2012年09月
2012年09月30日
嵐の前の静けさ
今朝の横浜は「嵐の前の静けさ」で穏やかな空気に包まれている。
ゴーヤがカーテンから離れた所で、1個ポツンと実っていた。今年、最後のゴーヤ。
サルスベリも台風が来れば、すべて散り去るであろう。
咲き始めたシュウメイギクは風雨に堪えられるだろうか?
昨日は、お客様から、コンテナのニューサイランが枯れた・・・との連絡で、秋のコンテナに作り替え。
水やりを怠ったと、ご本人はおっしゃるが・・・土を出してみると、何とコガネムシの幼虫が約80匹!きゃ〜っ!佃煮ができそうな量!まいった!これでは枯れる訳だ。大体、鉢物が枯れるのは、水不足、肥料過多等だが、このコガネムシの幼虫の害も多い。対策としては、オルトラン顆粒を土に混ぜておくと良い。
あら、嵐が来るのかしら。ワタシ、風の音が怖いのよ。
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2012年09月29日
秋を感じて
昨日に続いて、秋を求めて植物園内散策。秋の七草を撮ろうと思ったが、ニ草しかなかった!
萩です。ハスキーなおふくろ。のハは萩。ススキ、桔梗、ナデシコ、女郎花、フジバカマ、葛。
フジバカマに蜂が。
カリゲネソウのブルーは鮮やかで気持が良い。
あっ、ビオラのこぼれ種が、もう咲いた!
そういえば、昨日、園芸店で、もうパンジーが売っていた!早すぎる!徒長しちゃうんじゃない?
ああ、気持いい朝だわ。公園にはドングリが沢山落ちていて、秋ね。
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2012年09月28日
知らなかった「釣鐘人参」
昨日は数日振りの植物園への出勤日。急に秋の気配となった園内には秋を告げる花が咲き始めた。
散策が心地良い季節だ。いや、散策ではなく、名札が落ちてないかとか、間違っていないかとか、病害虫が発生していないか等々、レッキトシタ仕事しているのですぞ。カメラ持って。ボクの弱点の山野草コーナーで・・・・むっ!知らない花を発見!園内に知らない花が有るとは、相談員としてヤバい!名前を覗き込むと、ツリガネニンジン。
釣鐘人参?聞いた事も無い!ますますヤバい!しかしイワシャジンのような清楚な花だ。
学名: Adenophora triphylla var. japonica 。キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。
燃えるように咲く赤いヒガンバナとは対称的な静かな佇まいだ。
あら、食欲の秋ね。今朝もブレックファーストがサイコーよ。
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2012年09月27日
秋のホトトギス
日の出とともに起きる愛犬との散歩の時間が段々と遅くなり、最近は5時半。今朝は清澄なヒンヤリとした大気が心地良かった。家に帰り、久々に庭の裏に回るとホトトギスが凛として咲いていた。
以前は、ジジ臭い花だと思って見向きもしなかったが、自分がジジイになるにつれ、段々と魅力的に感じるようになってしまった。
良く見ると芸術的で素敵な大人の花なのだ。薔薇だクレマだと言っているうちは、まだガキさ、なんちゃって。
茶花として愛されて、お上品なようだが、実はなかなかの暴れ者で、根を横に延ばし蔓延るので注意。
あら、ワタシはやっぱりホトトギスより薔薇が好きよ。
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2012年09月26日
グラスの秋
グラスが流行りだして久しいが、その多くは洋モノだが、日本のグラスも素敵なのだ。
今年、ボクが多く使用しているのが、斑入りヤブランの白の部分の多い品種。
このところ、秋の園芸シーズンを迎え、拙宅は花壇やコンテナ作りのお仕事用の苗の鉢だらけ。園芸店で良いものを見つけると、つい確保してしまうのだ。良いモノを作ろうとすると赤字になったりして・・・.プロになりきれていない?まっ、楽しませてもらっているので、いいか。
白い葉が、チョコレートコスモスやリンドウを引き立てる。
まっ、グラスを使用して、こんな秋の風情で如何でしょう?
すっかリ秋ね。花壇作り楽しそうね。
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2012年09月25日
青いレモン
今朝は肌寒い程の横浜である。夜中にも雨が降ったようで、ほんの少し前の猛暑と日照りが嘘のようである。レモンが大分、大きくなり雫を下げ、瑞々しい豊かさを感じさせてくれる。
レモンの向こうにはボトルブラシが咲き、メルボルンの庭を思い出す。オーストラリアでは年中レモンが実り、ボトルブラシが咲いていた。
日本でも最近、赤いボトルブラシを見かけるが、殆どは一期咲きだが、このピンクは四季咲きで嬉しい。
ボトルブラシにも水滴が付き、うるおいの朝だ。
そして、ボクにとっては、毎朝の発見を写真に撮り、文章に表現する事が、感性を磨くトレーニングなのだ。
あら、ワタシ、少し鈍感だから、感性を磨くトレーニングをしなきゃ。
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2012年09月24日
極楽鳥が舞うガーデン
今朝は久々の快晴。秋の青空の下を極楽鳥花が舞う。
ユーカリの木の下で、グレヴィレア・ロビンゴードンの赤い花に極楽鳥が戯れる。
アカシアやメラレウカに囲まれたボクの好きな南半球的空間。
男庭の伝統的な二つの植物のコラボレション。
ガーデニングは個性と創造性で楽しもう。
あら、久しぶりの太陽さんだわ。最近、太陽さんもお寝坊ね。
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2012年09月23日
ほっと一息、雨の日曜日
朝目覚めると、静かな雨音。雨だとシャーロットの散歩に行けないし、昨日は弦楽アンサンブルで疲れているのでノンビリ朝寝。でも6時半にはカーテンを開けた。コレが、毎朝、まず目にする光景なのだ。ユーカリとサルスベリ。今日は部屋の中から写真撮影しよう。
リビングの雨戸を開けるとホスタが雨に濡れて新緑のように爽やかだ。
ユーホルビアとホスタが冷たい雨に濡れてうなだれる。
アカシア(Acacia Glaucoptera =Flat Wattle)の明るい銀葉が綺麗だが、がすっかリ伸びて雨の重みで傾いてしまった。
昨日は弦楽アンサンブルの発表会。秋は先生の門下生のソロが多く、ボクはカメラマンを仰せつかり、失敗してはイケナイので神経をすり減らし演奏より、カメラマンで疲労困憊。いや〜、被写体となるバイオリニストは演奏すると腕は動くし体も動くのでピントが合わず写真撮影はタイミングが難しいのだ。カメラマンのお仕事って大変ですね。
涼しくなって、パピちゃんが寝たきりだけど、少し元気になったみたい。でも、夜中の鳴き声も大きくなってママは介護が大変よ。
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2012年09月22日
セージの秋、サルビアの秋
今朝はすっかリ秋の気配。「暑さ寒さも彼岸迄」・・・その通りである。
世の中、各党の総裁選や、米国大統領選で政治の話題が多いが、ここでは俗世間を離れてセージの秋である。すっかりボサボサに伸びた「珊瑚の妖精」=Salvia coccinea ‘Coral Nymph’達が秋の冷たい空気を満喫している。
もう15年以上、男庭の住人になっているサルビア・グアラニティカ=Salvia guaranitica
あっ、コイツは新参者。名札無し!先日、お仕事のコンテナ製作であぶれてしまって・・、いつも予備を持参して、結局、余って・・・男庭の片隅に・・・最近、多いパターン。
昔ながらの学校花壇にあるサルビア。あっ、コレもお仕事の余り物。
ブルーサルビア=Salvia farinaceaと、フェニックス・パープルというセージ類とサルビアの交雑種らしい。
今日は弦楽発表会。隣で弾くのはバリバリの現役美人音大生で、オジさんは、それだけでドキドキ、緊張。昨夜は恒例の看板作り。毎度、ボクの役割。
まっ、ワタシはコンサート聴きに行けないけど頑張ってね。
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2012年09月21日
