2012年06月

2012年06月30日

レバ刺し最後の日 (ごんべー)

鳥海山

今日もめちゃくちゃ鳥海山が綺麗です。
この時期にこんなに毎日くっきりすっきりこの山が見えるのは
珍しい事で、今年は連日南風が吹いていて湿度が低く
カラリとしているで、よその国にいるような感じです。
雨量も多分記録的に少ない6月だったのではないでしょうか?

明日から7月ということで
生の牛レバーの刺身の提供が法律で禁止されるため
今日のちまたでは食べ納めにとにぎやかになっているとか
レバ刺しは何年も食べていないので特に思い入れはありませんが
20数年前に初めて食べた時の事は今でも鮮明に覚えています。
これって食べられるのと思いつつ口にしてみると
思ったより美味いのではまってしまいました。
長女が3、4歳の頃に焼き鳥屋さんで食べさせたら
美味しいといといって何枚も食べてしまったという思い出もありました。
幸い食あたりはしなかったので良かったですが
幼子にもしもの事があればと考えれば怖いものなのです。
危険性のある食物を食べる個人の自己責任で管理すればとの
意見もありますが、国家としてはほったらかしには出来なのが
現状なので、様々な技術を駆使して早期に解禁できるように
業界の皆様の努力に期待したいですね。

風除室

今日は朝夕の消防の練習以外は何も外出の予定が無いので
風除室作りに朝から専念できました。
設計図無の現場打ちなので思ったより時間もお金もかかりましたが
中に入ると当然ですが風を感じなくなるものでした。
これを作りながら思い出したのが「三匹の子豚」の物語で
以前父が作ったものは木の柱で基礎が無かったので
飛ばされましたが、これは基礎と言えるほどモノではありませんが
それらしく柱の周りはコンクリートで固めたので
どれほどの耐久性があるかは分かりませんが
かなり頑丈に作ったつもりなのでしばらくは持つことでしょう。


2012年06月29日

防災訓練に行ってきました (ごんべー)

杜氏見習い

今日は朝から消防三昧の一日で、朝飯前は規律訓練の練習で
その後は、市の総合防災訓練があり、我々が当番だったので
舞鶴酒造さんのある通りで放水訓練をしてきました。
お隣の1分団4部には菅原君が所属しているので
肩を並べての訓練となり杜氏にも参加してもらいました。
ここでの訓練は待ち時間が1時間半で訓練自体は10分ほどで終わり
平鹿中学校での行われる訓練の見学に向かいました。

ドクターヘリ

ここには、配備されて間もないドクターヘリがやってきました。
ドラマでしか見たことの無い、どこかよそのものでしたが
実物を目の当たりにして感激でした。

なまはげ

その後にやって来たのが防災ヘリの「なまはげ」で
建物の屋上に逃げ遅れた人が居るという設定で
その人を釣り上げて救助し、地上で待機している救急車に引き渡す
訓練がされました。
しばらくの間ヘリがホバリングしていて隊員2人が救助に向かい
ニュースで見た事のある風景が訓練ではありますが
目の前で現実として見ることが出来ました。

放水訓練

学校では、避難訓練に加えてけが人の搬送や放水が行われ
自分たちは訓練よりも見学にの方が多い午前中でしたが
備えあれば憂いなしという事で
貴重な時間を過ごさせてもらいました。


2012年06月28日

一人蕎麦 (ごんべー)

総代会

午前中は農協の総代会があり出席してきました。
合併して14回目の総会になります。
以前は議案の採決の時には反対者が起立させられていましたが
今は賛成者の挙手に採決されるようになりました。
1回目の総代会の時には散々反対意見を出しながら
採決の時には自分一人が反対で起立した経験があり
あの時は大人の汚さと言おうか賢さが身に染みました。
今回も色々と質問意見がだされましたが、妙に話の長い人が居て
500人余りの出席者の貴重な時間を潰された感じがしました。

レクサスと看板

総会が終わったのがお昼丁度で、会場近くの蕎麦屋さんで
お昼を食べて帰ってきました。
ここに来たのは2年ぶりで、あの時は雨ふりでしたが
今日はカンカン照りで気温は30℃を越えていました。
店の中に入ると女性が一人と一組いて
その後からもまた女性が一人入ってきました。
蕎麦ってオヤジの世界かと思っていましたが
いまや女子の世界なのかもしれませんね。
食事を終えて店から出るとレクサスLS450に乗ったご夫婦が
来店しました。
某中学校前にある目立たないお店ですが
美味いものには人が集まるものなのですね。

風除室

午後からは、4月の強風で吹き飛ばされてしまった
勝手口の風除室作りをしました。
一応略図を書いてパーツを数えて買ってきてはいるのですが
足りなかったり余ったりして、何回もホームセンターへ行っては
補給しながら組み立てました。
明日は基礎を固めて外壁のトタンを貼れば出来上がりです。


2012年06月27日

効くねえ (ごんべー)

田圃

寒い寒いといっていたらいきなり真夏日になりました。
梅雨入りはしたものの雨らしい雨はまだ降っていないので
これではいくら田圃に水を入れていても稲が乾き過ぎて
カピカピな姿になっています。
そんな中で5日前に撒いてもらった除草剤の効果が見えてきて
100%とはいきませんが、ほとんどの雑草が枯れてくれました。
これからは稲に頑張ってもらって稲が草を制するようになればいいのですが
刈り取りまでもう一か月半どうなる事やら
これ以上は草が生えない事を祈りますがまだまだですね。


お祝い

そして今晩は、金賞を祝う会が開催されました。
料理はほとんど食べてしまい、話が酒の肴になり
久しぶりに集まった蔵人立ちと遅くまで語り合ってきました。
今晩もご馳走様でした。


2012年06月26日

三度ブームスプレーヤー (ごんべー)

田圃

昨日、ブームスプレーヤーの修理をしてもらい
仕切り直しで作業をしてもらいましたが
いざ作業を始めようと除草剤を噴射したところ
ノズルが1個無くなっていてスペアを取にいったりと
この田圃で作業を始めると何かしら起きるので参りました。
その後の作業は至って順調で今後のお天気も良さそうなので
しっかり効いてくれることでしょう。

看板

そんな仕事の合間に環境美化の看板を作り
村の入り口に立てました。
車で走ると見過ごしてしまうようなサイズですが
ある物でお金と手間をかけずにやるとなるとこんなものでした。
こちらも効果があればいいのですが・・・
気温が上がり暑い一日でした。




2012年06月25日

これからが勝負 (ごんべー)

鳥海山

久しぶりに晴れ上がり鳥海山がくっきりと見えました。
朝はやや寒かったものの気温は25度を超えて
10日ぶりの夏日とうことでいつもの6月にすれば
今年は寒い6月なんですね。

