銀蛇妄想新聞第54回 「王のご視察 NewMagincia 後記」

放り投げられた紙くずが床一面に広がっている。
毎度のことながら事件が起きたことをまとめるには
余りに不可解なことが多すぎる。

王の御視察。

順調に施設の説明が進み、ニューマジンシアの新特産物？
であるNM-X（仮称）まぁ知らぬものに説明するとお掃除ゴーレムだ。
で、それの実演中に投棄されたブラックロックの欠片の影響で暴走。
ただしそれは戦闘用ではない為、即座に機能停止させられた。

陛下は残りの未稼働のゴーレムを隔離すると言い
ゲートと共に8機のゴーレムを連れていってしまった。
「絶対についてくるな！」と言い残して。

興味本位で吸い込まれるように入っていく冒険者達。
辿り着いた先は見慣れぬ街の一部のような空間。
NM-Xは大型化しBRG（ブラックロックゴーレム）として
見境なく周囲を破壊しだす。
激闘の末、全てを討伐したのち陛下と共に帰還。

ここまではいい。

視察の終わり際に陛下は
「しばらくこのゲートは開けておく」
「残党はそちらで対処せよ」

はて？残党？？？
改めて確認に行くと・・・・・




過去の記録、人伝に聞いたことしかない生物たちがそこに。
しかも確認中に見つけた黒いゲートは我々のムーングロウに直通している。

止めなければいけない。

即座に討伐隊を再編成し再突入。
過去の戦闘能力では我々は絶望的な戦力差であったはずだが
以外にも彼らを押し返すことができた。

・・・・。

しかしながらこのモンスターの出現の鍵が見つからないのだ。
無限に湧き続けるこれらを前に消耗戦の末、討伐隊は撤退を決めた。

陛下はなぜここを選んだか？
これらは残党ではなく世界ごと切り離した何かなのか。
なぜムーングロウに繋がっているのか。
どれも的を得た答えが出ない。


まとまらない考えを止め、報告書の紙の束を後ろに放り投げる。

空中に舞う紙の束は風に乗り
窓から海風に乗り彼方まで飛んでゆく。
答えは陛下に直に聞いてみよう。
凡人は考えるよりまず行動すべきだ。

評議会に向けて現地調査に再び向かうのであった。

YMT評議会　6/25　22：00よりブラックソーン城にて

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おまけ　裏ムーングロウ直通ゲート開放中
（場所ニューマジンシア小花壇、島中央部）
YMTのみなので見学も是非！！




当面このゲートは開放中です。ソロは考えないほうが良いかもしれません。
デーモンバーサーカーの棺桶のアイテム数は相当多いです。
（100アイテム以上）
棺桶の質は・・・伝説級は見ていませんが現行仕様ブリタニア側準拠です。
腕自慢＆従来の狩場に飽きた方は逝ってみるといいかもしれません。

8月も残り半分。

謙譲の徳とは

「成し遂げた事ではなく、全ての個人の本質的な価値によって
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その世界における居場所を感じ取る事」



マジンシア事変については事の善悪はあるとしても、事件の初めから終わりまで個人個人が役割を演じ、
ブリタニアにおける自分の居場所を感じ取ることができたのではないでしょうか？
RP的なことが好きな人もそうでない人も、同じ場所に居た仲間を助け、
オーフラワーを植え、育てて目標にむけて同じ方向を向いたのは間違いないのです
今回を楽しめた人は首長として本懐でありますし、楽しめなかった人は
次回以降の活動の貴重な意見としてお聞かせください
RP側首長としての設定等は、バックストーリーとしてそのうち明らかになっていく予定です。
9月以降も首長の座に居ればまたお騒がせしますので皆様よろしくお願いします（保険金もｒｙ）


最後になりましたが、バックストーリーやその後の展開のために協力してくれた人々にとても感謝しています
ノーヒントでも空気を読んで振舞ってくれる人、こちらの思惑通りに動いてくれる人、
いい意味で予想外の動きをしてくれる人
webでも一連のストーリーに反応してくれる人、様々な所から視線を感じました。
これを乗り越えることができたのもEM　Asiantam様他多くの運営スタッフのアシストのおかげだと思います。
ありがとうございました。