2012年03月

2012年03月28日

(132) 大きく深呼吸

◎ いい加減にしろ!

 

コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする

『マーケティング小咄』。テーマは、ビジネスメール。

 

唐突に届いた1件のメール。

「都合により、本日の打ち合わせ、延期をお願いします。」とのみ記されていました。

 

届いたのは午前1100。件の打ち合わせとは、同日1300に予定されていたもの。

ちょうど、訪問のための準備を進めていた時のことでした。

 

そもそも、事業計画をお手伝いしていた案件のプレゼンテーションに

同行して欲しいと依頼されたのが先週末。

 

期末の繁忙期ながら、同社にとっての重要性を考慮してスケジュール調整したもの。

あまりの非常識ぶりに怒り心頭に発し、思わずパソコンのキーボードを乱打。

 

どういう理由なのか。何故電話でなくメールなのか。

延期ということは、この上まだ依頼するというのか。そもそもお詫びは無いのか。

 

打ち上がった文案は、我ながら惚れ惚れする出来栄え。

相手の非礼を、完膚なきまでに叩きのめす内容でした。

 


◎ 一息入れて

 

もちろん、そのメールを送信してはおりません。

自らの心を鎮めるための、一種のおまじないです。

 

誰しも、怒りの感情に任せた行動は大きな失敗を招くもの。

一旦感情が鎮まるのを待つのが上策というものです。

 

ましてやメールという文明の利器は、面と向かっていない分無機質で

必要以上に感情が表れてしまう場合があります。しかも、取り消しが効かない。

 

お電話して状況を伺うと、どうやら電話でのアポイントが1日ずれていた模様。

これこそメールで確認しておけばよかったという内容です。

 

相手が勘違いしていると息巻く社長は、その憤りを収集できぬまま

私にメールを送信したようです。

 

その間に気持ちが収まったようで、たいへん失礼しましたと恐縮されていました。

普段は立派な紳士にして、時にこのような失敗を招くのです。

 

もし、私があのメールを送信していたら、果たしてどのような結果になったことか。

直接の面談、手紙、電話、メール。

 

様々なコミュニケーション手段がありますが、状況に応じて適切に使い分けたいもの。

そして、顔の見えない書面では、感情も上手くコントロールしなければなりません。

 


今日の一言: そのメール、送信前に深呼吸

 

 

 

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2012年03月25日

(番外) 新風の香り、爽やかに

週末は気軽に、ワイン&グルメ。
ワイン選びや、美味しい料理のセレクトはマーケティングに通じます。

 

某百貨店に入っている、行きつけの八百屋さん。

今年も店頭に並び始めました、京都産のフレッシュバジル。

 

出会ったのは昨年の初夏。

京野菜コーナーに所狭しと並ぶ、色鮮やかな野菜たち。

 

伝統的な京野菜に混じって、何の違和感もなく置かれた大袋に満載のフレッシュバジル。

青々とした葉は見るからに新鮮で、爽やかな芳香が漂っています。

 

いつから京野菜の仲間入りしたのだろうか。

そんなことを考えてみても意味が無いのかも知れません。

 

今、日本各地で特産品となっている青果物も、元を辿れば外来種というケースも

決して珍しいことではないのですから。

 

さて、実際に手に取ってみると肉厚な葉は驚くほど柔らかで

ちぎると豊かな香りが拡がり、しかも変色もしにくいのです。

 

大袋入りなので、かなり使いでがありますが、水洗いしてよく水切りをして

ファスナーバッグに入れて、冷蔵庫の野菜室で34日は鮮度維持。

 

パスタやソースなどにもピッタリですが、何と言っても生が一番。

厚めの輪切りにしたフレッシュトマトに塩、ホワイトペパー、ガーリックパウダーを一振り。

 

オリーブオイルを回しかけたら、手でちぎったフレッシュバジルをたっぷりトッピング。

とても柔らかく、しかも香りがまろやかなので、サラダ感覚で戴けます。

 

塩の銘柄やオリーブオイルのバリエーションだけで、いくつもの味が楽しめます。

お好みにより、パルミジャーノをかけたり、モツァレラをトッピングしても美味しいですね。

 

