2015年10月
2015年10月31日
バーゲン苗
昨日の続きである。ミヨシ・ペレアルガーデンの半額セールでカミサンも花苗をせっせと買い込んでいた。ベロニカ・グレース=Veronica grace
サルビア・ミスティック・スパイヤー・ブルー='Mystic Spires Blue
そして宿根キンギョソウ。ブラック・プリンス
普通にヒメフウロ=Geranium robertianumなのに、この紅葉が気に入った!
しか〜し、植える場所が無く、寄せ植え。
あら、奇麗な流れだけど、ワタシ泳いだ事無いから怖いの。
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2015年10月30日
また、買い込んでしまった!
八ヶ岳方面に行くと、必ず立ち寄る、ミヨシ・ペレニアルガーデン。マニアックものが沢山!
営業が10月いっぱいなので、モノによっては半額セール中!
もう植える場所が無いのに、また、買ってしまった!
ミカニア=Mikania dentata. 観葉植物扱いでブラジル原産だが、この色合いがカッコいい!
黒葉に眼がないAlexです。ヘミグラフィス=Hemigraphis repanda
斑入りアガパンサス。いいね。
そしてシラー・ペルビアーナ=Scilla peruviana
圧巻は、ヒースバンクシア=Banksia ericifoliaが半額!以前枯らした事があるのに2本購入。
バンクシアの花の咲き乱れるAlex's gardenを夢見て・・。
あら、ワタシはやっぱり田舎暮らしがいいわ。
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2015年10月29日
西オーストラリアのワイルドフラワー最終回&八ヶ岳の秋
この数日、以前のコピペで楽して過ごしてしまった。しかし、徒に毎日、時間をかけて、つまらぬ記事を書くより、自分にとっても読者にとってもプラスになると思う。久々に、ボクのガーデニングの原点である、オーストラリアの植物の記事を毎朝、読み返し、旅行当時の、オージープランツに対する「熱い思い」が蘇った。このところ老化で衰えつつある体力・能力に反して、色々な事に手を広げすぎて、夫々が薄くなっている、今の生活を少々、見直さねばと思ってしまう。過去を振り返る事は、決して思い出の感傷に浸るのではなく、かつての熱き自分に触れる事なのだ。
『西オーストラリアのワイルドフラワーは最終回です。』
ちょっと、マニアックなオージープランツが続きましたが、おつきあい有り難うございます。
(毎度の事ながら、オージープランツはアクセスが日に日に減ってゆくのが少し、寂しいのですが・・・・。まっ、園芸や芸術の価値観は数や順位ではありませんから!←卒業間際のボヤキ!)
まだまだ、日本ではマイナーなオージープランツですが、素敵な植物が沢山あり、これからの日本のガーデニングでも、もっと活躍出来る場があると思われます。
この6日間でオージープランツと、その生育環境に触れて参りましたが、園芸関係者や読者の方々に少しでも、オージープランツを理解し、また親しんでいただけたら幸いです。
ワイルドフラワー専門ナーセリー
日本では観葉植物として人気のAraucaria=Norfolk pine treeが町中のあちらコチラで見られた。
(Norfolk Islandはオーストラリアの東方です)
パースから北へ約30Kmの所にあるワイルドフラワー専門の園芸店、Lullfitz Nurseryを訪れた。パースは雨量が少なく、夏に乾燥する地中海性気候である。そのため夏には水不足で給水制限がされると、庭に充分に水を撒けなくなることがあるという。
つまり、シドニーやメルボルンの住宅のようにヨーロッパ等から入って来た草花で庭に花壇を作ることは困難なのだ。そこで登場するのが乾燥に強い地元のワイルドフラワーから生まれた園芸品種だ。一般の家庭で使われているこれらの園芸品種を見るにはナーセリーが一番だ。このLullfitz Nurseryは日本からも園芸関係者が見学に訪れる有名なナーセリーで、オーナーはここで扱っているワイルドフラワーの本も出版しているほどだ。
広い敷地に園芸品種を含めてたくさんのオージープランツが並んでいた。日本では入手できない品種が多く、すべて魅力的で、全部まとめて購入したいほどであった。なにしろカンガルーポーだけでも日本の小さな園芸店1軒分くらいの広のコーナーがあるのだ。ちなみに背丈1mもある大きなカンガルーポーの株が$12(約千円)だ。Leschenaultia bilobaも$2.5で売っていた。価格は日本と変わらないようだ。
Agonis flexuosa 'Afterdark’ (アゴニス属)というフトモモ科の植物で黒い葉の植物が気に入ったが、もちろん国外への持ち出しはできないので写真に収めるだけで終わった。
☆おわりに☆
駆け足で巡った西オーストラリア・ワイルドフラワーの旅であったが、そこはまさしく野生植物の宝庫であり、それらの花には野生ならではの毅然とした美しさがあった。
さまざまな園芸品種が満ちあふれている昨今の日本だが、今回の旅は、「飽食状態の日本の園芸」に染まった僕の価値観をリセットしてくれ、素朴で穢れのない自然のままの花の美しさを再認識させてくれた。
そして、野生の花に負けずとも美しく印象的だったのが、モーテルの庭や街中の家庭の庭で見かけた、いわゆる園芸品種のユーカリやグレビレア(Grevillea)そしてボトルブラッシュ(Callistemonカリステモン属)などの花だ。人間の美に対する追求と努力の結果に生まれた園芸品種は、また野に咲く花とは異なった魅力がある。
昨日、紹介したのユーカリ‘Silver Princess’やモーテルで咲き乱れるグレビレア‘Robyn Gordon’を見て、これらの園芸品種を生み出してきた人間の文化の力も、大自然の力に負けず偉大であることを認識した。園芸という、人間と植物が共生して初めて成果が生まれる営みを見つめた時、我々は園芸品種のルーツを知り、本来の生育環境を知り、その植物の美しさを最大限に引き出す努力が必要なのだろう。園芸店で苗は簡単に入手できるが、その苗を愛情を持って育て、野生の姿に負けない美しい花を咲かせ、決して使い捨てではなく、数年かけて育て上げることが園芸の醍醐味なのだ。たまたま駐在経験でめぐり合ったオーストラリアの花に魅せられてしまったが、なかなか栽培が難しい。しかし、日本の風土に馴染み、日本人の感性にも受け入れられる植物がまだまだたくさんあるはずであり、栽培方法や日本の庭での有効な活用方法を模索し、広めていきたいと思う次第である。
※オーストラリアの野生植物は、ワシントン条約によって保護されており、国外への持ち出しは規制されています。
ガラッと変って今年は八ヶ岳で日本の秋
空の色が東京とは違う。深夜、外に出て空を見上げたら満天の星だった。久々に見た星空だった。
田舎暮らしもいいなあ〜。
あら、ワタシにとって自然の森のお散歩も初体験なのよ。とっても気持ちよかったわ。
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『西オーストラリアのワイルドフラワーは最終回です。』
ちょっと、マニアックなオージープランツが続きましたが、おつきあい有り難うございます。
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まだまだ、日本ではマイナーなオージープランツですが、素敵な植物が沢山あり、これからの日本のガーデニングでも、もっと活躍出来る場があると思われます。
この6日間でオージープランツと、その生育環境に触れて参りましたが、園芸関係者や読者の方々に少しでも、オージープランツを理解し、また親しんでいただけたら幸いです。
ワイルドフラワー専門ナーセリー
日本では観葉植物として人気のAraucaria=Norfolk pine treeが町中のあちらコチラで見られた。
(Norfolk Islandはオーストラリアの東方です)
パースから北へ約30Kmの所にあるワイルドフラワー専門の園芸店、Lullfitz Nurseryを訪れた。パースは雨量が少なく、夏に乾燥する地中海性気候である。そのため夏には水不足で給水制限がされると、庭に充分に水を撒けなくなることがあるという。
つまり、シドニーやメルボルンの住宅のようにヨーロッパ等から入って来た草花で庭に花壇を作ることは困難なのだ。そこで登場するのが乾燥に強い地元のワイルドフラワーから生まれた園芸品種だ。一般の家庭で使われているこれらの園芸品種を見るにはナーセリーが一番だ。このLullfitz Nurseryは日本からも園芸関係者が見学に訪れる有名なナーセリーで、オーナーはここで扱っているワイルドフラワーの本も出版しているほどだ。
広い敷地に園芸品種を含めてたくさんのオージープランツが並んでいた。日本では入手できない品種が多く、すべて魅力的で、全部まとめて購入したいほどであった。なにしろカンガルーポーだけでも日本の小さな園芸店1軒分くらいの広のコーナーがあるのだ。ちなみに背丈1mもある大きなカンガルーポーの株が$12(約千円)だ。Leschenaultia bilobaも$2.5で売っていた。価格は日本と変わらないようだ。
