もできる。)がよく咲いている。
ボクはかねてから、楽器のヴィオラと花のビオラの語源の関係がどうなんだろうと疑問をもっている。

violin122そもそは楽器のビオラはヴァイオリンより大きいのに、花のビオラはパンジーより小さいという、たわいもない矛盾をからきている。(ちっとも矛盾じゃないか!写真はバイオリン)
それで、取りあえず、ググッてみたら下記のような説が出てきた。(引用を明記しないでゴメン!)
1)属名であるヴィオラの語源は、原種の基準色が紫色(violet)であることに由来しています。
2)violet というと一般にスミレで、この語は古期フランス語の「小さな」を意味する viola が語源です。
3)パンジーの語源はフランス語の「パンセ(考える)」ビオラの語源はギリシア語のイオン
4)花のビオラと楽器のビオラの語源は同じで、viola + -ino(=小さい)がバイオリンです。
5)属名はギリシア語の「イオン(ion)」を語源とするラテン古語に由来し・・・

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諸説あるようだが、分かったような気もするが、分からないような気もする。まあ、イマドキの個人のウェブサイトは「コピペ」が盛んなのだけは分かった!

viola122c英文サイトも調べたが、コレと言った決め手が無く、今日も時間切れ。会社に行かなくちゃ!

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2007年01月22日

やっぱり和む、和の風情

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今年も純白の椿が咲いた。ボクはこの椿を毎年、アップしている。もう7回目ということだ。
この椿は、母が挿し木をしてくれたものだ。母は2年前に他界し、実家の椿の親木も実家と共に処分されてしまった。
母の思い出があるのはもちろんだが、この花を見るとほっとする。やはり和の花といのは日本人には和むものである。

tubaki122b
花には夫々の人々の思い出があるので、流行に捕われずに自分の感性に合った植物を育てるのが一番である。

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2007年01月21日

インド人もビックリ! スペアリブカレー

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カレーライスは日本で最もポピュラーな食べ物の一つだが、ボクもよくカレーを作る。カレーなんて、あえてネットにアップするモンではないですね。ボクは東京育ちなので、ポークカレーで育ったが、カミサンは神戸なのでビーフカレーである。久々に豚肉カレーが食べたくなって、"S&B食品のサイト"を覗いてみた。S&B食品といえば、「少年ジェット」を思い出してしまう・・ですなあ〜!
「インド人もビックリ!」もS&B食品でしたなあ〜。そりゃ、牛や豚をカレーの中に入れて喰えば、インド人はびっくりだろうな。

curry122それで、S&B食品のサイトには色々な"カレーレシピーやカレー粉の作り方"があって良く参考にする。その中に、野菜とスペアリブのカレーがあって、ちょいとスペアリブカレーを作ってみた。

hoonnabe122まあ、スペアリブをよく炒めて、あとは普通のカレーと一緒ですね。カレーを作る時、時間が無い時は高圧鍋を使用するが、時間のある時は、じっくり保温鍋に入れて味を馴染ませる。保温鍋は省エネルギーにもなり、オススメだ。朝仕込んで、夕飯にはスペアーリブが、肉が骨と分離してとろりとしている。えっ?カレールーはどうしたって?ハウス食品で済ませました!ゴメン!

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alexgarden at 20:41|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 男の料理 

大寒なのに気分は極楽トロピカル♪

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昨日は横浜でも初雪を記録した。でも、ストレリチア(極楽鳥花)やユーカリが咲く我が家はトロピカル♪

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ストレリチアは南アフリカの暖かい風を送ってくれるし、ユーカリはオーストラリアの乾いた風を送り込んでくれる。花は体感温度まで高めてくれるのだ、ほっかほっか。
どうだい?ストレリチアを見ていると暖かい風を感じるだろう?

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ところで、このストレリチアは今年も、屋外の玄関ポーチに置いて越冬している。一応、屋根があり北風の当たりにくい場所だ。午後のみ2〜3時間、陽が当たる西側だ。ストレリチアについては何回も書いてきたので、今日は花の咲き方の記録を紹介しておこう。(写真は間もなく咲きそうな2個めの蕾み)

"昨年11月30日"に咲き始めたストレリチアは、一つの鞘の中から次々と扇のように花を咲かせ、今、3つ目の花が咲いている所だ。つまり一つの蕾みで2〜3ヶ月は咲き続けてくれるのだ。

2つ目が咲いた状態が"コチラ12月26日"だ。

そして今日が3つ目だ。最初に咲いた花は既に花ガラになっている。取らないとね。ストレリチアは切り花でよく販売されているが、本当はこのように鞘の中から次々と咲くので、一輪で捨ててしまうのはもったいないかもしれない。花は観察すると色々な発見があって面白い!


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今日も横浜は曇り空だけど、10月に咲き始めたユーカリがほとんどがガムナッツになったが一部、まだ咲き続けている。


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2007年01月20日

緑の魔術師・・・羊歯

この記事は2005年08月16日にアップしたものですが、最近、この記事に対し、海外からの自動書き込みエンジンによるコメント不正書き込みが、数日間で61件もあり削除しきれません。それで、オリジナルとともにこの多量な不正書き込みを削除する事にしました。そのため、記事とコメントは、救済して、ここに掲載します。(コメントもリンクが飛ぶように再度、投稿者名にてアップさせていただきましたので、ご了承ください)

Pellaea viridis
bostoniensis
ボクは羊歯がスキだ。この時期、羊歯が充実の時期を迎える。
日本夏の羊歯と言うと、風鈴と共に軒下に下げられた石つきのノキシノブや、日陰に育つメシダなどのやや暗いイメージがあるが、ボクがスキなのはガーデンに似合う羊歯だ。その最右翼はオーストラリアの木生羊歯のDicksonia Antarcticaであるが、日本のコゴミゼンマイやゼンマイ、ニシキ羊歯等々もガーデンに似合う。(写真はゼンマイとボストン・ファーン)

kusasotetu
dicksonia
イギリスのガーデニング雑誌をみていると、羊歯が実に多く使用されている。もちろん日本原産の羊歯も使用されている。

イングリッシュ・ガーデンブームで、イングリッシュ・ローズと共に、カラーリーフやグラスは大分、日本でも使用されるようになったが、羊歯は何故か日本ではあまりガーデニングには使用されていないようだ。耐寒性のある木生羊歯がまだ市場に出回っていないこともあるが、日本人の羊歯に対する、陰湿なイメージ?が原因ではないだろうか?(写真はコゴミゼンマイとディクソニア)

gishiki
ryoumen
もちろん、羊歯は日陰でも育つ植物であるが、木生羊歯は比較的直射日光が当たっても育つ。葉も硬く艶があり、まさしく常緑樹の葉なのだ。少し椰子の葉に近いイメージである。日本の羊歯は、多くが冬には枯れるが日陰でも育ち、都会の狭い庭にはとても魅力的な植物だと思う。(写真はニシキシダとリョウメンシダ)

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Posted by alexgarden at 21:44 │Comments(61) │TrackBack(1) │ガーデニング
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やっぱりボクの使命はオージープランツ!?

