あまおう まあおのブログ

自称作家 あまおう まあお が世間様に何か言うためのブログ。

創作相談室14 小説は経験がないと書けないのか

はーい、みなさん、おこんにちは!

今日はまた、いい質問が来たんで相談室やりまーす! いやあ、最近いちいち捏造せんで質問くるかららくちんらくちん。

みんなも、まあおちゃんをどんどん甘やかしていこうね! こいつすぐダメになるからね!

というわけで質問。

・質問

面白い作品を作る上で経験が重要だという話をよく耳にします。 良いものを作るには、沢山の経験を積み、正しい知識を得るために専門的な書籍を読む必要があるのでしょうか。

・回答

はい、こんにちはー。とてもよいご質問ありがとうございます。
ここの相談室来たら問答無用でニックネームつくんで、まあ、我慢しましょうね。まあおさんのネーミングセンスが耐えられない方は、名乗ってください。でも名乗ったからって相談室まで誘導されるかは、まあおさんの気分次第だけどな。

じゃあ、あなたは山口さんですね。理由は、わからなかったらお母さんにでも訊いてみてください。
ひと夏の経験ってなあに、とか訊くと家族会議になるかもしれんから気をつけてね。

さて。

基本的に、私の見解はこうです。

「小説書くくらいで経験なんて必要ないだろ。フィクションやから」
「だが、小説のリアルを裏付けるにはすごい才能か、または個人体験が必要だ」

分かりますか、山口さん? あなたに超絶すごい想像力とか妄想力とか嘘つく能力があるんだったら、経験とか勉強は不要です。いいから書いてください。

あなたがドのつく天才でないなら、経験か勉強を利用してください。

たぶんこれが正論なんじゃないかと思うんだよね。で、その才能のさじ加減ってほんと、自分でも他人にも分かるような分からんようなものだと思うから。

ただ、個人的に「ここの描写力が高い」と思ったアマの方にそう指摘したら、実経験あるって言われた。
ノンフィクションって意味じゃなくて、仕事とかでかかわっている業界の話なんだって。

まあでもな? そんなこと言ったって私たちどうがんばっても、魔法で空飛んだり、大男を千切っては投げたりできないじゃないですか。でもそれをしたいから、小説に書くじゃないですか。
ある程度可能なところは経験でも勉強でもして、できないところはたくみな妄想で補う。

凡人以下の まあおさん はそれくらいで妥協しときますけどね。

ちなみに、専門書をお読みになるという考えはとてもよろしいと思います。
ネットで拾える知識って正しいかどうかもわからんし、みんなすぐ拾えるんですよ。
専門書なり専門家からきちんと学ぶ知識は信用性が高いし、ちゃんと勉強してないひとと差がつきますよ。なんなら、下読みのひととかコロッと騙されてほいほい二次審査に回してくれたりするかもよ。

金と時間がかかった小説は、案外、読んだひとにも気がつかれるものです。
ただ、圧倒的な才能のヤツが片手間に書いたものより優れているかどうかは、わからんけどな。

まあおさんは、そのように考えております次第であります。

山口さん、いかがでしょうか。きちんとした小説を書こうとされているその姿勢、まあおちゃん的にはもうそれだけで、合格出したい気持ちでいっぱいです!

山口さん、
ご相談ありがとうございました。今後ともがんばってくださいね(まあお)

たまにはまともな質問きてよかった
https://peing.net/ja/amaomao4?event=0

落選! 一夜明けて……

 アマチュア作家のみなさん、こんにちは。
 私は自称作家の あまおう まあお。
 この二十年、オフラインでたった一人で小説を書き続けて、うしろの十五年は公募小説に出しては落選、落選、落選とそればかりずっと繰り返してきたものです。
 出しても出しても全然ダメだからと、ネットのコンテストにも出しはじめ、先月ようやっと、はじめて最終選考までこぎ着けました。

 で、やっぱりまた、落ちちゃいました!

 だいぶ期待してくださった方、応援してくださった方もいらしたんですけどね。
 すみませんチカラ及ばず。無念なりー!

 あ、でも別に あまおう は、落ち込んだり泣いたりしてません。
 そりゃちょっとBGMがニルヴァーナ(しかもインユーテロ)だったりはしましたけど、でも、大丈夫。こういうの、慣れてるんで。

 誰かに負けたとか、劣っていたとか、悔しいとかも、たぶん、思いません。
 だってみんな本気でやってるんだもん。
 面白いもの、素敵なものを競っているんだもん、しょうがないよ。

 受賞された方には、こころからおめでとうと申しあげたい。
 直接言うとこわいと思うので、こっそり、心の中で祝福します。

 たぶん、優劣とか勝負だなんて思ってしまうから、みなさん落ち込んでしまうのではないでしょうか。
 選考基準は「好き嫌い」あと、「売れそうかどうか」。
 これだと私は思っています。
 で、審査員の方が私の小説好きじゃないって言うなら、それはもうしょうがないですよね。合わなかった、仕方ない、でおしまいです。
 頭のいい方はここで、「好かれる小説」「売れる小説」「受賞できるような小説」を書くのでしょうけど、あまおう まあお は、それ、いやです。だったら一生落選します。

