2015年08月

2015年08月30日

(206) 次はどうする?

◎ 課題は同じ
 

コンサルティングの現場や身近なトピックスからマーケティングのヒントを

お届けする『マーケティング小咄』。今回のテーマは、顧客ニーズの見極め。


毎年、夏の需要期に向けてビールメーカー各社は

こぞってプレゼントキャンペーンを打ち出します。


ここ23年、人気は卓上型のビールサーバーのようで

複数のメーカーやブランドが目玉賞品として打ち出しています。


私自身、たまたま好みの銘柄がキャンペーンを実施していたこともあり

いくつかのメーカーのサーバーを5台ほど戴きました。


それぞれに、デザインや機能に特徴を打ち出そうとして

それはそれは立派な外観や、きめ細かい泡を演出してくれます。


確かにキャンペーン賞品としては見栄えのするアイテムですが

実用面ではどれも大した違いはなく、同じ課題を抱えているのです。


一言で言えば使いにくいのです。

缶の設置、ビールの注ぎ、後の手入れ、何れも面倒この上ない。


広告のように、矢沢さんが一人

優雅な時間を過ごすのであればよいのでしょうが。



◎ 待ちきれない!?


小さな缶に長いノズルを差し込み

サーバーにセットするのは面倒なものです。


更に、乾電池で作動する貧弱なポンプで吸い上げ

グラスに注ぐのも時間がかかり、多人数で飲むには適しません。


そして、使用後に分解して洗浄する手間は

次回も使おうという意欲を失わせてしまいます。


こうして、我が家には未開封の箱がいくつか倉庫に眠っている状態。

同様のご経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。


冷蔵庫から缶を取り出し、サーバーにセットして

注ぎ口からチロチロと出てくる様を見ればどんな気持ちになるか。


「いいから早く飲ませろ」という声が聞こえてくるであろうことは

想像に難くありません。


そもそも、それだけポイントを集めるほどのビール好きであれば

かなりの頻度で家飲みしているはずです。


飲食店に行った時には、とりあえずビールが待ち遠しいものですし

それは家庭内でも同じことです。



◎ 優先すべきは


そんな中、今年のヒット作と思われる商品がありました。

ハンディ泡サーバー、アウトドアでも使えるという触れ込み。


缶にワンタッチで取り付け、傾けてビールを注ぎ

最後にスイッチを入れてクリーミーな泡を載せるというもの。


これならばストレスを感じることなく

美味しいビールにありつけます。


グラスやジョッキに注いだ見栄えも味も

従来のサーバーで注いだものと何ら遜色はありません。


缶から注ぐのとほぼ同じイメージですから

ビアジョッキに23杯注いでも苦になりません。


使用後は下部パーツを取り外して洗浄するだけ。

最初から、これを出してくれれば良かったのに。


とはいえ、こんな優れものもキャンペーンでの扱いは

おまけのようなもの。


メインは従来型のサーバー、今年はデザインを強化したらしい。

ユーザーニーズはそこではないのですが・・・。


実用性ありきで見栄えを考える。

それこそマーケッターの腕の見せ所、次の展開に期待しましょう。



今日の一言: 実用と 見栄えで揺らぐ キャンペーン
 
206



















缶に取り付けるだけで・・・。

 
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alpha_marketing at 04:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0) マーケティング 

2015年08月23日

『新規事業 時期を選ぶも 戦略内』

Facebook Pageにて掲載しているミニコラム【今日の一言】から。

 

     『新規事業 時期を選ぶも 戦略内』

 

新規事業を始めるに当たり、開始時期について

ご質問を戴くことがあります。

 

一般論としての季節性はありませんが

個々の案件毎に、最適なタイミングというのはあります。

 

先ず、状況を2つに分けて考えてみることです。

一つは内部事情、今一つは外部環境です。

 

自社の状況を顧みて、ヒト、モノ、カネ、情報などの

経営資源を新規事業に振り向けることができるか否かです。

 

新規事業を立ち上げるためには、既存事業を伸長

或は再生させるよりも大きなエネルギーを必要とします。

 

既存事業が繁忙で対応に追われていたり

逆に不振に陥っていれば、最適なタイミングとは言い難いでしょう。

 

次に見るべきは外部環境です。

その第一は、新規事業のターゲットと想定される見込み客です。

 

お客様にとって、その商品なりサービスが

「いつ」必要とされているかが重要です。

 

どんなに優れた製品であっても

夏物商品を冬に欲しくはないでしょうし、逆もまた然りです。

 

