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8月20日にTBS「報道特集」で放送された特集です。神社が津波の浸水域に沿って建てられていることが説明されています。過去の大津波の際の被害を伝えるために、神社が津波の危険レベルを示すモニュメントとなっていたことを示しています。私たちの先祖が津波に対して様々な方法で警鐘を鳴らして、後世に伝えていたことがわかる貴重なドキュメンタリーです。

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この動画は、このブログの「情報提供エントリー」のコメント欄にて教えていただきました。ありがとうございました。みなさまもどしどし情報をお寄せください。

動画

20110820 原発建設 警告は無視された? 投稿者 PMG5

いかがでしたでしょうか。私は胸を打たれました。惨たらしい大量死を回避するために、過去の賢人たちがあみ出した方法が、神社を浸水域に沿って移設することだったのです。これは「知恵」や「教訓」といったレベルのものではなく、藩をあげての具体的な災害対策だったのではないかと想像をふくらませています。

=====(追記)8月29日9時52分
多くの方がこの記事に関してツイッターなどで言及しています。初めてこの事実を知った方も多いように思います。この動画はテレビの報道番組です。つまり私たちは、テレビの報道番組をあまり見ていないのではないか、と筆者かってに仮説を立てています。ツイッターユーザーとテレビの視聴者層があまり重なっていないのではないか、と考えています。

私がつけたタイトル「これはすごい。神社が、大津波の浸水域に沿って見事に建てられ、警告していた事を示すドキュメンタリー」は少し誇張も入っています。私達後世の人間から見れば、これらの神社の配置は、「警告」に映ります。ただ、私は今、これらの神社の配置はどこまで「警告の意味合いが強いのか」について考えています。もちろん歴史研究家の人たちも考えているでしょう。

過去の大津波の結果、津波の被害を受けなかった神社がそのままその場所に残り、被害を受けた神社の中には報道のように浸水域の協会に移設されたものがある。これが事実です。この事実の意味は、歴史研究家、郷土研究家、などの解釈に委ねられるでしょう。

ツイッターを見ていると、「では神社に逃げれば安全だ」と解釈する人もいます。この解釈は、正確ではありません。なぜならば、皆さんご存知のとおり、現存するすべての神社が津波の浸水域に沿って建てられているわけではないからです。

もしこの報道から1つの教訓を導き出せるならば、大津波が来てから、過去の事例から教訓を導き出していては遅いということです。そして、私を始め、情報の受け手側も、大災害や大事故の前に発表される警告に対して耳を傾けなければいけないでしょう。ただそれは非常に難しいことです。これは私たちの課題の1つだと思います。

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ちなみに下に紹介するのは吉村昭著の「三陸海岸 大津波」です。残念ながら私はこの本を読めていませんが、どうしても読みたいと思っています。地震大国に住む私たちは過去の地震や津波について国民レベルで知っておく必要があると思います。それが過去に大きな津波で死んでいった人々、被害を被った人々の思いを背負うことだと私は思います。

sanrikukaiganootunami
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