竹蔵さん

酒米の田圃で草刈りをしていると
竹蔵さんが吟の精の追肥にやってきました。
これから稲の姿を作っていくのが竹蔵さんのやり方で
稲の姿をみながらちょっとずつ追肥していくのです。
今日は生育調査の日なので田圃に入って茎の数を数えると
10日前の倍の数に茎が増えていました。
あと10日でもう少し茎が増えますが無駄な茎を出さずに
茎を太らせるのが竹蔵さんのやり方です。
秋までの姿を楽しみにしていてください。

河太郎さん

今日は結婚記念日なので、妻を連れて
湯沢市の駅前にあるお寿司屋さん
「河童の川太郎」さんへ行ってきました。
部長と敦也君は時々行っているとの事だったので
覚えたお店なのですが天の戸を置いてくださっているので
顔を出してみました。

お酒メニュー

この通りにお酒のメニューの1番に天の戸を記してもらっていて
最初に天亀を注文すると
大将がニコッとして返事してくれたのがうれしかったです。
全部を制覇したい所でしたが春霞さんと出羽鶴さん福禄寿さんの
お酒をお楽しんできました。
身分を明かそうか明かすまいかと迷っていましたが
酔いが回ってくると口が軽くなり身分を明かしてしまい
大将の質問にしどろもどろしながらお酒談義をしてきました。
今晩も楽しく飲ませていただきました。
ごちそうさま。



2012年06月24日

ちょっと引き算 (冬蔵)

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庄内の海見てきました。

山形県鶴岡市、「東北の熱海」湯の浜温泉。
ことの始まりは、「森谷、旨い酒粕がなかなか手に入らないっていう料理人いるから、天の戸の粕、試しに送ってくれ」と鶴岡在住のS先輩からの電話。
さっそくその方に送ると、「絶品だのう」と庄内弁のお礼の電話。
この料理人さんこそ、
『亀やホテル』料理長、佐藤球冶さん。
「天の戸の粕使っていろいろつくってみたから」見たことものい近海魚送ってくれました。
「うちでこんな使い方してます」とおふくろ様や嫁さまの作ったもの送りました。
何回かそのやり取り、「一度嫁さんに来てもらいたい。あんたは運転手」
てなことで、今回京都のNさんと嫁さんの付き添いで行きました。
「山形に天皇陛下来た時に泊ったとこだ」「吉永小百合も・・・・・」
S先輩に話をきいていましたが、あまりにも料理長さんが気さくで、ごめんなさいちょっと甘く見てました。「こんなとこ、今まで来たこともないし、これからもないかもしれない」
これが嫁さまに言った『亀や』さんの第一印象。

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すべての面でセンスの良さがいきわたってます。建物には圧倒する凛とした格式、気品があります。なのに不思議です。ここのスタッフの皆さんがさりげないことです。空気がゆるいです。時計の進み方違います。うまく言えないけどどっか「素人ぽいところ」があることです。「すみません」と気軽に声をかけられることです。そして事実、「わかりました。ちょっとお待ちください」とさりげなく対応してくれます。
「日常」と「非日常」の連絡路みたいなものがあって、気軽に行き来できます。単純に楽しいです。

料理については一切触れません。
「なんで杜氏だけ・・・・」と、きっと言われます。これからの天の戸での仕事がしづらくなるような心づかいを受けました。食べました。

そういえば今朝、嫁さま言ってました。
「ねえ、ゆうべだけじゃないよ。朝食のお魚も、私たちだけ違ってたよ」

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佐藤料理長の「経歴」をお聞きしました。
「お酒」についての考え方お聞きしました。

「いいさけ」「うまいさけ」「うますぎるさけ」・・・・。
いい話ききました。
S先輩のおかげでいい方とお会いできました。

「善宝寺」にいきました。

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「羽黒山」にも行きました。

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でも頭のなかは佐藤料理長が言ってたことば。
自分なりにかみしめてみます。
京都のNさんにもそのことについて感想を聞きました。

緊張感のなかでは料理もお酒もおいしさは半減。きっちりとした仕事をしながら、ちょっとだけ緩める。その加減の絶妙さ。それって「修行」すればできるもの。それともそれができる人が一流になっていくのかな。

「ちょっと引き算」、その妙技。


きょうもなんやかんやでごっちぉーさんでした。


追記
ごんベー君が6月20日のブログに「美稲」の酒名の生れ在所、「蛭野小学校の校歌」を歌った話を書いてくれました。そしたら、「美稲」の小学校がなくなる日(2005.3.1)のアクセス増えてました。今でもちょっと胸がキュンとします。




2012年06月23日

寒い一日 (ごんべー)

田圃

今朝もまた雨の音に起こされました。
雨量はそれほどでもなかったのですが
昨日、散布してもらった除草剤の注意書きには
「散布してから1日以内に降雨があれば効果が劣る」と
記してあったので、イヤーな朝を迎えました。

草刈り

その後のお天気は回復しそうなしなさそうな状態で
最高気温は17℃余りと5月上旬の気温で
これでは稲が休んでしまい
田植えの遅い稲は生育が遅れっ放しです。
ここ数年は、暑すぎる位の6月でしたが
今年はそれほどの暑さは期待できない6月となっていて
生育のいい稲は茎が出過ぎで見ていられませんが
逆に遅植えの稲は見ていられない状態です。
この後どれ位生育が回復していくのかが心配です。
今日は、1時間ほど田圃仕事をして消防団の練習の準備で
旧蛭野小学校のグランドの草刈りをしました。
50a弱の面積でウイングモアで5時間ほどかけて作業し
目印の旗や立ち位置のマークを付けたりして
ほぼ一日がかりの仕事になってしまいました。
ここまでやる必要もないのですが
やり始めると止まらないので困ったものです。

あやめ

「あやめ」がちらほら咲き始めました。
梅雨本番と言ったところでしょか?


2012年06月22日

お手上げ (ごんべー)

バラとカエル

今朝は屋根を伝う雨音で目が覚めました。
田圃へ除草剤を散布する予定だったので、どうしようかと考えながら
田圃の見回りをしましたが
心配したお天気でしたが段々と雲が取れて青空が顔を出しました。
家の前庭に咲くバラを覗いて見るとやっぱりカエルが雨宿りしていて
日が差し来てからは花びらを日よけにしてまったりした様子でした。
毎年見る光景ですが、カエルはこうした隙間が好きみたいですね。

田圃

作業は順調に進んでいましたが、前回はここでガス欠になり
機械が停まってしまいましたが、今回は薬剤が思ったように
散布できなくなり、機械屋さんに電話しましたが夕方でなければ
こちらに来れないという事で作業を一旦中止しました。

お手上げ

予定では午前中で作業を終える予定でしたが
夕方までにずれ込んでしまい、結局は機械屋さんも
この機械メーカーの専門ではないので直せず
製造元の技師は早くとも月曜日でなければ来れないとの事で
本日の作業はこれにて終了となりました。
帰り際にこの写真を撮りましたが
機械のアームの示す通りにお手上げに一日なってしまいました。
参ったなァ!