本日合わせたのはChateau Vrai Caillou 2005。これも我が家の定番の一つ。

クセの無いミディアムボディは、どんな料理とも好相性です。

 

ChateauVraiCaillou2005
 

 

伝統の京野菜に、爽やかな新風を吹き込む西洋野菜。

更にはそれを使った料理が生まれ、新しい食文化が育まれるかもしれません。

 

春、新規事業の季節。

停滞する企業風土に、新風を吹き込んでみてはいかがでしょうか。



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alpha_marketing at 04:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ワイン&グルメ 

2012年03月22日

(131) 慌てず、騒がず

◎ 期末といっても・・・

 

コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする

『マーケティング小咄』。テーマは、期末処理。

 

年度末を迎え、何となくそわそわした雰囲気の昨今ですが、昨年末同様

中小企業を取り巻く環境としては、資金の流れが乏しいという印象です。

 

とはいえ、何とか業績を取り繕おうと得意先への押し込み販売や

決算価格などと称した大幅値引きに走ろうとする企業も相変わらず。

 

決済資金の捻出も同時進行とあって、焦る気持ちも分からなくはありませんが

毎年、同じ状況ではあまりにも進歩が無い。

 

当面、金融機関の引き締めが続くであろうという現実。

期末といっても、かつてのような大商いは期待できないという現実。

 

そして、無理に帳尻を合わせようとすれば、本来の事業展開に悪影響を及ぼし

それが常態化しかねないという現実を直視しなければなりません。

 


◎ 今こそ体質改善を

 

それを回避するためには、的確な分析に基づく利益計画を立てる必要があります。

売上至上主義から利益至上主義への転換です。

 

自社にとって、利益を生み出している事業は何か。

現在価値と将来価値は、どのように予測されるか。

 

一律に四半期毎に評価するのではなく、事業の位置付けに応じて

的確な経営判断が必要です。

 

企業活動の源泉となる短期利益を生み出す既存事業は、月次で検証すべきです。

一方、将来を担う新規事業は、より長期的なスパンで見なければ育ちません。

 

視点を移し、ムダを省き、仕組みを見直して実行する。

このように、利益を最大化させるための企業体質の改善が必要なのです。

 

期末といって慌てることの無い、力強い企業体質を目指しませんか。

 


今日の一言: 利益生む 体質目指し 改革を



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alpha_marketing at 05:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 中小企業経営 

2012年03月18日

(番外) 川の流れのように・・・

週末は気軽に、ワイン&グルメ。
ワイン選びや、美味しい料理のセレクトはマーケティングに通じます。

 

我が家の定番メニューの一つが豚肉の塩茹で。

茹でたてでも、冷蔵庫で冷やして作り置きもできる便利な一品。

 

肩ロースの塊肉を、ひたひたに浸かるぐらいの水と多めの塩、適量の酒

粒コショウ、ショウガ、長ネギ、ニンニクなど、好みの香料や野菜を入れて茹でるだけ。

 

スライスした肉に、好みのソースや薬味を付けていただきます。

醤油に、おろしたニンニクとショウガ、長ネギのみじん切りを入れたものが定番。

 

この他、ワサビ醤油、柚子胡椒、ポン酢にもみじおろしやシンプルに塩など

その日の気分や、他の料理との組み合わせ次第でいかようにも楽しめます。

 

その日は、島ラー油をベースにしたピリ辛ソースと、マヨネーズとトマトペーストが

ベースのオーロラソースの2種類を用意しました。

 

サラダ菜でくるんだ肉にソースを付けていただくと、なかなかの絶品。

ワインも進み、前日の飲み残しがあっという間になくなりました。

 

そこで取り出したのが、買って来たばかりのChateau Hanteillan 2005

 

ChateauHanteillan2005

 

 

初めてのお試しだったのですが、これが大当たり。

特徴的な芳香が拡がり、程良いタンニンとあいまって華やかな印象。

 

かといって、決して主張し過ぎず、個性の強いソースとの相性も抜群でした。

前のワインが定番で、おとなしい印象のものだったので、よりエッジが際立ちました。

 

その翌日、ローストしたチキンに合わせ、今度は飲み残しのこのワインからスタートし

これまた我が家の新定番、飲みごたえのあるChateau Haut Philipponへ移行。

 

