単行本タイトル:『アネスリウム』     著. 音音  (2017年)   


 成人向け単行本の感想を初めて書いていきます。このブログでの単行本の感想は、登場するショタっ子が取り分け可愛らしいエピソードをピックアップしていきます。

 今回は単行本『アネスリウム』を書いていきます。作者様の作品が掲載されていた成人向け雑誌『comicアンスリウム』、それに「姉」とかけたシャレの利いた単行本タイトル。タイトルから連想させる通り全話が姉弟モノのエピソードで統一されていて、加えて母親とのハーレムものも含まれています。作者様は姉弟モノの漫画を中心に手掛けていたことは存じていましたが、この『アネスリウム』では弟が姉より身長が低く顔立ちも中性的で、おねショタな点が強調されています。さらに1話だけですがショタっ子2人のバニーガールの女装プレイの話が有って作者様の単行本を初購入しました。



『普通の?理想の?異常な?姉弟 第1話』
 3話構成、2組の姉弟が織りなす中編シリーズ。単行本表紙を飾っている二人の女性がこの話のメインになるお姉さん方です。姉弟仲の良くない二人を外国人姉弟が自分達の親密な性交を見せつけ、近親相姦の関係に築き上げていく話です。

 普段から顔を合わせる度に口喧嘩が絶えず姉弟仲の良くない弟の"啓史くん"と姉の"史緒里さん"。啓史くんは少々生意気な男の子。二人は顔立ちが似ていて頭に生えたアホ毛が共通しています。

 そんな姉弟の隣に美麗な外国人姉弟が引っ越してきました。名前は妖艶な姉の"アイリ・フォンティーナ"、彼女の後ろに隠れる恥ずかしがり屋な弟の"ユーリ君"。まるでファンタジー世界から飛び出してきたかのような不思議な雰囲気を持つ見た目麗しい姉弟です。表紙絵のカラー絵でチョコレート色した濃い褐色肌とそれに反する絹みたいな銀髪が確認、頭には虫を思わせる触覚状のアホ毛が特徴。
 どこの国出身かは明記されていないので不明。余談ですがアイリさんの苗字の「フォンティーナ」というのをネットで調べてみたらイタリア製のチーズ関連の記事が多く出てきました。もしかしたらアイリさん達姉弟はイタリア出身かもしれません。

 夜になりまた口喧嘩をして罵り合う啓史くんと史緒里さん。するとアイリさん達姉弟が隣のガラス越しからから見えるように、ニーソ以外全裸でディープキス、乳挟み、ユーリくんを抱きかかえて性行為等濃厚に愛し合います。その様子を目の当たりにして興奮した啓史くんと史緒里さんはたまらず性器弄りをはじめます。史緒里さんも放尿して絶頂。アイリさん達の狙いは自分達が深く愛し合ってる情事を険悪な姉弟に見せつけ、近親相姦の関係に次々仕立て上げ、増やしていく計画の模様。

 最後はアイリさんは、史緒里さんの通ってる学校の担任だったと判明して1話は終了


『普通の?理想の?異常な?姉弟 第2話』
 1話での出来事から毎日隣から情事を見せつけるようになったアイリさんとユーリ君の褐色姉弟。さすがにこれには抗議しようと学校でアイリさんを呼び止める史緒里さん。史緒里さんは運動部所属のようでタンクトップ姿、腹筋の見える引き締まった体をしています。
 アイリさんは人気のない準備室のような部屋に史緒里さんを連れていきレズキスを交わします。その部屋ではユーリ君と啓史くんも待機していました。啓史くんはお姉ちゃんと一緒の学校に通ってるみたいなので年齢にはそんなに差はないようです。
 アイリさん達の女同士のキスに対し、ユーリ君はショタ同士で啓史くんの性器を後ろからシゴいてあげます。ショタっ子の可愛らしい部分を強調したこの単行本の貴重なシーンです。この時は初登場時の恥ずかしがり屋な雰囲気と違って小悪魔的なショタに変わるユーリ君。単行本のショタっ子の中でもデザイン面でキャラが立ってます。

 そしてなし崩しに史緒里さんと啓史くんを近親相姦Hさせることに成功。しかしコトが終わった後も史緒里さんは「あななたちおかしいわよ!」と素直になりきれていません。


『普通の?理想の?異常な?姉弟 第3話』
 開始早々、学校のトイレでイチャイチャする史緒里さん姉弟。姉弟同士で初経験した後から気持ちよさにハマってしまったようです。しかし口喧嘩は相変わらず。そこでアイリさんは二人を家に招待します。
 お茶会で史緒里さんを待っていたのはバニースーツに身を包んだ啓史くんとユーリくんでした。単行本で1話だけの女装シーンでこれもショタの可愛さを艶めかしく強調させるとても素晴らしい展開です。バニーボーイ二人が登場した所でお姉さん方二人もバニースーツに身を包みます。そして姉弟2組でバニーの恰好をしながら濃厚なHに運びます。
 1年後アイリさん姉弟は帰国。史緒里さん姉弟はすっかり素直に仲のよろしい関係に。史緒里さんの後輩にも姉弟の仲の良さを教えてあげようとする所でハッピーエンド。

 褐色外人美少年ショタにバニーボーイ2組も登場するという豪華な姉弟ものシリーズでした。姉弟同士でHをさせる程に、親密な関係に仕立て上げる目論見が見事に成功。アイリさんとユーリ君はある意味 近親相姦版の愛のキューピットのような存在です。