☆黄金の輝き
紅葉の季節には未だ早いが、年中紅葉しているのが黄金カズラ。晩秋にはもっと鮮やかになる。
長年、園芸をやって飽きないのは、毎朝、新たな発見が在るからだと思う。イセハナビとのコントラスト。いいね。
イセハナビは夏中咲き続けてくれて、可憐だ。グランドカバーにお薦め。
アップにすると、その可憐さが判る。
ワタシのヘアーも黄金の輝き☆
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2012年09月20日
趣味は老後を拓く
秋らしい落ち着いた静けさ空気に包まれた朝だ。庭に出ると色々な思い出が蘇る。
秋の園芸シーズンを迎え、このところ、元はと言えば「趣味」繋がりの電話やメールが多い。
お仕事の依頼だったり、ご案内だったり、お尋ねだったり・・・電話やメールって、大体、それだけでは済まず、次の行動が伴うが多く、「貧乏ヒマ無し」状態に陥ることになる。しかし、お声を掛けていただけるのは、本当に有り難い事である。
「趣味は身を助ける」とか、「芸は身を助ける」とか言うが、今のボクは「趣味は老後を拓く」とでも言うか、趣味があったことで、充実した「第二の青春」を送る事ができて本当に良かったと思う。
サラリーマン時代は仕事はホドホドにして、趣味に熱中して老後に備えて正解なのである。
定年になってから始めるより、定年を迎える段階で、ある程度のレベルに達しておく事が大切なような気がする。
ガーデニングと同じくらいの歳月を費やしたバイオリンは、とても「芸は身を助ける」レベルには程遠いが、カミサンのチェロと合わせたり、大学時代のクラブのポップスオケのOBたちと再結成したりと、それなりに楽しめている。芸術の秋を迎え、色々な思いに耽る今日この頃である。
あら、ワタシも老後に備えてバイオリンやってみようかしら?ボケ防止に良いらしいわね。
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2012年09月19日
忘れられたポップスター
時折、激しい雨が降る横浜である。雨が止んだ隙に、写真を撮ろうと庭に出てこんなクレマを発見!
むっ?見た事無いな!カミサンに聞くと「えっ!?咲いたの?」3年くらい前に「国バラ」で買ったものよ。」品種名も忘れてしまい、蚊の飛び交う中を根元の名札を探したら、ヴィオルナ系ポップスターとあった。
あれ?咲き終わった跡もある・・・気付かなかっただけかな?
植え場所が無くて、ボトルブラシの根元近くに植えたらしい。すっかリジャングル化した庭で太陽を求めボトブラシに絡み、上に蔓を伸ばして咲いたのだ。
ところで、未だ先の事だと思っていた弦楽アンサンブル「パンドラ」の発表会が今週末。
ああ、今日しか練習する日が無い!秋は長澤門下生のソロが中心で、パンドラは ベートーヴェンの弦楽4重奏 No1 のみ。
今日は雨でワタシ、寝るしかないわ。
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2012年09月18日
♪こんな時代もあったのさ〜8年前/2004年9月
定年退職になって、早3年目となり、色々な事(着なくなったスーツ等衣類、本棚、書類等々)を『整理』しようと思うがなかなか進まない。そうそう、膨大な写真やネット上にアップしたコンテンンツも整理したいな・・・と、昨日、パソコンを掘り起こしているみると、写真データが2004年以降は残っているが、それ以前は、見当たらない。そういえばパソコンを買い替えた時に、間違えて消えてしまった事も在った。バックップのハードディスクも立ち上がらない・・・.
2004年9月の写真データ・・・懐かしい!
あの頃が、ガーデニングに最も燃えていた時代かもしれない。
あれから8年、今は、もう、すっかり燃え尽きている・・・とほほ。最近のテイタラクぶりを反省!
あの頃、10月実施の浜名湖花博のコンテストの最終本選会の8名に残り、賞品のニュージーランド旅行が8分の1の確率になって、ニンジンを目の前にぶら下げられて、サラリーマンで仕事が忙しかったのに結構、ガーデニングに頑張ってしまった時期だ。
9月末にNHKさんが収録して、10月の本選会でビデオで会場で公開審査するという仕組みだったので、収録に向け、日夜、小細工をやっていたのだ。
もともとオージープランツを鉢で育てていたので、毎日、ベストに向けて移動していたのだ。
当時、昼休みには、毎日、時間を惜しんで、カイシャのスタジオでバイオリンやピアノの練習。
よ〜、やったよな。今は、時間があると、返ってやらない!
9月の写真にはこんな写真も・・.超老犬パピは未だに、自力では食事も出来ず、カミサンが抱きかかえて口を手で広げて、ボクがエサを口にスプーンで押し込むという、介護生活でなんとか生き延びています。真夜中に夜鳴きするし、夫婦で犬の介護疲れ気味!
当時のようす→おやじぃ2004年9月号
ワタシの生まれる前の出来事ね。
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2012年09月17日
「花なかま」へのお誘い
昨日は「花なかま」の月例会。メンバーからの展示品の持ち寄りは、リコリス等、すっかり秋の花。
夫々の花について、育て方等々の説明をします。
毎月、庭の花を切り花にして持参してくれるH女史。その量と技術に感心してしまう。
このところ毎月、新会員が増えて楽しみ。新会員募集中です。
月例会の様子を紹介してきましょうね。場所は、田園調布「せせらぎ公園」多目的室。
興味の在る方は、会誌の見本をお送りしますので、メールでalexアットマークf06.itscom.netまでご連絡下さい。
もう一つの例会の楽しみは頒布会。会員が不要の植物や球根/種子を持ち寄り寄付。それを会員が順番に欲しいものを100円で購入し、活動資金に。時々、数千円もするようなモノが出たりする。
昨日、ボクはコレを寄付。
そして、貴重な球根、3種をゲット!テルミトラ、プテロスデリス、オフィリス。一個100円! それぞれ、どれだけ貴重な球根か、わかる人には判りますね。
花なかま、楽しそうね。ワタシも「犬なかま」立ち上げようかしら?
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2012年09月16日
いつでも開花のオージー花木
男庭の中の優等生のGrevillea 'Robyn Gordon'が、猛暑にも負けず咲いている。冬を除き、ほぼ1年中咲いてくれるのだ。花の無い時期のメディアの取材等でも、コイツがいつも助けてくれた。
地植えで越冬そして越夏する、お薦めのオージー花木だ。
そして優等生の対抗馬として頑張ってくれているのがピンクの四季咲きボトルブラシ=(Callistemon)だ。5月に咲き始め10月一杯くらい繰り返し咲き続ける。
そうそう、今年残念だったのが Grevillea'Moonlight'だ。冬の寒さで枝先が枯れて、花芽をやられたようで、開花しなかった。
でも、こんな風に、ユーカリとともに綺麗な葉を青空に広げる姿は、豊かで大らかなオーストラリアの思い出を運んでくれる。
ワタシも年中満開の四季咲きよ。
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2012年09月15日
調べはアマリリス♪
アマリリスというと赤やピンクの派手な花を連想するが、こんなアマリリスもあるのだ。
Amaryllis とも Hippeastrumとも呼ばれるが実に多くの交配種があるようである。
これもパピリオと言われたが、どうも異なるようだ。
Amaryllis と Hippeastrumの違いについて調べようとしたが、Amaryllis and Hippeastrum, one result of which is that the common name " amaryllis" is mainly used for cultivars of this genus・・だそうだ。
パピリオも原種系と言われるが、様々な花の原種系には、ホッとする不思議なチカラがありますね。
品種改良が進んだ豪華な花が多い昨今だが、パッと見には良いのだけれど、何故か深みが無く疲れるのだ。
山野草とか原種系に惹かれるようになったの、歳のせいなのだろうか?