Agonis flexuosa 'Afterdark’ (アゴニス属)というフトモモ科の植物で黒い葉の植物が気に入ったが、もちろん国外への持ち出しはできないので写真に収めるだけで終わった。
☆おわりに☆
駆け足で巡った西オーストラリア・ワイルドフラワーの旅であったが、そこはまさしく野生植物の宝庫であり、それらの花には野生ならではの毅然とした美しさがあった。
さまざまな園芸品種が満ちあふれている昨今の日本だが、今回の旅は、「飽食状態の日本の園芸」に染まった僕の価値観をリセットしてくれ、素朴で穢れのない自然のままの花の美しさを再認識させてくれた。
そして、野生の花に負けずとも美しく印象的だったのが、モーテルの庭や街中の家庭の庭で見かけた、いわゆる園芸品種のユーカリやグレビレア(Grevillea)そしてボトルブラッシュ(Callistemonカリステモン属)などの花だ。人間の美に対する追求と努力の結果に生まれた園芸品種は、また野に咲く花とは異なった魅力がある。
昨日、紹介したのユーカリ‘Silver Princess’やモーテルで咲き乱れるグレビレア‘Robyn Gordon’を見て、これらの園芸品種を生み出してきた人間の文化の力も、大自然の力に負けず偉大であることを認識した。園芸という、人間と植物が共生して初めて成果が生まれる営みを見つめた時、我々は園芸品種のルーツを知り、本来の生育環境を知り、その植物の美しさを最大限に引き出す努力が必要なのだろう。園芸店で苗は簡単に入手できるが、その苗を愛情を持って育て、野生の姿に負けない美しい花を咲かせ、決して使い捨てではなく、数年かけて育て上げることが園芸の醍醐味なのだ。たまたま駐在経験でめぐり合ったオーストラリアの花に魅せられてしまったが、なかなか栽培が難しい。しかし、日本の風土に馴染み、日本人の感性にも受け入れられる植物がまだまだたくさんあるはずであり、栽培方法や日本の庭での有効な活用方法を模索し、広めていきたいと思う次第である。
※オーストラリアの野生植物は、ワシントン条約によって保護されており、国外への持ち出しは規制されています。
ガラッと変って今年は八ヶ岳で日本の秋
空の色が東京とは違う。深夜、外に出て空を見上げたら満天の星だった。久々に見た星空だった。
田舎暮らしもいいなあ〜。
あら、ワタシにとって自然の森のお散歩も初体験なのよ。とっても気持ちよかったわ。
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2015年10月28日
西オーストラリアのワイルドフラワー5&日本の秋
あの旅行で入手した、Eucalyptus caesia ‘Silver Princess’の種は結局、発芽したものの枯れてしまい、昨年、リベンジで実生に成功して育てている、Eucalyptus caesia ‘Silver Princess’の苗を眺めながら、いつか開花する日を夢見ています。
『ユーカリの魅力』
ユーカリは品種に寄っては巨木になり、その高さは数十メートルになる。屋久島の縄文杉に負けない巨大さである。日本で見る事の出来ない巨木はなかなかに感動的である。
我が家の庭には実生で育てたピンクの花が咲くユーカリが数種類あるが、いずれも花の直径は2cm程度の可愛らしい花である。
ユーカリの花というものはこの小さなボンボリ状の花がすべてだと思っていた。ところが今回の旅行で、スタンレー山脈の山麓のレストランで、Eucalyptus caesia ‘Silver Princess’という直径5cm程度の大きな花を咲かせ、樹形がしだれ桜のようなユーカリに出会って驚かされた。
園芸品種だが、銀葉の葉といい姿といい、その見事さに、僕は感動して近くに駆け戻り立ち尽くしてしまった。果実をたわわに実らせ、かつ花をたくさん咲かせてしだれる姿はじつに芸術的。
そして翌日、ハイデンのモーテルの庭では鮮やかな黄色のイエローフラワリングガム(Eucalyptus stricklandii)に出会うことができた。
さらに圧巻だったのは、ヨークの町中で見かけた、ブッシュローズ(Eucalyptus macrocarpa)という、巨大輪ダリアも負けそうな直径10cm以上もある見事な花をつける種だ。日本ではユーカリの巨木にお目にかかれないが、なかなかに美しい樹形だ。花もさまざまな色と大きさがあり、葉の銀葉も美しく庭木としても楽しめる。
品種同定出来ず。日本で見られるユーカリの花も、殆どこの色ですね。
ユーカリの中でも、比較的小型で、庭木にも人気のCoralgum (Eucalyptus Torquata)
ユーカリと塩の湖
ちょっと開発と環境問題に触れておこう
今回の旅行で印象的だった光景にソルトレイクと呼ばれる大小の多数の湖がある。濃度の高い塩湖で、小麦畑の中に点在する。水際の白い塩は美しいが、かつては小麦畑であったところであり、穀倉地帯の耕地を侵食する恐ろしい湖だ。ハイデン近郊の穀倉地帯はもともとユーカリ林だった。これを切り開き小麦畑にした結果、地下水を吸収するユーカリがなくなったため、地下水が上昇してきた。この土地は地中に塩分を含んでいるため、地下水と共に塩分も上昇し、小麦畑の土壌の塩分濃度が高まることによって塩害が起こるのだ。土壌中の塩分濃度が限度を超えれば、通常の作物は育つことができなくなり、農地としての利用が不可能になる。そしてさらに水位が上昇し塩湖となる。そして、以前はユーカリ林が吸収していた雨水も池に流れ込み、池は段々と大きくなる。この池が強烈な太陽で蒸発し、塩田が如く塩湖になる。この穀倉地帯の農家は日々塩害との戦いなのである。そもそもこの事態はユーカリ林を伐採したことから始まったのだ。
ユーカリは地上部の3倍の深さまで根が張ると言われている。ジュエル鍾乳洞の中の地下90mのところまで、ユーカリの巨木の根っこが到達しているのを見た。いかにユーカリが地下水をくみ上げる力が強いか想像がつく。現在、ハイデン近辺の穀倉地帯では一部の小麦畑を以前の森林に戻す運動があるという。
ハイデンで宿泊したモーテルのオーナーは160km平方メートルの小麦畑を所有するが、今その一部をかつてのブッシュに戻している。そのブッシュには、多くのワイルドフラワーが咲き乱れ、かつての自然が戻りつつあった。
ガラッと変って日本の秋は八ヶ岳
紅葉真っ盛り。
日本の秋は世界一。
あら、ワタシは初めてリフトに乗ったのよ。清里サンメドウの頂上まで行って、富士山が見えて、気持ち良かったわ。全て初体験なのよ。
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『ユーカリの魅力』
ユーカリは品種に寄っては巨木になり、その高さは数十メートルになる。屋久島の縄文杉に負けない巨大さである。日本で見る事の出来ない巨木はなかなかに感動的である。
我が家の庭には実生で育てたピンクの花が咲くユーカリが数種類あるが、いずれも花の直径は2cm程度の可愛らしい花である。
ユーカリの花というものはこの小さなボンボリ状の花がすべてだと思っていた。ところが今回の旅行で、スタンレー山脈の山麓のレストランで、Eucalyptus caesia ‘Silver Princess’という直径5cm程度の大きな花を咲かせ、樹形がしだれ桜のようなユーカリに出会って驚かされた。
園芸品種だが、銀葉の葉といい姿といい、その見事さに、僕は感動して近くに駆け戻り立ち尽くしてしまった。果実をたわわに実らせ、かつ花をたくさん咲かせてしだれる姿はじつに芸術的。
そして翌日、ハイデンのモーテルの庭では鮮やかな黄色のイエローフラワリングガム(Eucalyptus stricklandii)に出会うことができた。
さらに圧巻だったのは、ヨークの町中で見かけた、ブッシュローズ(Eucalyptus macrocarpa)という、巨大輪ダリアも負けそうな直径10cm以上もある見事な花をつける種だ。日本ではユーカリの巨木にお目にかかれないが、なかなかに美しい樹形だ。花もさまざまな色と大きさがあり、葉の銀葉も美しく庭木としても楽しめる。
品種同定出来ず。日本で見られるユーカリの花も、殆どこの色ですね。
ユーカリの中でも、比較的小型で、庭木にも人気のCoralgum (Eucalyptus Torquata)
ユーカリと塩の湖
ちょっと開発と環境問題に触れておこう
今回の旅行で印象的だった光景にソルトレイクと呼ばれる大小の多数の湖がある。濃度の高い塩湖で、小麦畑の中に点在する。水際の白い塩は美しいが、かつては小麦畑であったところであり、穀倉地帯の耕地を侵食する恐ろしい湖だ。ハイデン近郊の穀倉地帯はもともとユーカリ林だった。これを切り開き小麦畑にした結果、地下水を吸収するユーカリがなくなったため、地下水が上昇してきた。この土地は地中に塩分を含んでいるため、地下水と共に塩分も上昇し、小麦畑の土壌の塩分濃度が高まることによって塩害が起こるのだ。土壌中の塩分濃度が限度を超えれば、通常の作物は育つことができなくなり、農地としての利用が不可能になる。そしてさらに水位が上昇し塩湖となる。そして、以前はユーカリ林が吸収していた雨水も池に流れ込み、池は段々と大きくなる。この池が強烈な太陽で蒸発し、塩田が如く塩湖になる。この穀倉地帯の農家は日々塩害との戦いなのである。そもそもこの事態はユーカリ林を伐採したことから始まったのだ。
