用事で「机构代码证书复印件」(言わば法人登録書のコピー)が必要とされたので、冬休み中に大学の方に向かいました。
最初は「ただのコピー一枚だ、すぐ出来るでしょう」と考えていましたが、中国での書類申請を甘く見すぎていました。

春節前、校長事務室に電話、「招待書と理由書書いてくればその場ですぐに発行します」と相手から自信満々に教えられる

安心してベトナムに行く

帰国後、念のため校長事務室に電話で再確認

「これは人力資源処の管轄範囲です」 

あれっ?

「まずは人力資源処のサイトで申請書を記入してください」

えっ?

「…そしてプリントアウトして、XXとXXとXXで判子を押してきてください、そしたら発行します」

ええええええええええええええ?

用事の時間がないので、素早く記入し、一目散で大学へ急ぎプリントアウトする

判子/サインの欄が六つもあるのを見て放心状態…

クソ寒い中、仕方なく、まず自分の学部の事務室へ向かう

役員A:「これはXXX室に行って」

役員B:「これはまずXXX室に行って役員Cにサインしてもらいなさい」

役員C、会議で不在…

結局、役員Dがサインして判子を押してくれた

俺:「次のこの学生処ってどこですか?」

役員B:「知りません、分かりません(キッパリ)」

態度にむかついたから、わざと相手が聞こえるぐらいの舌打ちをしてやった

二つ目の判子を押してくれる「学生処」と「教務処」は一緒の建物だろうと思い、教務処へ向かう

「学生処はここにありませんよ」

ぐおおおおおおおお

クソ寒い中、後戻り、学生処へ

何も聞かれないまま、学生処での判子とサインをゲット

クソ寒い中、本日二度目の教務処へ

「まず一階に行って審査してもらいなさい」

先に言えよ

中年女が黙々とネットでの申請書を審査した

三階へ戻り、教務処での判子とサインをゲット

四階の人力資源処へ、ラスボス感半端ない

やっと人力資源処の判子とサインをゲット

「3~5日後に携帯メールで知らせますから、その時取りに来てください」

えええええええええええええええ、たかがコピー一枚にこんなに時間…

処長のサインが必要、でも処長は会議中。なんとか粘って、早めに処理してくれることにした

今日はもう無理だから、帰宅

次の日の朝八時過ぎに「取りに来てください」のメール(早く出来るじゃんかよ)

雨の中の登校…

ようやく「机构代码证书复印件」を手に入れる 

用事を済ませに

おしまい

何このメトロイド並のアイテムゲットの屈折さ! 
実のところ、肉体的苦労は書いてある倍ぐらいです。
あと、不快感、イライラ感、ひとつの場所で済ませろ感は三倍ぐらいです。