あら、ヒョウタンね。駒は出て来ないのかしら?
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2012年09月14日
ハイビスカスの仲間、木槿
昔から、馴染みのあるムクゲだが、漢字で木槿と書く事や、ハイビスカスの仲間(学名:Hibiscus syriacus)である事や、英名が Rose of Sharon (特に北米)とRoseがつく事等々、意外と知られていないようだ。しかし、近年、八重咲き品種も園芸店でも見かけるようになり、少々、イメージが変わりつつあるようだ。
韓国の国花らしいが、ハイビスカスに較べれば、東洋的で優しい姿形だ。
そもそもは、ホームセンターのチャレンジコーナー(処分コーナー)で200〜300円で購入したものだが、数年経ち、すっかり馴染んでいる。
八重咲きのムクゲ、夏のガーデンにお薦めだ。
ああ〜、今日も暑くなりそうね。熱中症に気をつけようね。
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2012年09月13日
アマリリス+クリナム=アマクリナム
「うなじ美人」という形容が相応しいアマクリナムの後ろ姿。色香漂う美しき花である。
10年以上前に戴いて、鉢植えでそのままで、ほとんど放置状態で毎年咲いてくれる。美人薄命ならぬ美人長命で、天がニ物を与えてくれた素晴らしい花である。
アマリリスとクリナム(はまゆうの仲間)の交配種でアマクリナムという名前も判り易い。
ヒガンバナ科である。
ヒガンバナ科の植物は日本では、まだ余り普及していないが、リコリス、ネリネ、スノードロップ、キリタンサス等々、それぞれ品種も多彩で魅力的な花が多く、近いうちにブームになるのでは?と予測する。
ふと気付くと、ホスタも後ろに花は咲いていないがアガパンサスもラッパ状の花の形で、スッキリ系である。たしかにヒラヒラ・ボテボテと咲く花よりシャープでスッキリ系の花が、ボクは好きなのかも知れない。
あら、ワタシは最近、ボテボテ系かもね。日の出が遅くなったわね。
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2012年09月12日
いつまで続くのか、この猛暑
早朝は曇りでヒンヤリとした風が吹いた、横浜であるが、7時すぎには青空が広がり今日も猛暑の予感。
今年は咲かないかと諦めていたアマクリナムが咲きかけた。
ペチュニアは暑さにくたびれて枯れてしまったが、ルリマツリが元気だ。
昨日は、真夏以上にピーカンの強い日差しで、強烈な太陽にパンパスグラスが輝いていた。
株がデカくなり過ぎて、冬に小さくしようと試みたが歯が立たなかった。強靭なアルゼンチン育ちのススキだ。
あら、ナデシコね。ワタシだって大和撫子なのよ。秋の七草よ。全部言える?
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2012年09月11日
ニューヨーク9.11
今日は11年目の9.11だ。3.11からは1年半。
自分がこうして平和に第ニの青春を過ごしている事を、今迄、様々なかたちで自分と巡り会い支えてくれた人々に感謝し、これからは恩返しに社会に貢献しなければと改めて思ったりする。
ボクの老後の社会貢献の一つのカタチは、園芸文化の普及啓蒙と決めているのだが、ここ数日、昔のブログやHPを見直して、昔の方がクオリティが遥かに高かったな、と最近のいい加減さを反省している。
あの日の数年後の9.11にたまたまニューヨークに出張していた。平和で豊かな街だった。
高層ビル街のアチラコチラにはコンテナガーデンが見られたが、すっかり風景に溶け込んでいた。
最近でこそ、日本のコンテナガーデンも「花いっぱい」から葉もの使用をしたり、大人っぽくなってきたが、当時でもNYでは黒い葉のイポメアが見られたりした。
日本のコンテナガーデンはチマチマとなんでも詰め込み過ぎだと思うが、こういうコンテナ見るとホッとするね。
ところで、日本の伝統園芸文化は素晴らしいが、ブームから始まった「日本のガーデニング」は近年、急速にレベルは上がったと思うが、まだまだだと思う。今迄にも紹介したが、園芸雑誌でアメリカのFine Gardeningは大人の雰囲気だし、イギリスのThe Gardenはアカデミックだ。定期購読をお薦めする。
The Garden
Fine Gardening
ワタシもセントラル・パークで走ってみたいわ。
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2012年09月10日
懐古の季節?
いつ迄、猛暑が続くのか・・・今日も暑くなりそうだ。
このところ、ボクは10年前のHPの復刻版をアップしたりして、昔を懐古しているが、何と、昨年も同じ時期に、同じような事をしていたのに今朝、気付いた。進歩無し!まあ、この歳で後退しなければ良しとするかっ!この時期は懐古の時期なのか?
ちょっと面白そうなので、過去の9月10日のブログを並べてみるか。
クリックして昨年2011年へ
カラーリーフの美しい季節だ。オージープランツとともにAlex's Gardenがチカラを入れてきたのがカラーリーフだ。9.11から明日で十年を迎え、今朝、ふとボクの十年前を振り返ってしまい、当時のホームページを見入って感慨に浸ってしまった。2001年の9月の庭
10年前にしちゃあ、頑張って最先端を走っていたなと、我ながら感心!(笑い)
クリックして2010年へ
今朝も秋らしい涼しさだ。斑入りのアイビーとアメリカンブルーが鮮やかに目に飛び込んだ。
クリックして2009年へ
今朝は太陽が眩しくこの秋、一番のパキッとした快晴だ。つい1ヶ月前にさっぱろ剪定したはずの木々が早くも空を覆ってしまっている我が家の庭だ。Grevillea ' Moonlight'が今年最後の花を咲かせている。
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スカーッと広がる青空!オー!ラブリーデー!と声をあげたくなる晴天だ。
2階のベランダを越え広がるジャカランダが爽やかだで元気いっぱい!
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昨日は早朝から台風の後始末をして、9時から15時まではバイオリンのレッスンに行って、その後、ユーカリの木と格闘してヘトヘト。毎度、休日は忙しい!
今年に大きく伸びたユーカリが、先日の台風のとき、強風でお隣の家の軒にぶつかりそうでヒヤヒヤしたので、切る決意をしたのだ。
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日本人英語をJanglishとか中国人英語をChinglishと言ったりする。そして、英国風ガーデンを真似した、最近の日本の庭をJanglish Gardenと言うらしいが、一字違いのJunglish Gardenは我が家の鬱蒼とした今の状態を言うのだろ。緑が生い茂るこの時期、まさしくジャングルのような庭になっている。左はサルスベリ、ユーカリ、ジャカランダ、レモン、グレヴィレ・ムーンライト、桜・・・と、生い茂った状態だ。そして右は蕾を持ったユーカリ、グレヴィレア・ロブスタ、木性羊歯などで形成されるジャングルだ。
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ニューヨークと言ってもマンハッタン&セントラルパークしか歩いていないのでなんともいえないが、オージープランツは見られない。冬の寒さを考えると当然だ。
ああ、2005年はNY出張中だったんだ。しかし、同じ時期に、男庭に関して書こうとすると、似たり寄ったりになってしまうんですね。何故か青空が多い! そして2009年以前はキャノンでそれ以降はニコンです。キャノンが空は綺麗?過去7年間の9月10日でした。
あら、またワタシが未だ、Alex宅に来る前のお話ね。
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2012年09月09日
昨日の続き
昨日は出勤日だったが、少々、ヒマだったので、オフィスのコンテナ作り替え。
植物園のくせにイザ、コンテナを作ろうと思うと意外と素材が無いものなんです。まっ、ありもので・・.