昨日は、森 和男先生の主宰する、植物を語ろう2007の関東新年会。
プロ&アマの種々雑多な園芸家約100名が参加の楽しい新年会がNHK青山荘で開催された。
種々雑多なんて表現がヨロシクないが生産者から園芸研究家、出版メディア関係、そしてボクみたいなアマチュアの趣味園芸家まで日本の園芸を支える、「濃い人たち」だ。夫々の分野で凄い人たちで色々と刺激になる。
そして、その凄い人たちが結構ボクのブログを読んでいた下さったりして、身の引き締まる思いだ。いい加減な事は書けない!
また、モウズイカさんを中心としたネットガーデナーも多く、普段、ネットでしかやり取りをする機会がない人々と会えるのも楽しい。

grevillea114a数年前に初めて参加したときは、ボクみたいなアマチュアの出る場ではないと思っていたが、結構アマチュアも多く、それからは安心して出ている。ボクみたいに、全然、園芸とは関係の無いサラリーマンをやっていると、ネット以外で、園芸の話を他人とする機会がまず無い。この会に参加すると、植物の事を熱く語る事も出来るのだ。

こういう会に参加すると、色々な方を紹介して下さったりするが、そんな時に、ボクは「オージープランツのAlexさん」という紹介のされかたをして、最近、とみにオージープランツに不勉強な自分を恥ずかしく思ったりする。チッとは勉強するか!

grevillea114
というわけで、今日の写真は普通4月に咲くのに、暖冬異変で今咲きかけているオージープランツのGrevillea alpina 。(先週1月14日撮影)
一般の方には、オージープランツは不評で引いてしまうと、分かっているのですが、やはりオージープランツのAlexと言われると、使命感に燃えて頑張らねば!と思ってアップしてしまう〜。

幹事の皆様、お疲れさまでした!

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2007年01月19日

花の少ない時期に楽しむ庭

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日本のガーデニングは、主婦向け園芸雑誌やメディアの影響のせいか薔薇とか花いっぱいが持てはやされがちだ。この季節、園芸店は温室栽培ものの鉢花でいっぱいだが、毎年だんだんと季節感がなくなってゆく。季節に先駆けて出荷すると良く売れるので、この温室栽培が盛んになっているようだが、本来の自然の季節感も無くなってしまい、なんだかヘンである。あと2〜3ヶ月待てば本来の露地で育った逞しい花が鑑賞出来るのに、工業製品のような均一な温室栽培の花を求める価値観は誰が作り上げてしまったのだろうか?温室保持の燃料とか環境問題をふと心配してしまう。

turugi114a日本の庭にはやはり自然の季節感が大切である。といっても、寂しいのは事実である。それでボクは剣葉などの鉢植えを寂しい所において、庭という「自然と人間」が作り出す世界を楽しんでいる。鉢植えはとても便利で、移動させる事で庭の雰囲気もかなり変わるものである。

オーストラリア原産の銅葉のコルディライン=Cordyline australis、斑入りユッカ、そしてベア・グラスだ。

sotetu117
また、蘇鉄もこの季節はとても魅力的な植物だ。この蘇鉄はボクが大学入試に失敗して浪人が決まった時、つまり不合格発表の帰り道にふと購入した思い出の蘇鉄だ。もうウン十年以上前のことだが、その後、実家から移植して大切にしている。人生と共に歩んだ植物の一つだ。ボクの好きな画家、田中一村の絵にも登場するようなこのアングルが好きだ。


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2007年01月18日

BISES早春号♪オーストラリア特集!その2

BISESがオーストラリア特集をしてくれて、幾つかのオージープランツが紹介されていたが、誌面の都合だろうが、折角のオージーフラワーが小さくしか写っていない。オージープランツファンのボクにとっては特集をしてくれたのは嬉しいのだが、オージープランツの紹介について、チョット物足りないし誤りもある。それで、きっちりと、正しい美しい姿を見せたい!なんて思って我が家に咲いた、つまり横浜で育って開花するオージープランツを紹介しておきたい。また、BISES早春号の77ページに紹介されていた花木について少々、勝手に補足・訂正をさせて戴く。スイマセン!

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一口にオーストラリアといっても西オーストラリアと東オーストラリアでは全然、気候も異なる。横浜で育てられるのは基本的に東南のメルボルン近辺で育てられる植物だ。
最初のページ(77ページ)にカリステモン、プロテア、等が掲載されていたが、まず、「日本で切り花として人気のバンクシア」として紹介された写真は、バンクシアではなくプロテアの誤り。プロテアはオーストラリアでもポピュラーだが、南アフリカ原産だ。バンクシアとは花のカタチが全然異なる。我が家で昨年咲いた、キングプロテア King Protea  学名:Protea cynaroidesをアップしておく。オーストラリアでもネイテゥブだと思い込んでいる人が多いようだ。(写真は昨年6月撮影)

bank926
一方、バンクシアはオーストラリアを代表する花木で、プロテア属であり、75種がある。ほとんどが、西南オーストラリア地区の原産であるが、東海岸でも見られる。この写真はバンクシアWallum Banksia 学名:Banksia aemulaだ。2年前に権威ある英国のRoyal Horticultural Societey(王立園芸協会)の機関誌 「The Garden」に掲載された我が家の庭の写真だ。

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バンクシアにつてはAssociation of Societies for Growing Australian Plants (ASGAP)の"のバンクシアページ"が一番詳しく、信頼性があるので紹介しておく。(上の写真のアップ)

pinkbottle
また、下の方に掲載されているボトルブラシだが、一般的には瓶洗いみたいなカタチをしたを総称してメラレウカなども含まれる場合があるが、、厳密にはBottlebrushes=Callistemon の事である。"ASGAPのボトルブラシのページ"
写真は我が家に咲いたピンクのボトルブラシ。

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日本では100年以上前から栽培されているらしく、横浜の我が家で地植えで、こんなに立派な花を年に2〜3回付ける。これからオススメのプランツだ。

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alexgarden at 08:01|PermalinkComments(4)TrackBack(0) BISES 

2007年01月17日

お詫び!

以前から、時々、海外からの意味不明な書き込みがあったのですが、ここ数日、激しく、削除しきれない状況です。英文のヘンなコメントのURLやメールアドレスはクリックせぬよう、お願い致します。

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BISES早春号♪オーストラリア特集!

bises116"BISES早春号"が昨日、発売になった!平成ガーデニング三種の神器のうちの、人気のクリスマスロースと薔薇がメインではあるが、何と今回から三回連続で、オーストラリアン・ガーデンが特集されるらしい。今回はボクの第二の故郷、メルボルンの庭を中心に紹介されている。皆さん!是非、立ち読みではなく、ご購入ください!

昨年のBISES夏号には"メルボルン・インターナショナル・フラワー&ガーデンショー"(今年は2007年3/28〜4/1)のボクのレポートを掲載していただいたが、BISESが薔薇や英国からオーストラリアにも目を向けてくれて嬉しい!

fizroy
以前ボクは、申し訳ないが、BISESに対して、お金持ちの有閑マダムの雑誌という偏見を持っていた。薔薇偏重や皇室アルバムチックな、憧れを追う記事は、チッと鼻につくところがあって、ボクみたいな貧乏父さんには遠い存在だった。10年前にガーデニングという流行語大賞に選ばれ、新しいムーブメントを作り、日本のガーデニングを良い意味でも(悪い意味でも)リードしてきた雑誌だ。(写真はフィッツロイパーク:2006年4月撮影)

exhibition
ある時、BISESがガーデニングコンテストを実施していることを知り、2004年にダメモトで応募したら、優秀賞に選ばれ、その後、拙宅の庭の取材で八木編集長や素敵なK女史とも我が家で打ち合わせでお話しする機会を持ったことがある。(フラワーショーの会場であるロイヤル・エキジィビション・ホール)

