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今回はユニークなWebサイトを御紹介します。

それは世界各国の本当の大きさを実感する事が出来るサイトです。

指定した国を地図上でドラッグ移動し、他の国と国土の広さを比較出来ます。

世界地図で見ると小さな面積に思える国が意外に大きい国であったり、逆に大きい面積に見える国が、思っていた程の大きさで無いなどの意外な発見があります。

それでは続きをどうぞ!

【以外に大きい日本列島!大陸は伊達じゃ無かったオーストラリア!】

今回御紹介するのは、アメリカはデトロイトのプログラマーである、James TalmageさんとDamon Maneiceさんが開発した「The True Size Of・・・」と言うWebサイトです。

このサイトは、地図上の国や州を自由に他の国にドラッグして、面積の比較が出来るサイトです。

一見すると、良く見る平面の世界地図と何が違うの?と思ってしまいますが、私達が普段見慣れている、「メルカトル図法」と言う方法で作られた世界地図は、赤道から離れる程、つまり緯度が高くなるにつれて、陸地の面積が実際より大きく表示されてしまう欠点があります。

その為、実際は小さい面積の陸地が地図上では大きかったり、その逆もあり、平面の世界地図上で国の本当の面積を知る事は出来ないのです。
メルカトル図法のその他の欠点については、こちらをご覧ください!

この欠点をリカバリーし、国土の本当の大きさを比較出来るのが「The True Size Of・・・」です。

リカバリーの仕組みは、ドラッグする国を高い緯度に移動する程、面積を小さくし、低い緯度に移動する程大きくする事で、実際の面積の比率で国の大きさを比較出来る様にしています。

極東の小さな島国である日本列島が意外と大きかったり、オーストラリアがオセアニア大陸と呼ばれるのに相応しい巨大な国である事など、平面地図では分からない意外な発見が出来ます。

【操作方法】

\茲困蓮The True Size of・・・にアクセスします。

下の画面の様な世界地図が表示されます。

C録涵紊砲蓮How it Works」の文字が入った操作説明のウインドウが表示されていますが、不要であれば、右上角の「」をクリックして閉じます。

い泙臣録涵紊砲蓮既にインド、中国、アメリカの3カ国がドラッグ可能な状態(色付き)になっています。

この様に複数の国を同時にドラッグする事も出来ます。

ドラッグ可能な状態を解除するには、色付きの国の上で右クリックします。

地図1

ゥ疋薀奪阿靴燭す颪鯀ぶには、サイト画面の右上にある検索ボックスに半角で英語の国名を入力し、エンターキーを押します。

又は、国名の一部を入力すると下の画面の様に、入力した単語を含む国名の候補が表示されますので、それをクリックします。

地図2

α択された国は、下の画面の様に色付けされ、ドラッグ可能な状態になります。
地図上には、何カ国でもドラッグ可能な国を追加出来ます。
アメリカは、州単位でも移動が可能です。

地図3

Г修譴任蓮日本列島をヨーロッパまでドラッグしてみましょう。

すると何と、スウェーデンの北端からフランスのブリュターニュの中程まで跨る大きさである事が分かりました。

極東の小さな島国に見えた日本列島が実際はこんなに大きな島だったとは驚きです。

地図4

┘疋薀奪芦椎修幣態の国は、回転する事も出来ます。

複数の国が選択されている場合は、回転したい国をクリックすると、下の画面の様に地図の左下にある羅針盤のマークの色が、クリックした国の色に変わります。

次に羅針盤のマークを左右にドラッグすると、クリックした国が回転します。

この時、羅針盤とマウスカーソルの距離により国の回転する感度が変わります。

羅針盤の近くで左右にドラッグすると少しのドラッグで回転角度が大きくなり、羅針盤より離れた位置までドラッグし、左右にドラッグすると大きくドラッグしても回転角度が小さくなります。

地図5


地図6

それでは、先程の日本列島を回転してみましょう。

すると、ノルウェーの西端からロシアを跨ぐ大きさである事が分かりました。

地図7

地図の拡大/縮小は、マウスホイールの回転、又は下の画面の様に地図の右上にある+−のアイコンをクリックします。

地図8


更に地図をドラッグすると、地図をスクロールする事が出来ます。

【色々な国を比較してみる】

日本以外の国をドラッグして真の大きさを確認してみると、意外な結果になりました。

−オーストラリア−

オセアニア大陸であるオーストラリア。

とは言え、普段見る世界地図では、大陸と呼ぶ程の大きさは感じません。

しかしヨーロッパの上に重ねてみると、ヨーロッパの殆どの国とロシアの一部にまで跨り、大陸と呼ぶに相応しい国である事が分かります。

地図9


−アフリカ大陸−

アフリカ大陸をドラッグする事は出来ませんので、他の国をアフリカ大陸に重ねて比較してみると、ロシアと中国と言う国土の大きい国を縦に並べて、漸く同じ面積になる程の大きさである事が分かります。