あっ、このブルーの花、なんだっけな?おいおい、コレでよく相談員やってるな・・と叱られそう!
大型のコリウスでデーンとシンプルに。
そうそう、昨日、字数制限でアップ出来なかった、続き・・・・
<メルちゃん頑張れ!>
9月14日
昨日、医者から「何かあったら電話します」って、言われていたので、電話が鳴る度にビクビク。
土曜日はやったら、墓石やら、塾やらセールスの電話が多い。
幸い病院からの電話は無く、無事に峠を越えることが出来たことを願った。
朝から、メルの事が気になるのだけれど、見舞いに行って、メルを興奮させ、体力を消耗させてはイケナイのでじっと我慢。
夕方になり、一目見に病院に行く。
「メルちゃん」と声をかけると目を覚まし、必死で立ち上がろうとするけれど、立ち上がる力が無く、足をもがいて目で訴えている。
自分がどういう状態に置かれているのか、たぶん理解できていないだけに、とっても辛いことだと思う。
こんな目に合わされていることを、うらめしそうな目で、ボクを見つめる。
今回の件、そもそもはやはり、飼い主の不注意によるモノで、本当に可哀想なことをしてしまった。
1月ほど前に、オモチャに与えていたゴムのコングの先っぽが無くなっており、
カミサンに「まさか、食べちゃったんじゃないよね」なんて言って、カミサンも「まさか〜」
と言った会話をした記憶がある。
思えば、あの時、まさか。。。食べてしまっていたのである。
その後、おそらく胃にしばらく留まっており、何かの拍子で小腸に入り、そのころから吐き気や食欲不振が始まったのだと思う。
吐き始めたのは、たまたま公園でティッシュを食べてしまった日と重なったので、ボクはティシュが原因だと思いこんでしまっていた。
コングの先はドーナッツ状になっていたので、完全な腸閉塞ではなく、わずかだか便が出たりしていた。
あの腸の爛れ様を見るとさぞかし痛く苦しかったに違いない。
ゴムのコングを噛みちぎって食べてしまうなんて想像もしなかったけれど、商品にはそんな危険性に対する注意書きなど一切無かった。
本当にゴメンよ、メルちゃん。許しておくれ。
<メルちゃん頑張れ!>
9月15日
ここ4年半ほど、毎朝メルに5時に起こされて、散歩に行って、そのあと庭の手入れという生活をしてきたのだけれど、
メルがいないと、つい寝坊してしまい、庭の手入れもさぼりがちだ。
朝5時に起きるのはシンドイのだけれど、公園に行ってメルと戯れて「元気」と「気合い」をもらっていたような気がする。
朝の散歩がないと、なんとなく毎日ダラダラと過ごしてしまう。
鉢の水やりを何日かサボったため、既に何本かのオージープランツを枯らしてしまった
今日も夕方まで、ナニもする気がしなくて、ダラダラとして、夕方メルに会いに病院に行った。
メルはうつ伏せに寝ていて、ボクの顔を見ると近づこうとする、でもカラダが思うように動かず恨めしそうな目で見上げる。
心なしか昨日よりも元気が無いみたいだ。
メルはどんな気持ちなのだろう?
毎日、飼い主は会いには来るけれど連れ帰ってはくれない。こんな辛い思いをしているのに・・・・いったい飼い主はナニをしているんだろう?
いつまで、この狭い檻の中で生活するのだろう?もう家には帰れないのだろうか?
ナニも分からないだけにとっても不安だと思う。
面会も、興奮しやすいタイプの犬の場合、あまり好ましくない・・・とも、先生から聞いた。
今日で3日目。二進一退状態で少しずつ良くなるが、安心は禁物と先生に言われた。
昨日は、小腸に残っていたウ○コのようなモノを吐き、今日も小腸の奥にあったモノを吐いたらしい。
三連休には色々とやろうと思っていたことが・・・・なんだか気力がなくて・・・なにもする気が起こらない。
今日は敬老の日・・・母の見舞いに「老人施設」に行くはずだったのに・・。
メルちゃんが元気になるまでこんな日々が続くと思うと・・気が重い。
<メルちゃん頑張れ!>
9月16日
3連休が終わろうとしている・・・・。
メルちゃんがいない我が家は寂しい。
ペットロス症候群とはこんなものだろうか?などと思ってしまう程、ナニもする気がなく3連休を過ごしてしまった。
10月のコンサートの練習をみっちりやろうと思っていたのに、バイオリンを手にしても数分でイヤになる。
今日も夕方、病院にメルの様子を見に行く。
メルは檻の中で、傷口を舐めていた。少しでも動いていると元気に見える。
少しの変化に一喜一憂してしまう。
「メルちゃん」と声をかけると、少し体の向きを変えた。昨日より動けるようになったようだ。
先生がおっしゃるには「腸の損傷を回復するのにまだまだ時間がかかる」とのこと。
先日、見せてもらった手術の時の腸は、恐ろしく爛れて壊死に近い状態だった。
手術までに2週間以上も、ほとんど食べ物を吐いてしまっていて、栄養注射でしか養分を摂取しいないので体力の衰えが心配だ。
メルが強い意志を持って快復することを祈る。
明日から仕事だ・・・。
9月17日
今日、ボクはお見舞いに行けなかったのだけれど、カミサンが行ったら、今までで一番元気で、立ち上がったとのこと。
回復に向かっているようで一安心。しかし、医者が言うには、油断は禁物とのこと。
胃の切開ならば数日で快復するが、小腸はどうしても2週間はかかるとのこと。オマケにメルの場合、腸の損傷が酷いし、手術前に体力が弱っていたので、回復には時間はかかるらしい。
2週間もあんな狭い檻に入れられて可愛そう。
結果として、医者を代えて原因究明ができて手術して良かったのだけれど・・。
前の医者も「良い人」ナンだけれど、開業間もなく看護婦もおらず、一人ですべてやっていて、どう見ても手術とその後の入院の24時間看護体制は無理だと思う。
今の病院は8人も医者がいて、24時間体制だ。検査機材もしっかり揃っている。
獣医は臨床体験の多さがそのまま反映されるといわれるけれど、今回の件は、その差が歴然と出てしまった。
かたや2週間かけても原因が究明できず、かたやお腹を触って瞬時に「異物による腸閉塞」と診断できた差は、余りにも大きい。
これが人間だったらと思うと恐ろしい。
9月18日
今日もカミサンが見舞いに行ったんだけど、随分と回復して初めて、立ち上がり歓喜の鳴き声をあげたとのこと。
しかし、白血球や肝臓の数値はまだ、あまり良くなく、黄疸症状が見られると医者は言う。
体力が弱っているだけに感染症とか、
コーフンして動いて手術した腸が離れる等の危険はまだ十分あるので油断は禁物らしい。
調子が悪くなってから今日で丁度3週間がたった。
あの日以来、食べものはすべて吐いてしまったので、注射と点滴だけでで3週間生き延びていることになる。
メルのことを考えると、どうも食欲が無くなってしまう。
<メルちゃん頑張れ!>
9月22日
3日間、メルちゃん日記を空けてしまった。
日記を書くと、メルの事が益々心配になって・・・、ボクのペットロス症候群の症状がどんどん悪化するようで・・・。
それに、ボクは会社があったので、昨日まで、見舞いには行けなかったのです。
昨日、5日振りに病院行ったら、すっかり元気になっていて、受付で「メルちゃんの面会お願いします」・・って、言っただけで、奥でメルがワンワン吠え始めた。
すっかり、元気になった様子。
でも、血液や肝臓の数値はまだまだ良くないらしい。
24日には退院出来るらしく、一安心。本当にホットした。
ボクは、いつもは朝5時に起きて、メルと散歩に行き、公園でボール投げをして遊び、軽い駆け足で帰ってくる。
そして、そのあと庭の植物の水遣りやら世話をして、その日の新しい光景をデジカメに納める。
出勤までの間隙をぬって、掲示板に画像をアップし、書き込みにコメントを書く。
そんな毎日が、メルちゃんの体調不良で完全にストップしてしまった。
かれこれ四週間近い。
散歩がストップしただけでなく、庭の手入れも、デジカメの撮影も、掲示板へのアップもすべてストップしてしまった。
そして、なんだか、カラダもだるくて、ナニもやる気がしない。
ひょっと、するとコレはペットロス症候群なのだろうか?
