素直な感情表現海の側で暮らす、ということ P.6

October 29, 2008

DESIGN IT WHISPERS #002「ペンギン・ブックス」

penguinsイギリス出版界の異端児アレン・レインが1935年に創立したペンギン・ブックス。
ペーパーバックの革命を起こしたといわれるペンギン・ブックスの歴史は、その愛くるしいマスコットマークと共にエディトリアルデザインの歴史でもあります。
そんなペンギン・ブックスの古い装丁デザインを一気に700冊ドバーッと見せるだけの洋書『Seven Hundred Penguins』を見つけました。
友人のお誕生日のプレゼントを探しに寄った、近所の洋書屋さん『ハックネット』で発見!
なんて素晴らしい内容なのか。
ただのカタログみたいな本。
ほんとに表紙をドバーッと見せるだけの本。
でもね、僕的にはどストライクなカタログなのですよ。
もう早く次の仕事でパクリたい衝動全開なのでございます。
友人の誕生日プレゼントなんてどうでもよくなってしまいました(笑)。
まあ、本当にどうでもよくなったんだけれど、そのおかげでこんな本に出会えたので、お礼にプレゼントもちゃんと買いましたけれども(笑)。
ペラペラとページをめくって眺めながら、こんなすてきなペーパーバックの文化が日本でも定着すればよかったのになぁなどとしみじみしたりしてね。
古めのデザインはそのアイデアや臭いを参考にするのにはうってつけなので、最新のデザインを見るよりも自分の肥やしになったりするものなんです。

京都の『恵文社一乗寺店』のBlogでもこの本の記事を今発見。
内容解説はそっちに譲ろうっと!(笑)
誰か。新しい仕事を下さいませ!
すぐにパクりたいので!

ファリル今更ながらですが、Farryl Purkissの『Better Days』。
昨年発表されたファリルのファースト・アルバムらしいのですが、今けっこうお気に。
アコースティックなサーフ・ミュージック系になるのかな?
南アフリカ出身の26歳です。
オーガニックな感じであって、ソフトなんだけどけっこう男らしいの。
いい感じです。

マハロ!マハロ!

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この記事へのコメント

1. Posted by cotachi   October 29, 2008 14:37
つくってくださいよ
すてきなペーパーバック文化
2. Posted by alo-had   October 29, 2008 15:25
cotachiさん>
努力してますよ。ことあるごとに!
でも出版社の反応はいつも同じ。
「日本ではペーパーバックは売れないから」
文庫を全部ペーパーバックに変えたら嫌がおうにも売れるっつうの!
3. Posted by BIBI   October 29, 2008 22:04
ペーパー バックって なんだか お洒落な感じが
しますよね

なんでも 真似から 入るってことですよね?(笑
4. Posted by alo-had   October 29, 2008 22:20
BIBIさん>
違うのよ〜ん(笑)。
「真似」と「パクる」は違うんですねー。
「真似」はそのまま「マネ」。
でも「「パクる」はどっちかというと「インスパイア」に近くて、そこに「リスペクト」がないと成立しない概念なんです。
僕的な解釈ですけれども(笑)。
上手く言えないんですけれども。。。。
5. Posted by かずえ   October 29, 2008 22:31
素敵ですねぇ♪
私も古いもの好きなので、こういうの立ち読みしたりするのが好きです♪

家の近くに、北欧のアンティークの家具や雑貨を置いてるお店があって、そのお店に置いてあるペーパーバックや、そのポストカードが凄く可愛かったです。

今はお店が移転しちゃったので、残念(;_;)
6. Posted by alo-had   October 30, 2008 00:45
かずえさん>
お気に入りのお店がなくなっちゃうのって淋しいですよねー。
僕もアンティークのお店好きですよ。
あんまり買えないんですけど(笑)。
古くて安いものが好きです。
7. Posted by おはら   October 30, 2008 10:52
ハックネットさんが近いなんてうらやましい!
この本、「オシャレ系」の本屋さんには
必ずありますね。
私も翻訳化をどこかの出版社に持ち込もうと
思ったのですが、あんまり訳すところが
ないので却下だろうなあとそのままです(涙)
見て楽しむ本ですものね♪
「パクった」作品、楽しみにしています!
8. Posted by alo-had   October 30, 2008 11:06
おはらさん>
おはらさんも好きでしょ?
こういう本。
『Penguin by Design: A Cover Story 1935-2005』というのがあって、そっちは読み物ですよ。
実は背表紙を見るにはそっちの方がよくってね(笑)。
それも買おうと思ってるんです。
翻訳本にしてくださいよー。
その際は是非、デザインを僕で推してくださいませー!
9. Posted by めぐりん   October 30, 2008 13:33
素敵ですねぇ
昔のデザインって今のデザインより奇抜だったりするような気がします

今の時代何だか似たり寄ったり・・・CGとか何でもあったりってので微妙に思えたり

昔のものは温もりが伝わってきて良いです
10. Posted by alo-had   October 30, 2008 14:02
めぐりんさん>
そうですよね。
ペンギンブックスではきっと無名のいいデザイナーも使っていたんだと思います。
アイデアがデザイナーに委譲されている感じなのでいいのです。
あいまいな「売れる法則」に縛られてしまうシステムとは違うみたいですね。

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