39)

※画像はニヤリ県知事の村井知事。

※コメント欄が荒れています。ドンドン自由にコメントすると良いと思います。

※松本龍氏辞任につき、内容に加筆しました。

昨日2011年7月3日に松本龍復興相が宮城県の村井嘉浩知事と会談した際の暴言が話題になっています。この動画を見て私はいつものように裏側を想像するのです。

私の想像による結論は、松本龍大臣はいじめられている、です。

私の想像したシナリオはこれです。

『松本大臣は完全にはめられてしまった上に、失言してしまった。おそらく官僚の狙い通りに馬鹿をやってしまったわけです。そして松本大臣を馬鹿にするメディアに報道されたわけです。これで官僚は復興が遅れる責任を松本大臣をはじめ内閣にかぶせるストーリーを完成させたのです。』

『私の推測では松本大臣の失言の揚げ足を取る人々は、ストーリーを作り上げる観客として官僚に利用されていることになります。』

『もともと発言に乱暴なところがある人をそこに据えたミスでもあり、それは、現在の民主党政権では優れた人材を大臣に選べないということを露呈しています。官僚のやりたい放題です。次に収まる大臣は官僚の言いなりになります。こうして官僚の都合の良い人事が行なわれるようになるでしょう。』

上記で紹介した私の紹介は、昨日の夜、Twitterで発言したものです。実際はどうだったのでしょうか。報道を振り返って考えていこうと思います。あくまでの報道から私が空想したものです。

(動画)

松本龍大臣が訪れたのに、村井知事が遅れてきた、という状況です。この状況に対して、松本龍大臣が以下のように発言しています。

48)

恫喝とも取れますが、メディアが入っているところでこのように発言する松本龍氏は人が良いと思えるほどです。

松本ドラゴンとネット上で愛されていますが、実態はドラ息子です。

『菅直人首相は3222万円。議員歳費(1831万円)に首相給与が加算され、前年より949万円増加した。
 閣僚では不動産収入が多い松本龍復興担当相が7143万円と最も多く、全体でも5位だった。党首では、 国民新党の亀井静香代表が4466万円でトップ。自民党の谷垣禎一総裁は1953万円だった。

引用元:時事ドットコム:議員所得2178万円、3年連続減=副収入落ち最低に-昨年平均

さて、松本大臣側が、知事が遅れるという情報を事前に掴んでいたならば、軋轢を避けるために、少し時間を遅らせて会場入りするという選択肢もあったと思いますが、考えにくいですが情報が入ってこなかったか、もしくは情報が入ってきていてもそれ以外の事情があったのか、結果として松本龍氏は先に会場に乗り込み待つことになりました。

その後宮城県知事村井氏が現れました。その時の宮城県知事の表情がこれです。

39)

満面の笑みです。

宮城県知事ではなくニヤリ県知事とでも呼びたくもなります。

村井知事ももちろん大臣を待たせていることを知っています。私たちの常識では、上下の立場を抜きにしても、遅刻した側に非が発生するのが当たり前ですが、村井知事は満面の笑みなのです。

私たちの常識では、遅刻する側が遅刻することを事前に電話やメールで相手に伝えて事前に了解を取り、その時に謝罪を終えておき、その上で面会したときにもう一度遅刻の非を詫びる、わけです。

もちろん、大臣と知事の会談の際に、知事が大臣に電話をするはずがなく、部下を通して連絡を取り合い調整することになります。その水面下(といったら大げさですが)のやりとりをうまく行う必要があるのです。

基本的には、知事が遅れてくる、ということは大臣の面目が潰れます。ただの面目が潰れる程度の問題ではなく、権力構造をはっきりさせることでスムーズに進行するというのが政治の世界ですので、大臣の面目を保つことが大事になるわけです。

ということを書いていると嫌気がさしてきますが、永田町はそういう世界です。このような水面下の調整は常に行なわれているので、今回の遅刻レベルの問題は日常茶飯事であり当然うまく調整すべきことです。だけどうまくいかなかったわけです。

