24 AM)

非常に怖いタイトルだが、東京で、放射線管理区域(wiki「放射線管理区域」)に相当するほどの高い放射線が、暫定的にだが検出されている。2011年4月27日、衆議院決算行政監視委員会での自由民主党・無所属の会、村上誠一郎氏の質疑を文字に起こした。内容は多岐に渡る。東京で放射能1平方cmあたり3ベクレル検出されたこと。放射能汚染水の浄化に1万トンあたり2億円程度かかる見込みであること。海洋汚染に対しての海外からの損害賠償請求された際の責任の所在がわからないこと。原子炉内の燃料棒がぐしゃぐしゃになって取り出せないだろうこと。原子力安全委員会、委員長の班目春樹の薄ら笑いまじりの答弁もある。



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(動画1本目はじめ)

02 AM)

村上誠一郎「それでですね、今回のですね、いろんな汚染でですね、ほとんど知らされてないんじゃないかなあと思うんで、2、3説明したいと思います。」

村上誠一郎「まずですね、その…ちょっとすいません、小さい部屋だと思ったので小さいもんしか持ってこなかったんですが。これが、実はですね、チェルノブイリの汚染の分布図であります。」

51 AM)

村上誠一郎「此処に小さく書いてありますように、ここが120キロですから、実はですね、300キロに及んでいるわけです。なぜこのように斑になるかというと、必ずしも同心円状に汚染されるのではなくて、その時の風向き、それから山の地形、それによってこれだけですね、いろんなマダラになるわけです。」

45 AM)

村上誠一郎「ただ言えるのは、定点の観測点が、あんまりにも小さいために、本当に地上がどこでどれだけ汚染されているのかを、誰も把握してないということであります。」

37 AM)

村上誠一郎「だから本来ならここをですね、あの福島とすると、例えば10キロでいくら、20キロでいくら、ホントはもっとですね、点の数を多く増やしてあげないと。」

ーーーーー(文字おこし、中断)

まだ本題に入っていない段階なのに途中で割り込んで申し訳ないが、ここで重要なことが述べられている。定点の計測点があまりに少ないことだ。実際に放射線量の計測点はほとんど無い。

JapanGeigermapで放射線量観測点を調べる。

59 AM)

黄色や白のラベルの示す場所に計測点がある。計測点の説明は以下のとおり。

『文部科学省など公式な日本政府からの約185個のフィードがあり、それ以外にTokyo HackerSpaceなど、個人、大学、地方自治体など他のソースからのものがあります。(Japan Geigermapより引用)』

仙台以北の東北には、ほとんど無い。ラベルが大きくて混みいっており、分かりにくいので、拡大する。

58 AM)

福島から宮城の間の海岸に点々と観測点があるのみで、内陸部、そして仙台平野には、計測点がほとんど存在していない。つまり、福島以北は、放射能が継続的に計測されていないと言っていい。

ここで、筆者は、どうしても、とてつもなく暗い想像をしてしまう。福島からの放射能拡散予測図では、福島原発から放射される放射された放射能の濃度が薄まらないままに、しょっちゅう東北の仙台平野をかすめているからだ。

野菜から放射能が検出されているが、福島以北についてはあまり情報がないのも、筆者の暗い想像に拍車を掛ける。

この話は、また別の機会に。

ーーーーー(文字おこし、再開)

45 AM)

村上誠一郎「場合によってはですね、こないだですね、あの足立区でですね、その、普通のですね、えーーー、ベンチにですね、かなりの放射線の暫定値が測定されました、サトウ参考人、それはどうですか。」

委員長「サトウ参考人」

43 AM)

サトウ「それは私が、実際に測定したものなんですけども、」

34 AM)

サトウ「東京の公演のベンチでもですね、えー、1平方センチメートルあたり、3ベクレルの汚染がありました。」

50 AM)

サトウ「で、先ほど管理区域の話がありましたですけれども、管理区域の、えー、レベルというのは、4ベクレルなんです。ね。まあですから、東京でさえも、その管理区域のですね、レベルに近いところまで、汚染が進んでると、いうことです。」

45 AM)

村上誠一郎「委員長」

委員長「村上誠一郎くん」

40 AM)

村上誠一郎「えー、それからですね、これはですね、実はですね、あろうことか西ドイツのですね、気象庁が出した、この汚染のですね、可能性を示したマップであります。」

村上誠一郎「ようするに風向きによってですね、このように飛び散っていくと、まあこれには書いてありませんが、風向きが今度は下に来れば、我が東京にもですね、来ることはですね、かんない???であります。」

ーーーーー(文字おこし中断)

途中、「西ドイツ」と発言しているがドイツの誤り。また、足立区の公演のベンチで1平方センチあたり3ベクレルを計測した日時は不明。

東京にも飛散しているが、恐らく、宮城県あたりの飛散量は東京都は比べものにならないだろうと筆者は推測する。

ーーーー(文字おこし再開)

