フィオーレ志摩 海女っこ便り

志摩市に2016年3月オープンしたログハウス式宿泊施設フィオーレ志摩発の観光情報ブログです。 海女さん修行中の海女っこが担当しています。 フィオーレ志摩からいける観光地や穴場スポット、海女さん目線での海にまつわることなど、志摩のローカルな情報を紹介したいと思います!

こんにちは!海女っこです。
更新が滞り、新しい年が始まってもう半月も経ってしまいました。今年は温かいお正月でしたね。
志摩は先日雪が降りました。その日は「観光列車つどい」に乗務していたのですが、鳥羽湾の青い海の上を吹雪が白く染めており、夏と冬が混じったような不思議な光景をみることができました。雪は降っただけで積もらなかったのですが、同じ三重県でも北の方はたくさん積もったようです。寒さの本番はあとちょっと先なので、風邪など引かないよう、皆さんも温かくしてお過ごしくださいね。
さて今回は初詣をかねて、安乗神社にお参りに行きました。安乗といえば、志摩の中でも漁業が盛んな地区です。大きな港があり、ここで水揚げされる700グラム以上の天然のトラフグは「あのりふぐ」というブランドになっています。加えて海女さんもいらっしゃる地区なので、新鮮な海の幸が手に入りやすいようで、干物屋さんや、お料理自慢の旅館などたくさんあります。志摩市の中心の鵜方からは少し離れていますが、騒々しくなくゆっくり旅行気分を味わえる素敵な岬だと思います。
安乗神社は明治末期に村内の11社の御祭神を1カ所にまとめて祀ったもので、それまで今の安乗神社の場所には八幡社がありました。九鬼嘉隆が文禄の役(秀吉の朝鮮出兵)の時に安乗沖で風がやんで立ち往生してしまったため、この八幡社にお参りをしたところ風が吹いて安全な航海が再開できたそうです。この事に感謝して、九鬼氏より社前での手踊りが許可され、「畔乗」だった村名が「安乗」にあらためられました。手踊りは人形芝居となって現在も存続しています。安乗の地名、神社や人形芝居の謂れは関ヶ原の前だとは驚きです。安乗人形芝居(関連記事)は安乗神社で毎年9月に行われています。


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清々しい空気に包まれた境内。
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オリジナルのお守り「波乗守」人生の荒波を「安」全に「乗」り越えるお守り。漁業やマリンスポーツに。穢れを祓うと云われている麻で作ってあります。サメの柄が可愛いです。今年も安全に漁ができますようにと初穂料1000円で授かりました。
この他に「安」全に「乗」るのゴロ合わせから、自転車の交通安全守もありました。自転車ライドのイベントがたくさんある志摩にぴったり!こちらは初穂料800円でした。

安乗神社の裏手からは、こんな絶景が見られました。左が外海。右が内海です。

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 安乗神社

志摩市阿児町安乗844

0599−47−3423

駐車場 あり(行事などで使用できない時もありますので注意してください)

フィオーレ志摩より車で約20分

http://www.kanko-shima.com/html/search_det.php?no=20150327044449

 
さてお参りも済み、せっかくなのでこの後は安乗埼灯台へ。神社から車で2分程のすぐ近くにあります。全国で15基だけの「のぼれる灯台」が志摩市には2つあるのですが、この安乗埼灯台がそのうちの1つです。もう1つは波切のある大王埼灯台(関連記事:志摩の展望スポット特集)です。

安乗埼灯台は全国的にも珍しい四角い灯台で、水仙の花が咲いている断崖の上の細い平地部分の先端に建っています。大王埼灯台よりは少し小さめです。登ってみるとかなり強い風が吹いていましたが、絶景を楽しむことができました。
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(眼下は、岩礁。透きとおる海水が美しくて、見入ってしまいます。)
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(内海側の的矢湾方面。対岸の鳥羽相差が見えています。)
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(外海側の大王埼方面。風が強く水面に風紋ができていました。)
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(麓には広場と灯台資料館、東屋などがあります。資料館は無料です。)
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安乗埼灯台

