2016年07月16日
大槌鍼灸ボランティアwith行茶
平成28年7月14日
大槌鍼灸ボランティア
自宅から大槌の先生の仮設住宅まではほぼ2時間。
9時半の約束だったので、7時過ぎには出たのだが、雨天だったこともあり思わぬ渋滞状態。進まないとかすごく遅いとかっていう本格的な渋滞ではないが、いつも通りの流れじゃなくって、ギリギリになってしまった。
青年会の皆さんはもう到着して準備万端、「遅くなりました〜」と恐縮。
午前中は4名。脊柱管狭窄症の方、それから大槌の先生の奥様、数ヶ月前に肉離れを起こしたという方、支援員さん。支援員さんは5月に伺ったときにもいらした方で、「今日は一人なんですね」と。前回は新米社会人が助手をして温灸を手伝ってくれていたので〜（＾＾；
他にも数人のリピーターさんが「助手の方は今日はいないのね」。
すまんな、朱鷺一人でさ〜
お昼休憩に、和尚さんの一人に施術させていただいたのだが、効果なし。その方も脊柱管狭窄症との診断を受けているそうだ。痛みに対して、もう痛み止めで対処していくしかないという。
う〜…ん。
ちょっとまったく鍼灸で効果なしということがショックでその後テンションが下がった。
本当はお昼ご飯を皆さんで食べに行きたかったのだが、雨天でもあり、「別に食べなくても大丈夫」とおっしゃるので、出かけず仕舞いになっていたら、支援員さんが食事を作ってくださった♪
午後は。膝・腰痛の方、肩凝りの方、脊柱管狭窄症と思われる方、五十肩だと仰る方の4名。
お昼辺りに少し人が引いて暇になっていたが、いらした方が施術の順番待ちや施術後に和尚さん達と歓談されて皆さん楽しそうにされていらしたのでこちらもホッとした。いろいろな意味で（＾＾；
撤収は15時30分。
その場で解散。
大槌の先生は午後はお仕事に出かけられていらしたので、ご挨拶出来ずに出て来たのだが、後でわざわざお電話をいただいた。
それから、滋賀県の先生からもお電話いただき、細かな報告を。
このまま年に一回程度で細々とでも続けていければ良いね、と。「忘れていませんよ」というメッセージとして。
今度は、熊本だ。
いや、滋賀県の先生はもうずっと熊本にかかりきりであるのだが…。
朱鷺「大槌の先生よりお電話いただきました。
明日の施術希望者が6名だそうです。
治療しなくても良いですので（和尚さんたちとお茶だけでも）…というお話しはしていたつもりでしたが、なんかしっかり伝わっていなかったようです。
朱鷺も前日になって慌てても仕方がないのに、なんだか、段取りが悪くて本当に申し訳ありません！
わざわざ和尚さん達にいらしていただくのに、本当に申し訳ないです。
人数は流動的だそうですが、仮設にいる人数自体も減っているとのことでした。
どうか、宜しくお願いします。」
青年会の和尚さん「いろいろ段取りお疲れさまです。
あいだに入ってのお立場、お察しいたします。
行茶等のボランティアに人数の多寡は問題ないと考えていますので、ご心配なさらずに。もしかしたら、治療がなくてもおいでになるかたもいらっしゃるかも知れませんし。（雨の予報なので町へ出かけるのを取りやめて集会所へ、などとかなり希望的観測も…）
それに、我々スタッフがきっちり施術していただけるかも。
道中くれぐれお気をつけくださいませ。」
なんか、こんな風にあったかいことをおっしゃっていただいたら、ものすごく救われた気持ちになりました。なんか、朱鷺、ほんとうにいろいろ無理している感が否めない（＾＾；
ちょっといっぱいいっぱいなんかね。
そして、帰宅後に、今日はありがとうございました、とメールでお礼を述べたことに対する丁寧なご返信。
青年会の和尚さん「お疲れさまでした。
お一人での施術でお疲れになったことと思います。運転を含めて、です。
おわりから3番目（？）くらいの白髪の女性が傘をさして来所されてきた時にたまたま外にいたのですが、こちらからの「こんにちは」をほぼスルー、無言で入られました。予想どおりお茶も要らないと仰り少し気になったのですが、施術後には笑顔、皆と話しもされていました。帰りには「また」と…。
あぁ、こういうことだったんだなぁ、と。何度もお世話になった鍼灸師さんとの活動を思い出したりしました。
大槌の先生ご夫妻には段取り等、お疲れになられたことと思いますが、良いご縁を結べたことに感謝です。
我々だけではなんともなりません。そう遠くないうちにまたご一緒出来ればと思っています。
こちらこそ、本当にありがとうございました。」
