24 PM)先日掲載した「『原発労働者40万人が被ばくの実態』ジャーナリスト樋口健二氏の2005年講演、文字おこし記事まとめ」の主役、原発ジャーナリストであり写真家の樋口健二氏が原発労働者を取材したドキュメンタリー映像作品「隠された被曝労働〜日本の原発労働者〜」がYouYubeに掲載されていた。いくつかに分けられているので順番に文字おこしをしていく。まずは最初の動画だ。


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(動画スタート)

24 PM)

※「NUCLEAR GINZA」の文字

54 PM)

※「Kunio Murai」の文字

20 PM)

村井「ほんでー僕歯医者行ったんですよ。んで今何仕事してますかってんで、今トンネルの仕事してますって。」

06 PM)

村居「ずっと今この仕事ばっかりですかって。いや、一時やめて原子力発電所、仕事行ってましたって。その時なにか事故起こさなかったんですかって歯医者さん に言われたんですよ。こういう放射線の除染作業やってて、こういう事故があって、もう??大丈夫かって発電所から言われたけどねえ。

※カラスの鳴き声

※「Kazuyuki Iwasa」の文字

40 PM)

※「岩佐嘉寿幸さん」の文字

29 PM)

岩佐「最初足にね、足が火傷したか虫さされかを、思わせるようなね、かぶれができて、なんか??水ぶくれができたようなね、症状が足には出、全身はだるい、放射線皮膚炎、リン性リンパ腺浮腫という診断が出たわけですよ。」
樋口「原発で何時間岩佐さん働いたんですか?」
岩佐「2時間半です」

※「The Shimahashi Family」の文字

25 PM)

※「嶋橋正秀さん 嶋橋美智子さん」の文字

38 PM)

樋口「のぶゆきさんは、まずどこで働いたんですか」
嶋橋美智子「ええー、原発で働きました。」
樋口「原発でね。でおいくつの時から」
嶋橋美智子「えっと、高校でた時ですから18ですね」
樋口「おいくつだったですか、亡くなったとき」
嶋橋美智子「29歳です」
樋口「29歳ですね」
嶋橋美智子「はい」

※シャッターの音が響く

字幕「私は樋口健二」
字幕「20年前に出くわしたこういう話が」
字幕「私の人生を変えた」
字幕「見聞きしたことが初めは信じられなかった」
字幕「労働者が炉心近くまで入って被爆し」
字幕「放射線障害で病気になったり死ぬ人もいるなんて」
字幕「彼等は農民や漁民であり、大都市の『寄せ場』の労働者たちだ。」
字幕「調べてみると」
字幕「皆、自分自身に何が起きたのかわかっていなかった。」
字幕「わかっていても、怖くて話せなかっただろう。」
字幕「おどろいたのは、皆が同じ体験を語ったことだ」

44 PM)

字幕「20年間ずっと私は」
字幕「人々が気づかない日本社会の裏側の真実を暴いてきた」
字幕「こんなことが日本の企業で起きているなんて」
字幕「世間の人達は考えもしない。」
字幕「大阪から2時間のところに「原発銀座」がある。」
字幕「若狭湾沿いに、15機もの原発が並んでいる」
字幕「その中に高速増殖炉「もんじゅ」が作られた」

34 PM)

※音楽

声「仕事はどんな仕事をされたですか」
村井「はじめー、いったらー、あのー、よるー、放射能の除染作業です。」

32 PM)

村居「当時ー、あのー僕らがー、行った当時は昭和45年ですから、だいたい???。???の作業に行った。
樋口「放射線の管理教育ってのは、なされなかったのですか」
村居「全然なにも」
樋口「マスクはどうたんですか?」
村居「いやマスクもなにもしないですよ」
樋口「一日の仕事の時間てのがあるでしょう。いろいろと」
村居「だいたい長くて最高2時間くらいですかね。???一日いくらって???。そして事務所に待機してますね。そうすっと電話連絡があるわけです。どこどこ行ってくれって。」

24 PM)

※音楽

19 PM)

岩佐「原発の中ではあるけど、原発ドーム、建家に入るってのは聞いてなかったです。入り口から、炉心に入る入口の近くで、作業したわけだけど、その間ビニー ルを敷き詰めて、ビニールの上以外は歩いてくれるな。工具も、触れてはダメだというふうな、説明を受けね、35度から40度言うのがね、炉心近くは普通の 温度ですからね、もう汗びっしょりですね。」

字幕「岩佐さんは私が初めてあった被爆による患者でー」
字幕「その時、原子力業界を相手に裁判をおこすところだった。」
字幕「しかし、被爆量が立証できず、敗訴となった。」

37 PM)

字幕「彼が勝っていたら」
字幕「原発業界全体の計画が崩れ去っていただろう。」

23 PM)

美智子「放射能の中で、汗まみれ、放射能まみれで、計測器を調べてると、想像はしなかったですね。まあ2、3年は結構自分も、つらかったり、恐怖感もあったんではないかしらと今思いますね。」

18 PM)

美智子「辞めたいということも言ってましたし。でもお前は、頑張りなさいよっていう言い方をして、帰りたくない子を主人の車にのせてですね、送ってったんですけど、」

15 PM)

美智子「あの時にあの子が(声が詰まる)もっと本当のことを言えばよかったと思うし、まだあの時点でもあの子も、その危険性、命が失われる危険性を、感じてなかったのかなあと思いますしね。」

24 PM)

※風景もんじゅ

24 PM)

※ハーモニカ

※大阪通天閣を見上げるカット

08 PM)

エレベーターナレーション「大阪の街、近郊の山々にも四季折々異なった趣が見られます。また、ネオンの海、大阪の夜景は美しさも格別でございます。この通天閣は京都大阪のシンボルとして、全国の皆様に親しまれております。」

※日立と文字が入った通天閣の風景

49 PM)

字幕「年1回、原発は点検のため止められ」
字幕「大量の労働者が”放射能の海”へ入る。」
字幕「一人当たりの被爆量が制限されているので」
字幕「人海戦術が取られる。」
字幕「それほど放射能が強いのだ。」
字幕「原子力産業の構造はピラミッド型だ」
字幕「頂点は日立、東芝、三菱などプラント会社」

54 PM)

字幕「原発建設から保守まで関わっている。」
字幕「底辺は、原子炉近くで働く無数の下請け労働者たちだ。」
字幕「ほとんどは、一般社会の外側においやられているー」

43 PM)

字幕「教育も技術もなく、かんがえられない位貧しい人たちだ。」

19 PM)

字幕「村井さんは被差別部落民だった。」
字幕「彼等は、代々職業上の差別を受けてきた。」
字幕「彼もはじめは、そのことを話したがらなかった。」
字幕「村井さんのことが出てくる本を送ったが」
字幕「彼は一度も読んだことはない。」
字幕「こういう人にこそ読んで欲しいのに…」
字幕「彼も労働者のために闘っている。」

47 PM)

(動画終了)

(続き)
樋口健二・原発労働者ドキュメンタリー文字おこし(2)「隠された被曝労働〜日本の被曝労働者〜」

(文字おこしした動画)
隠された被爆労働〜日本の原発労働者1

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