2012年06月21日

梅雨寒 (ごんべー)

夏至の空

夏至を迎えましたが、降らず照らずのお天気で
最高気温は20℃ちょっとと寒い一日でした。
1回目の草刈りをしている人
2回目の草刈りをしている人と色々ですが
田植え前に刈ったところはだいぶ伸びてきたので
草刈りでもしようかと思いましたが、風が強かったので
刈り取った草が飛ばされるので
トラクタの作業機のオイル交換をしました。
機械が大きくなった分オイルの量も違うので
4リットル缶では足りずもう一缶買いに行ってきました。
1年目なのでオイルの汚れ具合が違っていました。
夕方は消防のポンプの練習があったので顔をだしてきました。
これが始まると仕事が手に付かなくなってしまいす。


2012年06月20日

台風男 (ごんべー)

竹蔵さんの田圃

1回目の酒米の圃場巡回がありました。
台風が接近中でしたが、幸いな事にここはそれて行ってくれたので
大きな被害はありませんでした。
酒米研究会事務局の耕平君が何かを企画する時には
何故が台風が来ていて
以前、龍力さんの案内で山田錦を視察に行った時も
台風が来たのですが、予定通りに行動が出来て
昨年の大海酒造さんへの視察の時も台風が来ていたのですが
無事に帰る事ができました。
そして今日も何事も無かったように田圃を回ってきました。
何か持っている人なのですね!

さくらんぼ

ここは、いつもの一服の場所である西田さんの美郷錦の田圃で
圭君のさくらんぼが振る舞われました。
佐藤錦はまだその時期ではないそうですが、受粉樹のさくらんぼでも
十分糖度があって美味しかったです。
ごちそうさまでした。
肝心の酒米の生育状況ですが
どこの田圃も順調に茎が確保できつつあり
児玉先生のお話を何回か聞くうちに70株植えを
実践する方々が増えていました。
そうして出来た茎にどのような穂を付けさせるかがこれからの
管理なので、もう2カ月は目が離せません。

会長挨拶

そして、夕方からは酒米研究会の皆さんで金賞受賞のお祝いを
デリカテッセン紅玉さんを会場に行われました。
お店に方が、研究会の皆さんを見て「カレンダーの人たちだ」と
言っていました。

乾杯

乾杯の後に、杜氏から今回の金賞についての経緯が話され
後は、いつものように和気藹藹とお酒と会話を楽しみました。

〆

仲締めは酒屋唄をうたったのですが
その後に何故か蛭野小学校の校歌を歌うことになり
その出身者のお母さん方の音頭で合唱しました。
「美稲」は名前はその校歌の歌詞から頂いたものなので
我々に全く関係ないものではないので
こうした仲締めもありかなと思った夜でした。


2012年06月19日

片付いたッ (ごんべー)

田圃

嵐の前の静けさでしょうか、風もなく穏やかな朝を迎えました。
先日まで強風にさらされて右ならえをしていた
秋田酒こまちですが、朝露をたっぷりまとい
葉っぱがきれいな放物線を描いています。
ようやく根っこが地面をしっかりつかんだようで色が濃くなり
日に日に茎の数か増えていくのが分かります。
丁度いいと言えば丁度いいのですが
最終的には少し物足りな感じになるのではとの予想です。

苗箱

お天気の方は、徐々に下り坂で雨が降り出し風が出てきました。
そんな中で、合羽を着て苗箱の片づけを何とか済ませました。
毎年段取りをしっかり組んだつもりでも中々思い通りにいかないので
これも毎年の事ですが来年こそはと思いながらの作業でした。
機械のメンテナンスがまだ残っていますが
作業の方はようやく一回りです。
夜は、会議があり久しぶりに皆さんと顔を合わせましたが
それなりの規模をやっているメンバーなので
作業の進捗状況は皆似たり寄ったりで
今日箱が片付いたという人もいて
明日は台風が来るので外仕事は休みかなとゆっくり構えていました。
その台風ですが随分と雨が降りそうなので心配していましたが
何とか直撃は免れそうなので消防団の出番が無い事を祈ります。


2012年06月18日

仕事は仕事でも (ごんべー)

徳男さん

起き抜けに作業着に着替えながら見える毎朝の風景のです。
田圃の畔を歩いているのは盒尭礎砲気
散歩を兼ねてこうして吟の精の様子を見に来ています。
すぐ近くなのに、まだ身近で稲の出来を見た事はありませんが
良い生育をしている感じが遠くから見てとれます。

圃場巡回

あさいちの仕事は、直播の圃場巡回がありました。
どこの田圃も苗立ちが良く今月の上旬に田植えしたものと
同等の生育状況で、このまま順調にいけば
収量も移植と変わらないのではと見てきました。
気になるのは草対策でほとんどの田圃で発生が見られ
薬だけでどれだけ退治できるのかひと夏の戦いが始まっています。

帰り道

午後は、また農協へ出かけて田圃の補助金の手続きを済ませ
次女の荷物を届けに秋田市までひとっ走りしました。
高速道路を使えば時間的には余裕ができるのですが
荷物にそれだけの時間とお金をかけるの何なので
いつもの農免道路を走りました。
信号がほとんどないので高速道路並みの時間で
走る事も出来ますが山道なのでカーブ多く
追い越し出来る区間が決まっているのでゆっくりな車が居ると
思ったより時間が掛かってしまいます。
帰り道は工事用のダンプが走っていて、かなりゆくりなペースで
走っていると、ふと目に入った立札には
「布又地震の震源地」とあって調べてみると
1914年にマグニチュウド7の大地震があって
かなりの被害があったということでした。
ゆっくりはしればまた違う風景に出会えるのでした。

練習

オヤジ達の燃える時期がやってきました。
今年はメンバーの入れ替えがあったのでいつもの年より早めの
練習開始となりました。
ポンプに付ける吸管のバンドを交換したところ新しいタイプの物が
支給になり取り外しが容易になったので得した気分でした。
この練習は、しばらくは夕方の日課となり
一仕事分の時間を裂くことになり、そんなこんなで
今日は現場の仕事のできない一日なのでした。

アザミ

いつも場所にいつもの花が咲いていました。
台風が接近中で、こちらにも来る予報が出ていて
その動きから目が離せない今日この頃です。


2012年06月17日

酒とバラと・・・・なぜか《牛たん》の反省の日々 (冬蔵)

