時代小説

2004年11月22日

 快晴。

 渋谷→五反田→新宿。

 渋谷パルコブックセンター、久しぶりに行ったらリブロになっていた。というのはちょっとウソで、日記には書き損ねたが、先日「ストレッチマン」こと、俳優の宇仁菅真さんにインタビューした折に本当に久々に渋谷に行き、そのことを知ったのである。

 そうそう。友人が「ストレッチマン」を見てストレッチ、腰を抜かしたというエピソードをお話したところ、ストレッチのもっとも大切なポイント(無理をしない、息を止めない、反動をつけない)のお話を聞き出すことができた。
数を数えながらストレッチするのは、息を止めないためだそうだ。持つべきものは友である。

 というような話はどうでもいいが、洋ものの写真集(ロゴスは健在なり)で欲しいものが何冊か。いちばん痺れたのは、鈴木理策の写真集『Mont Sainte Victoire.』。でも、12000円でっせ。1万円超えるとさすがに躊躇しますな。アマゾンではまだ扱っていない模様。

 新宿コニカプラザギャラリー。Suthep Kritsanavarin写真展「タイ:象と象使い」小畑雄嗣写真展 「冬と夏の光景」 ―クロアチア―(それぞれリンク先に感想が書いてあります)。いずれも、懐かしい国々の写真。

 ところで、数日前になるが、ちょっとしたニュース。写真家の曽根陽一さんご夫婦に男児誕生! ぼくの誕生日の1日前だから一生忘れないと思う(笑)。曽根さんの日記を読むと、出産立会いにローライマジックとヴァスホートを持って入ったとのこと。凄い。おめでとうございます。今度、赤ちゃん見せてください。

★松本賢吾
『邪悪を斬る 竜四郎疾風剣』(双葉文庫)

 竜四郎疾風剣シリーズ第2弾。第1作『流星を斬る』(双葉文庫)でさっそうと登場した梢竜四郎がふたたび活躍する。さらに、新キャラ町医者の「安軒(あんけん)」が登場し、パワーアップ。理屈抜きで楽しめる。

 時は田沼意次の治世。たががゆるみかけた江戸時代の爛熟した空気の中で、悪とも善ともつかない浪人、竜四郎が悪を斬る。今回の敵は直参旗本一派。権力をかさに着るものの、江戸幕府内部では出世ルートから外れ、不満を抱えている連中だ。商家から嫁いだ嫁と植木職人の不義密通をでっちあげた連中と竜四郎が対決する。

 今作の読みどころは新キャラ「安軒」だろう。「あとがき」で作者自ら明かしているが、この「安軒」、スーパーエディターヤスケンこと、故・安原顯さんがモデルになのである。安軒が参謀として加わることで、竜四郎の今後の戦いもスケールアップしていきそうだ。1作目ではニヒルさが強調されていた竜四郎も、義憤に駆られる一面が出て、人間的に成長してきた。シリーズとともに主人公が変わっていく姿も読みどころだろう。

 個人的に肩入れしているキャラクター、竜四郎のライバル、曲狂之介も健在。安軒に一喝される場面はユーモラスで楽しい。第3作目が待ち遠しい。

(23:32)