八木編集長は、なかなかに雑誌のイメージとは異なり(失礼!褒めているのです!)、あまり飾り気の無い、さっぱりとした好感のもてる素敵なお方で、拙宅に来て「写真で見たら、豪邸かと思った」とか、「お金持ちなのかと思った」と、ズバリ、そうでは無かった目の当りに見る現実とのギャプを歯に衣も着せず表現され、「お互いの思い込みのギャップ」がイッキに解消され、極めて和やかな楽しいひと時を過ごす事が出来たのだ。素敵で流石のお方である。

protea
アレ以来、ボクの偏見は拭い去られ、また、気のせいか、BISESも大分、骨太で質実剛健な雑誌に変化しているように思える。広告スポンサー向けのサイトには、「ライフスタイルを確立したオピニオンリーダー的な高所得者が読者であり、ビジュアルが美しく、気品に満ち溢れ高品質、高性能といったブランドイメージが得られる。」と書かれ、購読者の年収1千200万以上が28%。主婦36%で30、40歳代が63%を占める。主婦層36%だけでなくガーデニングに興味のある人を対象にしている。対抗園芸誌が「読者は主婦63%で女性を対象としている。」と広告スポンサー向けに明記しているのと大分異なる。(昨年の模様)

cloudhill
ボクは、今までの日本のガーデニングがメルヘンチックな「主婦向けイングリッシュ・ガーデン」にフォーカスし、とても変な方向に進んでいると思うので、あえて「男庭」として、流行のガーデ二ングとは差別化政策をとっているが、BISESが今、「ガーデニングに興味のある人」に男女の差別無く、「薔薇のBISES」や「イングリッシュ・ガーデンのBISES」から脱却し、本来のあるべきガーデニングに向かいつつあるように感じられ、エールを送りたいと思う次第である。頑張れBISES。(写真は、メルボルン郊外のクラウド・ヒル・ガーデン)

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alexgarden at 07:41|PermalinkComments(4)TrackBack(0) BISES 

2007年01月16日

初体験!クッキー作り!

やったー!初体験!初めてのクッキー作りだったが、美味しく焼きあがった!

shortbread114
以前からクッキーは大好きで、いつか自分で焼いてみたいと思っていたが、何となく難しそうに思えた。
先日、カステラを焼いて、よしっ!次はクッキーだと心密かに思っていた。
そんな思いが日曜日に早くも実現した。時々、お邪魔している、ボクと同じ中年おじさんのナベショーさんが美味しそうなアーモンドクッキーを1月13日にアップしていた。それを見て触発されてしまった!触発してくれるblogって素晴らしい!

shortbread114b
カミサンに話したら、「まあ、いきなり難しいものではなく、基本のショートブレッドから作ったら・・オーストラリアの料理本にあったわよ」・と軽くいなされてしまった。そうか、オーストラリアのショートブレッドもいいなあと思い、ショートブレッドに挑戦することにした。参考レシピーはAustralian Heritage Cooking Book だ。
材料:バター250g グラニュ糖 120g 薄力粉3+3/4カップ(半カップ*ただしオージーサイズの計量カップ=
250cc)(測ったら360gだった)
バタークリームを作り、小麦粉を混ぜ、型に入れてオーブンで160度で40分焼くだけだ。

breadbook1book2もう昔のことだが、このショートブレッドには思い出がある。
メルボルンに駐在したとき、わが社では、海外赴任の場合、最初の半年は本人の適応力を試されるので、家族は同伴できず、単身赴任となる。最初は家具付きのウィークリーマンションに住んでいたのだけれど、朝食に困った。ボクは朝食はパンにトーストで充分なのだけれど、現地のパンがどうにも不味いのだ。それで見つけた美味しい食べモノが、ショートブレッドだった。それで、6ヶ月近くは、飽きもせずに毎朝、ショートブレッドをトースト代わりに食べ続けたのだ。ちょっと粉っぽい感じのショートブレッドだが、何ともメルボルンの味がするのだ。

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alexgarden at 07:53|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 男の料理 

毎日の新たな発見と感動!

感動の数程、人生幸せ!なんて言うから、チョッとした事に感動出来る人ってしあわせなんだろうな。まあ感性の問題かな?

kokuryu113
感動の為には、まず発見がないとイケナイが、朝の庭には新たな発見が沢山潜んでいる。ボクはネットを初めて7年目に入り、ここ数年は、ほとんど毎日、狭い庭の植物の写真を撮っているが、不思議とネタ切れしない。もちろん同じ植物を何回も撮っているが、その時々で姿も感じ方も異なる。

今朝もコクリューにブルーベリーの赤く紅葉した葉が目に入り、鮮やかなコントラストがなんとも感動的だった。花以外にも美しいものはたくさんある。絵画の最大の師匠は自然だというが、まさしく、その通りだと思う。自然の植物は、どんな芸術家だって創造出来ない美しさを持っている。

mejiro116b
そして、メジロが飛んできて鮮やかなグリーンのカワイイ姿を見せてくれた。小さな庭だけれど飽きる事が無い。

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alexgarden at 07:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ガーデニング | 葉モノ

2007年01月15日

「植物を語ろう2007関東新年会」ご案内

ボクの尊敬する園芸家:森和男先生が主宰する標記の新年会が今年も開催されます。
昨年は仕事の都合で欠席でしたが、今年は何とか参加出来そうになったので、直前ですがご案内します。

プロ、アマ問わず、興奮のるつぼと化して年に一度の大騒ぎ・・だそうです。
園芸関係のプロ・アマの著名な方々も参加されます。ご都合の付く方は是非、お会いして飲みましょう!

****以下、モウズイカさんの"ドンジャラ広場"からコピ−させてもらいました。

「植物を語ろう2007関東新年会」のご案内をさせていただきます。
ご多忙とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご参加いただければ幸いです。
友人知人への転送も大歓迎です。よろしくお願いいたします。

▼日時
2007(平成19)年1月19日(金)17時半受付開始・18時開場・18時30分開宴
▼場所
NHK青山荘 〒107-0062 東京都港区南青山5-2-20 電話3400-3111
地下鉄東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅下車徒歩1分
http://www.nhk-jn.co.jp/kenshu/seizansou_map.htm(地図)
▼会費
7,000円(おひとりさま、会場で申し受けます)学割 半額
▼申し込み
参加申し込みは、
ファックスは森和男宛 ファックス=0795-69-0780
メールは出澤清明宛 メール=i*****a@nhk-book.co.jp
でお願いいたします。
1月16日までにご返答を頂戴したく存じます。
****以上、コピー

ボク宛のメールでも転送します。

alexgarden at 21:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

もう止めよう!根つき活け花!

dodonaea114
昨日、久々にNHK『趣味の園芸』を見た。プリムラとマーガレットを使った寄せ植えコンテナガーデンだった。いや、コンテナガーデンという名の根つき活け花だった。季節感も温室基準というか販売業者基準でヘン。最近、何かとNHK離れが騒がれているが、『趣味の園芸』を見ていても、まあ仕方が無いな!と思ってしまう。(写真は我が家のドドナエア。昨日の『趣味の園芸』では小さい苗だったが、こんなにデカくなる木だ。横浜で地植えOK)

dodonaea114b
プリムラの最近開発された珍しい品種を紹介して、これまた珍しい植木を使った寄せ植えである。温室で育ったプリムラと、最近、日本でも出まわってきたオーストラリア原産のドドナエア=Dodonaea viscosa "Purpurea"と、ニュージーランド原産のコロキア=Corokia cotoneasterである。両者とも最近、寄せ植え用に人気が出ているようである。(ドドナエアは生育旺盛で、やや暴れ者。あまり寄せ植え向きだとは思えない。)

corokia510
両者とも耐寒性があり、先日ふれた西オーストラリアの初恋草やエレモフィラ・ニベアほどには栽培が難しくはないが、やはりプリムラとは環境が異なったところに育つ植物である。新しい植物を紹介するのは良いが、このプロの先生は、きちんとプロとして検証した上で寄せ植えをやっているのだろうか?正しい栽培方法等の知識も普及させるのが文化である。(2年前に枯らしてしまった我が家のコロキア。高温多湿には弱い。原産地のニュージーランドの夏は北海道並みに涼しい)

