タイトル:るなてぃっくシスターズ  愛しのお兄さま
著. 筑摩十幸     イラスト. NOBU  (2005年)
レーベル:二次元ドリーム文庫



 元気で活発なツインテール少女、おっとり屋でお淑やかさんな双子の妹二人によるショタ化した美少年兄への攻めまくりなロリショタSMファンタジー作品です。発売されたのが2005年、自分が成人向け作品に興味を持って間もない頃【女の子が、体も性格も綺麗で純粋な男の子と行為をする】を切望していて最初期にこの小説を発見しました。これまで「男の子の性格がスケベ」等中々自分が欲していた作品が見つからなかった中でこの「るなてぃっくシスターズ」はまさに当時の自分にとってはドストライクすぎる本で、今現在でも色あせない内容です。


主な登場人物は
長兄で正義感の強い美少年剣士"ヒイロ"
炎魔法を使うツインテールの快活妹"ヨーコ"
防御魔法主体の猫耳状の帽子を被ったおっとり妹"ユリ"
ちなみにヒイロくんは表紙にはいませんが、挿絵にはほとんどおかっぱのパッツンのような髪型の美少年として描かれています。

 ショタ化のシチュエーションというと男臭いか冴えない感じの男性を多く見かけますが、この作品のヒイロくんは小さくなる前から既に美少年でトレジャーハンターとして腕が立ち、生真面目で旅行く女性たちからの人気が高かった模様。そんな彼が妹の不手際で呪いを受けさらに体が縮んで妹たちより小さくなってしまい、お兄ちゃんでありながら一番下の妹に間違えられる程の男の娘に変貌。体が縮んで非力になった兄に発情し、母性愛に目覚めた妹達から攻められてしまいます。兄妹のロリショタものですが、妹二人の方が体が大きいので疑似ロリおねショタとしてもこの作品は楽しめます。


 ヨーコとユリも綺麗で可愛い兄を目の当たりにしてSっ気に目覚め、徹底的にファンタジー舞台や魔法を駆使した攻めをヒイロくんに対して行います。
 まず快活妹のヨーコがヒイロくんの性器を威力を弱めた魔法で攻めるのを始め、お互い初体験。
 ユリの方も感化されて普段は清純で大人しい性格の分可愛い兄を溺愛するとなるとサディスティック。兄の身体を魔法を使って物理的に縮めてお人形さんごっこ。そしてヒモで拘束してペットごっこと元気なヨーコ以上にSなプレイを施します。ヒイロくんの身体が縮んでいるものだからこのシーンは疑似的に、巨大なロリが小さな美少年を犯す非現実的なプレイを見てるような感じです。

 性奴隷として快楽の地獄に堕とすような激しい攻めはするものの、可愛い兄の事を溺愛しているので罵倒したりするようなことはしません。あまーく妹に従うよう激しい快楽を味合わせます。その様子はまさに小悪魔、カラーイラストのユリとヨーコのボンテージ姿もよく似合っています。


 物語の半ばになるとすっかり冗談半分に妹達から「ドレイさん」言われるヒイロくん。しかしまんざらでもなさそうです。中盤になると物語は急展開。騒動の発端であるヒイロくんに呪いをかけたサキュバスの"マチュアさん"が登場、ヒイロくんを誘拐します。それからのヒイロくんへの攻めは凄まじいものです。マチュアさんが住んでいる屋敷の場面では彼女に性奴隷にされたモブの美少年ショタ(イラストはなし)も複数登場。
 この奴隷少年達の精を絞るのをはじめ、ヒイロくんのお尻にサキュバスの尻尾を挿入、女体化、ユリがふたなり化して兄を犯す等々サキュバスの魔法を駆使した激しいおねショタ調教のてんこ盛りです。しかしそれでも気丈さを失わないヒイロくんは 美しさ、正義感を兼ね備えた極上のショタっ子です。マチュアさんから生涯三百年で最高のドレイと言わしめるほどの高評価

 そこからも非常に激しい調教プレイの連続ですが、最後はヒイロくん兄妹もマチュアさんも少年奴隷たちも誰も死ぬようなことはなく、無事にハッピーエンドを迎えます。後半へのヒイロくんへの調教プレイは中々ハードで読んでいて疲れました。



 全体的に完全に美少年兄受けのSMものでした。それも身体が小さくなり双子のロリ妹に攻められるおねショタは現在でもほとんど見かけないシチュエーション。個人的に作者様の力作だと思うのでもっと広くこんな本があるんだと知られてほしい小説であります。

 ショタ描写に手抜きがなく、上記以外にも巨大モンスター蛸による触手プレイ、さらに体ををX字に広げられて口に触手をねじ込まれる。ボンテージを着用等々ヒイロくんの美少年描写は所々忘れていません。 むしろ数多く「美少年、女の子のように綺麗なスベスベ肌、セクシーな表情」と挙げていくとキリがありません。

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 この小説は自分が当時買った本の中で、生まれて初めて本当に気に入ったR-18作品でありました。上にも書いたように当時の自分の【女の子が、体も性格も綺麗で純粋な男の子と行為をする】という考えとまさにマッチしていて何度も何度も読み返していた程です。この本に出会うまでにも男の子が中性的な小説を複数買って読んでいました。しかしいずれも「目が隠れていてショタへの描写がされていない」、「性格が冴えなくて真面目純真ではない」、「男の子への扱いが悪い」、「凌辱等の暗い描写」で今現在の自分では絶対に手にしないような要素の作品を所持していました。
 男性向けで【女の子×綺麗で純粋な男の子】を見つけるのに必死だったんだと思います。この作品を最初発見した時は本当に「これが見たかったんだ」と新鮮な感動でいっぱいでした。現在でも魅力的な美少年ショタがロリ妹から目いっぱい可愛がられる作品というのはほとんどと言っていい程見かけず、今読んでも新鮮で自分にストライク過ぎるシチュエーションと感じます。この「るなてぃっくシスターズ」を執筆して下さった作者様には本当に感謝です。