新規事業のつくり方 (2)新規事業は難しいって、本当?新規事業のつくり方 (4)成否は見分けられる!?

2018年01月12日

新規事業のつくり方 (3)もっと危険な誤解!?

新規事業立ち上げの手順を、実際の手順に沿って分かりやすく

解説していくシリーズコラム「新規事業のつくり方」。

 

コンサルティングの現場や、セミナー等でしかお話ししてこなかった

内容も含め、成功に導くための秘訣を公開していきます。

 

初めて新規事業に取り組む方にも、既に取り組んでいる方にとっても

今、何をすべきか、どのように進めればよいのかが明確化します。

 

 

◎ 新規事業は簡単、の誤解

 

前回、新規事業と創業の混同が「新規事業は難しい」という

誤解の主たる要因であるというお話をしました。

 

同じ要因により、「新規事業は簡単だ」という

全く逆の誤解をされる場合もあります。

 

中小企業の創業社長に多く見られる事例ですが

自ら創業を成し遂げた自信から生じる誤解です。

 

新規事業は難しいという誤解は新規事業をやらないという

機会損失に過ぎませんが、こちらの誤解は、より深刻です。

 

①新規事業のリスクに対する過小評価から

充分な事前調査なしに新規事業をスタートしてしまう。

 

②創業時の成功体験をベースに、同じやり方に固執し

上手く行かなくても変えようとせず、事態の悪化を招く。

 

③更に、何としても存続させるという創業精神で臨めば

許容レベルを超えたリスクを負い、大きな損失を被る。

 

このような悪循環に陥れば、既存事業にまで影響を及ぼしたり

最悪の場合、経営そのものを脅かすことになりかねません。

 

一つひとつを見て参りましょう。

第一に事前調査について。

 

新規事業の成否は、スタート前の調査や準備段階において

80%は決すると言っても過言ではありません。

 

充分な事業化調査(フィジビリティ・スタディ)無き新規事業は

海図なき航海のようなものであり、極めて無謀な取り組みです。

 

第二に成功体験の踏襲です。創業に限らず新規事業であっても

過去の成功体験への固執はとても危険です。

 

セミナーにおいても、成功事例を聴きたいという要望は

最も多く寄せられる要望です。

 

おそらく、他社の成功事例を自社に応用できれば

簡単に成功するのではないかという期待からでしょう。

 

しかし現実は、仮に過去の成功事例を同一企業が

再現した場合であっても、上手く行くとは限らないのです。

 

新規事業においては予期せぬ変化への対応こそ重要です。

過去の事例に縛られては、むしろ足枷になりかねません。

 

ですから、セミナーにおいては何をしたかの事例ではなく

変化に対応する思考法の事例をご紹介しています。

 

第三に、リスクの許容範囲の規定です。

先述の通り、新規事業は企業成長の手段です。

 

既存事業や経営を脅かすようでは本末転倒です。

リスク範囲は、計画段階で規定しておかねばなりません。

 

これらは何れも、新規事業を成功に導く上で不可欠の

重要な要素ですから、詳細は別項にて後述します。

 

 

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alpha_marketing at 01:20│Comments(0) 新規事業 

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