42 PM)

2011年5月23日、TVタックルに、原発推進派の石川迪夫が出演。強硬な原発推進発言が繰り返された。他の主な出演者は、渡部周、岸博幸、保坂展人、勝谷誠彦。柏崎刈羽原発が2009年中越沖地震により火災になった事故に対し「クレーンくらい壊れたって原子炉の安全性に全然関係ないじゃない」と発言。事故後は周辺地域を含めた安全設計が焦点になっているにもかかわらず、原子炉の安全しか考えない石川迪夫の発言に、聡明な原発推進派の方々も「余計なことを言わないでくれ」と思ったのではないだろうか。勝谷氏が、石川迪夫にぶち切れるシーンもあった。


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YouTubeに、2本の動画が掲載されていたので、2本続けて文字におこす。

異常なほどの原発安全主義の辟易としてしまうのはもちろん、他人が話している途中に口を出して、そのまま会話を取り上げ自分が話し始めることにも注目していただきたい。あと、手の動きの素早さもなかなか見ごたえがある。

■動画1

(文字起こし、はじめ)

55 PM)

石川「熱を出してますね、今でも出してますね。」

14 PM)

石川「その熱で作った蒸気でちいーーーさなポンプを動かしてそれから冷やしてたんですよ。」

46 PM)

石川「でねその設計というのは、8時間立ったら応援部隊の外部から電気が来るから、という約束のもとに」

阿川「それまでがんばった」

10 PM)

石川「それが来なかった。太平洋戦争において、これは硫黄島でもサイパンでもおんなじですけれども。」

59 PM)

石川「敵が来ることは、ナニしてやってきたけど、それ以上の敵が来た。守備隊は頑張った。しかし応援が来なかったから玉砕をしたという感じでね。」

13 PM)

石川「先ほど安全性うんぬんという話がありましたけれどもね、今度の中部電力でも、電気さえ、外部の電気さえ持ってくればいいんだから」

48 PM)

石川「太平洋に津波があるんだったら、日本海から電気の線をですね、そのために引っ張ってこれるようにつくっておけばね、安全なんですよ。」

保坂「石川先生ね」

55 PM)

石川「ちょちょちょまちなさい」

06 PM)

保坂「それだけの事故が起きて、」

16 PM)

石川「もうちょっと待ちませんか」

保坂「避難されていて、」

30 PM)

石川「ですから菅さんおっしゃってるように、なんかしらんけど塀を作ったらいいというけれどもですね、そんなちっぽけな2キロや3キロの塀を作ってね、津波が来てそれで大丈夫だとおもいます?」

14 PM)

石川「これ青森から茨城までのおおーきな津波が今回来たわけでございますよね。」

11 PM)

石川「東京から名古屋くらいまでのね、塀つくるんなら話は別だけどね」

53 PM)

阿川「しかもあれですね、今回の福島だってあのもう停止してるのでさえ、まだ冷却は続けているわけで」

石川「そのとおりでございます」

阿川「停止していれば大丈夫ってのじゃないんですね?」

13 PM)

石川「いいえ。」

54 PM)

石川「電気がなかったら、冷却装置がなかったら、停止している、燃料も駄目ですから、もしほんとに不安全だと思うんならですね、浜岡に入ってる、燃料のプールに入ってる、古い燃料も」

31 PM)

石川「ぜんーーーぶ持ち出さないとね、安全とは言えませんよ。」

31 PM)

石川「ですから、非常におかしな、非科学的な決定をなさったと言えます」

04 PM)

保坂「あの…」

15 PM)

渡辺「静岡県民にもあのしゃべらせて。あれこれですね。不満を残したけれども。不安は取り除いたという決断だったと思い…」

49 PM)

※なぜか爆笑

(文字おこし、ここまで)

■動画2

(動画00:29から、文字おこし、はじめ)

32 PM)

59 PM)

保坂展人「たしかに、あれはもう、最後の最後に重大事態を回避しました。」

24 PM)

06 PM)

保坂「ただ現実にですね、中で起きていた事態は、相当すごかったじゃないですか。」

01 PM)

石川「いやあ(笑)」

25 PM)

保坂「あの時にですよ、やっぱりそういう大地震に対して。」

09 PM)

石川「それは大間違いです(笑)」

20 PM)

保坂「待ってください。」

12 PM)

保坂「大地震に対して、もっと津波も含めてですね。対策をする絶好の機会だったんですよ。そこは反省してもらわないと」

岸「少なくとも先生は、原子炉ってのの設備、の安全性は当然あった…」

34 PM)

石川「はい」

18 PM)

岸「とおっしゃられてるわけで」

51 PM)

石川「はい」

01 PM)

岸「ただ、やっぱり政策として原子力をやる場合は、当然原子炉という設備もあれば、それを運営する人というのもあれば、」

51 PM)

石川「はい」

08 PM)

岸「当然環境との対応という全体がシステムなわけですから、」

石川「はい」

06 PM)

岸「原子炉の安全性は当然であって。くわえてそのシステム全体の安全性が確保されないと」

14 PM)

石川「はい、はい」

06 PM)

岸「やっぱりこういう事故で大変な影響が起きる。その中で本来、原子力保安院、でありますとか、原子力安全委員会、それは原子炉の安全、当然だけどもシステム全体をしっかりやるべきだった。そこは甘かったのは事実だと思うんですよね。」