ユーカリは地上部の3倍の深さまで根が張ると言われている。ジュエル鍾乳洞の中の地下90mのところまで、ユーカリの巨木の根っこが到達しているのを見た。いかにユーカリが地下水をくみ上げる力が強いか想像がつく。現在、ハイデン近辺の穀倉地帯では一部の小麦畑を以前の森林に戻す運動があるという。
ハイデンで宿泊したモーテルのオーナーは160km平方メートルの小麦畑を所有するが、今その一部をかつてのブッシュに戻している。そのブッシュには、多くのワイルドフラワーが咲き乱れ、かつての自然が戻りつつあった。
ガラッと変って日本の秋は八ヶ岳
紅葉真っ盛り。
日本の秋は世界一。
あら、ワタシは初めてリフトに乗ったのよ。清里サンメドウの頂上まで行って、富士山が見えて、気持ち良かったわ。全て初体験なのよ。
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2015年10月27日
西オーストラリアのワイルドフラワー4vs日本の秋1
当時は、西オーストラリアで見た植物を日本で育てたいと、様々な種を入手して試みたが、現在でも残っているのは、グラスツリーくらいである。最近は、無理して育てる事を止め、自然の成り行きで環境に適応したオージープランツを育てているだけである。
『日本に紹介し広めたい花たち』
日本でもこの十年来、オーストラリアの草花が随分と園芸店で入手出来る様になった。しかし、まだまだ日本には入って来ていない魅力的な植物がある。印象に残った魅力的な植物をピックアップしよう。
☆ブルーアイド・スモークブッシュ (Conospermum brownii コノスペルムム属)
今回の旅で初めて知った魅力的な花は、何と言ってもブルーアイド・スモークブッシュ(Conospermum brownii コノスペルムム属)だ。見れば見るほど魅力的で幻想的とも言える不思議な花で、西オーストラリアのハイデン近辺にのみ自生する珍しい植物だ。私にとってはスモークブッシュすら初めて見る花だったのだけれども、このスモークブッシュと呼ばれるグループの花がじつにさまざまなのである。最初に出会ったのはキングスパークの林の中に、今まで見たことのない白い不思議な植物を見つけ、これがスモークブッシュであることを知った。多くは、遠くから見るとなるほど、白い煙に見える花が多いのだけれど、なかにはこのブルーアイド・スモークブッシュのように、どちらかというと、ピメレアの仲間でないかと思われるものまでさまざまである。
☆ピメレア (Pimelea rosea)
最西南端に近いyallungupに咲くジンチョウゲ科の ピメレア(俗名ローズ・バンジン/Pimelea rosea)は日本人の好みそうな花で、どの株も申し合わせたように半球状の樹形で一面に花を咲かせていた。ジンチョウゲと同じように小さな花が集まって一つの塊になっている。ただし花弁は薄く柔らかい。
☆サザンクロス(Xanthosia rotundifolia)
南十字星という言葉には独特な響きがある。南半球でしか見られない星であり、まさしく異国の星だ。そんな名前の植物がある。と言っても日本でおなじみのミカン科のCrowea salignaの商品名のサザンクロスではない。本家本元のサザンクロスはセリ科のXanthosia rotundifoliaで、スターリング山系に自生している魅力的かつ神秘的な花だ。十字の花びらの上に細かい花が咲いている。
☆フリンジド・リリー(Common Name:Fringed Lily Botanical Name:Thysanotus multiflorus)
西オーストラリアで初めてフリンジド・リリーに出会い、何とも言えない花弁の美しさに感動。
たまたま種を入手することができて、翌年、我が家でも開花に成功したのだ。
→http://blog.livedoor.jp/alexgarden/archives/50465366.html
他にもフェザーフラワーの仲間とか、トリガープランツなど紹介したい花は尽きないが、きっと近い将来、日本の園芸店に登場するだろう。
オージープランツの発芽について。
バンクシアやユーカリ、アカシアなどオーストラリアの樹木の種子は山火事を経験して発芽すると言われている。種子を播く時にも、特にマメ科の植物は普通に播いたのでは発芽しにくい。そのため、擬似的に山火事を経験させる方法として、種子に熱湯をかけて浸したり、バッテリー液に浸したり、フライパンでサッと炒めたり、テッシュペーパーに包んで燃やしたり、あるいは種子の表皮に紙ヤスリで傷をつけるなどがある。そしてもっと簡単なのが、このスモークウォーターを使用する方法だ。
スモークウォーターとは?
スモークウォーターとは、煙を通した水だが、種子を休眠から醒ます効果があるとされ、オージープランツの発芽を助ける。使い方としては、約10倍に薄め、種子を6〜24時間浸す。もう一つの使用法として、種子を播いたトレイ1?当たり、100mlのスモークウォーターを薄めずにスプレーし、6〜10日間水やりをする。今回の旅で立ち寄ったオージープランツの種子会社、キムシード・インターナショナル(KIMSEED International)でスモークウォーターを購入したが、そこのスタッフによると約60%程度発芽率が向上するという。匂いは日本でも販売している木酢液に極めて近く、製法も近いので、同じような効果があるかも知れない。ただし、竹やナラ類から作った木酢液が、果たしてオーストラリアの植物にも効果があるかは未だ検証したことがない。(続く)
ところで、11年前の今頃は西オーストラリア旅行中だった、今年は八ヶ岳で日本の秋を満喫している。
吐竜(どりゅう)の滝の風景は、なんとも西オーストラリアとのコントラストが面白い。
しかし、美しき日本の秋である。いずれにしても、大自然って良いですね。自然に勝る芸術の師匠はいない。
吐竜に負けないワタシは吐犬よ。ワタシ、初めての旅行で大自然に感動してるのよ。
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『日本に紹介し広めたい花たち』
日本でもこの十年来、オーストラリアの草花が随分と園芸店で入手出来る様になった。しかし、まだまだ日本には入って来ていない魅力的な植物がある。印象に残った魅力的な植物をピックアップしよう。
☆ブルーアイド・スモークブッシュ (Conospermum brownii コノスペルムム属)
今回の旅で初めて知った魅力的な花は、何と言ってもブルーアイド・スモークブッシュ(Conospermum brownii コノスペルムム属)だ。見れば見るほど魅力的で幻想的とも言える不思議な花で、西オーストラリアのハイデン近辺にのみ自生する珍しい植物だ。私にとってはスモークブッシュすら初めて見る花だったのだけれども、このスモークブッシュと呼ばれるグループの花がじつにさまざまなのである。最初に出会ったのはキングスパークの林の中に、今まで見たことのない白い不思議な植物を見つけ、これがスモークブッシュであることを知った。多くは、遠くから見るとなるほど、白い煙に見える花が多いのだけれど、なかにはこのブルーアイド・スモークブッシュのように、どちらかというと、ピメレアの仲間でないかと思われるものまでさまざまである。
☆ピメレア (Pimelea rosea)
最西南端に近いyallungupに咲くジンチョウゲ科の ピメレア(俗名ローズ・バンジン/Pimelea rosea)は日本人の好みそうな花で、どの株も申し合わせたように半球状の樹形で一面に花を咲かせていた。ジンチョウゲと同じように小さな花が集まって一つの塊になっている。ただし花弁は薄く柔らかい。
☆サザンクロス(Xanthosia rotundifolia)
南十字星という言葉には独特な響きがある。南半球でしか見られない星であり、まさしく異国の星だ。そんな名前の植物がある。と言っても日本でおなじみのミカン科のCrowea salignaの商品名のサザンクロスではない。本家本元のサザンクロスはセリ科のXanthosia rotundifoliaで、スターリング山系に自生している魅力的かつ神秘的な花だ。十字の花びらの上に細かい花が咲いている。
☆フリンジド・リリー(Common Name:Fringed Lily Botanical Name:Thysanotus multiflorus)
西オーストラリアで初めてフリンジド・リリーに出会い、何とも言えない花弁の美しさに感動。
たまたま種を入手することができて、翌年、我が家でも開花に成功したのだ。
→http://blog.livedoor.jp/alexgarden/archives/50465366.html
他にもフェザーフラワーの仲間とか、トリガープランツなど紹介したい花は尽きないが、きっと近い将来、日本の園芸店に登場するだろう。
オージープランツの発芽について。
バンクシアやユーカリ、アカシアなどオーストラリアの樹木の種子は山火事を経験して発芽すると言われている。種子を播く時にも、特にマメ科の植物は普通に播いたのでは発芽しにくい。そのため、擬似的に山火事を経験させる方法として、種子に熱湯をかけて浸したり、バッテリー液に浸したり、フライパンでサッと炒めたり、テッシュペーパーに包んで燃やしたり、あるいは種子の表皮に紙ヤスリで傷をつけるなどがある。そしてもっと簡単なのが、このスモークウォーターを使用する方法だ。
スモークウォーターとは?