志摩市阿児町安乗794−1

0599−47−5622

営業時間 9時〜16時

入館料 200円

駐車場 あり(無料)

フィオーレ志摩より車で約20分

http://www.kanko-shima.com/html/search_det.php?no=20150327042117


外海と内海がこんなにはっきり楽しめる場所はそうそうありません。志摩にいらっしゃったら、330度くらいのパノラマオーシャンビューを楽しみに、是非とも安乗埼灯台に登ってみてくださいね。

 

こんにちは!海女っこです。2016年も後少しになりました。皆様はどんな年末をお過ごしでしょうか?今年2月からスタートしたこのブログ、初心者まるだしの拙い内容ですが、コツコツマイペースに取り組ませていただいて、月を重ねてとうとう無事に新しい年を迎えられそうです。取材にご協力いただいたお店の方々、見守ってくださるフィオーレ志摩のスタッフの方々、読んでくださっている読者の方々、本当にありがとうございます。来年はよりローカルで独自性のある楽しいブログを目指して取り組んでいきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします!

さて2016年最後は志摩市観光協会さんが運営している海女小屋体験施設「さとうみ庵」のご紹介です。海女小屋体験施設とは、本物の海女さんが海の幸を焼きながら、海女についてのあれこれをお客様とお話しをして、お食事とおしゃべりでおもてなしをする施設のことです。海女小屋を再現した囲炉裏は本格的で、炭火でいただく海の幸は格別の美味しさです。提供される食材のほとんどが海女さんや漁師さんが獲った志摩のものです。サザエに檜扇貝、伊勢海老、アワビなど活きている状態で調理されちゃいます。アワビは残酷焼きでちょっと可哀想ですが、その様子はなかなか見ることのできない不思議な動きで見応えがありますよ。味付けは海水のみ(!)で、素材のそのものの味を楽しむことが出来ます。
 
実は海女っこはオフシーズンの間、稀にですがさとうみ庵で働かせてもらっています。さとうみ庵があるのは志摩半島の先端に近い越賀(こしか)という地区で、海女っ子の住んでいる場所からは30分位と少し遠いのですが、越賀(こしか)や和具(わぐ)の先輩海女さんのお話を伺えるのが嬉しくて、お願いして働かせてもらっています。先輩海女さんたちはいつも、素早く丁寧に海の幸を焼き上げ、豊富な経験を元にして楽しくトークを盛り上げています。そのホスピタリティとプロの技には脱帽です。海女っこは火加減もトークもまだまだ修行が必要です。
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(掘りごたつのお席もあります!窓からはあづり浜が一望できます。)
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(お二人分の基本食材とオプションの伊勢海老。)
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基本コースはお一人様3500円で桧扇貝(2個)さざえ(2個)スルメイカ(1杯)干物(2種類)+青さのお味噌汁 ひじきの釜飯が付きます。
但し2名様以下のお客様に海女さんが1人つく場合は、基本コースがお一人様4500円になります。3名様以上でご予約いただいた方が1000円お安いのでお得感がありますね!
オプションで伊勢海老(1尾2500円 10月〜4月)アワビ(1個2500円 3月〜9月)てこね寿司(3人前2500円〜2日前までに要予約)のご注文もお伺いできます。
伊勢海老とアワビには禁漁期があるため、ご提供できる時期が限定されております。3月と4月は1年の中でたった2ヶ月のアワビと伊勢海老が同時に食べられる時期なので、この時を狙って来ていただくのが特にオススメですよ。
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(味噌たっぷりで美味しそう~~!)
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 (干物は漁の都合で種類が変わることがあります。これはカマスです。)

また併設の建物は海女小屋資料館になっており、海女小屋の再現ジオラマや紹介ビデオなどもあるので、是非覗いてみてくださいね!
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 (建物の外観。中に入ると↓古い道具がいっぱい。びっくりするようなサイズのアワビの貝殻もあります。)
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 海女小屋体験施設 さとうみ庵