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16日AM1.00

タクシーの運転手さんにきいたら、
「大曲までだったら1万5、6千ってとこだね」
すると自宅までは二万だな・・・・。
タクシーを即あきらめて腹ごしらえ。
秋田駅近くの〈留り木〉で牛タンを食べる。
適度な厚み、ふっくら。おいしいなーー。
最初に頼んだモツキムチ煮込みがおいしくて牛タン食指を伸ばす。
重苦しい「反省会」が一気に華やぐ。
「しばらく嫁さまに頭上がらないなー。秋田まで迎えに来てもらうんだもの」
そう思う。



その1時間半前

15日 PM11.30

「おーい、どこにいるの」
探り当てた携帯に嫁さまの声。その声に目が覚める。
「横手に降りてこないよー」
しかもそこで携帯の電源が切れる。
新幹線は乗り換え駅の大曲をとうにすぎ、「次の停車駅は秋田。終点秋田です。お忘れ物・・・・・」やさしい車内アナウンス。がっくり肩を落として「やっちゃった…」のひとこと。
寝過しました。乗り過ごしました。



その3時間半前

15日 PM8.04

こまち発車。隣の席の男性が缶ビールの「プシュッ」の音を立てる。
「いいなー。いい音だなー・・・・。・・・・んーーーん、待てよ。これ寝ちゃうな。嫁さまに《めざまし電話》を頼んだほういいな……、電話、・・・・で・・・ん・・・わ・・・」もうここで記憶がありません。魂ありません。



その4時間半前

15日 PM3.30

大塚《串駒》さん。
名智さんが冬蔵のために「市販酒きき酒会」を開いてくれた。おかみさんに無理言って開けてもらって、開店前からドカッと座って。
名智さんが冷蔵庫を背にして気になるお酒をピックアップ。グラスに注いでくれます。名智さんが感想を一言。そしておかみさんが次にそのお酒のコメント。お客さんの反応を年齢別に教えてくれる。なんともぜいたくなきき酒会です。しかも仕込みの途中なのに気のきいたおつまみを出してくれます。
「大宮に出たほうが少しでも長くいられるけどね。最終は上野止まんないからね」事前に帰りの時間の乗り換えまで調べてくれてます。
ありがたいお言葉。おおきな体で細かな心遣い。
大塚駅まで名智さんが送ってくれた。



その3時間前

15日 PM0.30

展示ホールAに場所を移し「第6回 全国日本酒フェア」へなだれ込む。
もうただの日本酒ファン。たのしくてしかたない。1時間日本一周旅行です。
百花繚乱。個性的な酒増えましたね。
玉川さんのハーパーさんと「よろこんでもらう酒」から「たのしんでもらう酒」の話をしました。
そろそろ膝から下が痛いです。座りたい。



その2時間半前

15日 AM10.00

「日本酒フェア 2012」池袋サンシャインシティ。
「まっちゃったよ」名智さん。
「えっ、だって名智さん遅れちゃうかなーって言うから。俺、合わせたつもりなのに」それが久しぶりのあいさつ。
まずは「秋田」の入っている「北海道・北東北」のブースから。

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「おっ、天の戸。健闘してるじゃん」名智さん。
珍しくほめられました。

いろんな方に「いい酒でした」のあいさつ。
儀礼的とはいえ今回はなんかうれしい言葉です。
山形の小関先生ともお話ししました。

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だいすきな岩野先生です。
先生からも珍しくほめられました。

かざまさん、やまはたさんご夫妻と合流。

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「日本酒の流れ」のなかであえて自分が岩となって、石となって日本酒を磨きあげようとしてくださる方の存在があります。そんな大切な「恩人」と再会の場でもあります。

集中してきき酒もしました。
これからの「酒の方向」もおぼろげながら見えてきました。
「起承転結」かな。
香りでハッとさせたり、爽快感がまず飲み手の心をひき寄せます。
その間を米由来の味をきらきら散らばめて、心を優しく包め込みすうっとフェードアウト。
切れ目なくわざとらしくなくつなげていくのが腕のみせどころ。
「酒のなかに所作あり」です。
また次の「難しいこと」見つけました。



その14時間前

14日PM 4.00


東京について二時間ほど数店舗のお酒の棚を見て回ります。
「今日はやめよう」とおもいました。一度出した名刺入れ、またポケットに押し込みました。「きょうぐらい、いいよね」そう言い聞かせます。

小学校の頃、夏休みの絵日記、冬蔵は「今日もざっこ釣りに行きました」の毎日。なかには「東京のおじさんのうちに行きました。・・・・・」の友達。まぶしかったな。秋田の田舎では関東一円が東京。千葉でも埼玉でも川崎でもみんな「東京のおじさん」でした。
今回の上京、あるご夫婦から「一度うちに来てよ」のお誘い。
その言葉に何の抵抗もなくおじゃますることに。
駅から200メーター。見覚えのある笑顔。手を振ってくれます。迎えに来てくれたんだ。庭を横に見て、「あなたは特別だから」そう言って通されたのが普段使いのダイニングキッチン。秋田でいう「だでごろ(台所)」。これって最高のもてなし。緊張感がほぐれ、出していただいた料理の味がダイレクトにやさしく伝わります。「おいいしい・・・・」がこぼれます。いえいえ、あえて「おいしい」と言わなくてもその表情にバンバン出ます。話が弾みます。お酒もおいしくはかどります。

酒をつくっているおかげで、「天の戸」をつくっているおかげでいい出会いを感じるひと時です。







時間は戻って、16日。


ささやかなお祝いをしました。
「俺のためにそんなことしなくていいから」
八十八の父さま、晴れやかな日を苦手とします。実は直前までかたくなに拒否。
「みんなで集まる機会にしたいから、88年のなかの一日、後悔させないから」
息子のいうことはきかないのに嫁さまの「誘惑」にほだされて・・・・。

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おふくろ様がセロリとなすの粕漬けを出してくれました。
嫁さま寿司巻いてくれました。

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妹の叔母様、ネクタイプレゼントしてくれました。
姉さまたち花束プレゼントしてくれました。
ささやかな八十八のお祝いをしました。

「人様に迷惑かけないで生きていくこと」それが親父さまの口癖でした。
冬蔵、挨拶させていただきました。
「いままでもそうだったように、いや、今まで以上にお互いそこそこ「迷惑」をかけながらいい年をとっていけますように」
そのあと英一兄さんに「乾杯‼」の音頭をとっていただきました。

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17日は村のお祭りです。

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梅雨の晴れ間に旗たなびきます。



2012年06月16日

秋の準備 (ごんべー)