corokia
ボクは生育環境が異なる植物同志をムリに寄せ植えにするのも反対であるが、さらにテレビではプリムラとドドナエアとコロキアを同じ鉢に植えていた。よくコンテナガーデンの中心には木を植えるが、ドドナエアはかなり生育が旺盛であり、プリムラの花期が終わる頃には根が鉢に廻って、コロキアの根と絡み付いて、両者を再利用しようとすると双方の根をかなり痛めつける事になると思う。大きくなる樹木を二種も寄せ植えに使用するのは、如何なもんだろうか?と思ってしまう。(メルボルンフラワーショーで見たコロキアの盆栽。)

melaco228日本のコンテナガーデンが、本来の園芸とはかけ離れた、見てくれさえ良ければ良いという、使い捨て風潮の『根つき活け花』に成り下がってしまっているのが残念である。寄せ植えと活け花は異なる文化であるはずだ。中には沢山草花を詰め込み豪華に見せる為に、土を洗い流して「コンテナガーデン」や「ハンギング・バスケット」を得意げにやる流派があるというから驚きである。コレは傲慢な人間の植物イジメでしかないし、植物虐待である。日本人は誰しもが持っていた桜を愛し、植物を大切にする心がどこへ行ってしまったのだろうか?
生き物である植物を平気でイジメたり、使い捨てにする風潮は、最近の世相にも結びついているような気がする。(ボクは寄せ植えより、寄せ鉢党だ。3鉢500円のプリムラ。鉢カバー用の壺はバーゲン時にすこしづつ購入。いずれも千円程度。写真は昨年3月。)

根つき活け花が余りに蔓延っているので、ヘンだと思わなくなってしまっている人が多いかもしれないが、天下のNHKがこのような番組を飽きもせずに、国民から徴収した受信料で制作していると思うと情けない。

毎年、繰り返す園芸番組や雑誌のネタ切れも分かるが、「園芸とは何か」という基本に戻ったら如何なもんだろうか?このままでは、「趣味の園芸」も紅白と同じ運命を辿るであろう。


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alexgarden at 07:54|PermalinkComments(10)TrackBack(0) ガーデニング | NZプランツ

2007年01月14日

冬の園芸作業:基本は土作り

garden2005
園芸の基本は土作りだ。初夏にりっぱな花を咲かせたければ、今のうちに仕込みをしなければイケナイ。(写真は初夏の拙庭)

tuchi113a
冬の園芸作業に「天地返し」という寒さに土をさらし、土の中の害虫や病原菌を駆除する方法がある。ボクは毎年、この時期にコンポストの中に溜まった、ゴミ(堆肥)と使い古しの土を寒風に曝す。

conpost113gomi113昨年、一年間の台所ゴミ(冬のみ)や庭の雑草や切り枝、そして鉢の使い古し用土をコンポストに投げ入れてきたが、この時期には新たな園芸用土が出来上がっているのだ。土を荒いフルイにかけて、ゴミや虫を取り除きビニールシートに広げるのだ。なかなかの重労働だが、土いじりって気持ちがよい。コンポストの土をふるうと、貝殻やマグロのカマとかチキンやラムチョップの骨なんかが出てきて、懐かしく面白い。

earth113earth113aふっくらとした土が出来上がっている。ペーハーを測り、これに石灰をまぜて、土壌を調整する。

この土は今年の初夏の鉢物の園芸用土となるのだ。ホームセンターに行くと様々な園芸用土が販売されているが、ボクは貧乏性のせいかどうも、園芸用土を購入して、それを使い捨てにする気になれない。軽石とか、鹿沼土は購入するが、やはりオリジナルな土作りも園芸の愉しみの一つだ。

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alexgarden at 07:07|PermalinkComments(6)TrackBack(0) ガーデニング | 草花

思い出の音楽♪

shiba113
ヤマハ目黒センターの弦楽アンサンブルコースのレッスンもスタートした。年末にクリスマスコンサートを終え、毎年、新年はポップスの初見大会になる。
ことしは、レーモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラの懐メロとも言える、「シバの女王」。

実はこの曲は、ボクの青春の思い出の曲だ。学生時代ポップスオーケストラに所属してピアノを弾いていたのだが、この「シバの女王」はボクらのクラブのテーマ曲みたいなもので、いつもリサイタルではオープニングに演奏していた記憶がある。
ある調査では、思い出の曲は、だいたい二十歳の頃に聞いた曲だそうである。正しくあれは二十歳だった。
50歳代なら、「神田川」とか「22歳の別れ」とかね。

もう大昔の事だが、この曲を弾くと学園祭とか当時のことを色々と思い出す。いろいろな音楽には思い出がいっぱい詰まっているが、若い頃とは異なった聴き方が出来て面白い。

新年は新しい習い事を始めるチャンスだ!どうです?何か楽器を!

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alexgarden at 06:55|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 音楽 

2007年01月13日

冬の青空

olive113
今日は何も予定が無く、メルの散歩から帰ってのんびりとした。
寒くても青空は気持ちがよい。オリーブの葉が朝日に輝く。

hanamizuki113
よく見ると、アメリカハナミズキの冬枯れの枝に既に蕾が付いているのを発見。着実に春が近づいて行くのを感じる。

euca113
そして、ユーカリもまだ元気に咲いている。

kuropan113
オマケ画像は、今日の黒パン。


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alexgarden at 09:27|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ガーデニング | 花木

気持ち良さそうなメル♪

mel113
今朝は横浜も寒い朝を迎えた。昨日、一昨日と新年会が続き久々に朝寝をしてしまった。メルも寒いせいか、最近は朝、おとなしくしている。そして暖かい居間のソファーを占拠してしまう。毛布を置いておくと、自分で器用に上手にくるまって寝るのだ。何も芸が覚えられないおバカさんなんだけど、自分が心地よく過ごすための術はよく知っている。

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alexgarden at 09:20|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 愛犬 

2007年01月12日

越冬、ガンバレ!カンガルー!

kango112a
今、ボクの書斎兼倉庫の屋根裏部屋の出窓はカンガルーの足(カンガルーポー=Kangaroo Paw)でいっぱいだ。ポーとはPawで動物の爪のある足である。カンガルーの足に似ているのでこの名前なのだ。

kango
念のため、カンガルーの足を見たことが無い人のために本モノのカンガルーポーの写真をアップしておく。右のホモ・サピエンスのポーはカミサン!(メルボルンにて)

angman112angman2一昨年の4月に沢山のカンガルーポーの種を撒いて、今、10鉢程度が生き残っている。霜にあたると枯れてしまうので冬は屋内に避難だ。
昨年、一部は咲いたが、今年の4月には一斉に咲くことを夢見ているのだ。ボクが今年、夢見るのは「薔薇の園」ではなくて「カンガルーポーの園」なのだ。「薔薇の園」は分かりきっていて、モノマネしても面白みが無い。未知の世界に挑戦する所が、男のガーデニング=男庭の面白さだ。写真は、発芽直後と2ヶ月後の状態。

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ここ数年、日本でも園芸店の店頭で春先に見られるようになった。花にしては奇妙
だが、いかにもオーストラリア的な花だ。カンガルーポーは一般的には学名がAnigozanthos manglesii だが、黒だけは他と異なりMacropidia Fuliginosaである。

redkang624
ボクは花屋で開花株を買うより、種から育てるというのが楽しい。お金では得られないものこそ、文化の価値があるのだ。
成長と開花の過程に様々な発見と感動があるのだ。そして独創性のある「夢の庭」に向かって努力することこそが男庭の精神なのだ。(写真は我が家にきて、数年になるレッド・カンガルーポー)


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alexgarden at 07:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) オージープランツ | カンガルーポー

2007年01月11日

初恋♪を大切に!

