2012年1月5日(木)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。廃炉の大変さについて説明しました。

廃炉時代が始まった この原発はいらない (リーダーズノート新書)


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20120105 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章 - YouTube

※初稿です。誤字脱字は随時修正していきます。

=====(文字おこし、続き)

※「小出裕章 「(ERSSが作動しなかったことは)SPEEDIデータを公表しなかったことの言いわけ」ーーERSS26時間正常に作動せず、保安院報告遅れ1/5(2)」からの続き。

千葉「ほんっとにそうですよね。はい、えーそれからですね。スタジオのほうに小出さんに色々質問メールが来ておりますので」

小出「はい」

千葉「ちょっとご紹介したいと思います。あー、大阪市のラジオネーム、にきじいさん、というかたですねえ。福島原発の後処理だけでも膨大な費用がかかるのに加え、全原発の廃炉費用と膨大な核廃棄物を今後何百年も無理しなければいけない費用を考えると、果たして私たちは子どもや孫に日本の未来を残してやれるのか、暗澹たる気持ちになりますが。とりあえず原発1基を廃炉にするのにどれくらいの時間と費用がかかるのか、教えていただけませんでしょうか。という質問です。」

小出「んふっ(息)。えー…、わからない、のです。廃炉という言葉が、ありますけれども。皆さん例えば車に乗って、いる、自動車に乗っていると思いますが。廃車ということをやりますよね」

千葉「はい」

小出「それは、まあ、自分の車が動かなくな…まあ物理的になんか壊れて動かなくなったときは廃車ですし、もう10年たった15年乗ったから廃車にしますといって手続きをすることも廃車ということはあると思いますけれども。」

千葉「ええ」

小出「その廃車に、してしまえば、あとは大した問題ないんですね。ま、鉄くずにするか、分解して、なんかリサイクルするか。大した問題は残らない、わけです。」

千葉「はい」

小出「ただ原子力発電所の場合には、原子力発電所の運転もうやめた、これからはもう発電をしないということに決めたとしても、それから先にどうしていいかわからないのです。え…何十年もの時間がかかると。あるいは使用済燃料というのは100万年の、おもりが必要だということになっている、のですね。ですから廃炉廃炉ってみなさん言うけれども、廃炉というのは普通みなさんが廃車ということとは全然ちがうのであって。原子炉の運転をやめたあとで、それから、その後始末をどうするかということが、…想像できないような時間の長さが続くということです」

千葉「100万年のコスト計算なんかできませんものねえ」

小出「もちろんできないのです、はい」

千葉「はぁーーーーーーーっ。わかりました。小出さん、どうもありがとうございました」

=====(文字おこし、ここまで)

 

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