作業場

昨日でハウス周りが片付いたので苗箱洗いをしようと
機械を探したら育苗器の陰になっていて
せっかくきれいに収納できたはずの
育苗器でいたが、それをどけないと機械を出せないので
それならばと、秋に向けて作業場内の模様替えをしました。
コンバインをどけて稲刈りの時に使うトラコンを出してきて
育苗器と入れ替えをして箱洗い機をようやく出すことが出来ました。
これで秋まで機械を移動しなくて済みました。

安野光雅展

午後からは学生の頃にファンになった絵本作家の安野光雅展を
妻と次女を連れて見に行ってきました。
安野さんとの出会いは、たまたま本屋で見つけた「旅の絵本」で
文章はありませんが絵をじっと見ているだけ楽しめて
絵本の中に登場する旅人とその国々を旅した気分になれるでした。
安野さんの絵本は子供に買ってあげた「もりのえほん」と
「旅の絵本機銑検廚手元にありますが
その後擦泙能佝任気譴討い燭里
この機会に手元に無い3冊をお取り寄せする事にしました。
そんな訳で遊び心一杯の安野ワールドをたっぷり楽しんできました。
そして、同じフロアーでヴァイオリンとピアノの
無料のミニコンサートが開かれていたので聴いてきました。
生演奏はいいですね。
ちょっと得した気分でした。

秋田酒こまち

こちらも梅雨入りとなりましたが、それほど今のところ雨が降らず
稲の姿がいま一つ不格好です。
おまけに南風があしかけ6日間吹きっぱなしだったので
普通ならばバンザイしている稲の姿なのですが
稲体が北の方向を向いたまま直れないでいます。
一雨降れば伸び伸びとした姿になるのですが
今晩もあまり降らなそうなのでもうしばらく我慢です。

杉の木

花壇の水やりも5日間続けました。
あの風が無いと3日ほどで済むのですが
根っこが付かないうちに日照りに強風なので
新し根っこが地面をつかむまで時間が掛かりました。
こちらも一雨欲しいですね。


2012年06月15日

5の付く日は (ごんべー)

稲

今日から2カ月間は5の付く日が生育調査の日と昔からなっていて
今朝は3回目の生育調査をしました。
草丈だけは伸びていますが茎の数はようやく増え始めたばかりで
稲の姿はいま一つぱっとしないままで
どうなっていくのか心配な毎日です。
順調に茎を増やしている稲は、こんな感じに
茎がどんどん増えていきますが
知らんぷりしている株もあるので、どちらが良いのかと言えば
最初は休んでいる方が良くて生育の真ん中辺で茎が増えてくれて
その後は取れない様に管理すれば粒ぞろいが良く
タンパクの低い酒米がほどほどに獲れるそうです。
ここの田圃は最後に田植えしたため苗が足りず薄植えになってしまい
そんな状態では収量まで響くのでは今から見ています。
ですが、その分余計なものも少ないわけなので
品質的にはイイ線いくのではと期待しています。
収穫まではまだ3ヶ月以上あるので、その様子を見守ります。

夕焼け

相変わらず南の風が強く夜通し吹いていて、いつもと違う風向きに
戸惑う毎日です。
そろそろ梅雨入りの季節となりましたが
まだ雨が降る気配はありません。
人も植物も土もカラカラです。


2012年06月14日

お片付け (ごんべー)

ハウス

もう夏ですが、春作業が第四コーナーに差し掛かっていて
ようやくハウスのビニールを外しました。
わずか1日ちょっとの仕事なので田植えが終わったら
すぐに片づければいいようなものですが
あれこれと作業がある中での優先順位を付けると
ほおっておいてもいいものは後回しになるので
こんな時期まで屋根にビニールが掛けっぱなしになってしまいます。
天気予報を見ると明後日辺りから雨が降るようなので
その前に片づけが終わるので良かったです。
長靴に土がまとわりつかない時の方が作業が捗りますので
天気予報を見ながらの段取りとなっています。
今年は今朝までは南東の冷たい風が吹きっぱなしだったので
作業が出来ないので、展示会をを見に行ったのです
明日は小さいハウスの裾ビニールの泥を落として
苗箱洗いが終われば春からの作業が一区切りとなり
梅雨の時期を迎えます。
梅雨と言えば消防団の季節の始まりとも言えます。


2012年06月13日

農機ショーで会いましょう (ごんべー)

朝日

今朝も5時に起きて朝のドライブに出かけました。
どこやらすっきりしないお天気で肌寒い風がまだ吹いています。
この田圃は直播の一番生育の良い田圃で
生育状況としては6月に田植えした田圃と似たようなものなので
このまま順調いけば収量的に遜色のないものになりそうです。

朝の空

しかし、こちらの田圃は雑草の勢いが良く稲が負けてしまいつつあり
これから約2か月の間にどれくらまで持っていけるか
勝負がかかっていて
薬だけで退治できればいいのですが、もう少し様子を見て
その後の対策を決める予定です。

大豆

先週播いた大豆が一斉に顔を出しました。
請け負った仕事はそれをやってしまえば終わりにはなりますが
その後も気になるもので、播いたものは芽が出るまで
温湯消毒した種籾は芽が出て苗になり馬鹿苗発生せずに
田植えされるまでが心配です。
しっかり仕事をしたつもりでも結果的にはそうでない事も
時にはあるので、仕方ないでは済まされないと言われないような
そんな仕事を心がけています。

ちんどん屋さん

毎年恒例のJA主催の農機具ショーへ行ってきました。
入り口では、ちんどん屋さんが景気のいい音を出してお出迎えで
この展示会も25年もなったのかと見ながら中へ入りました。

播種機

今回も小物の機械を物色してきましたが
基本的には変わらないものが多いので
作業精度を上げるにはもうひと頑張りで欲しいものです。

コンバイン

機械は一通り更新が終わったのですが
次の買いもはこれかなと見てきました。
オープン価格という事でその価格が気になりました。
こうしてぶらぶらと見ていると、同級生のK君に会い
冬に大豆の種の消毒のやり方をごんべーから聞いて
お客さんにそのやり方を教える事が出来たので
持つべきものはいい何とかだねと言っていました。

夕焼け

今日も南風が強く稲は右ならえをしたままでした。
明日も晴れそうですが、そろそろ風は止んでほしいですね。


2012年06月12日

冷たい風 (ごんべー)