でも今日のメルちゃんの元気な姿と24日には退院出来るという朗報を聴いてすっかり気分は軽やかになった。
そして、今日はもう一つ良いことがあった。
チャイコフスキー国際コンクールで優勝した、上原彩子さんの、帰国凱旋コンサートが紀尾井ホールであった。
ラッキーにもチケットを入手することが出来て、カミサンと行って来た。
行くまでは、ペットロス症候群?の影響もあり、イマイチ足取りも重たかったのだけれど、それは彼女の演奏を聴いて、
この重たい気分は一気に払拭する事が出来たのだ。
彼女のピアノ演奏は、あたかもその音色はオーケストラであり、実に様々な音色と色彩感で奏でるのであった。
ピアノとはこれほどまでの表現力のあった楽器だったのか?
今まで聴いた、どんなピアニストの演奏にも無かった、オーケストラの響きがソコにはあったのだ。
これが、世界のトップを極めると言うことなのか。
若干22歳の少女が奏でる超越の世界の音楽を聴きながら、ふと、かつて彼女が言った「タダの人で終わりたくない」の意味が分かったような気がした。
あの音色はやはり驚異の努力家であり天才が作り出した音色だと思う。
そして、その音楽は、ボクのペットロス症候群も一気に吹っ飛ばしてくれたのである。
ボクは、もう元気だ。音楽の力は凄い!
<メルちゃん頑張れ!>
<メルちゃん頑張れ!>
9月24日
とうとうメルが退院した。
当初の予定よりやや早く、嬉しい。
まだ、エリザベスカラーを付けて、痛々しい姿だけれども、余程、家に帰れたのが嬉しいらしく、吠えまくっている。
我が家に元気が戻ってきた。
すっかりやせてしまって、吠える声も、クゥクゥと赤ん坊みたいな声を混ぜて、なんだか愛らしい。
退院の時、興奮のあまり?下痢が再発してしまい病院のロビーを大変な状態にしてしまったらしい。
治療費も、思ったほどかからずホットした。
しばらくは、安静が必要だけれども、家族がそばにいてあげられるので、メルちゃんもきっと安心しているに違いない。
<メルちゃん頑張れ!>
ああ、ワタシも変なもの食べないように気をつけるわ。
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2012年09月08日
復刻版:10年前の「おやじぃ」
ボクは2001年にAlex's Garden Partyという自分の趣味(ガーデニング、バイオリン、料理、ペット)のHPをスタートさせて、2002年から2005年まで、つまりBlogというメディアが誕生する迄は、WEB 通信を毎月、発行していた。
しかし、今、覗こうとすると、トップページは消滅してまい、リンクを貼っても何故か文字化けしてしまうので、なかなか見る事は出来ない。
それで一部を復刻版で再現。10年前の9月です。
HPやブログが記録として10年分以上も残っていて、面白いですね。
今は亡き、愛犬メルの記録が・・・その中には、今、16歳で自分では食事すら出来ない老犬パピの事も。
当時、既にジャングル化が進んでと書いたが、今のジャングル状態に較べればカワイイもの!
このHPやブログ等の膨大な記録を、老後にヒマになったら整理しようと思っていたが、いつになるやら・・・。現役時代に2件程、書籍化のお話が在ったのですが、当時のサラリーマンの立場上、消滅した事が在りますが・・・。
HTMLを手書きで書いたソースを、写真は省略し、文章は、ほとんど、そのままコピペしているので、かなり配置や行間が乱れておりますが、悪しからずご了承を!
WEB 通信 「おやじぃ 」
9月号2002年9月3日発行 by Alex
「おやじぃ」はオヤジとオージーの合成語です。
空は秋色、横浜の空
我が家の狭い空に被さる異国の植物
サルスベリ・ジャカランダ・ユーカリ
原産国は中国・ブラジル・オーストラリア
ボクはこんなクロスカルチャーな風景がスキだ
それぞれの個性が伝える異文化が
ボクの庭にある
庭主の小さな誇り
シルバーリーフのユーカリは
すーっとする、あの独特な香りと共に
広大なオーストラリアの豊さを運び
ジャカランダはブラジルの未だ見ぬ緑の大地の香りを運ぶ
サルスベリは中国4000年の歴史の重さを伝える
それぞれの木が発するエネルギーと文化がある
空と緑は、ボクにとって癒しであり
未来に向けた希望が広がる
今月のAlex's Garden
ますますジャングル化が進んでいます・・・・と昨年も今年も書き続けている。
コレは紛れもなく現実の姿をこのように表現するしかないのだ。ほうとうにジャングル。
毎度の定点観測
Global Garden Report.
オーストラリアのwebサイトglobal-gardenに毎月、僕のレポートが連載されています。
9月号がアップされています。
Global Garden Report←クリックするとレポートへ
連載!!「男のガーデニング」のススメ・・・その8(9月3日)
収穫の歓びと、その快楽的豊かさを知ろう
果物を木からもぎ取って「パック!」って食べた味って、きっと遠足で行った「葡萄狩り」や「みかん狩り」で経験したことがあると思う。
あの口に広がる快感・・・それは禁断の実の味を覚えてしまう体験かも知れない。
太陽のもとで果樹と同じ大地に立ち果物を食べると、なんだか自分も果樹と同じ生き物で地球の仲間なんだ・・・なんて共感してしまい、豊かな気分になってしまう。
こんな事が、自分の庭で実現できたらなんと豊かなんだろう。
ジャカランダの木陰で読書をし、木漏れ日に秋を感じ、たわわに実った巨峰に手を伸ばし口にする。
ああ、そんな豊かな時を過ごしてみたい。
庭に果物が実るなんて・・・「あこがれ」である。
メルボルンに住んでいたとき、庭にレモンとグレープフルーツがあり、ほとんど1年中実って食べきれないほどであった。
日本の狭い都会の庭で実現できるのか?
