暑くなると、怪しい電話が鳴る。
電話 若い男
男「コンサルティングとかマーケティングとかしてるので、色んな提案できると思うんですよね・・・」
油店長「そうなんですね・・・具体的に、コンサルティングの内容教えてください」
男「 ホームページが重いじゃないですか?軽くしません?」
油店長「ホームページが重い!?
はぁ・・・。。。
で、具体的には、どうしたらいいですか?」
男「カジノページとか要らないと思うんですよね・・・いります?」
油店長「はぁ・・・。。。他には???」
男「あとは・・・」
油店長「今、考えながら、話してますよね!?提案型の営業したいなら、
提案を固めてから、電話してくるのが、常識ではないですか?
それが礼儀でしょう?」
私が学生だった20年前に、
ちょうど、コンサルティングという仕事が認知され始めて
もっと前から、認知されてたのかもしれないが、
とにかく、私の耳に入ったのが、20年前くらいだったと思う。
大学卒業して
外資系のコンサルティング会社に就職する友達もいた。
プロジェクトによって、
期間はさまざまで
1ヶ月から1年かけて
数人から数十人のチームで、お客さんの企業を調べまくるらしく
深夜まで拘束されて
仕事は、きついけど、
やり遂げた時がうれしいなんて
その友達が話してたのを、思い出した。
書類だけで、部屋が埋まって
1個ずつ調べていくねん。
時間めちゃめちゃかかるねん。
でも、大きい仕事なら、億単位の仕事やで!
とか聞いて
ビックリ☆
コンサルティングというのが、具体的に何をするのか
分からないので、
その時、詳しく聞いた覚えがある。
友達は、アーサー・アンダーセンのコンサルティング部門の
アクセンチュアに
その当時、たしか勤めてて、
大きな案件であればあるほど、
やりがいあんねん!
しんどいけどな・・・
なんて言ってた。
そんな大変な仕事なのに、
パッと電話してきて
「コンサルティングできる!」
とか
怪しさ満開。
本当に、コンサルティングとは、何か知ってるんだろうか?
大学の経営学部で、ちゃんと講義でも受けたんだろうか?
実際のコンサルティング会社で働いたことあるんだろうか?
学歴は?と聞いたら、
ITの専門学校を中退したそうで、
話に深みがないのは、
具体的に、仕事をしたことがないから
だと分かった。
苦労したなら、
何個も苦労話が出てくるはずだ。
話をつっこんで聞くと、
あっ!バレた!
みたいな感じだったので、
なんか楽して稼ぎたいみたいな雰囲気が伝わってきた。
毎日、結構いろんなこと悩んで
やってみて失敗して
でも、懲りずに頑張って
生活してる私とは、
全く気が合わない。
コンサルティングとか
マーケティングとか
軽く言う奴は、基本的に信用しないことにしてる。
ほんと、暑くなると、おかしい電話が鳴る。