7月30日午後18時から、トムハウスで、
ビックバンドジャズクリニックの説明会を開きます。

その、ビックバンドジャズクリニックの
コンサートマスターを務めていただくことになった、
鈴木正男さんが、今日のお話です。

まずはご紹介。





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■鈴木正男さん。
音楽一家の四男として、生まれた時から恵まれた環境に育つ。中学校のブラスバンドにトランペットを吹きたくて入ったものの、なぜかクラリネットに。高校3年にして平岡精二のバンドに参加し、銀座のクラブで演奏。ニュー・ハード、ニュー・ブリードなどのオーケストラを経て、ベニー・グッドマン没年である
1986年にボーカルの長田明子とともに「鈴木正男&SWING TIMES」を結成。ベニー・グッドマンの音楽を常に念頭におき、メンバーと研鑽を積み、ユニークなバンドとして注目されつつ、今日に至る。1996年、東京アメリカンクラブでの「結成10周年記念コンサート&パーティ」では、松本英彦氏(2000年2月29日(閏年)没)らを迎え大好評を博した。グッドマンのあらゆる資料が保管されているエール大学とコンタクトをとるなど、徹底してビッグバンドサウンドを研究し続けるミュージシャンとして稀有な存在。
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5月21日、ALTが鈴木さんに出会った日です。
ALTの話を始めて聞いてくれた後、

「僕の18歳からやってきた技術やノウハウを、伝えたいんです。
だから若い人と一緒にやる。
僕の技術をもっととっていて、学んでほしい。
それが僕の責務だと思っている。
僕はそうして、この多摩で死ぬつもりなんだ。」

そんな事を私たちに伝えてくれました。


現在69歳の鈴木さん。
もともとご子息が居を構えていたこの多摩市に越してきたのは、3年前。

初めてお会いしたのに、
もう小さい頃から隣に住んでいたかのような親近感。
緊張していた私たちの気持ちを、
音楽を奏でるようにゆっくりほぐしてくれました。

「僕はね、礼儀がなくて、スケベだからね。
かしこまって、硬くなるよりも、
でもそのほうが楽しくて、楽でしょ。」

と語る一方、「私のワイフです。」ときれいな奥様を紹介してくれました。

そんな姿に紳士さを感じながら、
隣で座っていた私の視線が、
鈴木さんの右手に突き刺さる。

鈴木さんの右手の親指には、
それはそれは大きな”タコ”ができていて、
気さくさの裏にある、音楽に対する熱い情熱と、
音楽と共に生きてきた”証”を感じてジーンとしました。


その後、私たちは、6月27日に南青山マンダラで行われた、
「鈴木正男&SWING TIMES」の定期Liveへお邪魔しました。

舞台の一番前で、リズムを取りながら、
演奏をはじめる合図を取る鈴木さん。

演奏の合間に見せる笑顔からは、
”子供のような純粋さ”を、
一方、クラリネットを口にあてた瞬間の、
譜面を見る真剣な眼差しは、”職人のプライド”を、感じました。

『音楽を愛する子供のような人。』
『音楽と生きる職人のような人。』

そんな鈴木さんと私たちALT、
そして、これから出会うであろうメンバーの皆さん。

一緒に大きな音の集団、作りましょう。
多摩で一番のビックバンド、作りましょう。





Aer you lady?


(カモガワ)