ダメモトで6年前に、レモン・みかん・梨・柿・ブルーベリー・プルーン・巨峰・梅を植えた。
横浜の狭い庭でどこまで果物は収穫できるのか・・まず、6年間の結果をお伝えしよう。
レモンは寒さが心配だったが、何とか毎年数個実らせてくれる。南面ので来るだけ霜の当たらない軒下である。
みかんは実が付いた大きな木を植えたので、これも毎年実を付けてくれる。隔年に沢山実る。昨年は100個位収穫できた。
梨は小さな苗だったが2本植えて、鉢植えは翌年実った。・・・しかし、その後、赤星病が酷く、気持ち悪いので抜いてしまった。
近所にも梨園があるくらいだから気候的にはOKだと思う。
柿・・・一番簡単な家庭用果実かも知れない・・・・が・・でかくなる。ジャカランダとぶつかり合い、結局、柿の木を今年切り倒した。
ブルーベリーは実の付いた鉢植えを購入して地植えにしているが毎年、実る。鳥が沢山集まってくる。
プルーンも1個は実ったが、翌年枯れた。モッコウバラが覆い被さって日照不足になってしまったのだ。
巨峰は鉢植えの実の付いたモノを引越祝いに戴き、狭いスペースのアーチに絡ませているが何とか毎年、10房程度実らせてくれる。
梅は花も実もなり和室の前の和風コーナーにと思って植えたのだけれど、これも毎年でかくなり、
いまいち「オージーガーデン」に似合わないので、今春、石の灯籠を撤去した時に主幹だけ残し切り倒した。
今はクレマチスが絡まっている。
あと変わり種では、グァバが何と冬も枯れずに実を付けてくれるのである。
我が家の果樹は以上だが、所狭しとユーカリや他のオージープランツと共存しているのだ。
結果として、今、我が家で果実を愉しめるのは、レモン、巨峰、みかん、ブルーベリーである。
正直なところ、レモンも巨峰もまず無理だろうと諦めていたのだが、実際に一個でも一房でも実ると嬉しくて、「よっしゃ!来年はもっと実らせるぞ!」
なんて、張り切っちゃって(実は喰いたいという欲望の一心に)一所懸命に世話をすると植物は必ず応えてくれるモノである。
てなワケで一度、収穫の歓びを味わうと、病みつきになるのである。
これは、市民菜園を借りていたときに、美味しいトマトやキュウリ、スイカ等を収穫した時も同じである。
どうせダメだろうと思っていても、一度美味しい思いをすると、病みつきになり、植物との接し方・・つまり「手間暇かければ、
必ず野菜や果物は応えてくれる」事を身につけ、これは本能のようなモノで一生抜けないような気がする。
草花も同じなのだけれど、やはり「見る」満足より「食べる」満足の方が充実感が感じられるのは、ボクが卑しい人間だからであろうか?
我が子の様に愛情を注ぎ込んで育てた、果実や野菜はこの上なく美味しいのである。
しかし、きっと狭いスペースで少量しかできないからなおさら愛おしいのだろう。
今後、狭いスペースで、生育旺盛なオージープランツとどこまで共存できるかは分からないが、
やはり、自然の恵みを感じ取れるこれらの果樹を大切に育ててゆきたい。
園芸をよりディープに楽しみたいなら、一度は「収穫」の歓びの味を経験したいモノである。ただし、一度覚えてしまうと、それはエロスやドラッグのように
もう一生離れない快楽の味であることを心得ておくこと。
今月の弦楽アンサンブル
先々月発表会が終わって、すっかりだれてしまっている。
暑くてなかなかヴァイオリンを練習する気になれない。
10月には、横浜港の見える丘公園の「イギリス館」でコンサートをやろうと思って、会場押さえをしているのに未だナニも決めていない。
そろそろメンバーと曲目を決めないと・・・。いかん、いかん、毎度の事ながら、切羽詰まらないと行動しないボクは本当にイケナイ人だ。
ヤマハ目黒センターの弦楽アンサンブルはビバルディの四季より「冬」と、レスピーギの「シャコンヌ」と「パッサカリア」をやっています。
そうそう、最近、メンバーが少し退会してしまって、メンバー募集しています。
今月のレッスンは9月12日(木)と26日(木)午後7時より8時半まで
今月の料理
ピクルスです。
とても簡単で実りの秋にはぴったり!
さあ、収穫物でピクルスを作ろう!
自分の好みでピクルス液を調整して、好きなハーブで自分の個性を出そう。
作り方はどこにでもあるので省略しますが、お薦めは、マシュルームやセロリにブロッコリー、そして「にんにく」も結構イケル。
しかし「にんにく」は他の野菜にニオイが移るので単独で漬けること。
ピクルス液は、レシピーにより「水」を加えるモノもあるが、ビネガーとワインにしておきたい。贅沢をするなら砂糖の代わりには蜂蜜を使用すると美味しい。
数回使用できるし、サラダドレッシングにも使用できる。
コアラの独り言
<メルの病気>
2002年9月3日
我が家のメルがここ数日間、調子が悪い。
先週の水曜日の朝の散歩で、公園の林の中でティッシュを喰ってしまった。
心当たりは、それくらいである。
あれ以来、食べ物をほとんど口にしない。
以前、千円札を3枚も喰ってしまった時は元気だったのに・・。
明くる日の、木曜日は水を沢山飲んで、その度に全て吐いてしまった。
ご近所の犬で、コング(犬用のイレギュラーバンドをするボール)を食べてしまい、お腹を切開した犬がいて、症状が近いので心配だった。
金曜に病院に連れてゆき、レントゲンを撮ってもらって、幸い異物は無く、胃が荒れて、肝臓も腫れているとのこと。原因不明。
ティッシュに雑菌とか何か異物が含まれていたのだろうか?
皮下注射をしてもらい、一時元気になったのだが、土曜日には元気が無く、また通院。再度、皮下注射。
しかし、食べ物を欲しがらない。病院で戴いた栄養食(高いえさを買わされたのであるが)も嫌がって食べない。
薬をエサに混ぜても嫌がって食べない。無理矢理喉に押し込んでも、薬を吐き出してしまう。
子供と違うところは、犬はどんな症状でどこが痛いのか・・・言ってくれないので分からない。ただ、訴えるような目ですり寄ってくるのである。
ボクは犬を飼うには「悪い飼い主」で、
我が家は犬を2匹飼っているのだが
何と、2匹揃って交通事故に合わせてしまったのだ
いずれも飼い主の責任だと思う
だから今回も気が重い。
まず長女の?メルは4年前まだ生後6ヶ月の子供の頃、ボクが庭で水遣りをやってい
たら、外で車の急ブレーキの音と共に「キャ〜ンキャ〜ン]という凄い犬の泣き声がして・・・・まさか!外に
飛び出してみると、メルがビッコを引いて歩道を歩いていた、前足とあごに少し血が
流れていた。車はもう、走り去っていた。
急いで車に乗せ獣医に駆けつけた。まだ早朝で病院は開けてなかったけれど、しつこく
ベルを押すと先生が出てきてくれた。結局、左前足の骨折で約1週間の入院ですん
だ。
庭の木戸の隙間からトコトコ道路に飛び出てしまったのだ。
長男の?パピは4年
前にかみさんと一緒にガレージで車に乗ろうとしたときに、道路の向こう側にいた子供
が「かわいい!」とか声を掛けられ、トコトコ子供の方に進んだときに運悪く車が来
てはねられてしまった。
パピは賢くていつもそばに寄り添って歩き、
臆病で決して一人で飼い主から離れることなんか想像出来なかったのだけれど、何故かこの日は飛び出してしまったのだ。
大量の出血で、呼吸も心臓も止まり、ぐったりしてしまった。
一時は諦めてしまったのだけれど、頸椎挫傷の重傷で奇跡的に助かった。
事故で聴力と片目の視力を失ってしまった。そして何度も手術をしたりして、飼い主、共々辛い日々を送ったのです。本当に辛い日々で、パピはひたすら怯え続けていた。
治療費も、長男の大学の入学金に用意して老いた貯金がぶっ飛んでしまう程かかってしまった。
そんな辛い経験があったので、今回もとても心配だ。
昨日も全然食べず、とうとう、ボクまでが、なんだかメルと同じ症状で、昼も夜もご飯を抜いてしまった。
いったいどうしたのでしょう?