スモークウォーターとは、煙を通した水だが、種子を休眠から醒ます効果があるとされ、オージープランツの発芽を助ける。使い方としては、約10倍に薄め、種子を6〜24時間浸す。もう一つの使用法として、種子を播いたトレイ1?当たり、100mlのスモークウォーターを薄めずにスプレーし、6〜10日間水やりをする。今回の旅で立ち寄ったオージープランツの種子会社、キムシード・インターナショナル(KIMSEED International)でスモークウォーターを購入したが、そこのスタッフによると約60%程度発芽率が向上するという。匂いは日本でも販売している木酢液に極めて近く、製法も近いので、同じような効果があるかも知れない。ただし、竹やナラ類から作った木酢液が、果たしてオーストラリアの植物にも効果があるかは未だ検証したことがない。(続く)
ところで、11年前の今頃は西オーストラリア旅行中だった、今年は八ヶ岳で日本の秋を満喫している。
吐竜(どりゅう)の滝の風景は、なんとも西オーストラリアとのコントラストが面白い。
しかし、美しき日本の秋である。いずれにしても、大自然って良いですね。自然に勝る芸術の師匠はいない。
吐竜に負けないワタシは吐犬よ。ワタシ、初めての旅行で大自然に感動してるのよ。
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2015年10月26日
西オーストラリアワイルド・フラワー紀行3
今朝のユーカリである。枝によっては満開状態だ。
西オーストラリア・ワイルドフラワーの度を、毎朝、読み直して、コピペしていると、記憶が蘇る。ブログあるいは雑誌掲載という機会を持つ事で、克明で精度の高い記録を残す事が出来て良かったと思う。長年、ブログを書く時には「園芸文化の向上に貢献しうる内容であること」を意識してきたが、同時に「継続すること」の大切さを感じる。
『西オーストラリアの野生蘭』
今回の旅で意外だったのが、ランである。オーストラリア原産のランは多いが、まさか砂漠に生えているとは思ってもみなかった。たくさんのランに出くわしたが、感動的なのはブルーオーキッド(Thelymitra crinita)だ。
Thelymitra(テリミトラ属)の中で青い花を持つものが、こう呼ばれている。その色たるやなんとも美しく、青いけし、メコノプシス(Meconopsis)と共通した神秘の青である。青いランが存在することすら僕は今まで知らなかったが、青いランはオーストラリア大陸にしかないらしい。
ブルーオーキッドにはいろいろな種があり、同定が難しい。背の高さが20cmぐらいしかなく、我々にお馴染みの絢爛豪華な洋ランとは大違いで、花も直径1〜2cmしかないのでブッシュの中では見落としてしまう。太陽に当たらないと開花しないので、サン・オーキッドとも呼ばれる。
西オーストラリアのランはいかにも独特の進化を遂げたという感じのものばかりで、ドンキー・オーキッド(Diuris corymbosaディウリス属)というユニークなランだ。
フィアリー・オーキッド(Caladenia latifoliaカラデニア属)はブルー・オーキッドと並んで美しかった!
レオパード・オーキッド(Leopard Orchid/ Diuris maculata)、はなんとも魅力的だ。 たくさんのランに出会ったけれど、ラン愛好家には堪らない秘密の花園に違いない。
あら、素敵な蘭だわ。
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2015年10月25日
西オーストラリアワイルドフラワー紀行その2
今年は
隣家にユーカリの枝がはみ出さないように枝を家寄りに伸ばしたので、2Fのベランダから至近距離で咲いている。毎朝、カーテンを開けるのが楽しみだ。
昨日、ふと、この時期に出かけた西オーストラリア・ワイルド・フラワーツアーの紀行文を再アップしてしまったので続きを・・・。
『不思議で珍しい植物達』
西オーストラリアの典型的な風景。
西オーストラリアには、非常に珍しい植物が多い。今日はバンクシアとグラスツリーを紹介しよう。
☆バンクシア
最近切り花だけでなく苗も出回りはじめたのが、オーストラリア特有の花であるバンクシアだ。バンクシアは約50種あり、なんとも個性的な表情を持つ。写真はブル・バンクシア(Bull Banksia)という俗名で、学名はBanksia grandis 。Bullは雄牛という意味で、スパイクとよばれる穂が他の種に比べて大きいからであろう。
キャンドル・バンクシア:Candle Banksia/Banksia attenuata スパイク(穂)がすべてまっすぐ上を向いているのには感心しました.
このスパイクに種子ができるが、非常に固く、山火事に遭って初めて種子が飛び、雨が降り発芽する。従ってたね播きの時は、この山火事を経験させるために、スモークウォーター(Smoke water)とよばれる溶液に種子をつけておくと発芽率が良くなる。
☆グラスツリー Xanthorrhoea(クサントロエア属)とKingia(キンギア属)
今回の旅行で最も楽しみにしていた植物がグラスツリーである。グラスツリーとはXanthorrhoea(クサントロエア属)とKingia(キンギア属)の2属を総称した呼び名で、日本では「ススキの木」とも言われている。なかなかにカッコイイ樹形である。日本では今まで浜名湖の花博など、特別な場所でしかお目にかかれなかった植物だ。
一年間に1cmしか伸びず、山火事を経験してスパイク(穂)を出し、その後、焼けこげた幹の先から針のような長い葉を再生するという変わった植物である。今回の旅行で、幾度か山火事の後の焼けこげた原野に遭遇したが、なんとグラスツリーだけは緑の葉をてっぺんから放射状に生やして生き残っているのであった。グラスツリーの一種、Kingia australisだ。
Xanthorrhoeaに比べやや小型で葉の色がシルバーがかっている。Xanthorrhoeaは穂が上に1本伸びるが、Kingiaは太鼓のバチのような穂が複数生えるのが特色だ。写真はスターリングレンジという山で撮影。
一方、林等に比較的多く見られるのがXanthorrhoea(クサントロエア属)だ。
パースのナーサリでも500ドルしていた。
こちらはDwarf grass treeと呼ばれる、小型種。
まあ、ワタシも行ってみたいわ。
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2015年10月24日
ユーカリが咲き、思い出蘇る
今朝もカーテンを開けると、ユーカリにメジロが蜜を吸いにきている。
ヒンヤリした空気の朝だ。ユーカリとこのヒンヤリとした空気感でふと、毎年思い出す、この季節に行った西オーストラリア旅行。以前、リキを入れて書いた紀行文だ。
旅行期間は、2004年10月23日〜11月1日で、パースから南回りのコースです。以前 ホームページのAlex's Garden Partyに書いた普通の紀行文版はコチラです、→http://www.geocities.jp/alexgardenjp/wa1.html
西オーストラリアのワイルドフラワー1
澄みきった紺碧の空と果てしなく青いインド洋が水平線で交わる。日本では見ることができないこの空と海を見ただけでも心が洗われるようで、西オーストラリアに来た感動があった。
そして感動をさらに大きくしてくれたのが、その空や海を映したように澄み切った、穢れのない青い花を見せてくれたダンピエラ(Dampiera)やレケナウルティア(Leschenaultia)、そして強烈な太陽の下でチェリーピンクに輝くフェザーフラワー(Verticordiaヴェルティコルディア属)など、数々の色鮮やかなワイルドフラワー達だ。ほとんど砂漠に近い乾燥した気候と、インド洋や南極海から年中吹く強風に曝され、厳しい環境の中で生き残る術を見いだした逞しい植物達である。温室育ちの花とは異なり、その姿は凛としていた。
2004年の10月下旬、憧れの西オーストラリア・ワイルドフラワーのツアーに参加した。西オーストラリアと一口に言っても、広さは日本の7倍、ヨーロッパがすっぽり入ってしまうほどである。大半が砂漠で、人口200万人のうちパース周辺に150万人、残りの50万人が砂漠以外の広大な土地に住んでいる。野生の花が咲く地域のみでも、まともに廻れば1ヵ月は必要だ。今回の旅では、パースから南方面を中心にバスツアーとレンタカーで正味8日間、約2,500Kmを駆け巡り、約500枚の写真を撮影した。その中で印象に残った不思議で魅力的なオージープランツを紹介しよう。