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今年も園芸店の店頭に初恋草が出まわり始めた。乾燥気候の西オーストラリア原産のレケナウルティア=Leschenaultiaだが、日本では初恋草というネーミングで親しまれている。国内でハイブリッド品種が毎年開発され、いまや日本が世界で一番、初恋草が売れている国に間違いない。オーストラリアの園芸店でさえマイナーな植物だ。ネーミングで売れている花の一つだ。(パース郊外の野生のレケナウルティアはガムナッツ=ユーカリの実など枯れ枝にまみれて咲いていた)

hatukoi424
日本で今人気のこの初恋草の将来にボクはちょっと危惧している。それは多くの人が日本の湿度の多い夏には枯らしてしまうことだ。ほとんど100%の人が1シーズンで枯らしているのではないだろうか?やがて「どうせ枯らしてしまうので・・・」と買い控え現象が起こる。今のままではやがて起こるだろう。レケナウルティア=Leschenaultiaを初恋草と「草」と命名しているが、実際は灌木であり7〜8年の寿命のある木だ。それを日本では、ほとんど一年草扱いで扱われている。まあ、毎年枯れた方が商売にはなるかもしれない。しかし、今の日本の初恋草の姿は本来のレケナウルティア=Leschenaultiaの持つ魅力とは異なる。(温室栽培でなければ、横浜では4月末に満開になる。4年目の株。)

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多くの人が枯らす原因が、一昨日も書いたが、エレモフィラ・ニベア同様に、西オーストラリアの植物の特性を無視した栽培方法だ。多くの園芸店の店頭では初恋草が他の植物と寄せ植えにされたり、如雨露でズブ濡れにされたりしている。これでは枯れる。また一般の家庭でもきっと、普通の園芸用土に植えられ、液肥をバシャバシャと浴びせられているのだろう。これでは枯れること間違い無しだ。どうしても寄せ植えにしたければ、同じ環境に育つ植物を選ぶ事だ。(株が大きくなると一つの花も大きくなる)

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初恋草の正しい育て方に関して以前おやじぃ2005年5月号の中程の「男のガーデニングの勧め」に書いたので、そちらを参考にして欲しい。花木の苗を買ったら、正しい栽培法で大きく育てて欲しいものである。(エレモフィラ・ニベアとは同じ環境で育つ)

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補足しておくと、簡単な方法は、成分無しのサボテン用土に植えて、リン酸の少ない油かすの置き肥をして、雨には絶対に当てず、陽当たりと風通しの良い所で乾燥気味に育てる事だ。余裕のある人は、軽石5とピートモス4と腐葉土1程度の土を作ると良いと思う。是非、初恋草を儚い初恋で終わらせるのではなく、数年は楽しむ初恋木にして欲しいのだ。

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alexgarden at 07:30|PermalinkComments(9)TrackBack(0) オージープランツ 

2007年01月10日

千両(一億円!?)の幸せ

ikebana108
今朝は一番の冷え込みだ。
日の出も遅く、このところ朝の庭の感動写真がうす暗くて撮れない。
年末に生けた庭の千両がまだ元気だ!そして、蕾だった買い足した菊も咲いてきて見頃になってきた。今日はもう10日だが、この季節の切り花は長持ちするし、年末年始には家にいた時間が長かったせいか、庭の千両もこうして活け花に活用した方が充分に鑑賞し楽しむ事ができた。子供達も庭に出る事は無いので、活け花にしてこそ千両を楽しむ事が出来たのだ。花があると幸せな気分になれる。

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alexgarden at 07:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ガーデニング | 花木

男のカステラ作り

castera109a
クリスマスからお正月にかけて、ボクは料理をすることが多かったせいか、休みの日には勢いでついつい、料理をしてしまう。
年末に久々にカステラ作りを失敗してしまった。少々焦がしてしまったのだ。それで成人の日にはリベンジで再度、カステラ作りに挑んだ。カステラの作り方については以前、ホームページ←にもアップしているので参照されたし。強力粉でも薄力粉でも良い。もっちりが好みなら強力粉、フワフワ好みなら薄力粉かな。


castra109gcastera108fカステラは作りはじめて10年くらいになるが、綺麗にムラ無く焼き上げるのがなかなか難しい。スポンジケーキは生クリームでカモフラージュ出来るが、カステラはそうはいかない。なかなか奇麗には焼けず我が家の古いオーブンでは限界かとも思ってしまう。古いので扉のガラスも曇り、中の焼け具合が見えないのだ。それに、最近の電子オーブンみたいに回転板も無い。木枠もすっかり年期が入ってきた。カステラづくりは木枠作りからスタートだ。今回、底のボール紙を張り替えた。
まず、白い紙(コピー用紙で良い)を張り、画鋲で止める。底に砂糖の粗目を敷く。

castre109ecastlemist109材料はシンプルで卵470g(7個)、薄力粉220g、砂糖340gと水飴大さじ2はいだ。卵を泡立て、砂糖と水飴を加える。そして薄力粉を加え型に流し込む。180度で5分、表面が焦げる目にオーブンから取り出し、霧吹きをして「泡切り」をする。再度5分間熱し、泡切りを2回実施する。

castera109b木枠を載せ、オーブン天板で密閉し、20分程蒸し焼きにする。これで出来上がりだ。
一応、福砂屋のカステラのレシーピーという事だが、う〜む、やっぱり負けるかなあ〜。

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alexgarden at 07:47|PermalinkComments(7)TrackBack(0) 男の料理 | カステラ

2007年01月09日

コレもエレモフィラだぞ!

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今年は暖冬で我が家の庭でも、色々と異変が起きている。一昨日、紹介したツルハナナスの花が冬に咲くにも異変だが、本来、春に咲くオ−ジープランツのエレモフィラ・マキュラータ=Eremophila maculataが開花した。エレモフィラというと、皆さんは、エレモフィラ・ニベアを思い浮かべるかもしれないが、エレモフィラには214種もあるのだ。このEremophila maculataには黄色の他にピンクや白もあるらしい。

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一般的に、エレモフィラは乾燥気候を好むが、このEremophila maculataは、我が家では地植えで数年育っている。ボクはオージープランツで日本でも地植えで育つ植物を見つけると、とっても感動してしまう。

elemophila108b
エレモフィラでは、最近、流行しているエレモフィラ・ニベアという白い葉の木がある。パープルの花を咲かせなかなか美しい花木だ。最近は価格も下がってきて求め易くなったので盛んに寄せ植えコンテナに使用されているようだ。

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しかしだ!コンテナ寄せ植えガーデン・ファンの皆さん、そしてプロの寄せ植えガーデンの先生も是非、聞いて欲しいのだが、Eremophilaの語源は、ギリシャ語でエレモフィラ"desert loving"という意味で、文字通りオーストラリアの砂漠を中心とした乾燥地帯に育つ植物なのだ。オマケにリン酸肥料を嫌う。特にエレモフィラ・ニベアは乾燥を好み、同じオーストラリアのメルボルンでも鉢植えですら栽培が難しいとされている。つまり、日本でパンジーやチューリップ等との寄せ植えをして、リン酸の液肥を与えるのは、エレモフィラ・ニベアに対する『植物虐待行為』で枯れるのを待っているようなものだ。(写真は昨年の我が家のエレモフィラ・ニベア)

テレビにも出演する一流と称される売れっ子園芸家が、平気で寄せ植えにエレモフィラ・ニベアを使っているのを見ると、日本の園芸界もお先真っ暗だと思ってしまう。
見てくればかリで、草花を使い捨てにする事が当たり前のような風潮になっている日本の流行のコンテナ・ガーデニングはとてもヘンだ。活け花と園芸は違うのだ。

日本の園芸のプロの人や、園芸関係者は、金儲けしか考えていないのだろうか?プロの人たちは、もっと文化として誇りある園芸をきちんと広めて欲しいし、若者の育成にもエネルギーを使って欲しいと思ったりする。