そして今日は、病院に連れて行こうと思っていたら、何故か元気で、少し特製のジャーキーを細かく切り刻んだものをお粥に混ぜたご飯を少しづつ食べた。
結局、今日はカミサンがずっと様子を見て、吐いたりするようだったら病院に連れていくようにした。
幸い、回復に向かっているようだ。
犬の治療費は保険が無いので、1回、獣医に行くと、まず1万円は飛んでしまうんです。
貧乏父さんには犬の医者通いは辛い。
犬って、とっても可愛いし、オーストラリアの言った当時、子供は未だ英語がしゃべれず友人ができず寂しがっているときに
ペットに犬を飼って、遊び相手にあり、本当に子供達は明るさを取り戻し、助けられた経験がある。
今、ボクは毎朝、「犬がいるから」散歩も出来るし、運動も出来ている。
そして、ナニよりも、やはり、一緒にいると心が癒されるのです。
メルよ!頼むから元気になってくれ!
<メルちゃん頑張れ!>
9月10日
メルの回復が良くないので、今日もう一度、カミサンが病院に連れていった。
朝、預けて、一日検査入院。夕方、結果が出た。
とても、ショックな事態になってしまった。
結局、バリウム検査で胃に異物らしき陰が写るとのこと。
前回の検査では異物が無くて安心していたのだけれど・・、結局、明日、胃を切開して異物を取り出すことになった。
異物がナニであるか特定できないが、布のようなものとのこと・・。
心当たりは、公園でティッシュを食べてしまったのだが、そのティッシュの中にナニかがあったのだろうか?
メルがあまりにも可哀想である。
そして、飼い主のボクは、またウン十万円の医療費を支払わなければないのである。これも、また悲しい。
まあ、悪性の病気で無かったのは良かったのだけれど・・・・。
なんだか、我が子が明日、手術をするようで、心配でならない。
いつもは、家に帰ると、ワンワンと大声で歓喜の声を挙げるのに、今日も床で静かにうつむいていた。
頑張ってくれメル!
頼むから元気になってくれ!
<メルちゃん頑張れ!>
9月11日
夜中の3時頃に目がさめてしまった。メルの様子が気になり1Fに見に行く。
メルはスヤスヤと眠っている。いつもだと、夜中でも必ず足音で起きるのだけれど・・。
朝、ボクはいつも通りに出勤。出かけるとき、メルちゃんの頭をなでで、「頑張れよ!」と励ましたのでけれど、どこまで分かっているだろうか?
会社で会議中でも気になる・・・・。「今頃、手術しているのだろうか?」
午後、家に電話して様子を聞く。
「メルは家にいるのよ・・・、手術の前にもう一度レントゲンを撮ったら、異物らしい陰が
腸に移動していて・・・様子を見るのですって・・・でも、家に帰ってから水を飲んでも吐いてしまうし、元気ないのよ・・」とカミサンは言う。
なんだか、手術が無くてホッとしたようでもあり、手術で「ああ、コレで良くなる」という期待感があったので、何とも言えない気持ちだ。
決して、良くなって手術を止めたのではなくて、「様子を見る」だけであって、体力は確実に衰えているのが見えるだけに、よけいに心配だ。
家に帰ると、メルはヨタヨタしながらしっぽ振って寄ってきた。すっかりやせてしまい、飛びつく元気も無くなってしまっている。
明日も通院。先が見えないだけに気分が滅入る。
<メルちゃん頑張れ!>
9月12日
いつもだと、朝の5時にはメルが吠えて目を覚まし散歩に出かけるのだけれど、吠えなくなって2週間も経つ。
今日も、カミサンが獣医に連れて行ったのだけれど、相変わらず皮下注射をするだけである。
日に日に不安がつのってくる。
お医者さんを替えてみようか?とか話し合うのだけれども・・・また、ゼロの検査から始めるのも・・・と思い留まる。
異物が原因のようだが、特定するほどの決め手もないようである。
原因がはっきりしないのと、この先の回復のメドが見えないのが辛い。
今日は弦楽アンサンブルの練習日だったのだけれど、どうしても気になって、音を外してばかりいた。
先ほど家に帰ると、珍しく歓喜の声を挙げて飛びかかってきた・・・、元気になったのかと思いきや、カミサン曰く「夕飯は少し食べたけど、また吐いてしまった」トコのこと。
さっきまでは、ぐったりしていたらしい。
9月13日
ああ、何て言うことか!
メルが重体で危うい。
今朝も、ますます衰弱しているので、カミサンが思い切って別の医者に連れていった。
その獣医は、少しお腹を触っただけで・・・「ああ、腸に異物がありますね」と簡単に言った。
前の医者では何度もレントゲンを撮ったり、バリウムを飲んだり結局2週間以上も通っても「診断」出なかったのに、いとも簡単に突き止めた。
脱水症状と体力の衰えが激しく緊急手術。あと2日ほど遅くなっていたらもうアウトだったらしい。
ああ、前の獣医に通った2週間は何だったんだ!悲しい。
腸を切開し、異物を出したのだけれど、なんと出てきたのは、犬のオモチャの「デンタルコング」だった。
先っぽをかみ砕いて食べてしまったらしい。ドーナツ状のゴムのワッカが腸に詰まっていたのだ。
ドーナツ状だから少しは通ったらしいが、結局、胃からかなり腸の奥まで移動して、その間の腸の損傷が酷い。
写真を見せてもらったが、健康な部分と全然異なり、かなりの部分が壊死に近い充血状態である。
切開して、異物は取り除いたけれど、手術後に、この充血部分に一気に血液が流れると大変な体力の負担で今夜が山場とのこと。
会社の帰りに病院に立ち寄ると、メルは、意識を朦朧とさせながら、うつぶせのまま、しっぽをかすかに振って喜んでいたけれど、目を半分閉じしんどそうにしている。
最低2週間の入院と絶食をしないといけない。
体力がすっかり弱ったあとの手術だけに油断は出来ない状態らしい。
何とか今夜の峠を越え、回復に向かってくれることを祈る。
それにしても、最初からこの病院に来なかった事が悔やまれる。
頼むから死なないでくれ!頑張れ!メル。
投稿したら、1500字迄とのことで、後半は明日。
あら、ワタシが生まれる前の事ね。メルちゃん、大変だったのね。ワタシの事も10年後にもブログで残っているのね。
毎朝の、ご挨拶きちんとしないとイケナイわ。
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2012年09月07日
久々の寄せ植え
秋らしくなり、夏のコンテナや花壇が終わり、秋の園芸シーズンだ。自宅では滅多に、寄せ植えは作らないAlexだが、仕事の残りモノやら、在りモノが邪魔なので朝飯前に一鉢に。イポメアは挿し木をした子株から更に挿し木をした孫株です。増え過ぎ。
秋らしさを出す為に、ヤブランは庭の片隅から株分け。桔梗はお客さま様に用意したが現場で、イマイチ冴えない桔梗で却下の残りもの。
そう言えば、先日の秋の七草、覚えていますか?