1)野に咲く日本で馴染みの花達
ここ数年、日本でもオーストラリアの植物がたくさん出回るようになった。初恋草(Leschenaultiaレケナウルティア属)、イソトマ(Laurentia axillarisラウレンティア属)、ハナカンザシ(英名ペーパーカスケード/Helipterum roseumヘリプテルム属)、ブラキカム(Brachyscomeブラキスコメ属)、ワックスフラワー(Chamelaucium uncinatum)、ミントブッシュ(Prostantheraプロスタンテラ属)、エレモフィラ・ニベア(Eremophila nivea)など数えきれないほどであり、また切り花でも、カンガルーポー(Anigozanthosアニゴザントス属)やバンクシア(Banksia)などがポピュラーになってきている。そして、これらほとんどの故郷が、西オーストラリアなのである。これらの花が野に咲く姿、育つ環境が、いったいどんな様子なのかとても興味があった。
☆レケナウルティア(初恋草)(Leschenaultiaレケナウルティア属)
最初にバスを止めたスポットは、マーガレットリバー近くの、レケナウルティアが群生する所であった。日本では初恋草としてあまりに有名なあの青い花である。
道端の林の斜面に群生している。決して派手ではなく、鮮やかな青である。周辺はいわゆるブッシュ(叢林)でユーカリ(Eucalyptusユーカリノキ属)が生え、ところどころにはグラスツリー(Xanthorrhoeaクサントロエア属)が見られる。樹木も下草も、あまり密集しておらず、太陽光線も充分に当たり風通しは良い。日本の林はもちろん、メルボルン近郊など東海岸のうっそうとしたシダが生えるユーカリ林とは大きく異なる。地面は乾いた砂地で、普通の日本の草花だったら一日で枯れてしまいそうな乾燥した環境だ。
ー野生の環境から学ぶレケナウルティアの育て方ー
日本では春先の園芸店の定番になりつつあるレケナウルティアだが、多くの人は管理がうまくいかず、枯らしていると思われる。多くの園芸書では、レケナウルティアの育て方は、「日当りの良い場所で、水はけの良い土に植え、表面が乾いたら水をたっぷりやる。月に一度程度液肥を与える」というのが一般的だが、これを実践してもうまくいかない。なぜだろう? その原因について、今回の旅で自生環境を見て「なるほど!」と納得した。
1)湿気:この地域は年間降水量が300mm程度で、土壌も砂地でほとんど砂漠状態である。日本の高い湿度や水のやり過ぎは、この植物にとって大敵だ。できるだけ雨にも当てない方が良い。用土は、砂や軽石が多く水はけの良い、養分の少ないものが適する。
2)リン酸肥料:一般的には花つきをよくするにはリン酸を与えろと言われているが、西オーストラリアの土壌はもともとリン酸分が少ない。ワイルドフラワー専門のナーセリーでは、リン酸を与えてはいけない植物のリストを配布しているほどだ。肥料は液肥ではなく、比較的リン酸が少ない油粕の置き肥がオススメだと、オーストラリアのガーデナーからアドバイスされたことがある。
現地の野草専門ナーセリーで配布していたチラシには、外来種(つまり豪州以外の原生の植物)と自生種(豪州の植物)を花壇で混植する時の注意点として、レケナウルティア、ボロニア(Boronia)、 バンクシア(Banksia)等はリン酸に抵抗力がないので、化成肥料は与えずに、油粕や堆肥などの緩効性有機肥料を与えるように書かれていた。つまり日本で、初恋草を寄せ植えに使用しすぐに枯らしてしまう原因はこの辺にあると思われる。
なお、ユーカリやブラキカムはリン酸に抵抗力がある。(明日に続く)
あら、ワタシは産まれていなかった大昔の話じゃないの?
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2015年10月23日
庭のダイヤモンド
ダイヤモンドの輝き!その名もダイヤモンド・リリーである。ネリネのことである。
毎年、忘れてしまっていると突然に輝きを放ち咲き始めて気づく。
見直したい花の一つである。
クィーンエリザベスもダイヤには負けるか?
あっ、ボクにとっての庭のダイヤはユーカリなのである。
あら、ワタシの靴下、いいでしょ?滑リ止めつきよ。
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2015年10月22日
母が遺したクィーンエリザベス
今年も、クィーンエリザベスが咲いた。ボクが高校生の時に母がタキイの通販で買った薔薇だ。
もう半世紀が経つのに咲いている。これは実家から挿し木を20年くらい前にもらった株。
丈夫な薔薇だ。
凛として咲く、クィーンエリザベスは、いつも母を思いださせてくれる。
あら、流石のクィーンね。
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2015年10月21日
趣味三昧の一日
退職後は趣味三昧の生活を!なんて思うが、なかなか実現できない!いや、退職直後の1ヶ月はそんな生活を送ったが、すぐに嫌気が差した。貧乏性のせいか、結局、退職後も仕事が忙しい毎日だ。
そんな中、昨日はカミサンも外出でポッカリとスケジュールの無い一日だった。よし、憧れの趣味三昧の一日!
朝イチ、「よし!紺屋の白袴庭の返上」と夏に伸びきった、樹木の剪定。
Before
After
今まで、ソーセージは手作りだったが、先日、コストコで、こんな生ソーセージが売っていたので買ってみた。
半分はフライパンで焼き、半分は茹でて薫製してみた。我が家の手製と似た感触と味で、美味しかった!豚腸を買ってくるより安上がり!
午後は、久々にピアノの練習。先日、youtubeで爆笑のピアノ演奏で、ラフマニノフの前奏曲嬰ハ短調をやっていて、ふと昔、弾いて最後の1ページの4段譜になるところが弾けずに終わっていた事を思い出し、再挑戦!やはり手が小さくて弾けない!しかしピアノの譜読は脳を刺激する。ボケ防止に絶対良い!
ピアノなんかやってる場合じゃないんだ!本業のバイオリンの練習をせねば!3つのオケやアンサンブルで課題曲が30曲以上あって消化不良。12月には会社のOBオケの本番がある。ベートーベンの田園もエルガーの威風堂々も易しいようで難しい。
一通りの趣味三昧を終え、心地よい疲労感で、仕上げは庭でユーカリのお花見の昼ビール。青空の下で薫製仕立てのソーセージでビールは至福のとき。
ユーカリが大分咲いてきた。ユーカリを見ると、オーストラリアの大らかで豊かな生活感が蘇る。
秋の夕陽は傾くのが早い。
シャーロットがカミサンがいないと、ボクに一日中、まとわりついてくる。
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2015年10月20日
横浜トロピカル・リゾート・ガーデン
庭のユーカリが見頃になってきた。ユーカリのお花見の季節。世の中、紅葉のシーズンだが、我が家は、この季節、亜熱帯の花が咲き、トロピカルリゾートガーデンとなる。
2階からユーカリの花がよく見える。毎朝、可愛いメジロ達が、蜜のブレックファーストにやってくる。
ハイビスカスとトケイソウ。
冬に屋内で越冬したハイビスカスは、夏に成長し、今時が沢山花が咲く。
トケイソウも庭一面に広がり、とんでもない所で咲き続ける。
そして、極楽!極楽!と極楽鳥花が咲く。今日はポッカリ空いた休日。天気もよいし、極楽気分で庭で昼ビールでもするか。
あら、ワタシもリゾート気分よ。
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2015年10月19日
オージー盆栽にチャレンジ
昨日、職場に盆栽の展示会で地元の盆栽協会の方が来られていたので、ちょっと教えてもらった。
これは最近、庭木としても人気のオージープランツのメラレウカ・レボリューション・ゴールド=Melaleuca revolution goldである。素敵な香りがする。昨年、挿し木をしたもの。
さて、これに針金がけをして盆栽に・・・。
もう一丁!