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2007年01月08日

ミモザの枯死、そして再利用法

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年末にアカシア(Acasia baileyana)の木が突然、枯死した。オーストラリアの木は、ユーカリでも突然死状態に枯れる場合が多い。このアカシアもほんの数日で葉が茶色になってしまった。日本ではミモザとして知られているが、オーストラリア原産で現地ではワトルツリー(wattle tree)呼ばれて親しまれている。オーストラリアの国花でもある。日本でかつて、♪アカシア〜の雨が止む時〜・・・とかいう西田佐知子の歌が流行ったが(わ〜古い!)、このアカシアはニセアカシアのハリエンジュのことで、ミモザではないんですよ。(枯れた枝)

acasia312
最近、日本でも流行りかけているミモザだが、どうも寿命が短いようだ。ボクは今までに数種のアカシアを実生で育てたが、いずれも2〜3年で枯れてしまった。(昨年の2月の開花)

acasia312a
我が家の近所で見かけるミモザも少し大きくなると枯れてしまっている。やたら成長が早いので、寿命を延ばす為には毎年、短く剪定すると良いという説もあるようだが、真偽の程は分からない。(コレも昨年の3月)

stem107
正月前に枯れ木を切り倒したが、年輪を見ると、ちょっと感慨深いものがあった。たしか11年になる木だ。我が家でも最も古い類いの木で、毎年、2月の中旬には咲き始めて春の訪れを知らせてくれた木だ。年輪を見ると、ふと様々な風景が思い浮かんでくる。桜の花との競演とか、大雪を冠ったミモザとか、台風で倒れたこととか・・・・10年間、楽しませてくれた。(10年の年輪)

timber107
この思い出の木を捨ててしまうのは忍びないので、ノコギリで切って、レンガの間のアクセントに再利用する事にした。(結構、重労働・・・体育会系ガーデニングだ)

acasiabrick107
今までにも、ユーカリ等の枝を切り落とした時には、再利用しているのだ。そしてこのミモザの細い枝はガーデンシュレッダーで粉砕しウッドチップにしてマルチングに再利用だ。

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alexgarden at 08:08|PermalinkComments(12)TrackBack(0) ガーデニング | オージープランツ

お稽古始め♪

vl1221今年も弦楽アンサンブルの練習が始まった。いつもの半数しか集まらずダブル・クァルテット状態。人数が少ないと、当然、一人当たりの責任も重くなるし、指揮者からの「指導」もバシバシとくる。先生はボクみたいなアマチュアのオジサンは大目に見てくれるが、音大卒のご婦人達には、結構厳しい。ボクなんかから見ると彼女たちは完璧に弾いているように聴こえるのだが、先生はもっともっと高度な要求を出してくる。
ビバルディのコンチェルトグロッソOp-3-11をバッハ的に少しオトナっぽくとか・・・。音楽は果てし無く奥が深い。(写真は12月のクリスマスコンサートの時のもの。当局によりモザイクが・・・。)

そういえば先週、某大物指揮者のリハーサルを覗かせてもらった。マーラーの9番をやっていたが、本番で見せる顔とは全然違う、団員に対する、人間味豊かな接し方に感動してしまった。大きな声で歌いながら「そうです!素晴らしい!最高です!・・・」とか「いいですね〜」とか、団員を完全にソノ気にさせてしまう魔術師のような振る舞いなのだ。指揮者と団員が完璧に一体になって生まれる素晴らしい響きが、間近に経験出来て感動的なひと時だった。

ボクはよく音楽を聴いている時に自分の庭風景を浮かべたり、逆に庭でコンテスト用の庭作りをしている時なんかに音楽を思い浮かべたりする。音楽の構成と庭作りは、もの凄く相通じるものがあるのだ。弦楽アンサンブルとガーデニングを趣味としている事で、とても大きな相乗効果があるような気がする。美しい音と表現を徹底的に追求する音楽での訓練は、ガーデニングにも生きるし、ガーデニングの色彩感や空間認識感は音楽でも生きるような気がするのだ。あっ、あと、料理も共通してますね。
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2007年01月07日

真冬に咲く、夏の花

turuhana107
昨日は冷たい雨が降ったが、今朝は快晴!思ったより暖かい。今年は暖冬で、なんと夏の花であるツルハナナスが未だに咲き続けているのだ。日本は亜熱帯気候になったのだろうか?まあ、冬でも花が咲くのは嬉しいが、地球温暖化による海水面の上昇とか深刻な環境問題もあり、手放しには喜べない。

cocktail107a
そしてカクテールも我が世の春とでも言わんばかりに、この暖冬を楽しんで夏のような情熱的な花を咲かせている。

cocktail107b
まあ、薔薇のシーズンだと他の「豪華なイングリ」に押され気味で余り存在感のないカクテールも、こうして冬に咲くと注目されるものだ。

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alexgarden at 08:53|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ガーデニング | 花木

男達よ!料理を恐れるな!

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ボクは「気が多い」性分なのか、下手の横付きで色々な事に手を出してしまう。そして、漱石の「坊ちゃん」ではないが、結構、無鉄砲な性分でもある。それで、料理に関しても、基礎力が無いクセに、いきなり上級料理に挑戦しては、途中でカミさんにHELP!を求めたりする。(コレは昨年のボクの手製伊達巻きとチキンロール。昨年は奇麗に出来た!)

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得意とする薫製を始め、ソーセージ作りとか、カステラ作りは、あまり普通の主婦がやらない料理である。しかし、一度、こうした面倒な料理をマスターしてしまうと、普通の料理が簡単に思えてしまい、特に負担に感じる事も無く、軽い気持ちでやってしまう。(コレは今年のエビ入り伊達巻き。今年は、伊達巻きは「買えるもの」ではつまらないので「特製豪華エビ入り伊達巻き」にした。見てくれはあまり美しくないが味で勝負だ。)

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昨日も土曜で、子供たちはアソビに出て晩ご飯が要らないと言う。このところクリスマスからお正月料理にかけて食べ過ぎなので、カミサンに、「お茶漬けでいいよ」と言いながも、寒いし暖かいものが欲しいなあ〜!なんて思いながら、冷蔵庫の正月料理の残り材料を見て、ふとポトフを作る気になってしまった。(今年のチキンロール・・・ちょっと手抜き)

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ポトフというと、じっくり時間をかけて煮込むものであるが、高圧鍋を使えば煮たって15分である。ボクはテクノロジー活用とスピードには自信がある。思いたって、電気ポットで湯を沸かし、鳥モモ肉、カブ、ジャガイモ等を切って電子レンジでチン!して、ウィンナーソーセージやキャベツとブイヨンに塩こしょうを高圧鍋に投げ込みトータル20分で出来上がりである。

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ところで、ボクは毎年おせち料理の担当が、伊達巻きと、チキンロールとローストビーフである。煮物系はカミさんの担当である。チキンロールは、毎年やっていると、ちっと手抜き気味。(ローストビーフは簡単に出来る男のオススメ料理)

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ローストビーフは材料が新鮮なうちにと30日に作って、結局おせちにならず、美味しいうちに食べようと、その日に喰ってしまった!(1.5kgの牛肉を塩、胡椒、ニンニク、ショウガをまぶし、香料野菜と共に、オーブンに!200度で30分)

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男達よ!料理を恐れるな!サラリーマン業に比べればはるかに簡単で楽しいのだ!
そして奥様方よ!旦那様に料理をさせるには、まずは一緒にやって、褒めちぎる事だ!褒めて褒めて褒めちぎるのだ!
日本の子供の教育に欠けるのは褒める事だ!子供も旦那も褒めるのだ〜!
(アルミに包み常温でさます)

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alexgarden at 08:33|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 男の料理 

2007年01月06日

冬の貴公子♪

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この季節の園芸の話題は、冬の貴婦人、クリスマスローズに支配されがちだが、冬の貴婦人に対抗できるのが、「冬の貴公子」クレマチス・アンシュエンシスだろう。えっ?勝手に冬の貴公子と呼ぶなって?


