昨年だったか、姫路セントラルパークに行った以来、

久しぶりに、姫路に行くことになった。

姫路セントラルパークの話は、

また、今度するにして、

JR大阪駅から新快速で約1時間10分、

貧乏なので、

わざわざ安売りチケット屋で、

大阪~三宮

神戸~姫路

の切符を

1400円ちょっとで買って、

夜中23時過ぎの電車に乗り込んだ。

電車に乗るのも、久しぶり過ぎて、

ドキドキする。

4番乗り場には、たくさんの人が、JR神戸線に乗ろうとしていた。

こりゃ、座れないな・・・

なんて覚悟していたが、

最後尾に並んでいたにもかかわらず、

ボックス席に座れた。

ボックス席=田舎の電車のイメージは、

私だけだろうか・・・

三宮でたくさんの人が降りて、

明石駅、

西明石駅を過ぎると、

車内がガランとなった。

隣のボックス席のサラリーマンは、前の席に足を伸ばして

リラックスする体勢になっている。

私も、行儀悪いかもしれないが、

足を伸ばした。

西明石駅を過ぎると、

窓を黒色のペンキで塗りつぶしたかのごとく、

外は、ネオンが一切なくて、

真っ暗な景色が続いた。

都会育ちの私は、街灯すらない街並みに、恐れおののく。

加古川駅を越えたあたりで、

眠ってしまったようだ。

突然、体が大きく揺れて、

電車が止まったのが分かると、

そこは、姫路駅だった。

終点でぇ~す!

なんて、アナウンスが聞こえた。

昔、乗り過ごして、相生駅や上郡駅まで行ってしまった記憶がある。

今日は、助かった!

少し汗をかいた肌を感じながら、

駅を出た。

今夜の宿は、姫路駅北側にした。

北側のアパホテルか、南側の東横インで悩んだが、

公式ホームページを見ると、

どちらも似た値段になっていた。

ライバル視しているんだろうな・・・

東横インの方が、駅の出口に近いのだが、

南側には、にぎわいはなく、

ご飯食べるとこがないとの情報があったので、

北側で、

駅から少し遠いアパホテルにした。

アパホテルにしては、駅から遠い位置にあるので、

もともとビジネスホテルがあって、

アパホテルが安く買い取ったのだろう・・・

と推測していた。

アパホテルのあの会長が、この場所に、

一からホテルを作るとは考えづらい。

実際、泊まってみて、それが確信に変わるのだが・・・

駅から北側に出ても、姫路城は、見えなかった。

ライトアップでもすればいいのに・・・



アパホテルに着くと、

カードキーを渡された。

「1時間延長無料券」も渡されたので、

チェックアウトの時間を聞くと、

朝11時だという。

朝11時から1時間延長すると、お昼12時チェックアウトまで無料ってことか・・・

部屋にたどり着くと、

鍵をさすところがない!!

えっ!!

上からさすパターンでないとすると、、、

下からさすパターンかぁ・・・

上にも

下にも

カードキーさすところがない!!

はっ!

これは、横からさすパターンやな!?!?

と考えて、さそうとするが、

穴がない!!!

ん~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ん!?

カードキーをドアノブに近づけると

緑色の光がついて、

ドアの開く音がした。

スイカ、イコカみたいな感じやね!!

はよ、言うてや!!

と一安心。

ホテル業界も進化するね。。。

カードキーさすパターンしか知らなかった。。。

セミダブルで素泊まり4900円の安さだったが、

やっぱり狭かった。

さっき、ドアノブの下を見たら、

古いテープで定員1名なんて書いてある。

アパホテルの前の経営者の時は、

シングルの部屋だったに違いない。

シングルの部屋に、セミダブルのベッドを置いたんだろう・・・

アパホテルは、狭いよ~

なんて言う人がいたが、

普通の経営者が、シングルとして使うホテルを、セミダブルとして2名使いしたら、

それは、儲かるに違いない。

聖書は置いてなかったが、

アパホテルの社長の一代記を漫画にした本や

アパホテル会長の自伝、

日本国家について書いた雑誌、本が

置いてあった。

夜中、眠れなかったので、

読んでみた。

その話は、次号でするにして、

姫路唯一の繁華街、魚町、塩町に繰り出した。