基本の黒松の針金がけ。この黒松は、昨年末にお正月の寄せ植え講習会で使用した松をポットに植えておいたもの。
この松。
これは、昔、メルボルン・インターナショナル・フラワー&ガーデン・フェスティバルで見た、メラレウカの盆栽。素晴らしいオージー盆栽。
これはコロキアの盆栽。メラレウカもコロキアも盆栽に向いているような気がする。
和と豪の調和。数年前に活けたユーカリの花。誰もやらない、新しい世界へのチャレンジって面白い。
今朝も、ユーカリが大らかなオーストラリアの風を送り届けてくれる。
あら、Alexは相変わらず気が多いのね。
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2015年10月18日
アイスバーグ
秋の薔薇の季節である。アイスバーグが咲いた。今年は珍しく、薔薇の植栽のお仕事が幾件かあった。品種を選ぶ特にどうしても、育てた事があり、お勧めできる薔薇を選んでしまう。アイスバーグは筆頭。
あと、クィーンエリザベスとか、パパメイアンとか・・・。
ユーカリがどんどん咲いてゆく。毎朝、蜜を吸いにメジロが飛んでくる。
レモンも色づき、早10月も後半。
プレクトランサスが今年は良く咲く。
あら、素敵で丈夫なアイスバーグね。
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2015年10月17日
様々なユーカリの魅力
ユーカリは約600品種あると言われているが、日本では、レモンユーカリ等、ホンの一部がハーブとして有名だが、奇麗な花が咲くのだ。昔、オーストラリアで撮影したユーカリを紹介しよう。
ユーカリは品種に寄っては巨木になり、その高さは数十メートルになる。屋久島の縄文杉に負けない巨大さである。日本で見る事の出来ない巨木はなかなかに感動的である。
我が家の庭には実生で育てたピンクの花が咲くユーカリが数種類あるが、いずれも花の直径は2cm程度の可愛らしい花である。
ユーカリの花というものはこの小さなボンボリ状の花がすべてだと思っていた。ところが今回の旅行で、スタンレー山脈の山麓のレストランで、Eucalyptus caesia ‘Silver Princess’という直径5cm程度の大きな花を咲かせ、樹形がしだれ桜のようなユーカリに出会って驚かされた。
園芸品種だが、銀葉の葉といい姿といい、その見事さに、僕は感動して近くに駆け戻り立ち尽くしてしまった。果実をたわわに実らせ、かつ花をたくさん咲かせてしだれる姿はじつに芸術的。
そして翌日、ハイデンのモーテルの庭では鮮やかな黄色のイエローフラワリングガム(Eucalyptus stricklandii)に出会うことができた。
さらに圧巻だったのは、ヨークの町中で見かけた、ブッシュローズ(Eucalyptus macrocarpa)という、巨大輪ダリアも負けそうな直径10cm以上もある見事な花をつける種だ。日本ではユーカリの巨木にお目にかかれないが、なかなかに美しい樹形だ。花もさまざまな色と大きさがあり、葉の銀葉も美しく庭木としても楽しめる。
品種同定出来ず。日本で見られるユーカリの花も、殆どこの色ですね。
ユーカリの中でも、比較的小型で、庭木にも人気のCoralgum (Eucalyptus Torquata)
あら、ワタシの眼が最も輝くのは、お肉を見た時よ。
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我が家の庭には実生で育てたピンクの花が咲くユーカリが数種類あるが、いずれも花の直径は2cm程度の可愛らしい花である。
ユーカリの花というものはこの小さなボンボリ状の花がすべてだと思っていた。ところが今回の旅行で、スタンレー山脈の山麓のレストランで、Eucalyptus caesia ‘Silver Princess’という直径5cm程度の大きな花を咲かせ、樹形がしだれ桜のようなユーカリに出会って驚かされた。
園芸品種だが、銀葉の葉といい姿といい、その見事さに、僕は感動して近くに駆け戻り立ち尽くしてしまった。果実をたわわに実らせ、かつ花をたくさん咲かせてしだれる姿はじつに芸術的。
そして翌日、ハイデンのモーテルの庭では鮮やかな黄色のイエローフラワリングガム(Eucalyptus stricklandii)に出会うことができた。
さらに圧巻だったのは、ヨークの町中で見かけた、ブッシュローズ(Eucalyptus macrocarpa)という、巨大輪ダリアも負けそうな直径10cm以上もある見事な花をつける種だ。日本ではユーカリの巨木にお目にかかれないが、なかなかに美しい樹形だ。花もさまざまな色と大きさがあり、葉の銀葉も美しく庭木としても楽しめる。
品種同定出来ず。日本で見られるユーカリの花も、殆どこの色ですね。
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2015年10月16日
楽しい園芸講座
一昨日は、美しい庭づくりの為の「便利な園芸手法」の講座のお仕事。この講座も3年目。結束を中心に、剪定ゴミの纏め方、薔薇の棘のある剪定枝の片付け方等を含め、ペットボトルでソイルスコップ作り等多岐にわたって忙しい講座だった。あまり実施されていない内容だと思うが、何故、こんな講座を考えついたかというと、この数年間で、多くのお宅でガーデンクリニックやガーデンレッスンを実施してきて、支柱立てや紐の結び方が、実にだらしなく、いいかげんな為に折角の植物が活かされず、庭の景観が台なしになっていたお宅が多かったからだ。まずは得意のユーカリの苗木を材料に講義と実習。
野菜や小さな苗木を支柱に結束する8の字の結び方。8の字から更にねじりを加え、支柱に一回廻して殺して(巻いた紐を結ぶ時に下に押さえて)結ぶとしっかりする。
つる薔薇の枝の誘引のとき枝に負担が架からない結び方。
ガーデニングは基礎の積み重ねで、美しいガーデンが出来上がるのだぞ!
後半は園丁さんに手伝ってもらい「男結び」の実習。やあ、難しいけど技術の習得って楽しいですよね。初めての人には、マスターするのが少々、難しかったようだが、楽しんでくれた。
でも、男結びは、園芸や造園で棕櫚縄を使用した支柱立てや竹垣作りの基本ですね。まっ、男のガーデニングの必修項目かな。
あら、紺屋の白袴庭も奇麗になると良いわね。
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2015年10月15日
ユーカリ復刻版
昨日はボクのユーカリ記念日だったが、講習会の日でもあった。庭を美しくする「便利な園芸手法」というタイトルで、講義をさせてもらったが、支柱建ての実習にユーカリの苗を使用して、帰りには園内に咲く、Eucalyptus leucoxylon roseaを見てもらった。受講生全員が「ユーカリがこんな可愛い花が咲くとは知らなかった」と携帯で写真を撮って帰った。まだまだ、ユーカリの花は知られていないのである。
それで、今日は2011年の今日、10月15日の復刻版です。しつこくユーカリを紹介します。
ボクが男庭日記及び前身のホームページAlex's Garden Partyで、最も多く取り上げてきた植物だと思う。そして、これらの膨大なコンテンツを整理しようと思うのだが、どう手をつけたら良いものか?????取りあえず今日は・・・
ユーカリの花が今年も咲いた
異国に咲いたユーカリの花
この国では、ピンクの花はまだチョー珍しく数えるほどしか無いようだ
蒸し暑い夏も、厳しい冬の寒さも乗り越えてきた
実生7年目のユーカリはすっかり風土に慣れたようだ
横浜の秋空もまんざら捨てたモンじゃないだろ?
この真っ青な空がユーカリには似合う
異国に咲いたユーカリの花
この国では、ピンクの花はまだチョー珍しく数えるほどしか無いようだ
蒸し暑い夏も、厳しい冬の寒さも乗り越えてきた
実生7年目のユーカリはすっかり風土に慣れたようだ
横浜の秋空もまんざら捨てたモンじゃないだろ?
この真っ青な空がユーカリには似合う
ユーカリの木はオーストラリアでは偉大な存在だ
日本の松のようであり桜のようであり・・
数十メートルに及ぶ超巨大ユーカリの勇姿は圧巻だ
でも、日本では小型の花の綺麗な品種がオススメね
この愛らしいボンボリ状の花は、
なんだか、のんびりとおおらかなオーストラリア人みたいで
気分が安らぐ
2003年おやじぃ12月号より
日本の松のようであり桜のようであり・・
数十メートルに及ぶ超巨大ユーカリの勇姿は圧巻だ
でも、日本では小型の花の綺麗な品種がオススメね
この愛らしいボンボリ状の花は、
なんだか、のんびりとおおらかなオーストラリア人みたいで
気分が安らぐ
2003年おやじぃ12月号より
コレも2003年おやじぃ12月号より
今年もユーカリが咲いた♪
あっ!このセリフって毎年、この時期に使っている!
でも、1年中で最もウレシイのがこの出来事だ
最初の開花から5年の歳月が流れた
あの時の感動がボクの園芸の原点になっているのだ
感動が創造を生み、創造が、また感動を生む
そしてボクの個性が感動と創造に融合する
おやじぃ2005年11月号
あっ!このセリフって毎年、この時期に使っている!
でも、1年中で最もウレシイのがこの出来事だ
最初の開花から5年の歳月が流れた
あの時の感動がボクの園芸の原点になっているのだ
感動が創造を生み、創造が、また感動を生む
そしてボクの個性が感動と創造に融合する
「感動と衝動が芸術を生む」なんて、
誰かが言っていたような気がする
でも、このユーカリの花は自然が生んだ芸術品
この造形は人間には出来ない芸術だ
その偉大な自然と向き合い、感動しガーデンを作る
ガーデンは、自然と人間が作り出す芸術だ
おやじぃ2005年11月号
誰かが言っていたような気がする
でも、このユーカリの花は自然が生んだ芸術品
この造形は人間には出来ない芸術だ
その偉大な自然と向き合い、感動しガーデンを作る
ガーデンは、自然と人間が作り出す芸術だ
おやじぃ2005年11月号
おやじぃ2005年11月号
2001年7月22日にはこんな事も書いていた。
Eucalyptus・・この素晴らしい樹木を日本でも広めたい!