酒米

昨夜から南の風が吹きっ放しで
気温が上がらず何処やら肌寒い一日でした。
今年はオホーツク海高気圧の張り出しが強いとかで
南風といえば湿った生暖かい空気を運んで来るはずが
こうした「やませ」のような冷たい風が度々吹き込んできます。
これだけ揺られっ放しだと稲も体力を消耗するので
茎を増やす活動を休んでしまうかもしれません。
田植えの時も風にあおられて葉先が枯れ上がり
よくやく生育を持ち直してきた酒米ですが
この風でまた生育が遅れそうです。
田植えの早いものは茎が出過ぎのような感じなので
これで丁度いい感じのなりそうですが
どうなることでしょうね。
草刈りがようやく終わり、ハウスと苗箱を片づけると
ひとまずは一段落となります。


2012年06月11日

花には水をあげましょう (ごんべー)

鳥海山

起き抜けに部屋の窓から空の色を見ると
鳥海山が見えるのか見えないのかが分かります。
雲一つない空をバックにくっきりと見える鳥海山を見ると
今日も元気に頑張ろうと気合が入ります。
最初に田植えした稲は順調に茎が増えて来ていて
今年は何とかなりそうな感じがしてきましたが
それより一週間遅れで田植えした酒米はまだ大きな動きが見えず
今後一週間でどれ位化けてくれるかで
前半の勝負が見えてきそうです。

草刈り機の刃

これは草刈り機の刃ですが右が正常な買ったばかりの状態で
真ん中が刃が欠けた状態で左が欠けてからしばらくたった状態です。
この歯が一寸づつ欠けて行く度に切れ味が悪くなり
機械を振り回すのが難儀になっていきます。
なので、この状態では使うに堪えないので新しい歯に交換します。
草刈り作業はあともう少しで一回目が終わりますが
杜氏はもう2回目の草刈りを終えようとしていました。

花壇

ごんべーの集落でも昨日花壇に花を植えました。
植えた時点ではけっこう土に水分があったので
水をかけなくても今日一日は持つのかなと午前中は見ていましたが
夕方近くなり花の様子を見に行ってみるとグッタリしていて
あわててポンプを持ってきて水をかけたところ
すぐにシャキンとなってくれて安心しました。
まだ、まとまった雨が降りそうにないので
しばらくは人が雨を降らしてやらないとダメなようです。

バラ

今年のバラは昨年よりの株の勢いが良く
次から次へと花が楽しめます。
特別の手入れをしていないのですが、どうした事かな?



2012年06月10日

温泉の〈裏〉サービス (冬蔵)

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きょうは「ゆっこさえぐか?」
「えぐ、えぐ」ってことでちょっと足をのばし、岩手の県境の栗駒山荘に行きました。
ところどころ雪あります。
「緑の空気」いっぱいあります。
湯船につかっていると、なんと一の関のかんりょう酒店さん。世の中狭いです。7月13日の
「喜の川 日本酒友の会SP例会」の打ち合わせしました。風呂のなかで。「天の戸」のお酒の会をやってくださいます。しかも酒粕の料理まですることに。
お近くの方、冬蔵を「囲み」に来てください。

近ごろ温泉に行って実は、「大発見」をしました。うすうす気にはしていたのですが、気づいている人は少ないと思います。温泉の〈裏〉サービスです。
それは体重計。ほとんどのものが我が家のものより1キロぐらい少なく出ます。
あまり少なく出ると「これクルッテいる」となるので、この1キロぐらいか微妙なところ。温泉に入って気分爽快。しかも体重もちょっと減って、・・・・・なおさら「んーーん、ご機嫌」となります。
「〇〇温泉、いいところでな。またくるべ」となるわけです。
しかもそこにはもっとしたたかな経営戦略があります。
気をよくしたお客さんは帰り際、「ちょっと早いけどご飯食べていこうか」とレストランに足が向きます。そして売店では「今日は甘いもの解禁‼」とお菓子を多めに買いこみます。このことはきっと温泉業界では常識のことと思います。
きっと。
たぶん。
もしかすると。

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朝は村の花壇の花植え。
みんな揃って和気あいあい。
最近「村人」になってくれた嫁さんたちを紹介する時間も作りました。
子供たちも増えていいことです。


食卓は自家用野菜でサラダができるようになりました。

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ところで、冬蔵夏の好物、ところで・・・・・じゃなくてところてん。
ここでも刻みニンニクが生きます。

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《夏》を感じます。

夕方田んぼを一回りして、「きょうはなにを飲もうかな」そう思う時、幸せですね。

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夕暮れ、なぜか耳にはイーグルスの
Desperado。

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今日もなんやかんやでごっちぉーさんでした。




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美山錦 葉令 6.3  草丈31.8cm  茎数 4.7本




2012年06月09日

水防訓練に行ってきました (ごんべー)

講習会

消防団の水防訓練があり、家の仕事をほったらかしにして
ひまだれしに行ってきました。
訓練会場は毎年旧大雄村の河川敷で行われていて
ごんべーは地区の代表を任されているので今年が初の体験で
積土土の工法、川倉工法、シート張り工法、木流し工法の
四つの工法の中の木流し工法の講習を受けてきました。
最初は講師から説明を受けから皆で実演となる流れで
他の工法が実演している間は待ち時間となっているので
仲間たちと「いぼ結び」や「かみかくし」といったロープの結び方を
練習したりしていました。
待ち時間が多いので、全くひまだれな訓練でしたが
学ぶことがあったので行って良かったと思いました。

川倉工法

真ん中ほどのちっこく見えるのが丸太を櫓のように組んでやる
川倉工法で、この訓練の華ともいえる工法で
毎年地元の旧大雄消防団がやるのだそうです。
こうした工法で有事の際にどの程度の効果があるかは知りませんが
一般的には「土のう」を積むのが手っ取り早くて
効果のある方法のようでした。
堤防の一番下に居る人は天の戸ファンのお一人である
三浦さんでしたが、今回はご挨拶できず失礼をしてしまいました。
又の機会のにお会いしましょう。

3時に咲く花

訓練が終わったお昼頃から雨になりましたが、それほど強くは降らず
合羽を着ないで草刈りが出来ました。

この花は「3時に咲く花」こと「ハゼラン」で
次女は昨年の母の日にプレゼントしたもでが
今年ようやく咲きました。
やっぱり午後の3時頃に花開いていました。
花言葉は「真心」です。



2012年06月08日

会議の始まり (ごんべー)