勿論、季節要因だけでなく、様々な経済情勢や社会インフラ

流行トレンドなどが影響する場合もあるでしょう。

 

如何に効率よく、効果的に立ち上げできるか。

時期を見極めることは成功確率にも大きく影響します。

 




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新規事業もタイミングが肝心・・・。



alpha_marketing at 04:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 新規事業 

2015年08月17日

『戦略の 要はトップの 意思決定』

Facebook Pageにて掲載しているミニコラム【今日の一言】から。

 

     『戦略の 要はトップの 意思決定』

 

重要事項の意思決定をする際、幹部社員を集めて

議論して結論を出そうと考える経営者がいらっしゃいます。

 

曰く、衆知を集めることで最良の選択ができ

総意によって決めるのだから結果に対するコミットメントも強化されると。

 

果たしてそうなのでしょうか。

こと中小企業においては、全く逆のケースが多いように思います。

 

第一に、様々な意見を集約しようとすると

何となく妥協しながら中途半端な折衷案に落ち着きがちです。

 

第二に、様々な意見が出された過程を見ているので

別案の方が良かったのではという迷いが生じます。

 

第三に、総意という曖昧な根拠の下では

責任の所在が不明確です。

 

ですから、重要案件であればあるほど意思決定はトップが行い

自らの責任において明示すべきなのです。

 

意見が欲しければ、相談するに値するスタッフを選び

個別に意見聴取すべきでしょう。

 

または、意思決定の場ではなく

意見交換の場としての会議を持てばよいのです。

 

トップによる明確な意思表示こそが最大の求心力となり

成果となって顕れるものです。

 

戦略的に踏み外したものでなければ、内容の是非よりも

明確な意思表示の方が結果に影響するように思います。

 



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小田原評定は最悪のシナリオ・・・ 



alpha_marketing at 01:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 中小企業経営 

2015年08月11日

『思い込み トラブル避けるは 再確認』

Facebook Pageにて掲載しているミニコラム【今日の一言】から。

 

     『思い込み トラブル避けるは 再確認』

 

誰しも思い込みというのは避けられぬものですが

確認作業により混乱を回避することはできます。

 

とある調査案件で取材を申し入れた電話の先は

ネットで検索した都内の大手企業。

 

代表で趣旨をご説明すると、当該部門に回線が転送されました。

お相手は開発部門の責任者。

 

お話を進めると先方も大変乗り気で

早速、翌週お会いしましょうということに。

 

双方のスケジュールを調整して日時を決定し

最後の確認として訪問先を伺いました。

 

ホームページに記載の本社所在地でよろしいですね

と訊ねると、開発部門は別の場所に在ると仰います。

 

告げられた場所は、四国の某都市。

一瞬の沈黙の後、双方で苦笑するばかり。

 

こちらは東京に在る本社に電話をかけたつもりでおり

先方は四国の研究所にかけられたものと認識していて

双方とも、何の疑いも抱きませんでした。

 

状況を考えれば無理からぬことながら

事前確認を怠った自分に反省すべき点は否めません。

 

それでも、最後の確認により約束のすっぽかしという

非礼を避けることができました。

 

先方とは、日を改めて、ご出張時に東京でお会いすることとなりましたが

冷や汗ものの一幕でした。

 

特に初対面や電話やメールでの通信においては

ゼロベースでの確認が不可欠と再認識しました。




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すれ違い・・・。



alpha_marketing at 00:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0) コミュニケーション 

2015年08月03日

『発想は 無心にならねば 拡がらず』

Facebook Pageにて掲載しているミニコラム【今日の一言】から。

 

     『発想は 無心にならねば 拡がらず』

 

人の発言に対し、何事につけ

自分の知識や経験に置き換えて考えようとする方がいます。

 

交渉ごとであれば、自らの土俵に持ち込んで

優位に進めたいというお気持ちも理解できなくはありません。

 

しかし、こと企画会議においては

最も戒めるべき態度であると言えましょう。

 

そもそも発想を広げるための企画会議において、極めて限定的な

自らの枠の中に籠っていては、新しいアイデアなど生まれません。

 

しかも、そうした狭量な私見を滔々と述べられたのでは

時間の無駄であるばかりか、他の参加者に対しても悪影響を及ぼします。

 

こうした御仁は即刻態度を改めるか

さもなくば、ご退場いただくしかありません。

 


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足を引っ張る発言者は退場・・・。



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