 あまおう まあお は好きなものを好きなように、ひたすら、全力で、書きたいだけです。

 それをみんなが好きじゃないっていうなら別にいいよ。好きじゃないのに、読まなくていいよ、時間の無駄。
 だけどいつか、誰かひとりでも「あっ、それ、私も好き」って言ってくださる方がいれば。そしてそういう方たぶんすっくないんですよ。だから、できたら出版とかしていろんなひとの目につかないと、好きなひとんとこまでお届けできないんですよ。
 だからずっと、公募やコンテストに落選し続けるんですよ。

 私はそういう風に、思っています。
 わがままだし、そんなんだからプロになれないって、言われてもかまわないです。
 私そうとうに、頑固なんです。じゃないと二十年独学でこんなことやりますかね。
 プロの編集さんが「こういう理由だからここはこうして」って言うなら、ちゃんとリライトしたりすると思いますけど……別にそういうことじゃないなら私、誰かの意見なんてきかないですよ。それがどんなに正しくても。

 さっきも言いましたけど、結局、好き嫌いなんですよね。
 昨日も質問箱でお答えしたんですが、モーツァルトとイエモンと、どっちが「好き」かは言えるけど、どっちが「いい」とか「偉い」とかましてや「価値がある」なんて、誰が決められるんでしょう。
 こわいですよ、そんなん言い出したら、第三次世界大戦はじまっちゃうんだから。

 誰も質問箱に「二十年越しの夢破れていま、どういう気持ちですかあ!」って投げ入れてこないから、自分で答えます。

「次、またがんばります。どんなに報われなくてもやり続けます。それが、あまおう まあお だから」

 もしこれを読んでくださった方、この頭の悪い あまおう まあお、気になったら見にきてください。普段からこんなことばっかりやってるわけでもなくて、わけのわからん質問に楽しくマジレスしたりもしていて、意外とそれ読んで下さる方も出はじめちゃってて。わりとふざけて遊んでます。

 今までほんとうに友達いなかったから、やたら楽しくて。
 気が向いたら、来て下さい。
 これ、勧誘してます! 私んとこ、なぜか今ひとがいっぱいきてくれてて、ちょっとでも楽しかったり良い気分になれたり、はたまた変人奇人の まあおさん を観察とかでもかまいませんので、ちょっと覗いていってくださいね。

 受賞は当然のように逃しちゃいましたけど、こんなにもたくさんの方にかまっていただけて、あまおう まあお は大変しあわせです。
 次のコンテスト、同じのに出す方。私、お手柔らかになんて言いません。全力で、最高のもので、戦いましょう! 
 あなたの本気と戦いたい。
 みんなでがんばって書こう! 書こう!
 以上、万年落選作家の あまおう まあお でした!

https://twitter.com/amaomao4

はじめての物語

みなさん、おはじめまして、おこんにちは。

自称作家の あまおう まあお です!

創作の苦しみに疲れたあなたに、まあおのところに届いたちょっといい話をお届けします。
こんな頃を思い出して、創作の糧にしていただければ幸いです。

・質問

はじめまして。昨日、人生ではじめての長編小説を完結させました。

ですが、完成させたはいいものの、この子達をちゃんと幸せにできたかしらとか、
もっとカッコよく書けるんじゃないかとか、
それよりも楽しかった! とか、
そういう気持ちがごちゃ混ぜでドキドキしっぱなしです。

あまおうさんも、作品を完成させるとこんな気持ちになりますか?

・回答
 
ご質問ありがとうございます! うわーうわーうわー! いいなああああ! 素敵、素敵! まずは、完結おめでとうございます。 あなたが一生懸命に書かれた小説。しかもちゃんと、最後まで大切に描かれた物語。ほんとうに、素敵ですね。もうこの文面だけで分かりますよ、あなたの小説は成功している。ちゃんと責任をもって、しっかり書かれている。大丈夫、「彼ら」はあなたに感謝しているよ。 あまおうさんは、もうすっかりやさぐれた大人なので、作品を完成させてもドキドキしたり、できない。しないんじゃなくて、できない。だからあなたがうらやましいです。 すごく、素敵だから。 あまおうさんなんてひどいもんよ? 完成させても「んー、誤字とかないかなー」とか「どうせまた落選確定やで。紙と郵送費の無駄や」とかそんなもんなんで。もう、こんなんダメだよな。ナメてるよな。ほんと、そう思う。 最初の物語をちゃんと完結できる方ってたぶん少なくて。とちゅうでやめたり、放り投げたり、わけわけんなくなって「なんやかんやあったけど幸せに暮らしましたとさ!」みたいになったりすると思うんだけど、最後までしかもハッピーエンドで終わらせたなんて、ほんと、すごいです。よかったね。 しばらくはゆっくりなさって、また、なんか思いついたらぜひ二作目を執筆されてくださいね。しかし今日は朝から素敵なご質問ありがとう。 なんかまあおさん、こころが浄化されてしまいそうです。 私なんかにこんな素敵なこと教えてくれてありがとう。 みんなのこころに、届くといいな☆ ハピネス、ハピネス! フゥー↑↑

いい話もお待ちしておりますhttps://peing.net/ja/amaomao4?event=0
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