うまくいかなかったのは、うまくいかせないように画策した人物がいたからということになります。もしくは、ぼんやりしていた人物がいたからか。

●うまくいかせないように画作した人物がいた

●もしくはぼんやりしていた人物がいた

どちらにせよその結果松本龍氏の発言に繋がったわけです。

その人物は誰か、皆さんは知りたがるでしょう。2通り考えられます。

●松本龍氏の側近

●村井宮城県都知事の側近

このどちらかが画作すれば、松本龍復興相を村井宮城県知事が待たせるという通常ありえない状況を演出できるわけです。しかも報道機関の目の前で。これが重要です。

報道機関が入っていなければ、ここまで松本龍氏の発言が世に出ることはなかったわけです。つまり、報道機関の目の前で松本龍大臣が村井知事に待たされているという状況を作りだすことが狙いだったということになります。そして、

ここに7月3日の松本大臣の一日を報じた記事があります。

『松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発

松本龍復興担当相は3日、東日本大震災の被災地である岩手・宮城両県を訪ね、両県知事と会談した。前日の福島県に続く就任後初めての被災地訪問だが、被災者の感情を逆なでしかねない発言を連発した。週明けの国会で野党が追及する可能性もある。

最初に訪れた岩手県庁の玄関前では、衛藤征士郎・衆院副議長からもらったというサッカーボールを持ち出し、「キックオフだ」と達増拓也知事に蹴り込んだが、達増氏は取り損ねた。

会談では、仮設住宅の要望をしようとする達増知事の言葉を遮り、「本当は仮設はあなた方の仕事だ」と指摘。仮設住宅での孤独死対策などの国の施策を挙げ、「国は進んだことをやっている。(被災自治体は)そこに追いついてこないといけない。知恵を出したところは助けるが、知恵を出さないやつは助けない。そのくらいの気持ちを持って」と述べた。また、「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない」と冗談めかして話した。

午後に訪問した宮城県庁では、応接室に後から入ってきた村井嘉浩知事に「お客さんが来る時は、自分が入ってから呼べ。しっかりやれよ」と語った。被災した漁港を集約するという県独自の計画に対しては「県でコンセンサスをとれよ。そうしないと、我々は何もしないぞ」などと厳しい口調で注文をつけた。
松本氏は防災相から引き続き震災対応に当たることもあって村井氏は面会後、記者団に「地元のことをよく分かっている方が大臣に就任して喜んでいます」と述べた。しかし、ある県幹部は「被災地に来て、あの言動はない」と憤っていた。(山下剛、高橋昌宏)

引用元:asahi.com(朝日新聞社):松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発 - 政治

宮城県知事に待たされるという事件が起きる前から、暗雲が立ち込める東北視察でした。

サッカーボールを蹴りこんだというパフォーマンスの動画がないのが残念ですが、このパフォーマンスを考えたのはいったい誰なのでしょうか。おそらくボールを蹴って相手がキャッチするという儀式を行おうとしたのでしょう。

ボールを蹴った瞬間の画像です。

TKY201107030365
大臣! 革靴じゃだめですよ!

詳しく観てみると、ボールをヒットさせたときに足が高く上がっています。ボールはおそらくですが前ではなく上部に飛ぶだろうと考えられます。また、足の甲の角度にも注目です。足首がほぼ直角です。インステップでのボレーシュートの時は足の甲をぴんと伸ばすのが基本です。これではボールを思っている方向に飛ばすことは出来ないのです。

つまり松本龍大臣はサッカーの基本が出来ていないのです。

一方ボールをキャッチし損ねた画像は残念ながらありません。場は緊迫感に包まれていたでしょう。そこでシャッターを切ったカメラマンがどれだけいただろうか。もしくはキャッチしこそねた画像だけは載せないでくれという圧力があったのか(考えにくいが)。

私がブレーンなら、このようなサーカスのような、成功する確率が100%ではないパフォーマンスを行うことは避けます。なぜか、失敗して相手がキャッチできなければ、しらけるからです。最低でも運動靴を履かせるべきでした。ボールをキャッチしそこねた岩手県知事もどうかしてると思うのですが、失敗する可能性が0ではないパフォーマンスを行ったことが、最大の失敗原因です。

ーーーーー(追記)

サッカーボールを蹴るパフォーマンスの動画がありました。Twitter上にて教えていただきました。

18)