ユーカリの魅力について
ユーカリの思い出
オーストラリア人にとって、ユーカリは日本人にとっての松であり、桜であるような気がします。 「心のふるさと」的な樹木なのだと思います。正直なところ、僕はオーストラリアに行って最初のころは、 だらしない樹形であまり「美しい木」をいうイメージを持つことは出来ませんでした。 ところが、ゴルフ場でオーストラリアの友人が立ち止まって、ユーカリの巨木を眺め、偉く感心して"Oh! Beautiful Tree!"とか、 ドライブしていて立派なユーカリを指さし"Great!"とか・・、彼らがユーカリを絶賛する言葉を何度か聴きました。 最初のうちは、オーストラリア人の美意識を「ああ、そうなんだ〜」と、人ごとのように感じていたのですが、周りが皆、 ユーカリを絶賛するので、やがて、すっかり「感化」され、本当に美しい木と花であるように思えるようになってしまったのです。 早朝のゴルフコースのユーカリ林のあの「スーッッとするユーカリの香り」や山岳地帯の屋久杉よりも遙かにでかい「ユーカリの巨木の森」 そして、「巨木一面に真っ赤に染まるガムツリー」、そして白樺よりも美しい白い幹・・・・決して、日本の松のように人が枝を整えることもなく、自然のままの枝をのびのびと広げる スケールのでかい自然の美しさがそこにはあるのです。今、狭い狭い庭に種から育てたユーカリを十数本育てていますが、風に揺らぐしなやかな枝、 太陽に光る銀葉、そして、あの「スーッッとするユーカリの香り」が、オーストラリアの豊かさを運んでくれるのです。
2001年ユーカリのページ
>2001年ユーカリのページ2
あら、愉快なユーカリね。
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2015年10月14日
ユーカリ記念日
10年前の10月14日の記事のリライトです。
今日はユーカリ記念日だ!
2001年10月14日・・・・ボクの庭に初めてユーカリがピンクの花を咲かせた。
あれから、14年が経ち今年もユーカリが沢山の花をつけている。
何よりも、嬉しいのは、今年は新たに、我が家以外の職場の植物園でも初開花し、一般の方も見られるようになった事!この写真。
これが、2001年10月14日の写真。当時のデジタル写真はこんなものだった。
そして、毎年、行っている。"ユーカリのお花見パーティの第1回目"
あの出来事はボクのガーデニング人生に大きな影響を与えた!南半球からやってきたユーカリの小さな種が、横浜で育ち花を咲かせたのはボクにとっては奇跡だった。そして、もう一つの奇跡はやはりオーストラリアの木性羊歯が胞子から育った事だった。
あれからボクは植物の神秘と美しさに引き込まれていった。
種を入手したのは1996年である。当時はまだインターネットもあまり普及しておらず、情報も少なかった。なんとか現地の種苗業者を見つけ、FAXのやり取りで種を個人輸入した。決済も小切手を郵送するという時代だった。そして種まきの方法を調べると、山火事を疑似体験させるために、種をフライパンでさっと炒ったり、ティシュペーパーにくるんで火をつけたり、スモークウォーターという液につけたりするらしい。恐る恐る、様々な方法を試したら沢山の種が発芽したのだ。
それから5年の歳月、夏は毎日の水やりをし、冬は屋内やベランダに取り込んたが、多くの苗は途中で枯れてしまった。約10本ほどが残り、数本を庭に植えて育てた。
そして5年目には、とうとうそのうちの1本が花をつけた。
ユーカリの木が、あの時育っていなかったら、ボクはオーストラリアン・ガーデニングを始めることも無く、ガーデニング・コンテストに応募するようなことも無かったと思う。
このユーカリの木との付き合いももうすぐ10年になる。このユーカリがボクの趣味の世界、そして人生にも少なからず影響を与えたのは否定できない。
ユーカリの花はボクにオーストラリアの楽しかった数々の思い出を呼び覚まし、豊かな時の過ごし方を指南してくれる。
花や植物は、それを愛でる人間に対して、無限の力を与えてくれる。
尚、ユーカリについては、下記ページを参照ください。
ユーカリのページ
おやじぃ2005年1月男のガーデニング
尚、写真の品種は比較的小型品種の、Eucalyptus leucoxylon roseaです。日本で販売されているハーブ用ユーカリの苗(タスマニアン・ブルーガム:Eucalyptus globulus等)の多くはパルプ用で巨大になり繁殖力も旺盛で生態系を乱す危険があるので要注意!海外では植栽を禁止している地域もあります。販売業者の方は是非、生態系にもご配慮を!
あら、ソーセージ、美味しそう。
Alexの監修本「庭づくり 困ったを解決アドバイス Q&A 100」が主婦と生活社より発売中。『ガーデナー必見!ガーデンのセンスアップから日常管理の方法まで、庭づくりに関するあらゆる悩みを網羅!』・・・と帯には書いてあります。
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そして、毎年、行っている。"ユーカリのお花見パーティの第1回目"
あの出来事はボクのガーデニング人生に大きな影響を与えた!南半球からやってきたユーカリの小さな種が、横浜で育ち花を咲かせたのはボクにとっては奇跡だった。そして、もう一つの奇跡はやはりオーストラリアの木性羊歯が胞子から育った事だった。
あれからボクは植物の神秘と美しさに引き込まれていった。
種を入手したのは1996年である。当時はまだインターネットもあまり普及しておらず、情報も少なかった。なんとか現地の種苗業者を見つけ、FAXのやり取りで種を個人輸入した。決済も小切手を郵送するという時代だった。そして種まきの方法を調べると、山火事を疑似体験させるために、種をフライパンでさっと炒ったり、ティシュペーパーにくるんで火をつけたり、スモークウォーターという液につけたりするらしい。恐る恐る、様々な方法を試したら沢山の種が発芽したのだ。
それから5年の歳月、夏は毎日の水やりをし、冬は屋内やベランダに取り込んたが、多くの苗は途中で枯れてしまった。約10本ほどが残り、数本を庭に植えて育てた。
そして5年目には、とうとうそのうちの1本が花をつけた。
ユーカリの木が、あの時育っていなかったら、ボクはオーストラリアン・ガーデニングを始めることも無く、ガーデニング・コンテストに応募するようなことも無かったと思う。
このユーカリの木との付き合いももうすぐ10年になる。このユーカリがボクの趣味の世界、そして人生にも少なからず影響を与えたのは否定できない。
ユーカリの花はボクにオーストラリアの楽しかった数々の思い出を呼び覚まし、豊かな時の過ごし方を指南してくれる。
花や植物は、それを愛でる人間に対して、無限の力を与えてくれる。
尚、ユーカリについては、下記ページを参照ください。
ユーカリのページ
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2015年10月13日
ユーカリのお花見BBQ
ユーカリの花が咲くと、BBQの季節だ。早速、昨日は、我が家、恒例のユーカリのお花見BBQ.
紺碧の空にユーカリが咲く。まだ、一分咲き程度。
Tボーンが珍しく近所のスーパーにあったので焼いた。久々のTボーンステーキ、美味しかった!
オージーBBQには、やはりラムチョップ。最高!
最高のBBQ日和だった。
BBQには、フルーティーな、カジュアルなワインが合う。このオージーワイン、初めて買ってみた。
あと、最近、第3のビールのホワイトベルグというのが気に入っている。BBQにピッタリでビールと言うより新しい飲み物として、サッパリ安くて美味しい!青空の元で飲むお酒が美味しい!
ストレリチアも見頃。
ガーリック・アヒージョも美味しい。
ごくシンプルなセロリのサラダ。
デザートは庭のミカンをモギって食べた。未だ、酸っぱいが新鮮で美味しい。
あら、ワタシもラムチョップが大好きよ!
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2015年10月12日
ユーカリ開花宣言!