会議

携帯からの写真なのでブレてしまっていますがご容赦ください。
田圃の作業が一段落する頃になると色々と会議が始まります。
午前中に開催された会議は、「人・農地プラン」の検討委員会で
簡単に言うと2年をかけて地域の担い手に農地を集積してくのが
主な目的となる事業なのです。
その検討委員の末席に座らせてもらう事になりまして
メンバーを顔ぶれを見るとごんべーを含めた農業者の男性は3名で
女性の方々の方が多いのには何かお上の意図があるのかなと
思いました。
これからアンケートを取って説明会を開いて、地図の上に
集積する農地を色付けしていくのですが
アンケートを見るとお上の上から目線の文言に嫌気がさしました。
土地利用型の経営をしている農業者には願っても無い事業なので
末代に繋がるような事業になればと張り切っています。
こうした会議は役所や関係団体の方々は仕事の一つにすぎませんが
我々農業者にとっても仕事でもあるのですが給料はありませんし
現場の仕事が遅れていくばかりなので日中の会議はきついです。
そう言えば今日はお茶も出なかったので予算が無いのでしょうね。

田圃

そんな会議の合間に草刈りです。
次女のが実習で家にいるのでその送迎も有ったりと
なかなか捗らず、夕方から消防の会議もあり
明日は明日で水防訓練だとか、増々捗りません。


2012年06月07日

草との一日 (ごんべー)

今朝の田圃

今日こそは、いいお天気なのかなと西の空を見ると
鳥海山は傘を被りその上には怪しい雲が見えてました。
心配したほどの大きなお天気の崩れはありませんでしたが
不安定には変わりない今日この頃です。

水をはっているだけの田圃に見えますが
直播の稲はちゃんと芽をの伸ばしてきていて
除草剤を散布しながら稲の様子を見ると
三枚目の葉っぱが見えていて
散布する時期が遅かったのではと思うのでした。
教科書通りにいくと25日目が除草剤の散布時期で
葉っぱの1枚目が伸びきった頃という事でしたが
草の伸び具合と稲の伸び具合を見ると
もう1週間は早く散布しても良かったのではと今更思いました。
教科書も大事ですが、もっと良く観察しなくてはなりませんね。

つつじ

つつじの季節が終わり、もうすぐ梅雨に入りそうです。
今日は、ほぼ草刈りの1日でしが、まだまだ草刈りは続きます。


2012年06月06日

選抜総選挙の日に (ごんべー)

朝の田圃

今朝は、ぼんやりした空模様で雨が降らない事を祈りながら
田圃に出てきましたが、いきなりポツリポツリと来て
怪しいお天気の始まりとなりました。
酒米の田圃は、田植え後は葉がしおれてしまって
可哀そうな姿でしたが新しい葉っぱが出てきて
少しずつ緑色が増してきました。

午後の道

こうした空模様なので今日にしようか明日にしようかと
大豆の播種日を決めかねてきましたが
朝一からやる事にして杜氏の分を午前中に済ませて
午後から自分の分をやる事にして作業を始めたところ
天気は微妙に崩れてお昼には音を立てて降っていました。
アスファルトの道路はこの通りにすっかり濡れていますが
土はかなり乾燥しているので、水分の飽和状態までには
まだ余裕があったので、降られながらも何とか作業ができて
この雨でイイ感じに水分が補給され発芽も進むでしょうし
除草剤の効果も十分に期待できるので
良いお天気に恵まれました。

ハト

播種を終えて除草剤を撒きに畑に戻ると、豆は地面の中なのですが
早速ハトが畑に来て豆を食べているのかなとびっくりしましたが
良く見ると播いた場所以外の所を突っついているので安心しました。

今日の夕焼け

今年は、天体ショーの当たり年とうことで
今日は、朝から太陽の前を通過する金星が見えるはずでしたが
ここでは、あいにくの空模様だったので
夕焼けしか見ることが出来ず残念でした。
皆様の場所からはみえたでしょうか?


2012年06月05日

10aも10haの同じ (ごんべー)

朝日

朝むっくり起き上がると
田圃の水管理のためにドライブに出かけます。
起きる前から布団の中でそれぞれの田圃の水加減をイメージして
行くのですが、畦畔に穴が空いていたりして予想外の時もあり
水口の閉め忘れもあったりと「つもり」ではなくきちんと見ないでいると
大変なことになっている時もあります。
今朝は、怪しい雲は見えないので好天が予想されました。

トラクタ

大豆の播種時期を迎え準備に取り掛かりましたが
合計で20a余りの小さい不正形な畑が5か所の点在しているので
耕起作業だけで2時間半もかかってしましました。
午後は播種機のセットをしましたが、トラクタが変わったので
やや手間取り、それ以上に手間取ったのがマーカーのセットで
それぞれのパーツは8割方利用できましたが
その他はトラクタのサイズの合わせて作り直し
ほぼ半日ががりの作業となってしまいました。
なので、工具箱一つで出来ると思っていたのが
パーツを買いに走りインパクトドライバーやらパイプカッターに
パイプレンチとやればやるほど道具が必要になるのでした。
播種作業は半日もあれば終わるのですが
農地の管理のために大豆を栽培しているようなものなので
ここまで手間をかけて合う合わないは考えないことにします。

夕焼け少女

そんな作業を終えて夕方のドライブの出かけると
酒米の田圃の前を女子高生が散歩していました。
この写真では普通に歩いていますが
発見した瞬間は、靴下を脱ぎ歩き始めて背伸びをしたり
しゃがんで田圃を見つめていたりと
随分と絵になる事ばかりやってくれていましたが
そばに行って写真を撮るのも変なので
遠くからだまってシャッターを切りました。


2012年06月04日

セブンイレブンいい気分 (ごんべー)

セブンイレブン

今日のお昼は、久しぶりの蔵人たちでラーメンを食べました。
帰りがけに先日、横手市にオープンしたセブンイレブンで
美稲を置いてもらっているというので立ち寄ってみました。

美稲

地元の商品や食材を使った弁当などを扱っているという事で
その中の一つとして棚に置いてもらっていました。
このお店が出店した場所はコンビニ激戦区で
黒船がついにやって来たって感じですが
めったにここいらではコンビニは利用しませんが
こうして自分たちの携わった商品を扱ってもらっているとするならば
やっぱりこのお店に寄りたくなるのが人情かもしれません。
「セブンイレブンいい気分」といったキャッチコピーがありましたが
もう一つおまけに美稲飲んでいい気分になってもらえたら
なおいいですね。

やまぼうし

ヤマボウシも咲き始め、ここでは一番過ごしやすい時期になりました。
お昼には一雨あったので少しは植物たちも潤った事でしょう。

種籾

こちらは先日ばら播きした種籾ですが
気温が高いので3日で芽が出始めました。
早く播いたものとでは2週間の差がありますが
どこまで生育が追いつけるのかが
来年度の作業の参考になると思います。
仮に玄米だと水分の吸収が早いのでもっと早く芽が出ますが
裸なのでその他の障害に弱いため玄米播種は現実的ではなく
モリブデンを粉衣すると発芽率が良くなるそうですが
まだ普及していないので、いいとこどりの技術が
早くに確立されることをの望みます。

田圃

最初に田植えした稲は分けつが始まり
日に日に葉色が濃くなってきました。
田圃のわきも強くてガス抜きが必要になってきました。

月食

今晩は部分月食が見られるというので晩酌の合間に撮影しました。
久しぶりにズームレンズを取り付けたらピントが合わないので
どうした事かとよくレンズを見るとエクステンションチューブが
付いたままなのでした。
ズームは子供が走らなくなったので最近使うことが無いため
使い方を忘れてしまっていました。
嗚呼、情けない!




