2011年10月

2011年10月30日

(番外) ハズレが少ない!?

週末は気軽に、ワイン&グルメ。
ワイン選びや、美味しい料理のセレクトはマーケティングに通じます。

 

久々に当たりました、安旨ワイン。先にもご紹介した、我が家のワインビックリ箱。

試飲会などで仕入れた無名のデイリーワインを放り込んで置く箱です。

 

取り出したのは、Chateau Haut Philippon 2009。これがまた、我が家好みの味。

濃い赤色の果実味豊かで滑らかなタンニンの、如何にもボルドーらしい逸品。


HautPhilippon2

 

メインの塩茹でした豚の塊肉とも好相性。

一晩寝かせて、冷蔵庫で冷やした肩ロース肉をやや厚めにスライス。

 

ソースはオリーブオイル、白バルサミコ、岩塩、細かく挽いた白コショウと粗挽きの

黒コショウを合わせたシンプルなもの。またまた登場の壷入りマイユと共に食しました。

 

ボルドーとマドリッドのコンクールで金賞受賞とかで、何やら金色のシールが

2つも貼ってありますが、そんなものは唯の飾りに過ぎないことは、経験上、百も承知。

 

そんなものが付いていようといまいと、産地がどこであろうと。

自らの味覚や嗅覚、時には直感で、良いものを探し出すことが楽しみの一つでもあります。

 

多分、某スーパーで試飲して買ってきたとは妻の弁。確か千円前後だったと。

得意気ですが、こういう掘り出し物を見つけると、誇りたくなるのは私も同じ。

 

そういえば、2009年は2005年以来のボルドーの当たり年といわれています。

円高という背景もあり、結構掘り出し物が見つかる可能性があります。

 

マーケティングでもそうですが、旬のテーマを活用するとメッセージは伝わります。

どんなに凝ったコピーよりも、今、流行のテーマやフレーズは強力です。

 

もちろん、対象にもよるので、一概に流行りを追うことが良いわけではありません。

あくまでもケース・バイ・ケース。ワインだって、TPOに応じて銘醸物も楽しみます。

 

ただ、優良年のワインにハズレが少ないのと同様

時流に乗ったテーマを選ぶことも、有効な選択肢といえましょう。

 

しっかりと時流を捉えて、上手く活用して行きたいものです。

ところで件のワイン、翌日には店で買い集めてきました。



★ 時流を捉えたマーケティング戦略は、ご相談ください。
  
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alpha_marketing at 03:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ワイン&グルメ 

2011年10月28日

(110) 士業の憂鬱

◎ 一見良さそう

 

コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする

『マーケティング小咄』。今回のテーマは士業経営。

 

先日、クライアント企業の社長の紹介でお会いした弁護士事務所の事務局長。

月額○千円で、中小企業の法律顧問契約を引き受けますとのご提案。

 

あまりの金額に驚き、これはインパクトのある提案だな。

一体どんなからくりだろうと興味を持ってお話を伺いました。

 

中小企業にとって法律顧問は敷居が高いので、高いという概念を払拭し

先ず引き受けてもらいたいとお考えとのこと。

 

内容は、対外的な契約書の内容チェックから雇用関連の問題等。

更には従業員の個人的な債務処理関連のご相談まで。

 

それら全てをこの料金でお引き受けします。

ただし、係争案件については別途料金がかかりますと。

 

クライアントをご紹介戴ければ、15%を手数料としてお支払いするとのご提案。

実際に手元に残るのは△千円じゃないですか。これなら私がお願いしたい。

 


◎ でも内情は

 

疑問その1は、果たしてこの料金で成り立つのか。

疑問その2は、首尾よく件数が増えた場合、これだけの業務をこなせるのか。

 

曰く、件数を増やすことでコストを抑制する。見習いの若手弁護士に

教育の一環としてやらせるから業務処理も支障が無いと仰るのですが。

 

どうやら、別料金の係争案件獲得を狙っての企画のようですが

果たして中小企業で、それがどれだけの頻度で発生するものなのでしょうか。

 

よくよく話を伺ってみると、経費削減で顧問契約を打ち切る企業が相次ぎ

経営が先細り状態で、台所は火の車。

 

代表である弁護士に窮状を伝えても、理解戴けない。

そこで件の事務局長が、何とか新しい顧客を獲得すべく企画したようです。

 

しかし、どう見てもこれではサービスの投げ売りに過ぎません。

労働量と対価が見合っておらず、疲弊する一方であることは傍目にも明らか。

 

私には弁護士業務やその経営についての知識はありませんが

マーケティング思考で発想すれば、いくつも改善ポイントが見えてきます。

 


◎ 採るべき戦略

 