今年もユーカリのお花見の季節がやってきた。今朝、ちらほら咲く花を発見!今年のユーカリ開花宣言は今日だ。Eucalyptus sideroxylon roseという花も奇麗で葉の香りも上品な品種です。
20年前に種を輸入して、4年目に開花。以後、毎年、この季節に、オーストラリアの風が吹く。
まさか、横浜で開花するとは思わなかったが、ボクにとっては奇跡の開花であり、ガーデニングに嵌まったキッカケでもあった。
南半球の花が、時空を超えて横浜で開花したのだ。
2階のベランダから目前に沢山の花が間近に楽しめる。
あら、バーベキューの季節ね。ワタシは花よりお肉よ。
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2015年10月11日
ベンケイソウ
今年もベンケイソウが人知れず庭で咲いている。少し、陰の薄い存在である。
過去のブログでは3年に一回位登場していた。そんな存在であるが、最近、流行の多肉植物として扱われる事もあるようだ。
このベンケイソウを見ると、オーストラリアのVerticordiaを思い出す。良く似ている。
Verticordiaはフェザーフラワーというが、小さな夫々の淵にフェザーのような花弁がついている。植物の世界は分布にしても構造にしても果てし無く奥が深い。
これは9年前の写真。
陰の薄いベンケイソウも、オーストラリアの思い出を呼び起こしてくれたりして有り難いものだ。
あら、今日は体育の日ね。ワタシもダイエットにスポーツしなくちゃ。
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2015年10月10日
楽しみなオージーガーデンの成長
5月に植栽させて頂いた、お宅に2ヶ月 振りにメンテに行った。夏を越え、鬱蒼としたジャングルに。でも、これが施主様の好みでありボクも好みなのだ。
ドドナエヤやメラレウカ・レボリューション・ゴールド等がすっかり成長した。オージープランツは成長が早い。
来院する患者さんが、楽しみにしてくれている。ソモソモ、「このグリーンの通路を通っただけで風邪が治ってしまう癒しの空間」がガーデンコンセプトなのだ。
シャープな葉は気持ちを引き締めて元気にしてくれる。「病は気から・・・」と話しかける。
ハンギングも元気だった。しっかり世話をして下さっている施主様に感謝。
あら、ワタシもこのお庭見たいわ。
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2015年10月09日
バナナの花、ユーカリの花、
職場でバナナの花が咲いた。相談員を始めて4年目だが初めてだ。これは温室ではなく露地植えです。
これが、あの大きな房のバナナになると思うと夢広がるが、寒さで実る事は無いだろう。カンボジアやタイ料理では、バナナの花は食材になるという。
我が家に先駆けて、職場に植えたユーカリが咲き始めた。昨年に種を 蒔いて2年目で開花。我が家は4年目だった。これで大勢の人がユーカリの花を見る事が出来るようになった。
今年は、ホンの数輪だが、"ここ"に行けば見られます。Eucalyptus leucoxylon roseaという品種です。間もなく、Eucalyptus sideroxylon roseaも咲きます。
これは携帯のカメラで撮ったもの。上はニコンです。
隣ではピンクのボトルブラシが咲いている。
だんだんと、オージープランツが増えてきました。
あら、公園は落ち葉ですっかり秋よ。
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2015年10月08日
ハエマンサスは、眉刷毛万年青
ハエマンサス=Haemanthusが咲いた。和名は眉刷毛万年青である。なんとも可愛い花である。
毎年、突然に咲くという印象がある。蕾の姿の印象が無いのだ。
ハエマンサスが咲くとネリネも咲き始める。
眉刷毛万年青・・・よくぞ、命名したものである。はて?眉刷毛って、眉を書く道具?
あら、ワタシは眉刷毛なんか使わないわよ。
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2015年10月07日
ストレリチアの季節
今年もストレリチアが咲き始めた。今年は冬に霜を避ける為に玄関ポーチに置いて、そのままにしてしまった。日当りが午後だけだが、咲いてくれた。
長い付き合いである。
これは2007年の写真。
そして2006年は写真のサイズも小さかったが。でも、こんなに沢山咲いた時代もあったのだ。
あの時代の方が、ガーデニングに熱心だった。
あら、レモンも色づいて来たわね。
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2015年10月06日
人生で最も輝いた日
この写真、ボク的にはAlex'gardenの金字塔的写真である。
はて?人生で最も輝いた日というのは何時だったのだろうか?それは「あの日」11年前の今日、2004年10月6日だった。この写真は、輝いた日の為のスタートだったコンテスト予選応募の写真の一枚である。ボクはホールのステージ上で発表の瞬間を迎えた。浜名湖花博ガーデニングコンテストグランプリの発表。そしてボクの名前が発表された。やった〜!あの瞬間が、人生で最も感動し、輝いた一瞬だったと思う。努力が認められ、ニュージーランド旅行もゲットした。後にその模様はテレビでも放映された。前年には園芸ガイドのコンテストでもグランプリを戴き、ハワイ旅行をゲットしたが、通知が郵送されてくるのと、ステージ上で生で発表されるのでは感動が違う。2度のグランプリで、ボクは老後は園芸の道を歩む決意をした。そして今がある。
2004年にコンテストガーデンのページを製作しているのでご参照ください。"Alex流コンテストガーデン2004"
この応募写真は、後にイギリスのRoyal Horticultural Society の会誌「The Garden」にも掲載された。
全世界で会員に40万部以上配布されている雑誌である。
懐かしい写真である。
過去を振り返ってばかりいないで、今と未来も見ようね。今の目標は、人々に感動を与える庭づくり、ボクが作った今年の秋花壇。今日も輝く一日にしよう!
あら、ワタシ、少し下を向いているかしら?上を向いて歩こうね。
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2015年10月05日
歳の数程あった10月5日という日
秋明菊の季節だ。
特に今日が何か特別の日だと言う訳ではないが、最近、歳のせいか、こうして朝、ブログを書く時に、ふと、過去を振り向いてしまう。
2005年の10月5日にも秋明菊をアップしていた。10年以上も毎年、咲き続けてくれたいるのだ。こういう植物は自信をもってお薦め!出来ますね。
"2005年の10月5日のブログ"
そして2006年の10月5日も秋明菊。人間の頭脳には、毎年、同じに日には同じ事を繰り返すように何かが仕込まれているのだろうか?
"2006年の10月5日のブログ"
2007年の10月5日はユーカリだった。あの年は、もう咲いていたのだ。
"2007年の10月5日のブログ"
そして、2007年の今日のブログに以前、飼っていたメルちゃんの調子が悪くて、病院に行ったら「乳ガンの再発だと宣告された」と書かれていた。そんな悲しい出来事もあった。
時間がないので2008年〜2014年までは見れないが、夫々の日々があった。
過去を振り返り、今日の10月5日をどう過ごせば良いか?あと何回、10月5日を迎えられるのだろうか?ああ、すっかり歳を取ったのだな。
ワタシも今日と言う日を大切にするわ。
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2015年10月04日
ダリアの季節
秋のダリアの季節だ。普通、7月に咲いて、切り戻しをすると、この時期に再び咲いてくれる。
ダリアはボクの好きな花の一つで、ブログのカテゴリーにも「ダリア」は作ってある。この10年間に71回も書いてきた。今日は72回目!
"過去のダリア記事"
超巨大輪のマルコム・ホワイトを寄せ植えに使用してみた。オレンジのカンナが同時に咲くはずだったが・・・・・。
ダリアが何故好きかというと、「元気が出る花」だからだ。
意外と知られていないのが、ダリアは種から育てても、育て方次第では、その年に開花し、大きな球根をつけてくれる。この株は実生2年目だ。こんな素敵なダリアをもっと広めたいと思う。
まあ、ワタシもダリアを見ると元気が出るわ。
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2015年10月03日
定点観測2015年10月
毎月3日の定点観測である。この季節、余り変化が無い。でも、先月は取材があったので、これでも、少々、スッキリしているかな?
今日は、トケイソウがまだ、咲いていないが、日が照ると毎日、この辺りに数個は咲く。
ユーカリが沢山の蕾を持っている。
今年は、2Fの窓の前に立ちはだかるユーカリ。
間もなく開花だ。ユーカリのお花見のシーズン。
これは10年前の今日の定点観測。
当時は、ウェブマガジン「オヤジぃ」(オージーと掛けています)を月1回発行してました。"ウェブマガジン「オヤジぃ」(オージーと掛けています)を月1回発行してました。"
あら、久々に太陽さんに、お早うの挨拶が出来たわ。
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2015年10月02日
赤と黒で熱情花壇
燃える秋の色は紅葉の色。花壇も秋色に。熱情の世界。
小さな一輪にも熱情が潜む。
ダリアの黒蝶。
秋にピンクのヒラヒラは似合わない。
平凡なサルビアも赤だけだと「学校花壇」になってしまう。黒をあしらって大人色に。
あら、ベロ出しちゃったら、ピンボケになっちゃったわ。まっ、いいか。
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2015年10月01日
ボクが男性ファッションン誌に掲載されました!
昨日発売の男性ファッション&ライフスタイル誌「Free & Easy」11月号に登場しました。
ファッションモデルデビュー!・・・・あと40歳若くて、背があと20cm高くて、鼻も2cm高くて、目が2倍大きくて、髪が10倍フサフサしていれば、それもあったかも知れないが・・・。
残念ながら、毎度のガーデニングネタです。趣味三昧の第二の人生という特集で庭づくり担当です。
P.164~167です。おばさんが男性ファッション雑誌売り場で立ち読みしていると、怪しいですが、まっ、覗いて見て下さい。まっ、オジさんが女性ファッション雑誌売り場で立ち読みするより許されるかな?
当日の拙庭の写真。雑誌取材時はピーカン天気だった。
趣味三昧の第二の人生か。まあ、確かに!趣味三昧の生活送ってます。バイオリンも楽しい!
男の料理も楽しい。蕎麦打ちももっとやりたい!旅行も行きたい。そうそう、今回のファッション誌の取材は、「お洒落をする」という、忘れていた感覚を呼び覚してくれて、とても刺激になりました。せめてお洒落をして若さを保ちたいと思います。
あら、ワタシの写真は掲載されなかったのかしら?
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