今日(9/3)は埼玉県 東松山警察署にて行われた
防災訓練にアリュメールがチェンソー取扱訓練講師として
ご協力させて頂きました。

訓練の内容は災害時に巨木、または高木が倒れた際に
道路を塞いでしまい、救助活動の妨げになった場合を
想定した訓練です。
通常は自衛隊、消防レスキュー隊が行う事が多いのですが、
大規模災害の際は一人でも多くの人手がある事で
早期の救出が期待出来ます。

訓練では
①生原木の重さを体感する
②安全防具の装着と使用方法
③チェンソーの使用上注意
④燃料及び潤滑油(チェンオイル)について
⑤エンジンの始動講習
⑥原木の切断
⑦原木の運搬(避難路確保)
⑧メンテナンスと保管について
を約1時間半の講習会でした。

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直径40cmを超える堅木(カシ)を4本。
直径15cmの杉と4台のチェンソーを用意させて頂きました。

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先ずは生原木の重さを体感して頂きました。
1m前後の生木は見た目よりも遥かに重量があります。
重機が入って行けない状況であれば、
全て人力で搬出しなくてはなりません。
重さを実感しておくのも大切なのです。

<ワンポイント アドバイス>
生原木は木の種類に寄って重量も変わります。
密度が高い木は比重が重く、杉の様に繊維が荒い木々は広葉樹に
比べ軽量と言えます。
また、春から夏にかけての原木は水分を多く含んでいる事で
更に重量が増えます。

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チェンソー作業用の安全防具を着用して頂きました。
不意に起こるアクシデントから身体を守ってくれる頼もしいズボンです。
インナーに極細の化成繊維(ケプラ)が入っています。
回転するソーチェンが触れた瞬時にケプラが引き出され、
チェンを回転させる部品(スプロケット)に絡み付き、
瞬時に回転を停止させるのです。
救助に出動しても、本人が大怪我を負ってしまったら意味がありません。
それだけ防護具は大切なのです!

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テコの原理を用いて太木を地面から離す練習。
原木と地面が接しているとチェンソーで最後まで切り込む事は出来ません。
またチェンソーは高速で回転している状態で土、アスファルト、石に
歯(ソー)を接触させてしまうと一瞬にして切れ味が悪くなります。
ソーと地面を接触させない為にも空間を作る事が大切。

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チェンソー未経験の方には細目の柔らかい杉からチャレンジです。
さすが、安全と治安を守る警察の方々。
最初から最後まで真剣に私たちのレクチャーを聞いてくださり、
私たちの指導の通り丁寧に実践して下さいました。

災害は忘れた頃にやって来ます。
その時に私たちはいかに冷静になり、
素早く行動に移せるかが大切。
しかし、その行動で最も大切な事は自分自身への安全です。
そんな事で今日は安全確保を重視したチェンソー講習会となりました。

東松山警察署の皆様!
本日は残暑厳しい中、ご苦労様でした。
チェンソーは日頃の練習、そして多くの経験が必要です。
また機会がありましたら、ご協力させて頂きたいと思います。
本日はありがとうございました。

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ALLUMER(アリュメール)