石川「それはそうです。その点についてお話を申し上げますとね、自然災害に対するですね、検討というものも入っております。」

01 PM)

岸「ホンの……(聞き取れず)だけですけどね」

49 PM)

石川「例えば、地震がそうですね、それから一般自然のものに対して、積雪とかですね、津波だけではなくって、それから先ほど言いましたような竜巻、そういったものに対してはですね、だいたいこれまでの歴史上にあるものに、何割かくわえてやんなさいというのがこれが、

29 PM)

石川「世界のルールになっております。」

35 PM)

石川「そのことが足りないんじゃないかということに対しては、たしかにそのとおりでございますね。今度出来ました。」

30 PM)

渡辺「今まで想定外をもういいわけにするなと、言われてきたんで、」

石川「それはね」

渡辺「だから想定外のことをね、考えとかなきゃいけない。」

00 PM)

40 PM)

渡辺「そうすれば一番リスクを高いことを回避するためにはどうしたら良いかということから政治決断を…」

29 PM)

石川「ですからね、」

56 PM)

石川「先程のように、菅さんのように、どうしたら15メートル以上、想定外になるんですか?」

42 PM)

石川「おんなじでしょう?」

32 PM)

渡辺「いやだから、それを言ったらね、じゃあどこへ行ってもリスクがいっしょだから……」

43 PM)

※クロストークで聞き取れず。

53 PM)

岸「政権守んなきゃいけない気持ちはわかるんですけども、」

24 PM)

47 PM)

岸「じゃあ今回浜岡止めました、じゃあこれ確率論でやりましたよね。一方浜岡は防潮堤できた2年後、もう再開するっていう方向行ってますよね。なんでそこまで言えるんですか?」

43 PM)

渡辺「いや、だからそれ、約束しましたよ。だけどこれからね、福島原発これから津波だけじゃなくさっき言ったように、地震そのものによって、どういう被害があったのかと、いうことも検証すれば、本当に津波だけじゃなくって、ほんとに地震に耐えうるのかということも含めた上でなければ、」

20 PM)

48 PM)

渡辺「再開するのは、これはなかなか理解を得られないなという風に思いますね」

38 PM)

石川「あの地震の方についていいますとね、表土的構造的なものはね、柏崎刈羽はさっき、事故寸前だって、そんなことありません。キレーイに回ってみんな安定冷却まで致しました。」

03 PM)

石川「あのーそれからですね、構造的な」

保坂「クレーンが破損したのはですね」

49 PM)

石川「クレーンくらい壊れたって原子炉の安全性に全然関係ないじゃない」

26 PM)

保坂「それは重大事故ですよ」

56 PM)

石川「そんなことはないですよ」

保坂「だって緊急の」

※クロストーク。

30 PM)

石川「工場なんかは機械から何から何まで波を打ったような感じで、」

42 PM)

石川「そんなことを重大事故だと言ってたら、世の中全部、重大事故ですよ

50 PM)

保坂「あの直下型のですね、原子炉直下で起きた地震って初めてですよね、」

17 PM)

石川「それでも耐えた。それでも原子力発電所は耐えて、安全に止まって柏崎刈羽の場合はですね、止まったんです。あんまりね」

55 PM)

26 PM)

保坂「そこでほんとに学んでいたら今回の事故あったんですか」

25 PM)

石川「地震屋さんというのは強度というのばっかりですよ。その時津波のことおっしゃった先生、一人もおりませんよ。いらっしゃいましたか?」

12 PM)

勝谷「大東亜戦争のあと、???な話ですよね。」

02 PM)

勝谷「戦争は頑張ったが兵隊が来なかったから負けたと」

石川「例として申し上げたんでね」

03 PM)

勝谷「サイパンや…硫黄島…を例に取るな! 失礼な」(※よく聞き取れず)

(文字おこし、ここまで)

表情、語り口の異常さ、どれをとっても、テレビにはなくてはならないキャラクターの石川迪夫。しばらくの間は視聴率を稼ぐ人物として、私たちの前に登場するだろう。

 gennsiryokusinnwakaranokaihou

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(参考動画1)

(参考動画2)

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