58 AM)

村上「で、もっと私が心配してるのはですね。この海洋汚染であります。まず最初にお聞きしたいのは、1万1千500トンの低レベルだということでですね。あれは、誰がいつどこで許可して、それを放出することを認めたんですか。経産省」

委員長「経産省、中西審議官」

23 AM)

中西審議官「はい、あの、我々もですね、あのー、この、福島原子力発電所の中で、比較的高い、放射性物質、放射性物質の汚水が見つかったと。で、それは、あの、まずはですね、あのー、2号機の、タービン建家の地下でその高レベルの…」

10 AM)

中村「違うんだよ! 誰が決めたんだよ! それだけ答えてくれよ」

58 AM)

中西審議官「はい。えー、あの、最終的にはですね、あのー、我々の海江田さん、あの、大臣が…」

中村「海江田大臣が決めたんですね」

中西審議官「はい」

委員長「村上誠一郎君」

39 AM)

村上「それでお聞きしたいんですけどね。低レベル低レベルって言うんですけど、その時に流した水の、そのー放射性の、その量はどれくらいだったのですか。教えてください」

※沈黙。

32 AM)

委員長「経産省よろしいですか」

21 AM)

※沈黙、書類をめくったりなど。1人がやってきて書類を中西審議官に渡す。

委員長「はい、経産省中西審議官」

35 AM)

中西審議官「はい。あのー。今ご指摘ありました、??放出につきましては、4月4日から10日までの間に、放出量といたしまして、えー、千、3百、93トン。えー、放射性物質の総量といたしましては、1.5×10の11乗ベクレルというふうにあの、評価してございます。」

村上「委員長」

委員長「村上誠一郎くん」

39 AM)

村上「私はそれを決して低レベルだと思いません。そうしてもっと大変なのは、その後ですね、ぼたぼたとですね、トレンチから流れでた、なんと排水がですね、4千7百兆ベクレル! 1年間の許容量の、2万倍ということです!

27 AM)

村上「ということは、一瞬のうちに2万年分が出てしまったってことなんです。で、これに対してね、簡単にもっかい聞きましょう。いままでに、どれだけの水を水量を注入して、どれだけ、1号機2号機3号機4号機の中に水が残ってますか。説明してください」

※沈黙。

28 AM)

中村「わかる人でいいですよ。東電でも。わかってなきゃ困るんだから」

※沈黙

委員長「どなたかお答え頂けますか」

委員長「はい。東京電力、小森常務取締役」

13 AM)

※立ち上がって、書類を見て話し合う。

東電・小森「お答えいたします」

08 AM)

字幕「参考人、東京電力株式会社常務取締役、原子力・立地本部副本部長、小森明生」

東電・小森「えっと、時点が今日までというわけではないかもしれませんが、えー、1号機につきまし

ては、えー、7万5キロリットル…」

10 AM)

中村「いやトータルでいいです。1号機から4号機で全部で全部いくらいれて、それで今現在、1号機から4号機まで、どれだけ残留の水があるかということを数字で示してください。」

58 AM)

東電・小森「…えー……、ちょっと今、て、手持ちでは持ちあわせてございません」

村上「委員長」

委員長「はい、村上誠一郎君」

45 AM)

村上「これでおわかりいただけたようにですね、実はこの海洋汚染はですね、大変なことになります。」

45 AM)

村上「もうひとつ聞きます。まあ1万1千トン近くですね、低レベルと言って流したようですが、その時にですね、直ちにGPSをつけてブイを一緒に流してですね、どのような方向に流れるか、私は追跡調査をすべきだったと思いますが。東電さん、通産省、やってるんですかやってないんですか」

委員長「経済産業省、中西審議官」

50 AM)

中西審議官「まあ、今回の、海洋放出等に伴いましてですね。あの、おー、我々としましても、あの、お、その、お、海洋汚染の問題は我々としても関心を持ってみております。え、ええ、具体的には東京電力さんの方でですね、これ15キロ沖合の地点での観測地点を、お、えー、3箇所から6箇所に倍増させていただきまして…」

43 AM)

村上「委員長」

委員長「村上誠一郎君」

中西審議官「更に観測地点も、観測回数も2倍に増やして…」

15 AM)

村上「もう、あなたのね説明聞いてる、なんか意味ないすよ。あのね、我々が一番心配してんのはね、ね、あなた方最初にね、あの、あれ、だれだっけ。保安院のさ、メガネかけた人。毎日ね、ただちには健康被害がないとか言ってるけど。」

16 AM)

村上「結局ですよ、アレだけ流していけばアリューシャン列島からアラスカから、ね、太平洋側まで届いたときに、今研究によってはですよ、津軽海峡から日本海まで流れていくっていう推測まで、でてる。」