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貴婦人とか貴公子というのは気品がなければイケナイし、派手でも大衆的であってもイケナイので、パンジーとかの形容には難しい。まあ、クリスマスローズも最近は、すっかり流行して大衆化してしまったのでイメージも「冬の貴婦人」から、「冬のおばちゃん」に変わってきているようなきもする。

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このアンシュエンシスは花の無いこの時期に咲いてくれるのが嬉しい。朝の冷え込みの中で凛として咲く姿が貴公子っぽい。そして、多くのクレマチスはヒラヒラとして華やかで締まりが無いが、コイツは清楚な白で花びらも厚く質実剛健で固く締まっている。

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蔓性の植物は我が家のように狭いには重宝だ。壁面に這わせたり、他の木に絡ませたりして場所をとらずに空間利用出来る。実はこのアンシュエンシスも、なんとクレマとは似合わないジャカランダの木に誘引しているのだ。

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上を見上げるとジャカランダが、今年は暖冬のせいで青々とした葉を付けたままだ。

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alexgarden at 07:05|PermalinkComments(5)TrackBack(0) ガーデニング | クレマチス

2007年01月05日

物語は一粒の種から始まった

さあ〜!!今日から仕事だぞ〜!
今日はノッケから、某TV局との2月に放送予定の取材打ち合わせ(もち本業ですぞ!)があり大変!
趣味の庭の取材の方が気分は楽かも・・・。
さて、今日から正月気分とも決別してサラリーマンとして、仕事をせにゃアカ〜ンのだが、ボクにとって元気をくれる花は、やっぱユーカリだ!
仕事始めはユーカリでスタートだ!10月の上旬に咲き始め、遅咲き品種のEucalyptus.sideroxyron がまだ咲き続けている。

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思えばAlex's Gardenの全ての物語は、このユーカリの種から始まったのだ。
ユーカリの種と出会わなければ、そして開花に成功していなければ、男庭日記もなかっただろう。
「我が家の庭にユーカリの花を!」・・そんな思いが実生への挑戦の始まりだった。
人生は人との出会いであり、花との出会いでもある。そして目標への挑戦である。


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一部はもう実を結びつつある。いわゆるガムナッツというやつだ。これが種になり、やがて山火事を経験して発芽するのだが、残念ながら未だ種が出来た事は無い。
横浜でも霜が降りて、霜にあたった花はやや痛んでしまったが、まだまだ、木の中の方で沢山咲いている。Eucalyptus.sideroxyron の特徴は、花が6個まとまって咲く。なかには5個だったろ7個だったりするが6個が基本だ。

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そして葉の香りがユーカリの中でも抜群に上品で良い香りなのだ。レモンユーカリなんぞは比ではない。
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我が家の狭い庭にはちょっとデカすぎる木だが、毎年、切り縮めている。横浜では露地で越冬OKだ。シルバーリーフも美しい。

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冬休み最後の昨日、夕日を浴びて青空をバックに咲くユーカリだ。何故、ボクがユーカリが好きかって、やっぱり沢山の思い出があるからだ。そして挑戦してみる事の楽しさを教えてくれた。
歳をとると、花そのものの美しさより、思い出の美しさを花に求めてしまう。

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alexgarden at 07:32|PermalinkComments(4)TrackBack(0) ガーデニング 

2007年01月04日

レモン哀歌・・いや、レモン賛歌♪

ガーデニングファンには夫々、夢見る庭がある。「薔薇の園を夢見る人」「花いっぱいの庭を夢見る人」「イングリッシュ・ガーデンを夢見る人」・・・。
多くの人は流行を追う傾向にあるが、所詮、流行は陳腐化する。ボクは、流行なんかより、まず、質実剛健な果樹を植える事をオススメする。柑橘類が育て易いが、中でもレモンがオススメだ。気候的には横浜以西に限られるかもしれない。今年はレモンが豊作だ!


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見た目にもカッコいいし、「気分は地中海♪」になれる。レモンの実る姿を見ていると地中海の乾いた風が吹く。そして智恵子抄のレモン哀歌の一節を思い浮かべて、文学青年気分にもなれる。「そんなにもあなたはレモンを待っていた。・・・トパーズ色の香気がたつ・・天のものなるレモン・・」だっけ?。(トパーズ色ってどんな色?)なにより、ちょっと紅茶にいれたり、料理に使用するのに、自家製レモンは最高だ!最近、オリーブが流行だが、レモンの方が実用的だ。

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自分の庭では「お金で買えないもの」を育てるに限る。逆に言うならば、お金で買った花付き苗の鉢なんかをそのまま工夫もせずに並べたって、ちっとも面白くないし、園芸としての愉しみも価値もないと思う。自分が育てた無農薬の採りたてレモンは最高だ!

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ボクがレモンの木に出会ったのはメルボルンで住んでいた家のバックヤードだ。芝生の真ん中にデカいレモンの木があり年中実っていた。毎朝、フレッシュ・レモンジュースを飲んでも消費しきれない程だった。
横浜に移り住んで、ダメモトでレモンの苗を植えたところ実ったのだ。南面の軒下に植えているのだ。

ところでレモンの苗の買い方だが、果実は実のなった鉢植えを買うに限る。実際の果実を確かめて購入するのだ。今、丁度、園芸店でレモンが数個ついて数千円で売っているようだ。(今日、改良園で見たら6100円だった)近所では鉢植えで育てて毎年、沢山実らせている人もいる。
さあ、トパーズ色の香気をたててみよう。

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alexgarden at 07:32|PermalinkComments(6)TrackBack(0) ガーデニング | 果実

管理人への連絡について

皆様、お世話になります。

以前、HPにアドレスを公開していたため、従来からジャンクメールが多いので、男庭日記には一切、管理人への連絡方法を記載していなかったのですが、出版社経由とかで問い合わせがあったり、かえって関係者ご迷惑をおかけしてしまっています。

また、このところ、Alex's Garden Partyのトップページ経由で、問い合わせを戴いても、ジャンクメールだと思い削除してしまったという事件が何件か起きています。申し訳ありません!

毎日、300件くらいあり、特に英語のジャンクメールが多く、ゴミ箱設定をしてもイタチごっこ状態です。英語はチェックする余裕も無く、また日本語も「○○と申します」の類いや、無料アドレス系はゴミ箱行きに設定しています。

管理人へのメッセージは、基本的にはコメント欄をご利用ください。

またメディア関係の方は、必ずタイトルに「取材希望」と明記くださるようお願い致します。

尚、サイドバーに自動エンジンで掛からない方法でアドレスを掲載致しました。まあ、これも一度、流出すると同じですが・・・プライベート&業務連絡には別アドレスを使用しています。

以上、宜しくお願い申し上げます。







alexgarden at 07:00|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 管理人への連絡 

2007年01月03日

6年間の軌跡:Alex's Garden Partyの誕生日♪

mygardenfern2001年1月3日・・・それはボクのホームページ"Alex's Garden Party"が誕生した日だ。つまり今日が6歳で7年目に突入する。
昨日、6年間の軌跡を自分のホームページで振り返ってみたが、実に感慨深いものがある。ネット環境もデジカメもPCの性能も大きく進歩した。当時は、ISDNだった回線が、CATVに代わり、今では光回線に代わった。デジカメも3代目だし、Machintoshも三代目だ。(写真は恥ずかしい7年前の庭:これでも当時は二子玉ガーデンアイランドのコンテストで優秀賞。そして小さかった木性シダ)

nzagapan6年間で両親の介護を経験し、そして看取った。二十歳だった息子は社会人になり、高校生だった娘も今年は社会人になる。そしてボクも確実に歳をとったのだ。そして愛犬達も歳をとったし、庭の植物も見違える程、大きくなった。この間、仕事も忙しかったし、家のローンや子供の学費で経済的にも厳しかった。(写真は7年前のコンテナ処女作で地元のコンテストで優秀賞受賞。この時のニューサイランやアガパンサス、カシワバアジサイ、ネグンドガエデが今は巨大になっている。)