このプランでいえば、唯一評価できるポイントは価格のインパクトです。

今まで法律顧問は敷居が高い存在との意識を覆すものといえましょう。

 

ただし、何でもかんでも引き受けるという現状ではビジネスになりません。

係争案件受注の可能性に賭けるというのではギャンブルのようなもの。

 

ここは、案件別の業務量、難易度、発生率を分析した上で

料金体系を再構築すべきでしょう。

 

基本料金は低く、若手に任せられる難易度の低い業務を盛り込み

後は発生頻度や難易度に応じて、分かり易い料金体系を作ります。

 

弁護士への相談において敷居を高くしている最大の要因は

価格が分からないことであり、寿司屋のそれと似ています。

 

間口を低くして関心を惹き、分かりやすい料金体系で安心いただく。

バラつきのある難易度も、顧客数を増やして平準化することができます。

 

後は、件数をまとめることができる業界団体への働きかけにより

受注の効率化が図れるでしょう。

 

もちろん、専門的な業務内容を調べてのことではありませんが

このような考え方により、士業ビジネスの改善が図れるのではないでしょうか。

 

士業もまたビジネス、マーケティング思考が必要です。



今日の一言: ポイントを外せば経営、命取り


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 『独立士業のためのマーケティング発想法』
  という
無料PDF資料をご用意しました。

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alpha_marketing at 05:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2011年10月27日

(番外) 親しき仲にも

知人の勧めで、Facebookを始めて半年余り。
主にプライベートでの利用ですが、このブログの更新情報など、少しだけビジネスネタも。

一応、企業ページもありますが、全く告知もしていない状況です。
私自身、ネット・コミュニケーションの在り方を試行錯誤しているというのが本音です。

たくさんの出会いがあり、所謂オフ会と呼ばれるリアルでのお付き合いもあり
ビジネス関連の情報も得られたり、楽しく利用しています。

一方で、眉をしかめるような対応を目にすることも間々あります。
全く面識のない方から、何のメッセージもなくリクエストいただくこともしばしば。

一応、こちらからはお礼に添えて、リクエストの経緯を伺うメッセージを
お送りしているのですが、そういう方に限って無しのつぶてということが多い。

かと思えば、返信に売り込みのセールスメッセージが送られてきたり。
全くどういう神経をしているのか、人間性を疑わざるを得ません。

急速にユーザーが拡大していることも一因でしょうが、とにかく数を増やせとばかり
ビジネス用途における変な煽りをしている向きもあるようで。

私は、Facebookのビジネス利用を否定するものではありません。
しかし、いかなる利用にせよ基本的なコミュニケーション・マナーは必須です。

ましてビジネス利用されるのであれば、なおさら信頼の獲得を目指して
ビジネス・マナーに留意すべきでしょう。

プロフィールを拝見すると、立派な内容なのに、それすら疑わしく思えてきます。
ビジネスでは無くとも、きちんとマナーを弁えることは、社会人として常識です。

利便性の追求も結構ですが、それ以前に常識を身に付けたいものです。
そのために、格好の書籍があります。

私のFacebook友達でもあり、以前ビジネスメールの話題でもご紹介した
メルマガコンサルタントの平野友朗さんが、新刊を出版されるそうです。

タイトルはズバリ
「『つながり』を武器にする!ソーシャルメディア時代のビジネスメッセージ59の届け方」。

10月28日(金)12時から10月31日(月)の4日間、豪華プレゼントが当たる
キャンペーンを実施するそうです。 特典は盛りだくさん。

・セミナー無料招待チケット(東京・大阪)
・本書の解説音声(MP3)
・教材の90%OFFのクーポン券

この他にも、まだまだ追加される模様です。
キャンペーン詳細はこちら。
http://goo.gl/ZTR32

この機会に、ビジネスメッセージのいろはを学んでみるのもお薦めです。


★ 関係性を強化するビジネス・コミュニケーションは、ご相談ください。
  
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alpha_marketing at 02:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0) コミュニケーション 

2011年10月19日

(109) 価値創造

◎ 相手次第

 

コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする

『マーケティング小咄』。今回のテーマは価値基準。

 

ビジネスとは何かを考えてみましょう。

ビジネスとは、モノやサービスを提供することにより、その対価を得るという行為です。

 

ですから、マーケティング戦略を立てる上で最も基本となるのは、自社が提供する

商品やサービスに、一体どれだけの価値があるかということです。

 

何を今更、と思われるかもしれません。しかしながら、これを突き詰めて行くと

新たな市場の開拓や、新しいビジネスの可能性が見えてくる場合があるのです。

 

ポイントは「モノの価値が一様ではない」ということなのです。

そして、価値を判断するのは自社では無く、お客様に外ならないということです。

 

