今日は色々な出来事が重なり眠さがこの身体にまとわりついております。よくある表現ではありますが至極頭の中の状態を示しているといえ今の僕にぴったりであります。さて、眠い。
といったわけで今日の更新はこうしたアイサツ、つまり文章を打つことができないアイサツなわけです。そうですね、せっかくアイサツするのだから今日の出来事でもお話しましょうか。
天を見ていたところ月がとても綺麗にでておりましてそれはそれは手にすっぽり嵌まりそうなほど近づいてきていたのです。僕は手を伸ばし月を我が物にせんとするのだけれどやはり届かないのです。(あんなにでっかく近くにある気がするのに・・・)
そして僕は夢想するのです。月が、今僕が見ている月がこの手にあったら何をするだろう?割るかな?いや割れるほどに柔らかくはないだろう。そうだな・・・ずっと眺めているだろう。部屋に持ち帰り暗くしてその輝きをずっと見つめているだろう夜の薄光の中で。しばらく見つめた後その光を誰かに見せたいと思い始めまずは犬に見せるのです。犬はきょとんとした顔でしたからきっとこの輝きの美しさはわからなかったのでしょう。やはりわかる人、そう人間に見せないとだめだろうなぁ。
僕は友達を呼び出しその月を見せるのであります。
「わぁきれい」
「気に入った?」
「うん、凄くきれい」
「あげるよ」
「えっ?いいよ、大切でしょう?」
「いいんだ」
友達は僕の好きな人なのであります。そんな夢を電車の中で見ていました。とても幸せでしたよ。