前置きなんてまどろっこしいもんはいらねえ。さっそくやっていくよ。
データはリーガのだけまとめた。正確かどうかは知らん。
まぁまぁ適当にやってます。
GK
ジエゴ・アウベス・・・9点
37試合、3312分出場、29失点
パラドン連発で正に守護神として活躍、失点率も2位。ただビルドアップに参加してもらえればチームが楽できるのになぁと。キックも相変わらず不安だし。ただそれは求め過ぎだよね。今シーズンのベストパフォーマーかな。
ジョエル・ロドリゲス・・・2点
2試合、108分出場、3失点
リーガとコパで5試合11失点。もちろん失点はGKだけの責任ではないけど、限られた出場機会でもしっかりと仕事をしてもらわないと。でも最終節は途中から出場して大事なところでチームに貢献してくれた。
DF
アントニオ・バラガン・・・7点
34試合、2825分出場、1ゴール、3アシスト
バレンシアに来てからのベストシーズン。とにかく安定してた。あんまり目立たないんだけどCR7にもネイマールにも自由に仕事させないしオーバーラップのタイミングも良い。クロスは...まぁ、しょうがない。
ジョアン・カンセロ・・・5点
10試合、515分出場、0ゴール、0アシスト
ディフェンス面は改善の余地が多いに有り。でも守備が向上したら大化けする可能性も秘めてる。買い取りしちゃったからには来シーズンはバラガンをベンチに追いやる程度には成長してもらわないと。
シュコドラン・ムスタフィ・・・6点
33試合、2915分出場、4ゴール、0アシスト
思ったよりも良い選手だった。でもポカもちょくちょくあるし寄せが甘かったりするしそんなに評価してないかな。それでもここ数年のCBの中では断然上のレベル。セットプレーでも武器に。
ニコラス・オタメンディ・・・9点
35試合、3195分出場、6ゴール、0アシスト
誰だよオワタメンディとか言ってた人は!圧倒的な空中戦の勝率にセットプレーでの得点源、アクロバティックなシュートブロックと話題を攫った感がある。ただ5000万€本当に払ってもらえるなら売ってもいいかな。
ルベン・ヴェーゾ・・・4点
7試合、554分出場、0ゴール、0アシスト
出場機会が少なくて残念。スタメン2人が安定していただけにしょうがないんだけども。もっと試合に出て成長してほしい選手。そんなに悪くはないと思うんだけどね。
ルーカス・オルバン・・・6点
22試合、797分出場、1ゴール、1アシスト
きれいな顔して激しいプレーをする王子様。サイドバックとしては攻撃面で不満だけどその分守備での安定感は上々。控えでも文句を言わず出ればきちっと仕事をするところもイケメン。
ホセ・ルイス・ガヤ・・・8点
35試合、2921分出場、1ゴール、6アシスト
トップチーム1年目なのに貫禄十分。自信に満ちたプレーでアシストも多かった。クロスのバリエーション増やしたりミドルも打てるようになるとおじちゃん嬉しい。
MF
ハビ・フエゴ・・・9点
35試合、3004分出場、3ゴール、1アシスト
昨シーズンの微妙な出来から一転、アンカーとして本領発揮といった感じ。彼の存在がチームに安定感をもたらしてくれてた。CBまで対応可能で替えの効かない選手でした。
ダニ・パレホ・・・8点
34試合、2928分出場、12ゴール、5アシスト
カピタン、10番、チーム内得点王。よく走ったし、ディフェンスも下手なりによく頑張った。ただ良くも悪くもチームのパフォーマンスを左右する選手だってことを自覚してくれ。
アンドレ・ゴメス・・・7点
33試合、2576分出場、4ゴール、1アシスト
パフォーマンスが落ちた時期もあったけど基本的にはスタメンで出続けた。スケールが大きい選手だけに将来が楽しみ。ゴールとアシストがもっと増えてくれれば。左足のミドルが多かったから練習しよう。
エンソ・ペレス・・・5点
14試合、1034分出場、0ゴール、1アシスト
冬に加入後怪我もあり中心選手とはなれず。移籍金と注目度を考えると物足りないけど、中盤ならどこでもこなせるユーティリティ性が貴重。誰に似たのかごいすーなカードコレクター
フィリペ・アウグスト・・・1点
6試合。141分出場、0ゴール、0アシスト
後半戦は出場0。おとなしくポルトガルに帰りなさい。まだ若いから今後どうなるか急激に伸びたらヌーノのおかげ(?)