2012年06月03日

与平ニンニク (冬蔵)

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冬蔵の家の周りに「ミズ」が生えます。
ご先祖様が植えたのが今でも毎年生えます。
おかげさまでこのミズ、漬物、ミズたたき、煮ものまで私たちを楽しませてくれます。

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ミズとこかぶの浅漬け。

そしてミズのたたき。
サバの味噌煮に添えるのもいいです。

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その時、我が家でなくてはならないのが「刻みニンニク」。
まだ若くてもったいないくらいなもの、「青ニンニク」を刻んでたっぷりトッピング。

このニンニク、一般的な「ホワイト六片」とはちがって在来種。
我が家のご先祖様「与平」さんがここに持ち込んだらしい。
「与平ニンニク」と言ってます。
その最大の特徴は「ぴりぴりしない辛さ」「丸みのある辛さ」。

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一時期、このニンニクを市販した時がありました。結構いい値段で売れました。そしたらお得意さんから、「もっと大粒だといいよ。今はやりのね。規格ってものあるし、しかも目方で買うんだから。そのほうがもうかるよ」と大粒の品種を紹介され、植えました。「与平ニンニク」は隅っこに種取り用にわずか植えられるだけとなりました。
しばらくして、市販をやめてニンニクを自家用としてだけ植えるようになりました。ほどなくして、また「与平ニンニク」だけになりました。
「小さくてもいいよね。甘みあるもの。自分たち食べるのだから。食べればうまいもの」「うちの餃子は一味違うよ。与平ニンニクのせいだな」そんなこと言ってます。

効率だの、規格だの、コストだの・・・・。大切なのはわかるけど。
「コスト、コストと呪文のように。コストも度をコスト(越すと)足元すくわれます。」



きょうは「鶏のから揚げ」をリクエスト。
刻みニンニクのたれをつくっていただきます。

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んーん、おいしい幸せ。

今日もなんやかんやでごっちぉーさんでした。



高瀬先生のブログ(5/30)で知りました。

・・・・・今年の全国新酒鑑評会で純米酒で金賞を受賞したのは7社、その内「山田錦」以外での金賞は「美山錦」の岩手「菊の司」と「秋田酒こまち」の「天の戸」の2社だけだ。・・・・・・

そのようです。へぇー。
ことしの池袋には行こうかな。
15日、
日本酒フェア2012
30年酒つくりをして全国の一般公開、滝野川に一回、東広島に一回しか行ってない。


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美山錦
葉令 4.6 草丈 19.9cm 茎数 3.4本


2012年06月02日

草退治の始まり (ごんべー)

始まり

この時期から、こんな事をするとは思ってみませんでしたが
草だらけの田圃を見てはやらずにいられませんね!
最初に散布した除草剤も効いてはいるのですが
まったく効いていないと言おうか、効かせるタイミングが
わずかな時間差でずれてしまったのか
青々と茂っているので憎い奴が沢山います。

タイヤ

この機械は4駆動4輪操舵式でタイヤが直径1mほどあるので
稲や大豆が大きくなっても倒す事無く作業が出来ます。
タンクへの水汲みもポンプが付いているので
水路があれば吸水車が必要ないので使い勝手が良いのです。

モニター

運転席脇のモニターには作業スピードや使用薬液量などが表示され
1往復で50a、500リットルをきっちりと散布できます。


眺め

ごんべーも機械に乗せてもらいましたが眺めは良いですね
草が無ければねェ〜
少し風がありましたがオペレータには
ほとんど薬剤がかからずそういった意味でも安全でした。

稗

機械の上から田圃を見ると稗また稗で
その隙間に稲が見え隠れしている状態です。
きっちり薬剤が散布され、お天気も続くので
稗をやっつける事が出来ると思います。

ガス欠

次の田圃へ移り一往復して作業を終えようとした矢先でした
エンジンが吹けなくなり終いには止まってしまい
どうした事かと燃料タンクを見ると空になっていたのでした。
家に軽油を取に行って補給して無事終了となりました。
昨年は暗渠にはまって冷や汗ものでしたが
今年はとりあえずはうまくいきました。
草刈りもこれからですが
しばらくは草との格闘の日々が続きそうです。


2012年06月01日

金賞酒に夏ランド (ごんべー)

竹蔵さん

今朝、酒米の田圃へ除草剤を散布しようと出かけたら
お向かいの竹蔵さんは、補植をしていました。
田圃に思ったより水が入って居なかったので
田圃の周りをウロウロしているると
補植を終えた竹蔵さんから「金賞おめでとう」と声をかけられました。
こうして丹精込めて酒米を育てている農家の皆さんのおかげで
金賞が頂けたのですから感謝感謝ですね。

午後から久しぶりに蔵へお酒を買いに行って
おすすめはと村田さんに尋ねると
「金賞受賞酒」と「夏ランド」が解禁になりましたというので
金賞酒はお楽しみに取っておいて「夏ランド」を買ってきました。
どちらも限定品なのでお買い求めはお早めに!

テープ

除草剤の段ボールを開けようとテープを何処から引っ剥がそうかと
良く見てみると、こんなうれしい工夫がしてありました。
ビールの段ボールの様に切れ込みが入っているものもありますが
ほとんどがテープできっちり蓋をしてあるので
爪かカッターで剥がしたり切ったりして開けていますが
こうして剝ぎ白が付いたパッケージは初めてみました。
賛否はあると思いますが、こうした考えにはあっていいと思いました。

水温

今日の気温ではなく田圃の水温です。
直播の田圃水温を測ったところこんな感じで
これ位の温度があれが芽がドンドン出るはずですが
そうでもない田圃もあるので
そこには余った種を全部播いてみました。
先日、隅っこに寄ったワラを処理した場所にも播いてみましたが
ほとんどが芽が出ていたので、水管理をしっかりしておけは
これからは気温が上がるので発芽のすんなりいくとの見込みで
とりあえず足りない発芽率を補うためにやってみました。
草には負けていられませんからね。

杜氏

夕方に田圃を回って居たら杜氏が畦マルチ張りをしていました。
今年は気合を入れて全部の田圃にやっているという事で
パーフェクトな仕事ぶりに出来秋が今から楽しみです。