20157月11 「ちゃけーず」。 ぽっちゅねえちゃんと助男先輩は生れたときにはまっくろで、見分けがつかないほど似ていたそうだ。いまも似ているけれどぽっちゅねえちゃんは、威厳のある乙女に助男先輩は、威厳のある神にそれぞれ成長した。そして毛の色がしらっちゃけていった。だから「ちゃけーず」とよばれている。ぼくも、もしかしたら将来ちゃけーず入りできるかな?すこしちゃけているから。ところで、じじぃはぼくたちをとても誇らしくおもっているらしい。でもその表現方法がいちいち間違っているように思う。あふれんばかりの愛情で神や乙女をも困惑させるのはよくないのではないか?と常々おもうぼくだ。
20157月11 凡人と神。 凡人でも神の祖父になれるようだ。この凡人は、慈しみのまなざしで神を見ているようにみえるかもしれないけど実は羨ましがっているまなざしなのよ と、おかあさんが教えてくれた。そこが凡人の凡人たるゆえんなのだそうだ。
20157月2 豚汁。 じじぃにはいくつか特に好きな食べ物というのがあって、豚汁もそのひとつだ。めんどうくさいから という理由でおかあさんは大鍋に豚汁をつくるがそれをおおむね2日間でいつも食べきってしまう。食べきるまではほかのものは食べなかったりする。どうもじじぃは同じものを食べ続けてもあきないらしい。その自分の法則をぼくたちにもあてはめようとする傾向が強くてぼくたちの食事でもいちにちじゅう鶏肉だったり、いちにちじゅう豚肉だったりといったメニューになる。はっきりいうけど、ぼくはいちにちのうちにいろいろ食べたいし。あと、豚汁のことを「じるおぶ」っていうの、やめてほしい。