例えば、最新式のスポーツカー。高性能のエンジンと軽量ボディが自慢です。

しかし、7人家族が乗れるファミリーカーを欲する人にとって価値はありません。

 

名工が作った、世界有数のヴァイオリンの名器も、弾かぬ者には無価値です。

もっとも、中にはコレクションを趣味としている方も居るでしょう。

 

イチロー選手のグローブと、原監督のユニフォーム。或いは斉藤投手のハンカチ。

何れに価値を見出すかは、人により様々です。

 

このように、モノの価値とは絶対的なものでは無く、相手次第なのです。

 


◎ 戦略として考えるべきこと

 

では、自社の提供する製品やサービスについて、価値を考えてみましょう。

ポイントは「どこで売るのか」と「誰に売るのか」です。

 

例えば、自社製品が「せんべい」だとしましょう。どのような切り口があるでしょうか。

おやつ、和菓子、お茶受け、酒のつまみ、間食、夜食、甘味の口直し等々。

 

シチュエーションからも考えると、贈答品、食事の代わり、ダイエット、パーティ等々。

特徴からは、保存性、伝統、製法、暖簾、形、味、原料、産地等々。

 

自社製品の強みがどこにあるのか、これを知ることが始まりです。

次に、その強みを最も高く評価してくれるのは誰なのか、ターゲットを考えます。

 

ターゲットは何処にいて、どのようにアプローチすればよいのか。

こうして戦略が構築されるのです。

 

答えは一つでは無いはずです。自社製品の「強み」と、「何処で」、「誰に」を

組み合わせれば、幾筋もの道が見えてくるはずです。

 

それぞれに競合相手も異なります。

比較対象が変われば、評価基準も変わるのです。

 

仮に、酒のつまみと定義すればハムやチーズが競合します。

この場合、低カロリーが強みになるかもしれません。

 

一方、おやつとして考えれば、逆に腹持ちのよさが強みになるかもしれません。

このように、同じ製品やサービスも、見方を変えれば新しい価値が生まれます。

 

既成概念にとらわれることなく、新しい価値を探ってみることは

新たなビジネスチャンスを生み出す原動力となります。ぜひ、お試しあれ。

 


今日の一言: 見直せば、自社に隠れた商機あり



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2011年10月16日

(番外) 今、あるもので・・・

週末は気軽に、ワイン&グルメ。
ワイン選びや、美味しい料理のセレクトはマーケティングに通じます。

 

急な仕事が入り、買い出しに行けなかった週末。

冷蔵庫やパントリーに残った食材を確かめ、徐に手に取ってみる。

 

ここからは想像力、さて何が作れるだろうかと思案すること30秒。

おおざっぱなイメージを基に、とにかく手を動かすことに。

 

先ずじゃがいもを手に取り、皮をむいて1㎝角のスティック状にカット。

多めの塩で、下ゆでします。ブラウンマッシュルームは一口大に切って整えます。

 

缶詰のアンチョビフィレをほぐして、みじん切りのニンニクと共に

オリーブ油でじっくり炒めて香りを引き出し、輪切りにした鷹の爪を加えます。

 

そこに、マッシュルームとジャガイいりにモを加えて炒め合わせ

ブランデーでフランベして香り付け。塩と胡椒で味を整えれば一品完成。

 

大きめサイの目にカットしたズッキーニとハムをバターでざっくりと炒め

溶き卵と粉チーズを合わせてふっくらと焼き上げたスペイン風オムレツ風が二品目。

 

美味しそうな匂いが、食欲をそそります。合わせるワインも、ビックリ箱から。

これは、試飲販売などで入手した2,000円以下のワインを無作為に入れた箱。

 

既に、いつ、どこで買ったものかも分からぬワインの中から任意の1本を取り出して

意外性を楽しむという趣向で、我が家に置いてある箱です。

 

出てきたのはRiojaワイン、EDERRA CRIANZA とあります。

早速グラスに注ぐと、いかにもRiojaらしい芳香が拡がります。期待大です。


ederra_crianza

 

一口含むと、Pauillacを彷彿させる土の香り。益々良い感じ。

余韻もまずまずの個性派ミディアムボディ。

 

在り合わせの食材で作った料理との相性も申し分なし。

Riojaにはこうした掘り出し物が間々あります。

 

メニューに合わせ、食材を吟味するというのも料理の王道ですが

今ある食材で何を創造できるかというのもまた料理の醍醐味です。

 

マーケティングも同じです。もっと予算があればとか、人員が足りないなどと

無い物ねだりの不満を言ってところで、何も始まりません。

 

今ある経営資源を使って、如何に最良のパフォーマンスを発揮できるか。

これぞ、マーケティング手腕の見せ所です。



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