さっそうとやってくる松本龍大臣のご一行。

36)

そのままの流れでキック。

46)

放物線を描いてかなりの距離を飛んでいきます。

54)

キャッチ目前。

37)

失敗。

(動画は以下のリンクで)

FNNニュース: 松本復興担当相、岩手・達増知事と会談 ボールをけって復興のキックオフをアピール

驚いたことに見事にコントロールされたキックでした。私が松本龍大臣のサッカーセンスを見誤っていました失礼しました。だが、達増知事も高齢です。キャッチしていたら逆に驚くほどです。

ーーーーー

大変穿った見方ですが、一方的にボールを蹴り込むパフォーマンスは、「上下」をはっきりさせるためのものだと見ることも出来ます。この見方では、キャッチする側が成功しても失敗しても強権的に「上下」をはっきりさせることが出来ます。

また、達増岩手県知事は47歳で、高齢ではないという指摘を受けました。これは私が謝らなくてはいけません。失礼しました。たしかに年齢を聞けば高齢ではありません。ですが動画を見る限り、蹴ったボールを簡単にキャッチできるような運動能力を持ち合わせていないのです。

ーーーーー(追記ここまで)

復興という失敗が許されない緊張感ある仕事の時に、万が一にでも失敗するようなパフォーマンスは、避けるべきでした。

ここまでミスが連続する状況を見ると、松本龍大臣のブレーンが画作したというよりも、無能であるとみていいでしょう。「キックオフ」パフォーマンスは、失敗を画作して行なったという計算高いものではないからです。

では側近とは誰なのか。

松本龍氏は復興担当大臣です。

『残る課題、復興庁と既存省庁、自治体の棲み分け整理は
2011.6.20 22:54 (1/2ページ)

東日本大震災の復興基本法は20日、震災から102日目にようやく成立した。平成7年の阪神・淡路大震災時は発生から1カ月余りで成立したが、今回は菅直人首相の指導力不足などで大幅に遅れた形だ。今回の基本法は復旧・復興の司令塔となる「復興庁」創設が柱。首相が震災関連組織を乱立させたことで生じた指揮命令系統や役割分担の混乱を解消し、縦割り行政を打破した強力な復興推進役となれるかが焦点だ。(岡田浩明)

「客観的に遅いことは間違いないが、理由を申し上げれば、言い訳をしているように聞こえるので申し上げない」

枝野幸男官房長官は20日の記者会見で、基本法成立が遅れた事情について暗に野党の国会対応を批判し、「支障は生じていない」と強調した。

だが、そもそも「目玉」の復興庁自体、自民、公明両党のアイデアを丸のみしたもので、政府・与党は胸を張れた筋合いではない。

基本法は復興庁の創設について「可能な限り早い時期に法制上の措置を講ずる」と明記。各府省にまたがる復興策を一元的にとりまとめ、復興の企画・立案、総合調整に施策実施機能も加えて、権限を集中させたのが特徴だ。

今後、政府や与野党が復興庁の制度設計などを協議し、年内に設置法案をまとめる。来年の通常国会に法案を提出し、来年度初頭にも創設する予定だが、与野党からの「遅すぎる」との声を踏まえ、枝野氏は成案作業を急ぎたい考えを示している。

復興庁創設までの「つなぎ役」としては、首相を本部長に全閣僚で構成する「復興対策本部」を内閣に、「現地対策本部」を岩手、宮城、福島の被災3県にそれぞれ設置し、復興の企画・立案、総合調整を行う。基本法成立を受け、新設する復興担当相は副本部長を務める。

ただ、復興庁創設をめぐっては国の地方出先機関との二重行政になるとの懸念がある。

枝野氏も衆院東日本大震災復興特別委員会の答弁などで「各省庁との関係をどうするか」と今後の検討課題との認識を示し、「要望のため、各省をぐるぐる回ることのないよう現地で決断できる組織にしたい」と繰り返した。