住所   志摩市志摩町越賀2279 あづり浜すぐ近く

電話番号 0599-85-1212

営業時間 昼11時~14時 夜18時~20時

所要時間 約60分

駐車場  無料

完全予約制(予約受付時間9時~17時 メールフォームかお電話で)

フィオーレ志摩から車で25分


海女の先輩たちは、明るくておしゃべりで、人間的にとても素敵です。新鮮で美味しいご飯を食べながら、海女さんのお話に耳を傾けて、海の中の世界を想像してみてくださいね。

 

こんにちは!海女っこです。
12月中盤にさしかかりました。志摩は日本全体からみれば、温かい方の地域ですが4、5日前の夜明け前、気温が氷点下になりました。とっても寒かったです。今日は冬至ですね。寒さのピークはまだまだ先ですが、冬至をすぎると日照時間が長くなります。海女っこは日照時間が増えるとなんだか気分が明るくなります。夏が一番好きですが、春の気配がする冬も希望があって良い季節だと思うようになりました。これからの季節が楽しみです。
海女さんはお休みモードですが、最近は魚協の皆で取り組んでいる「きんこ芋づくり」と稚貝の放流がありました。稚貝放流で久々に海に入ってきました。水温14度、厚いウェットスーツを着ていったので寒くなかったです。
きんこ芋とは志摩の冬の名物の干し芋のことです。中がオレンジ色の隼人芋という種類の芋を使っているので、仕上がりがオレンジ色になります。苗を植えるところからはじめて、パッケージに詰めるまで、皆で分業しながら自分たちだけで作っています。先日の作業は北西の季節風が安定してきたので、芋を炊いて干しました。煮て、切って、干すので私の地区では「にっきりぼし」とも呼びます。きんこ芋については取り組み、売っているところなど、また詳しく書こうと思っています、お楽しみに。
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(冬の海は、澄んでいて本当に綺麗!潜りたい)
 
さて今回は、12月23日〜25日に開催される「年末海族市」をご紹介したいと思います。普段は水揚げに使われている波切漁港の中にたくさんのブースが出店して、志摩の美味しいものをお求めやすく提供している毎年恒例のイベントです。海女っこも一度魚協ブースのお手伝いにいったことがあるのですが、すごい賑わいで、とても楽しかった(そして吹きさらしでとても寒かった)ことを覚えています。
遠くから団体バスで来てくださっているお客様がいたり、その場で焼いた貝を食べることができたり、牡蠣の詰め放題のイベントがやっていたり、ワイワイガヤガヤしてとても楽しいイベントです。志摩の美味しいお店が出張で出店していたりもします。近くの大王埼灯台を観光してもいいですね。もしこの時期に志摩にいらっしゃるようなら、いくっきゃないですよ〜!是非足を運んでみてくださいね。

●牡蠣詰め放題(有料1000円)
●賞品あり牡蠣詰め競争(有料1000円)
●海女さんの火場焼きコーナー 海女さんがその場で焼いてくれます(有料)
●買ったものを自分で焼けるBBQコーナー 設置
●お楽しみ抽選会(抽選補助券500円1枚。2枚で1回抽選に参加できます)
●志摩市ご当地バーガー「勝っお(鰹)ばぁーがぁー」販売
●絵描きの町・大王「大王まち歩きガイド」
●三重外湾漁協移動販売車 朝獲れ鮮魚市(タイムセールあり)
●伊賀市の物産市「山族市」も同時開催 手裏剣道場、伊賀米、伊賀酒など

その他ダンスやお餅つきなどもあります。盛りだくさんのイベントです。
タイムスケジュールなどは公式HPに載っていますので、確認の上お出かけくださいませ。


「御食つ国・志摩」年末海族市

日時 2016年12月23日(金・祝)〜25日(日)9時〜14時半

場所 波切漁港 志摩市大王町波切

公式HP http://kaizokuichi.com/

駐車場 有り(無料)

問い合わせ先 志摩市観光協会 0599−46−0570 
海族市2
 海族市1
(大賑わいの場内)
 

 

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