これ程までに大きな大陸であるとは驚きです。

地図10

−チャド−

アフリカ大陸の北部中央にあるチャド。

ドラッグをしない状態の日本列島と比較すると小さな国に見えますが、日本列島に重ねてみると以外にも日本列島全域と周辺海域まで覆う程の国である事が分かります。

地図11


地図12

−ブラジル−

南米のブラジルを緯度の高いアラスカと比較してみると、歴然の差が分かります。

ドラッグしない状態で二つを比較してみると、ほぼ同じ面積に見えますが、ブラジルをアラスカに重ねてみると

アラスカを覆い尽くしても、なお余りある程の面積を持っている事が分かります。

メルカトル図法の地図が、緯度の違いで面積に大きなずれが出ると言う欠点を明確に示しています。

地図13

地図14

【平面地図 誕生までの先人達の工夫】

冒頭、メルカトル図法による地図には、緯度が高くなるに従って、陸地の面積が実際よりも大きくなると言う欠点があると説明しましたが、ここではそれ以外の欠点と、これらをリカバリーする地図について説明します。

そもそも地球と言う球体の表面にある陸地を平面に表現する事が容易で無い事は、ミカンの皮を剥いて平らに広げてみると分かります。

その為、平面地図の作成には先人達が様々な手法を編み出して来ましたが、陸地の面積や方位、距離の3つの要素全てを正確に平面上に表現する方法は無く、用途により異なる手法の地図が使われます。

一般的に良く使われ、誰もが知っている平面地図が、下の画面の様な「メルカトル図法」により描かれた世界地図です。

地図18

この地図のメリットは、ある場所から別の場所へ移動する際、「緯線」を基準にした角度が正確であり、航海で重宝されています。

デメリットは先程説明した様に、赤道よりも高い緯度になるに従って陸地の面積が大きくなってしまう事です。

そして、更に以下の様な2つの欠点があります。

。欧弔涼賄世魴襪嶌巴撒離のルートが直線にならない。

△△訝賄世ら等しい距離のポイントを結んだラインが同心円にならない。

最近問題になっている北朝鮮による弾道ミサイル問題で、この事を見てみましょう。

下の画面はメルカトル図法で描かれたGoogleMapですが、平壌から発射されたミサイルがワシントンに届く最短ルートを考えると、赤線の様に日本上空を通過する様に見えますが、GoogleMapの距離測定機能で最短ルートを表示させてみると、弧を描くルートとなり、日本列島よりも遥か北を飛行する事が分かります。

地図17

次はGoogleMap上に32分割の方位(約11.25度)毎に最短ルートを描き、更に1000km刻みに同一距離の地点を結んだラインを描いてみると、下の画面の様になります。

地図16

この様にメルカトル図法による地図では、2地点間の最短ルートや同じ距離の地点を結ぶラインは、かなり歪んだ線で描かれてしまいます。

この問題を解決するのが、下の画面の様な「正距方位図法」と言う方法により描かれた地図です。

地図上に赤い線で描いた、平壌−ワシントン間の最短ルートは直線になっており、これは先程のGoogleMapに描かれた円弧のラインと同じルートになります。

また、4000km、8000km、1600km毎の等距離の場所を結んだラインは、同心円になっていています。

陸地の形は、かなり歪んでしまいますが、最短ルートや等距離の場所を調べるには、この地図が最適です。

地図15

このサイトの存在を知るまで、日頃見慣れていた世界地図では陸地の面積が実際と異なる事や最短距離を直線で引く事が出来ないと言う事は知りませんでした。

地球儀上では、正しい陸地の面積で様々な国を見る事が出来ますが、国同士の面積の違いを直観的に判別する事は難しく、このサイトの様に陸地をドラッグして比較出来ると言う仕組みは、誰にでも簡単に一目瞭然で面積の違いが分かり、素晴らしいサイトだと思います。

今後、方位線(最短ルートのライン)や等距離圏(同じ距離の地点を結ぶライン)も表示出来れば、より一層便利なデジタル地図になりそうですね。

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