21 AM)

村上「海洋法違反におけるですよ、風評被害はですよ、この損害賠償請求まで請求される危険性があるのに、」

12 AM)

村上「そのことについて、ただ関心を持ってるだなんて、あなたよくのうのうと言えますね。じゃあその責任は政府が取るんですね。通産省」

10 AM)

委員長「経産省、中西審議官。先程の質問は、放出した水が、水に対してブイをおいて、GPSをでずっと追跡調査したかという質問です」

村上「してないんだろ?」

11 AM)

中西審議官「さきほど、ご指摘いただいた点のブイを置いた観測…GPSの観測、やってございません。すいません、先程私の答弁の中でですね、海洋放出の量を、えー、1千トン、1千トン?というふうに言いましたけれども、トータルとしては、1万飛んで393トンの間違いでございました」

村上「そうでしょ、さっきあなたが千トンといったから私が1万って言い直したもん。はい委員長」

委員長「はい、村上誠一郎君」

00 AM)

村上「このようにですね。本当に私はですね、日本の官僚がこのように責任感を喪失してしまったのか。そしてまた東電っていうですね、日本一のエンタープライズがですね、このようなですね脆弱になってしまったのか。本当にですね、私としてですね、情けないと思います。で、なぜですね、このことが言うかというと、」

54 AM)

村上「さっき後ろからメモでたようですが、いままでの放り込んだ水とそれから建家に残ってる水、あわせていくらになったか計算できましたか、東電」

※沈黙

委員長「よろしいですか。はいじゃあ、東京電力、小森常務取締役」

59 AM)

東電・小森「えっと、申し訳ございません。と、投入した水の量は、ちょっと、まだ計算できておりませんが、高レベルの、おー、高レベルの廃液量としては今、6万7千トンぐらいあるということでこれを出さないようにしたいと思います。」

村上「委員長」

委員長「村上誠一郎君」

54 AM)

村上「まあそのような無責任なことはね、もういい加減にして欲しいんだけど、まあ、じゃあ、例えばですよ、6万トンの水をAREVAに頼んだかどこに頼んだか知らないけれども、それを、クリーンなですね、放射性物質を取り除くには、1トンにつきいくらかかりますか」

委員長「東京電力、小森常務取締役」

28 AM)

東電・小森「えっとおー、申し訳ございません、まだ、金額そのものは、あのシステムの詳細のところを今つくっとりまして…」

ーーーーー(動画1本目終了)

ーーーーー(動画2本目はじめ)

56 AM)

東電小森「えっと金額についてはここでは、えー、私自身わかりません。申しわけありません。」

村上「委員長」

委員長「村上誠一郎君」

13 AM)

村上「これはあとでですね、なぜ今聞いたかというと、今後、水棺化してですね、こう冷却機系をつくるといってもですね、さきほど来、参考人の先生が言われているように、ダーティな汚水をぐるぐる回すのか、いちいちクリーンにしてやっていくのか、多分ダーティーな水をくるくる回すわけにはいかないと思うんですよね。」

07 AM)

村上「そしたらですね、この6万トンにつき、まあある会社から言わせれば、1トンにつき2億円かかるって言うんですね。1トンにつき。6万トンですよね。10数兆ですよ。」

村上「じゃあすなわち何を言いたいかというと、当事者でね、今すぐやんなきゃいけないのにね、そういうコストパフォーマンスもね、計算していない。これが当事者のね、本当に真剣なる姿かということなんですよ。」

29 AM)

村上「それでですね、もっとねえ、情けない話はですね、こういう問題が起こってるのにですね、誰もチェックしてないんですけど、これ斑目さん、こういう海洋汚染については、これはまあまあ、今回世界で初めてなんだけど、どこがチェックするアレなんですか。責任があるんですか」

委員長「斑目原子力委員長」

12 AM)

斑目「海洋汚染に対するチェック…でございますか?」

24 AM)

斑目「すいません。」

36 AM)

斑目「申し訳ございません。存じません」

09 AM)

52 AM)

村上「だからね、これは大きな問題なんですよ。今ね、世界は黙ってみてるけど、さっき小林さんが言ったようにね、もしある程度落ち着いてきて、海洋法違反でね、全世界から風評被害や損害賠償請求されたときに、どこが誰を責任もって払うかということもね、考えとかないといけないでしょ。特にね、先程も言ってるけど、青森から、中村先生のですね、茨城までの漁場はですね、下手すりゃ大変なことになるわけですよ。そういう事に対してね、ほんとうにね、現場の人達、
気仙沼の漁師さんがですよ、早く港や船をね…」(動画では続く)

(文字おこしここまで)

最後の、原子力安全委員会委員長・斑目春樹の薄ら笑いを浮かべた答弁を、筆者は胸に刻みつけておく。

文字おこしを終えた跡も答弁は続き、原子炉内の燃料がグシャグシャになって取り出せない状態であろうことが証言された。

※参考動画1本目

続く2本目。

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