張栩九段が意地の一勝 

幽玄の間で、リアルタイムで見ていた。

日本囲碁界を散々馬鹿にしてきた訳なんだが、内心では「とにかくがんばってくれ」と祈っていた。(当たり前だ、本当は応援しているのだ)

張栩九段にとっては、自分の対局以上に日本全敗がかかる重要な対局で相当なプレッシャーだったと思う。ホント、どれだけのプレッシャーだったのだろうか・・・・・

中国の陳耀燁九段は、2014年度、世界ナンバー1と言ってもいい実力者だから、正直勝てるとは思わなかった・・・・

白56と打たれては大き過ぎて駄目かと思ったが、黒67手目の段階では悪くなさそう。
白84手目の勝負手から闇試合の様相で、ここを正確に打てれば、勝てるかもしれない・・・・
どちらが、E18に打つか?も一つの焦点だった。
そして白94手目にE18にまわり、白が良くなった。白84が黒を混乱させることに成功したのだ。
持ち時間がどうなっていたのか分からないが、終盤、また逆転した。
だいたい終盤力では、日本は圧倒的に不利だからこれにはびっくりした。

韓国は、朴廷桓九段、金志錫九段 の2名
中国は、 周睿羊九段、時越九段、檀嘯七段の3名

この5人は、世界で15位以内に入るだろう強者だ。
韓国は、多分、金志錫九段が出てくるのであろうが一勝でもできれば上出来だよ。

みんな井山、井山と騒いでいるが、井山が5人いてもこの棋戦で優勝できるのは非常に難しいんだ。期待するのは分かるが、世界との差は、どうしようもないところまで来ている。