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このブログでもなんども紹介している高木仁三郎という学者を報道番組が特集しています。残念ながら高木氏は既に亡くなっていますが、今、氏に再び注目が集まるのは大変重要な意味があります。


(動画)

高木氏は原子力資料情報室から、原発批判情報を発信し続け、内部告発の送り先としても機能していました。原発推進側の学者からデマを流していると言われるなど、不当な扱いを受けていたこともあります。

なぜ今高木仁三郎氏に注目が集まることがいいと筆者は考えるのか。

【1】氏が残した素晴らしい著作を多くの人が読むようになること。

【2】反原発の歴史を知ることによってこれまでの失敗を繰り返さないように私たちが考えること。

【3】反原発を唱える学者は少ないがどの時代にもいたという事実を私たちが知れること。

【4】私たちが拠り所にする学者は、1人よりも2人、2人よりも3人のほうがよいこと。どの学者にもその人の視点があります。多くの学者の書物を読むことにより、多くの視点を私たちが持てるようになること。

【5】素晴らしい学者を知れば、素晴らしい学者になろうとする人が増えること。また、現役の学者の良心にも訴えるだろうこと。

ざっと考えるだけでこれだけあります。

ミーハーな言い方をすれば、

●小出裕章氏・・・かっこよさ

●高木仁三郎氏・・・爽やかさ

だと言えるかもしれません。

これから多くの反原発の学者がメディアに登場して、発言して欲しいと思っています。

以下で紹介する本は、高木氏が死ぬ直前に書いた本です。ちょうど東海村臨界事故が起きた直後でした。この書籍は、技術論はほどほどに原子力の歴史や政治とのかかわりなどについて主に書いてあります。原発を一歩離れた広い視点で捉えており、読んでいる間に、人間の進化と技術とのかかわりについて多くのことを考えることが出来ます。

読み終わるまでには時間がかかるかもしれませんが、情報を与えるだけではなく、考えを深められる書籍として筆者は強く推薦いたします。

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