「内閣府のような縦割りの上に立った組織をイメージしているが、縦割りをどう乗り越えるかが重要だ」

法案提出者の後藤祐一衆院議員(民主党)も特別委でこう指摘したが、既得権益を手放したがらない「霞が関」の壁は厚い。

もともと被災地には国土交通省や農林水産省などの出先機関がある。国道や農道のどこまでが復興庁の復興組織が担当し、どこからが国交省の出先機関が担うのか、維持補修はどの組織がやるのか。地方自治体との役割分担は-などの整理が必要だ。この点が明確化されなければ、復興の遅れを招きかねない。

それだけに、政府内では「まず復興対策本部で各府省の復興事業から、どの程度のものを復興組織に切り分けるかがカギだ。下手をすると、かえって省庁側の『焼け太り』を招いてしまう」(内閣官房)との声が漏れている。

引用元:【復興基本法成立】残る課題、復興庁と既存省庁、自治体の棲み分け整理は・+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

大臣は多くの場合、●●省の大臣というように、省の上にたっているものですが、復興大臣は、復興庁の上にたっています。

『復興庁の創設について「可能な限り早い時期に法制上の措置を講ずる」と明記。各府省にまたがる復興策を一元的にとりまとめ、復興の企画・立案、総合調整に施策実施機能も加えて、権限を集中させたのが特徴』

つまり、1つの省ではなく、いくつかの省を取りまとめるのが復興庁です。いろんな省が協力して復興していこうよというわけですが、基本的に「省」同士は協力したがりません。自分の「省」の権益を他の「省」に譲りたくないからです。つまり「いろんな省」が協力してやっていこうよという復興庁はうまくいかないのではないかというのが大方の見方です。

しかも復興庁はまだ出来ていないのです。

私はTwitterでは、松本龍氏の側近になった官僚たちが松本龍氏をいじめている、という空想を発表しましたが、そんな陰謀めいたものよりは、ぼんやりした人たちのせいでものすごいダサいことになってしまった、という状況だと私は思います。これは、官僚たちの画策より立ちが悪いものです。

●悪知恵が働く人間たちが悪いことをする

●ダメな人たちが必死に考えたら、やっぱりダメだった。

どちらを選べと言われても困りますが、悪いと自覚している人間の悪さより、自覚していない場合のほうが、被害が大きくなる場合もあります。悪いと自覚している人間はどこかで後ろめたく思い歯止めがかかるからです。

復興庁ができていない以上、どこの省から松本大臣の側近が派遣されているのか。通常の大臣の場合は、その省の官僚たちが頑張るのですが、復興庁はどうなっているのでしょうか。

今回の事件のポイントを整理します。

●べらんめえな感じの松本龍大臣を復興大臣に選ぶしかなかった人材的な問題。

●復興庁がまだないし、できたとしても機能する事は難しい。

●とうぜん松本大臣のブレーンとなる官僚も定まっていないだろう。

●キックオフパフォーマンスはちょっとどうかしている。

●宮城県の復興政策も国の復興政策もどちらもコンセンサスが取れていない。

●報道規制がすっかり機能しなくなった。今後どんどん抜け駆けするメディアが出てくるだろう。

普段は原発ばかり書いていたので今回は、震災復興に対して空想をしてみた次第です。いかにも素人の空想ですが、メディアが報じているものを疑ってみる必要があることは、原発事故で私が学んだことの1つです。

あとはジャーナリストの人に頑張ってもらいたいものです。

ーーーーー(コメントを読んでの感想)

なかなか政治を論ずるのは、素人には難しいものですね。一つ一つのコメントが勉強になっています。

コメントにはこのエントリーが松本氏を擁護すると捉える向きもありますが、私は松本龍大臣の発言内容については被災者側には被災者側の受け止め方が当然あると思います。報じたメディアも市民の賛同が得られるという計算があってのことでしょう。

また、松本龍氏のバックボーン、部落解放同盟について言及するものもあります。これについては私より詳しい人に論じていただければ良いと思っています。

私が言いたいのは個人の資質による失敗の裏には、資質がない人間を役職につけざるを得なかったという事実があるということです。原発事故でも人災人災と叫ばれる以前に、原発の構造的な問題が横たわっているわけです。組織づくりという面での構造的な問題もあれば、配電盤の設置箇所という物理的な構造的問題もあるわけです。事故が起きたときに、事故の責任を負う人間の能力とは、別次元の問題です。