ソフィアン・フェグリ・・・8点
33試合、1932分出場、6ゴール、5アシスト
右サイドのファーストチョイスとしてシーズン通して活躍。パフォーマンスも少しずつ安定してきた。元々色々なことができるだけに攻撃のアクセントとしてもっと機能してくれれば。
パブロ・ピアッティ・・・7点
28試合、1909分出場、7ゴール、6アシスト
特性上いかんせん怪我が多くて...それでも今シーズンは欠場10試合くらいか。得点もアシストも多かった。小さくて早くて可愛い。でも意外と気が強い。そして乳首ビンビン。
ロドリゴ・デ・パウル・・・5点
25試合、716分出場、1ゴール、4アシスト
出場時間が限られたせいでリーガへの適応もなかなか進まずって感じだったのかなぁ。ここらへんは監督のせい。持ってるものは確かなだけに活かし方を学んで欲しい。
FW
ロドリゴ・モレーノ・・・3点
31試合、2086分出場、3ゴール、4アシスト
過大評価。リズムを壊すドリブル、入らないシュート、チームを危機に陥れる退場。でも小さい頃からバレンシアニスタだったみたいだし、来シーズンからまた頑張ってくれれば嬉しい。
パコ・アルカセル・・・7点
32試合、2163分出場、11ゴール、5アシスト
エースとして飛躍する年のはずがなかなか得点も伸びず。ゴール前だけでなくもっとゲームに参加してくれれば全体的にチャンスが増えるんだけども。それでもエースとしてCL行きを決める決勝ゴールを奪ってみせた。
アルバロ・ネグレド・・・4点
30試合、1531分出場、5ゴール、4アシスト
結局最後まで爆発せず。もっとチームを救う得点を決めて欲しかった。出れば得点以外では貢献してたけど、期待が大きかっただけに失望も大きい。
監督
ヌーノ・エスピーリト・サント・・・7点
1年目ということと浅い監督歴を考えれば及第点。ただそこそこの戦力を用意してもらってほぼリーガ一本だったことを考えると微妙。マネージメント力はありそうだけど、采配面では可もなく不可もなく。3バックをシーズン通して導入できてれば面白かった。それでもこれだけの勝ち点を積み上げられたのは大したもん。選手やサポーターとも信頼関係を構築出来たと思うし、すごく真面目で良い人そうだよね。
ぶっちゃけ、結果だけ見ればよくやったって言えるシーズンだった。
勝ち点77(22勝11分け5敗)、得点70の失点32。
当然昨シーズンに比べればはるかに明るいシーズンだったんだけどね。
リム氏の買収でチームが好転したのは誰の目にも明らか。
ただ来シーズンに向けて不安の残る部分もあったな、と。
早い段階でリーガ一本に絞れたのになぜCL出場権獲得がギリギリになってしまったのか。
今シーズン5位のチームから最後までこれだけプレッシャーを浴び続けることになったのは恥ずかしいよ。
CL、ELに出ていたチーム(しかもELの覇者セビージャは優勝!)と互角のレースしかできなかったら、条件が同じになる予定の来シーズンは順位が落ちかねない。CLに出続けることが大事なんや...!!
全体的にパフォーマンスの不安定さが目立ったかな。特に中盤のパレホとアンドレ・ゴメスがとにかく走らなきゃいけない戦術なだけにここの消耗が激しすぎる。このままだとバレンシアのストロングポイントがアキレス腱になりかねない。パレホのパフォーマンスが極度に悪いときが多々あるんだけど、パレホは出来る限りのことをやってるとは思うし、逆に言うと調子の良いときのパレホありきの戦術しか持てないヌーノに責任があるんだよな。
エンソはアンドレスならともかく、パレホの代役はできないからね。まぁ個人的にはパレホに拘りはないしスペシャルな選手だとも思わないのでもっとレベルの高い選手を獲れるなら移籍させてもいいんだけど。アンドレスはまだダメ。まだ値上がりするから。
正直言ってまだまだスケールの小さいチーム。チーム内での競争力がないし、途中から出てきてヒーローになるって選手いないもん。結局スタメンがベストになっちゃうから、苦しいときに途中から入って何とかしてくれる雰囲気のある頼りがいのある選手が欲しい。終盤は後ろも不安定になったしなぁ。そもそも日程的に苦しくないはずのうちが後半戦に引き分けが多くなったのはなぜなのか。単純に中盤の消耗が激しすぎたって可能性もあるな。でもそしたらCLのある来シーズンはどうすんのよ、って話なのよね。なんにせよここの補強は必要だよなぁ。まぁプレーオフ勝てるかどうかは分からないけど。。。
それでも後半戦では2敗しかしてないわけだからね、みんな本当によく頑張ったと思います。ホームでは圧倒的に強かったし、バルサ以外の上位陣には勝ち越して、最近のリーガが異常なだけで優勝しててもおかしくない成績だからね。
来シーズンに向けて誰が残って誰がいなくなるのかは分からないけれど、ドキドキワクワクしてシーズンを迎えられるといいですな。シーズンお疲れ様会が開催されれば、そして参加できれば、皆さんが今シーズンをどう評価しているかって話で盛り上がりたいですね。
いつも言ってると思うけど、俺が厳しいのは愛情と期待の裏返しなのです