2009年11月24日

先手玉の駒組みへの対応 矢倉(7九玉)には・・・   にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ(ポチッと^^;)

先手の矢倉に対して後手右玉の対応は簡単です。特に8八玉と入ってもらえれば、後手の角筋と飛車の直通で様々な手が生じます。

yagura7901左図は、もともと8八に入っていた玉をわざわざ7九に引き戻して、後手右玉の角筋から離れようとした局面です。

先手の右銀が活躍できる状態になく、既に右玉良しの展開です。






yagura7902やはりここでも6五歩からの攻撃が重要です。
先手は、ここを耐えようと5七に自陣角を打って我慢しましたが、後手右玉が指しやすい局面でしょう。

気をつけなければならないのは、先手の金銀がほぐれてくると、逆に6筋、7筋での駒の圧力が強くなって、薄い右玉に手が迫ってくることです。




yagura7903
先手の打った自陣の5七角に睨まれて、、7四や、6四に歩が打たれるようになるとまずい展開です。

6四の空間に手持ちの銀を打ち込むことも必要となります。



※実戦譜はこちら




Posted by alfred_vigny at 20:27│Comments(0)TrackBack(0) 先手駒組への対応 

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