私がこのエントリーで考え、想像したのは、構造的な問題です。

菅首相の退任問題が囁かれ、急設された復興大臣、しかも復興庁がまだ設立されておらず足並みが乱れるだろうという状況の中で、起きた事だということです。

基本的には、官僚の良心は出世。ある程度以上の出世は大臣からの信用を獲得する必要があります。その中で、復興庁という複数の「省」を統括する復興大臣のもとに復興に関わる各省の官僚の能力がうまく生かされるのだろうかという危惧です。また、よく言われることですが先の見えない内閣のもとでは官僚たちのサボタージュがおこなわれるとも言われています。優れた大臣のもとで優れた官僚が働くことで政策は機能すると私は思うからです。この構造上の問題は、松本龍氏が無能で、他の人材にクビをすげ替えたところで、存続し続けるでしょう。

あくまで、これはブログです。取材を元に事実を積み重ねた記事を読みたければマスメディアを頼りにしていただければ幸いです。

ーーーーー(加筆。7月5日)

松本龍氏が辞任しました。

『就任9日、松本復興相が引責辞任 政権に打撃 (日本経済新聞)2011/7/5 11:12

 松本龍復興担当相は5日午前、首相官邸で菅直人首相に辞表を提出し、受理された。東日本大震災の被災地を訪問した際に「知恵を出さないやつは助けない」などと発言して批判された問題の責任をとった。復興対策の要として新設した重要閣僚に就任してわずか9日目の辞任に、与野党内で首相の任命責任を追及する声が広がっている。首相は5日中にも後任を決める考えだが、首相の早期退陣論に拍車がかかるのは確実だ。

 松本氏は閣議前に首相に会い「今後の国会運営を考えると迷惑をかけるわけにはいかない」と述べ、復興相と防災担当相の辞表を提出した。首相は慰留したものの「残念だ」と受理。松本氏はその後の閣議も欠席した。

 首相は閣議後の閣僚懇談会でこうした経緯を紹介。そのうえで「電話でも話があり、直接会って話も聞いた。強く慰留したが、意志が固かった」と閣僚に説明した。

 松本氏はその後の記者会見で「被災者に寄り添っているつもりだったが、言葉が足りなかったり、荒かったりしたのは不適切だった」と釈明。ただ辞任の理由については「個人的な都合だ」と詳細を語らなかった。

 枝野幸男官房長官は閣議後の記者会見で「首相も私も辞表を提出されることは寝耳に水だった」と突然の辞任だったことを説明。同時に「大変残念な事態だ。できるだけ早く後任を決めたい」と強調した。首相の任命責任を巡っては「復興の基本方針や赤字国債発行法案など課題が目の前にある。その責任から逃れることも無責任だ」と述べ、松本氏の辞任に伴う首相の退陣を否定した。

 大震災の復興は菅政権の最重要課題。先月中旬の復興基本法の成立を受け、復興対策本部の発足と復興相の新設が決まった直後の担当閣僚の辞任は復興にも悪影響を及ぼすのは確実だ。首相の任命責任を問う声は5日午前、与野党に広がった。

 与党内では鳩山由紀夫前首相は都内で記者団に「当然、任命責任も厳しく追及されることは間違いない」と首相の早期退陣を求めた。国民新党の下地幹郎幹事長は「早い決断は良かった」としながらも「政権へのダメージは大きい」と語った。

 松本氏は3日、岩手、宮城両県を訪問。達増拓也岩手県知事に「知恵を出したところは助けるけど、出さないやつは助けない」「九州の人間だから東北の何市がどこの県かわからない」などと発言し、被災者や野党から批判が上がっていた。

引用元:就任9日、松本復興相が引責辞任 政権に打撃  :日本経済新聞

短い国会の延長期間に自分への追及が行なわれれば、政府のできることは少なくなるでしょう。辞任は当然のように思えます。舌禍が招く国民感情を耐え切った政治家はいないのです。さっさと身を引いたことは正解ですが、復興政策は一旦暗礁に乗り上げたことになります。被災者、被災地自治体、政府、誰にとっても得ではない状況に見えます。

ですが、笑っている人はいるのです。

nihontyusuunohoukai

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