こうして、新しいワインの魅力を引き出し、好印象を残すことができました。

料理もワインも、大切なのは相性と流れです。

 

マーケティングにおいても同じことがいえます。

どんなに素晴らしい企画も、事前準備を怠れば成功は望めません。

 

そして、事後のフォローが無ければ単なるイベントで終わってしまい

ビジネス上の成果には結び付きません。

 

逆に、全体の流れを意識すれば、大きな予算をかけずとも

素晴らしい成果を残すことができます。そう、このワインのように。



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2012年03月14日

(130) 1枚の紙片から

◎ もったいない

 

コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントをお届けする

『マーケティング小咄』。テーマは、アンケート調査。

 

小売店の店頭で、お客様アンケートの用紙を目にすることがよくあります。

しかし、設問項目を見ると、果たして効果があるのか疑問に思うこともしばしばです。

 

多くの場合、質問事項に脈絡が無く、何を目的としているのかが分からないのです。

そもそも、単に置いてあるだけで、殆ど目に止まらないケースも少なくありません。

 

お客様の属性や嗜好、自店や商品の評価を知る上で、アンケートは

手軽に実施できて、しかも非常に有効な調査方法です。

 

ただし、ビジネスにおいて実効を上げるためには、目的に応じた収集方法と設問

そして何よりも、回収したデータの的確な分析が不可欠です。

 

折角の機会を無駄にするのは、実にもったいない話です。

 


◎ 先ず目的を明確に

 

まず初めに、目的を明確にする必要があります。

来店者の属性が知りたいのか、購買顧客のプロフィールが知りたいのか。

 

お客様の要望を聞きたいのか、製品や店舗の評価をして欲しいのか。

目的が絞り込まれていなければ設問も曖昧になり、望むデータは得られません。

 

次に、目的に応じて対象を絞り込む必要があります。

街頭の通行人か、来店客か、或いは購買者リストの中から絞り込むのか。

 

更に、回収数の想定をします。

目的の調査に必要な回答数を予め設定し、それに応じた取得方法を検討します。

 

その上で、設問項目を検討して行きます。

目的に応じて、必要と思われる設問を、制限無しにリストアップします。

 

思いつくままにリストアップした上で、類似項目を集めて集約します。

その中から取捨選択し、絞り込んで行くのです。

 

目的と対象によって、設問の形態や設問数は異なります。

店頭での調査であれば、回答はチェック式で、設問数も少なく。

 

一方、既存顧客に対し郵送式で実施する場合、記述式の回答項目や

ある程度の設問数にも応じて戴ける場合があります。

 

何れの場合も重要なことは、回答者が回答し易いように

設問項目や順番を工夫することです。

 


◎ 工夫次第で

 

でき上がったアンケート用紙は、ご自身やスタッフが実際に回答してみます。

設問は適切か、スムーズに回答できるか。所要時間は、回答欄の大きさは。

 

知りたい情報が取得できるか、回答者がストレスなく回答できるか。

納得行くまで、何度でもやり直し、試してみることです。

 

工夫次第で、アンケートを通じて自社の製品やサービスの優位性を伝え

自店のイメージを高めることさえできるのです。

 

とはいえ、これはあくまでも高度な応用例であり、こちらを優先すれば

当初の目的を見失うことになりかねませんので、あくまでもご参考まで。

 

最後に、協力に対する謝礼です。

対象や内容に応じて工夫してみましょう。

 

非売品のオリジナルグッズをプレゼントして回答率を高めたり

自店で使えるクーポン券を進呈して販売促進に繋げても良いでしょう。

 

毎年2月の端境期に顧客アンケートを実施して、顧客分析をしながら

新製品の先行案内とクーポンによる販売促進を兼ねる巧者もいます。

 

もちろん、取得したデータは的確に分析され、マーケティング戦略に

反映されていることは申すまでもありません。

 

工夫次第で、非常に有効なマーケティング手法となるアンケート調査。

本稿では小売企業の例をご紹介しましたが、BtoBにおいても効果的です。

 

ぜひ、上手く活用したいものです。

 


今日の一言: 1枚の紙片が戦略紡ぎ出す



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