僕とお姉ちゃんと・・・ 前編
 前後編でショタ×お姉さんに母親も加わった姉弟、母子もの。
 母・・"佐竹藍衣"、姉・・"藍莉(あーちゃん)"、弟・・"藍巳(あーくん)"。3人とも名前に藍がついていて揃って左目の泣きボクロが特徴です。お母さんとお姉ちゃんにはおっぱいにもホクロがあります。この家族はホクロがアクセントになっています。
 冒頭からいきなりお姉ちゃんが弟くんに顔面騎乗して襲い掛かりそのままお互い初体験。濃い褐色肌に競泳水着の日焼け跡がくっきりと残っているのが艶めかしいです。
 この初体験の後「ここまではよくある話だけど・・」とモノローグが表示されます。たしかにおねショタの世界では姉が弟を襲うのは王道な展開ではありますが、曲がりなりにも近親相姦、ちょっと吹いてしまいました。

 姉妹達の様子をドア越から見ていたお母さん。夜になり弟君が就寝していると今度はお母さんが夜這いを仕掛けてきました。お母さんの方はお尻で初体験。いくら弟が可愛いからと言って母娘揃ってアグレッシブです。弟君がお姉ちゃんにそのことを話し修羅場になるかと思われて続きます。


僕とお姉ちゃんと・・・ 後編
 前編の終わり。お母さんともそれもお尻でシてしまったことを告白弟くん。さっそく家族会議のような場でお姉ちゃんは「親子でしちゃだめ」と意見します。しかしお母さんの「子供の幸せが一番の幸せ」と言いくるめて三人で海に遊びに行く展開です。お姉ちゃんはお母さんの意見にあっさり受け入れます。
 それにお姉ちゃんのセリフ「開放的になると細かいことなんてどうでもよくなるね!」。おっしゃる通り二次のR-18の世界で姉弟、母子の関係は些細な問題です。
 「開放的になれば細かいことを気にしない」・・・現実でも参考にさせていただきます。

 海岸の場面に切り替わって三人揃って即効で水着の形の日焼け跡。お姉ちゃんに至っては競泳水着の日焼け跡の上にビキニを着込む一風変わった出で立ち。競泳水着の部分は日焼けしないのが不思議です。お母さんはビキニ状の日焼けがくっきり、熟女だけあり中々の肉厚ボディ。
 そして誰もいない海岸にて家族三人で仲良くHな思い出作り。弟くんのお尻をイジったり口で愛撫、母乳プレイしたり濃厚な展開です。Hが終わって疲れてしまったのかお姉ちゃんの膝で可愛くスヤスヤ眠る弟くん。Hが良ければすべて良しと言わんばかりにすっかりお姉ちゃんもお母さんも仲良くなります。

 ちなみに父親については言及は全くされていなく、死別それとも離婚したかは想像するしかありません。母子モノを読む時は父親がそういう性格、容姿をしているか毎回とても気になります。個人的に親子モノでショタっ子の姿を象った父親が登場してもいいと思うのですが、そんな作品は同人でもほとんど見かけないのが現状です。


姉弟が大人になる時
 "とし君"、それに"さとみお姉ちゃん"は、十分に思春期を超える年でありながら一緒にお風呂に入るほど仲の良い姉弟。しかし今までお姉ちゃんにべったりだったとし君の方は、姉を女性として意識しだしたのか余所余所しく避けるようになります。姉の裸を見て男性器が反応し始めるお年頃。「もう子供じゃない」とスキンシップを拒否します。お姉ちゃんもそんな初々しいリアクションのとし君を愛らしく思っていますが、ここは姉弟揃ってで大人になろうと、ちょうど一人でシてる真っ最中のとし君の部屋に侵入。

 姉はそんな弟を見て一緒に大人の階段を上ろうと性についてあれやこれやと教授します。「まだ私は子供だよ」と言い張る豊満姉と、「もう大人」と訴える甘えん坊ショタ弟の対比が微笑ましいです。行為が終わった後も「お姉ちゃんとチューしたからボク妊娠しちゃうの!」と性についてまだ知識がつかめていないとし君が愛らしいです。

 とし君は単行本に登場するショタ達の中では性知識が0で大人しい少年。そんな純真弟に優しく性を教えてあげる優しい姉、良いおねショタエピソードです。扉絵ですが、全裸でとし君がお姉ちゃんのおっぱいを吸いながら二人仲良く飾っている所もGOOD!


------------

 この単行本を気に入った要因はユーリ君の存在が大きいです。他の感想を書いた話のショタっ子達も愛らしいですが、神秘的な美貌、それに強烈な個性を持ち、1ページだけショタ同士の要素を含めたユーリ君がベスト。頭の触覚状のアホ毛を見て『這いよれ!ニャル子さん』に登場する男の娘"ハス太くん"を思い出しました。女装等ショタの描写を疎かにしない所がユーリ君の登場するエピソードの強みです。
 表紙や裏表紙にショタ達がいないのが非常惜しい部分です。姉と弟を題材にしてるのでせめて単行本の裏表紙だけでもショタを飾っていただきたかった所。しかしとらのあな特典冊子「アネスリウム姉弟図鑑」ではショタも含めて立ち絵が描き下ろされ、よく見てみるとショタっ子達全員に各々のアホ毛等の特徴がきっちりデザインされています。

 姉弟同士がテーマの漫画でしたが、背徳感なんて少しもありません。家族間で仲良くイチャイチャしてむしろほっこりとします。