ホームページに2年目からは月に一度毎月3日に"WEBマガジン「おやじぃ」"を発行してきた(昨年12月にて終了しました)。そして一昨年の1月からはblog「男庭日記」をほとんど、毎日書き続けてきた。Alex's Garden Partyは200ページ以上に膨らむ、おやじぃを中心に1000枚以上の写真をアップし、更には画像投稿BBSのユーカリ広場、そしてblog「男庭日記」を含めると、おそらく5000枚以上の写真をアップしてきたと思う。

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我ながら、よくぞここまで続いたと感心する。幾度か止めてしまおうと思った事はある。しかし、そんな時に「継続は力なり」と思い、自分のペースで進む事に心がけた。
何故、続けられたかのか? それは偏に読者の皆様のご支援があったからこそだと思う。そして、皆さんとのコミュニケーションが楽しかったから続けられたのだ。
思い出に残るものとしてネットプロジェクトがある。2001年に実施した、"羊歯プロジェクト"と2002年に実施した"男のガーデニングプロジェクト"だ。このネットプロジェクトでの試みは自分でも驚く程の反響があり、ネットのパワーと可能性を感じさせてくれた。(写真は2003年の庭:園芸ガイドに掲載)

bises
ボク自身は、毎朝、愛犬の散歩から帰って、庭の手入れをして、その日の感動を写真に収め、文章を加え、ネットにアップするという事を、ごく限られた出勤前の時間の中でやる事を、自分自身のトレーニングだと思って楽しんできたのだ。
そのトレーニングの結果は、ガーデニングコンテストに応募して、ラッキーな事に、ほとんど全て入賞を果たす事ができた。特に2003年の「園芸ガイド」のグランプリで「ハワイ旅行」、2004年の"「浜名湖花博」のコンテスト"で「ニュージーランド旅行」をゲットしてしまい、貧乏父さんにとって、この味はどうにも忘れられないのである。(写真は2004年bisesのコンテスト発表に掲載されたもの)

austもう一つ、励みになったのがメディアの取材である。年に2〜3回あったが、取材前には庭をカッコ良くみせようと真剣になる。この真剣になるという事は、コンテスト応募も共通しているが、大切な事なのだ。ほとんどの人が、所詮、趣味のガーデニングなんかに真剣に取り組んだ事なんてないだろう。真剣になると「火事場のバカちから」では無いが、自分でも気づかなかった力がでてしまうのだ。
ネットで楽しい事は多々あったが、英語ページはやはりオーストラリアとの繋がりを一層、深めてくれた。2年目からは毎月、オーストラリア最大の園芸サイトの"Global Garden"というところから依頼されて毎月、レポートを送っており、このレポートから沢山の輪が広がった。そのうちの一人が、三田のオーストラリア大使館のガーデナーで、"大使館の本格的オージーガーデン"作りにも参画して楽しい思い出となった。(写真は2003年に大使館で夏休みに作業の手伝い)

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ネットから広がった楽しい思い出は尽きないが、ボク自身7年前はネットもガーデニングも初心者だったし、今のようになるとは予測もしていなかった。やはり継続は力なりとつくづく感じる次第である。(写真は今の庭)

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今後は、ボクみたいなごくフツーの忙しい貧乏サラリーマンでも、気持ちの持ち方や、時間の使い方で、そして狭い庭でも色々楽しむ事が出来ると言うライフスタイル提案の色彩を強くしてゆくつもりです。それはボクと同じようなサラリーマン&その奥さん対するエールであり、自分へのエールでもあるからなのです。

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毎日、多くの様々な方々にお越しいただいているようですが、やはり多くの方々に読んでいただいているということ、そしてコメントに色々書き込んで下さる事が何よりも励みになります。今後ともご指導、またお付き合いの程よろしくお願い致します。(写真は今の庭)

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alexgarden at 07:00|PermalinkComments(10)TrackBack(0) メッセージ系 

2007年01月02日

千両って、今の貨幣価値ではいくら?

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庭の千両が今年は赤い実を沢山つけた。どうも解らないが隔年程度にしか実を付けない。何故か南天と交互に実を付けるので、正月用には、なんとか赤い実に関しては自給自足で賄える。

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実を付けない理由は、狭い通路にあるので強剪定をしてしまうのが原因かもしれない。千両はお馴染みの正月の活け花素材だ。誰もが正月くらい活け花をして新年を迎えようと思うせいで、年末には切り花がベラボウな値段に跳ね上がる。菊や千両が1本で200円以上もする。

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我が家の千両は幸い今年は赤い実を付けたので、菊とスターチスをディスカウント園芸店の「ワールドフラワー」で買い足して、千円程度の出費で安上がりで豪華な活け花が出来上がった。なによりも庭の植物を生活に取り入れる事が豊かで素晴らしい事で満足感を感じる。ボク自身は朝は庭に出て花を愛でるが、子供達やカミサンは朝はそんな余裕は無く、出勤したり通学してしまう。つまり、折角の庭の花を見ずして終わってしまう事もある。

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それでボクは、よく庭の誰知れず咲いている花を、朝、切り取って玄関や洗面所に生ける。家族はきっと、生けられた花を見て癒されたり、元気をもらっていると思う。花はただパッと見が奇麗というより、やはり元気をくれたり、心を癒してくれる二次的な効用が素晴らしいと思う。でも、そんな効用は見る人の感性次第なのだ。花や植物を愛でる感性を持つ人に子供達も育って欲しいと思う。

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こうした育まれた感性は花に対してのみでなく、他人に対しても世の中の事象に対しても全てに通じる人間らしい心なのだ。

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ところで千両って、今の貨幣価値ではいくらなんだろう?・・・と、興ざめる現実的なオヤジであった。

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alexgarden at 07:37|PermalinkComments(6)TrackBack(0) ガーデニング | 果実

2007年01月01日

「金持ち」より「時間持ち」〜モノより豊かな時を求めて

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

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早いもので、ホームページを作り始めて7年目に突入してしまいました。
始めた当初は予想もつかなかった今のblogの様子とか、ネットの世界はすっかり変わりました。
いつの間にか、大勢の方がアクセスして下さるようになり、最近は少しは書く事に責任を感じるようになってしまいました。
男庭日記はガーデニングを中心とした貧乏中年オヤジのライフスタイル提案サイトです。

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オーストラリアで5年暮らし帰国すると、日本の価値観がちょっとヘンじゃない?と感じてしまう事がいくつかありました。一言で言うと、日本は経済的に、そして物質的には豊かな国なのに、人々の生活は豊かではないのです。

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その原因の一つが経済至上主義の価値観のように感じます。お金やモノばかりに価値観を求めてしまうので、満たされなのです。「身分不相応なブランド商品」や「絶対なれないお金持ち」に価値観を求めても、心が満たされる訳がありません。

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もっと、日本人はお金では買えないモノ、つまり「家族や友人との時間」とか「余暇を精神的に豊かに過ごす事」に価値観を求め、自分に合った個性的で創造的な暮らし方をした方が幸せな生き方のような気がします。全ての人に平等に与えられた機会である「時間を豊かに過ごすこと」は、たとえボクみたいな貧乏サラリーマンだって、創造性次第でどんな金持ちにだって勝つ事ができます。「金持ち」より「時間持ち」をめざしましょう!

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そして趣味を増やしましょう!ボクの趣味はガーデニングや音楽等だけど、必ず趣味は感性を磨くとともに「豊かな時間」と「仲間」をもたらせてくれます。生活に遊び心を忘れずに、たとえ仕事が忙しくとも、今年もお金では買えない「豊かな時間」発信してゆきます。
本年も宜しくお願い致します。

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alexgarden at 08:04|PermalinkComments(14)TrackBack(0) オヤジの価値観