天野ナス。

ぼくは黒っぽい犬。じゅうにん家族。

2016年02月

じじぃはけっこう料理を作ったりはできるが掃除というものができない。
あまりにできないから、おかあさんは「できないのではなくてやりかたがわからないのではないか?」と考えて簡単なミッションをあたえてみることにした。
それは週に3回、モップでベッドの下のぼくたちの毛くずを掃く というものだ。
そのミッションがあたえられてから3週間がたつが
最初の一回しかできてない。
ぼく的には最初の一度はノーカウントだ。
たんなる怠け者ということが判明した。知ってたけど。
image

image

散歩の時。じじぃはいろんなところにぼくを連れていきたいらしい。
でもぼくは変わった道はあまり好きじゃない。
いつもの道をいつものとおりに歩いても
ぼくはちっとも退屈しないってこと
そろそろわかってくれてもよさそうだけど
勘違いしてるサービス精神の持ち主であるじじぃは気づいてくれそうもない。
そもそもじじぃ以外の人間でも
ルーティーンなことは苦手らしい。
たぶんあまりにも多くの刺激で感受性が鈍くなっていて日々の些末な変化がわからなくなっているのかもと想像する。
同じ道を歩いても、昨日とまったく同じわけではない。
どこが違うかいちいち教えてあげてもいいけど
じじぃがそれに興味を持つとは思えないし
ただぼくが一生懸命話しているのをほほえましく感じる程度で中身は聞いてくれないと思う。

このページのトップヘ