「ハスキーなおふくろ」。萩、ススキ、桔梗、撫子、女郎花、フジバカマ、葛。
フェニッックス・パープルというサルビア。ブルーとの同系色の組み合わせが綺麗だ。色数は抑えめに。寄せ植えのや花壇作りの基本ですね。多くの色を使うと学校花壇になっちゃう。
紫に黄色という補色をアクセントに使う術。あっ、イエローのサルビア、夏越しで少々、お疲れ。
迷ったら白!緩衝の役割をしますね。上品に纏まります。間違ってもココにはピンクや赤は使わないこと。イケナイ!ついガーデン・レッスンのお仕事モードになってしまう最近のボク。やっぱ、趣味を仕事にしたのは誤りだったのだろうか?
ああ、今朝は久々のお日様だわ。おはよう太陽さん、今日も元気よ。
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2012年09月06日
パンパスグラス
まだ暑い日が続くが、パンパスグラスの穂が出そろい秋の風景だ。17年前に小さな苗を買ったのだが、巨大化して、柵の外にまで飛び出してしまう。
大庭園にあるパンパスグラスはカッコ良いが、ネコの額の拙宅の庭では何とも窮屈そうだ。
パンパスグラスで思い出すのはメルボルンのロイヤル・ボタニカルガーデン。綺麗ですね。
そしてフィッツロイ・パークだ。やはりパンパス・グラスは日本の狭い庭に植えるもんではありませんな。
こちら、狭いに拙庭でも毎年咲くZephyranthes。
そして同じ仲間のSternbergia lutea
あら、ワタシもメルボルンの広い公園に行ってみたいわ。
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2012年09月05日
カラーリーフを楽しむ季節
夏が終わりかけて、花は少ないが、葉が充実した時期だ。
ボクが葉の魅力に目覚めたのは、もう10年以上も前に雑誌の取材があり、花の無い時期に、開き直って「葉もので勝負!」したのがキッカケだ。
最近でこそ、ホスタ等のカラーリーフがポピュラーになったが、当時のブームはまだ、「花いっぱい」が主流だった。
ふと当時のホームページ=Alex's Garden Party(事故でトップページは消滅したが中身は残っている)を覗いて見た。当時は月1回更新しており英語版も頑張ってアップしていた。当時はまだガーデニング初心者?当時はPCのモニターも小さく、デジカメの性能も悪かったし、サーバーの容量も少なかったのですゾ!
2001年9月の庭、日本語版
2001年9月の庭、スクロール版
2001年9月の庭、英語版スクロール
尚、古いページで一部のPCでは文字化けする事があるので、その場合、表示→テキストエンコーディング→日本語ISO(2022-JP)で見られると思います。
当時は、貴重だった銅葉ネムも最近は簡単に入手出来るようになった。
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2012年09月04日
毛虫に注意!
不安定な天気の続く横浜だが、瑠璃柳=Solanum melanoxylonが爽やかな色で咲いている。
葉の色も綺麗なのだけれども、欠点は樹形がだらしないことだろうか?まっ、天はニ物を与えません。
ところで、毎年、この時期に、我が家のしだれ桜が、モンクロシャチホコに食い荒らされる。今朝、気付いて2階のベランダからスミチオンを散布したが、退治出来るだろうか?放置すると2〜3日で、桜の木が丸裸になる。尚、この時期、チャドクガもまだ多いので、椿やサザンカのチェックもお忘れなく!
あっ、見苦しいものをお見せしてしまったので、お味直しに、イポメアに咲いたように見える、バーベナ。
まあ、ワタシも毛虫、大嫌いよ。
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2012年09月03日
定点観測2012年9月
月に一度の定点観測の日が、すぐに巡って来る。もう何年になるのだろうか?ホームページの時代からすると12年かな。ガーデニング熱も一時に較べると、すっかり冷めてしまっている昨今だが、流行を追わず、自分のやりたい事を地味にマイペースでやるのが継続の秘訣かな。長年やっていると、やはり興味は、GardeningよりもHorticultureというCultureに惹かれてゆき、また、自分が趣味を楽しむよりは社会貢献に充実感を感じるようになるものだ。この4月から、ラッキーな事に植物園の園芸相談員という仕事をさせて戴き、「園芸普及」に充実感を感じてるが、「継続はチカラなり!」と、つくづく思う次第である。
ジャカランダ=Jacaranda sp. が、この冬に枯れて幹だけ残っているが、それまでジャカランダの下で辛うじて生き延びていたアカシア=Acacia Glaucoptera =Flat Wattleやメラレウカ=Melaleuca bracteata 'Revolution Gold' が、日当りが良くなり待ってましたとばかりに枝を伸ばしている。
久々の雨に濡れて、グレヴィレアムーンライト=Grevillea 'Moonlight' やグレヴィレア・ロブスタ=Grevillea robusta.の葉が一層、美しく映える。
5月に一度、新枝を切り縮めてコンパクト化をトライしたサルスベリ=Lagerstroemia indicaが開花がかなり遅れているが、コンパクト化は半分達成。
そういえば、先日、ハトが巣作りをした事を報告したが、その後、数日で「事件」が起きて、その後、ハトは来なくなってしまった。作りかけのような巣だけが残った。事件とは、天敵のカラスが来て、騒いでいたのである。ヒナが孵るまで見守る事が出来ず残念だが、自然界の現実なのだ。
ワタシには天敵がいないので毎日が平和で安心だわ。
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2012年09月02日
美しく歳をとる・・・ニワ?
横浜も久々に、まとまった雨が降り、気温も下がり、季節の変化を感じる朝だ。このところ毎朝、植物の水やりに追われていたが今朝は、水やりパスで余裕の朝。ふと、久々に庭を眺めてみると、いつの間にやら、またしてもジャングルガーデンに!
特に今朝は木々の枝が雨の重みで垂れ下がり、だらしなく見える。また、近々に樹木と格闘せねば!
まっ、涼しくなってからでいいかっ! ガーデニングは男の格闘技!いや、最近の大和撫子は格闘技が強いか。
一昨日、チビホスタをアップしたが、今朝はまた別のホスタが咲いた。ホスタは初夏の花というイメージが強いが、この時期に咲くホスタも多いようだ。
しかし、最近、歳とともに?とみに整理整頓が出来ない男庭である。なかなか、育てる園芸と見せるガーデニングは両立しないものなのである。歳とともに身なりも風貌も気にしなくなったりして・・・汚れた庭に佇む汚れたジジイ・・・イカン!
人間も庭も美しく歳をとろう。もっと、美しく歳をとる庭を意識せねば!
ワタシもそろそろ熟女。美しく歳を重ねるワン。
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2012年09月01日
収穫の歓び
今日から9月。横浜は明け方にほんのちょっと雨が降り、久々のお湿りに、人間も植物もホッとしている。
コピー用紙とホッチキスでいいかげんに袋掛けをしていた巨峰が色づいたかな?と覗いてみた。
ほほう、毎度の不揃いの葡萄達であるが、17年間も我が家で育った巨峰なのだ。
見え易いように袋の上に。一粒、口に含むと新鮮な巨峰の味!我が家で愛情込めて出来たものはなんでも美味しく感じるのだ。
そしてレモンも大分、多きくなってきた。育てる楽しみ、収穫の歓び。園芸の醍醐味だね。
あら、ワタシは果物は苦手なのよ。ビーフとかチキンとか育てて欲しいわ。
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