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今回は過去記事セレクションと題して、過去に御紹介したWebサイトの中から、未だに閉鎖もしてなく且つ情報も陳腐化してないWebサイトを今の視点で改めて御紹介したいと思います。

改めて御紹介するのは今から13年も前の2004年7月5日の記事で御紹介した愛知県のとある自動車部品メーカーのWebサイト内のコンテンツです。

そこには、社員である一人の技術者が偶然に引き寄せられ、かつて自動車メーカーだった頃に販売していた自社ブランド自動車を見つけて引き取り、社員を巻き込みながらレストアをすると言う苦難と感動のストーリーが記されています。

果たしてそのストーリーとは?

それでは、続きをどうぞ!

【偶然に引き寄せられた出遭いから始まるレストア物語】

今回御紹介するのは「愛知機械工業 株式会社」と言う自動車部品メーカーのWebサイトにある「レストア物語」と言うコンテンツです。

日産やスズキ、ルノーなどの自動車メーカーの部品を製造、納入している同社も東京オリンピックが開催された1959年(昭和34年)当時は自社ブランドの自動車「コニー360AF3」を、更に1962年(昭和37年)には「コニー360AF7」を製造・販売していた自動車メーカーでした。

事の始まりは、週末に一人乗りヨットの趣味を持つ同社の一人のエンジニアが遭遇した偶然の出遭いでした。

一人乗りのヨットとは言え、その都度ヨットを牽引するのは大変手間がかかる為、ヨットの係留を頼み込む為に、たまたま池に隣接する一軒の農家を訪れたのでした。

そこで彼の目に入ったのは、庭先で朽ち果て、今や農具入れとなった1台の小型車でした。

所が何とその車は、かつて自分の会社が生産していた「コニー360AF7」だったのです。

このまま朽ち果てさせるのも忍びないと技術者魂に火が着いた彼は農家の主人に頼み込み、コニー360AF7を譲り受けた後、社内に有志を募り、コニー360AF7のレストアと言う一大決心をしたのでした。

このサイトには、この偶然の出遭いによって始まるコニー360AF7のレストアを成功させるまでの長く困難なプロセスが興味深く綴られております。(実話です)

予想以上に朽ち果てた状態でのレストアの困難さはもとより、自動車部品やマニュアルの入手、レストアの資金調達等、山積する難問を様々な努力とアイデアで乗り切り、また、入手した修理マニュアルを元にレストアを行う中で、当時の自動車メカニックや車体構造に対する先人の知恵と技術に感嘆するなど、レストアを通じた技術者達の興味深いエピソードが綴られています。

その後、自動車解体屋で、かつての自社ブランド自動車「コニーGuppy AF8」を発見・レストアし、更に「コニー360AF3」、「ジャイアントコニーAA27」へと続く第二、第三のレストア・ストーリーに展開して行く様は、まるでドラマを見ている様で、見る者を飽きさせません。

因みに「ジャイアントコニーAA27」のレストア・ストーリーは現在進行形の様です。

一人の自動車エンジニアが偶然と言う名の運命に引き寄せられ、かつての自社ブランド自動車を発見し、自動車とは言えない状態までに朽ち果てた状態にも関わらず、エンジニアとしての執念と使命感により、山積する難問を解決しつつ、かつての姿にレストアするのはCSで放送されているレストア番組以上に感動します。
【レストアストーリー以外の豊富なコンテンツ】

また、レストア・ストーリーの他にも以下の様に豊富なコンテンツが満載です。

<コニー・グッピー・ヂャイアント 復元クラブ紹介>

コニー360AF7のレストアを機に社内で発足した「コニー・グッピー・ヂャイアント 復元クラブ」と言う同好会が所有する、10台の自社ブランド車及び1台のエンジンの画像及び入手先、走行距離などが記されています。

その他に、クラブで以前所有していた3台の車についても画像及び譲渡先などが記されています。


<愛知機械の旧い車紹介>

愛知機械工業がこれまでに生産して来た自社ブランド車が年代別に分類され、画像入りのチャートにまとめられています。


<ヴィンテージ セレクション>

コニーに関する当時の販売員カタログや社内報等の貴重な資料を見る事が出来、海外展開していた当時のコニーの隆盛が垣間見れます。

また、当時は農作業用のエンジンも製造・販売していた様で、ここでは社内報に記された貴重な記事を見る事が出来ます。


<カタログ、モーターショウ>

AA27ヂャイアントコニーやコニー360シリーズ、コニーグッピー、ジャイアントコニーのカタログと諸元表(スペック表)と言う貴重な資料が見れます。


<動画撮影>

コニーAF3、AF7、AF11のレストア後の走行動画が見れます。


<ペーパークラフト>

コニーAA27、AF7V、AF8、AF11V67、グッピーのペーパークラフトがPDFファイルでアップされています。

用紙サイズはA4とA3の2種類あります。


<レストア物語検定>

コニーの復元に関する100問のテストです。

現在は初級だけですが、もしかすると先々は中級や上級の問題が出るのかもしれません。
山積する難問と苦労を経て蘇った自動車は、その後各地の自動車ショーやカーフェスティバルに参加したり、旧車イベントへの参加オファーを受けるまでになり、往時の姿を多くの人々に楽しんで貰う様になりました。

一人の技術者が決意したレストアが、ここまでに発展するとは社内の誰も想像出来なかったのでは無いでしょうか?

1995年の春に最初のレストアとなる「コニー360AF3」を手掛けてから既に22年が経過していますが、今は「ジャイアントコニーAA27」のレストアを手掛けいて、未だにレストア・ストーリーは進行中です。

その為、Webコンテンツは当面継続される物と思われ、まだまだレストア・ストーリーを楽しむ事が出来そうです。

現在進行中のレストアがどの様に進展するのか?、そして新たなレストアストーリーが誕生するのでしょうか?

今後のコンテンツの行方が気になります。

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