21)

先日2012年1月23日に、首都圏直下型地震が4年以内に70%の確率で起きるということが報じられました。東京大学地震研究所の発表でした。

いつものように報道の差異をまとめようとしましたが、どの報道もほとんど違いがないので、報道の元になった東大地震研究所が発表した情報を調べたところ、分かったことがありましたので報告します。


座間宮ガレイの著書一覧


3月11日以降の首都圏の地震活動の変化について | 東大地震研 広報アウトリーチ室

21)

専門的な説明ばかりのPDFファイルでの発表かと思いきや、意外とソフトな説明ばかりのページでした。

まず、最初に次のような表現があります。

『 以下の試算は,2011年9月の地震研究所談話会にて発表されたもので,その際にも報道には取り上げられました.それ以降,新しい現象が起きたり,新しい計算を行ったりしたわけではありません

したがって,東北地方太平洋沖地震以降の変化をあらわしたものであり,ここ数日の変化,といった要素はありません』

つまり、新しく算出した結果ではなく、2011年9月に発表したものと同じ結論だということです。どういう事でしょうか。

読んでいくと次のような表現が見つかりました。

『M7 程度(具体的には,M6.7-M7.2)の地震の発生確率がどのくらい増えたかを計算すると、今後30年間に98%となりました。まったく同じことです が,発生確率が70%に達するのはどのくらい先のことか,という表現に言い換えると,この先4年で70%となりました。』

M7程度の地震が起きる可能性

●今後30年間で98%

●今後4年間で70%

が同じ研究結果ということになります。なんとなく、感覚的には理解できます。

上記のリンク先にはもう少し専門的な説明がありますのでご参考ください。

それにしても、なぜマスコミは、ソース元を、発表している媒体もふくめてきちんと発表しないのでしょうかねえ。マスコミの報道よりもきちんとしたことが書かれているというのに。

今回も、ソース元を調べた結果、マスコミがもたらした情報以上の理解をえられました。僕の中ではマスコミは騒ぐという役割しかなくなってきています。それはそれで大事なのですけどね。

首都圏直下型地震の被害想定

さて、首都圏直下型地震が起きた場合、どのような被害が想定されるのでしょうか。

これは、2011年に発表されています。このブログでは扱っていませんでしたから、紹介してみようと思います。

首都直下地震対策‐内閣府防災情報のページ

40)

ここに、「説明資料」というPDFファイルがあります。

クリックするとPDFファイルをダウンロードできます。

首都直下地震の被害想定 (概要)

ここから、被害に関する箇所だけ、スクリーンショットして紹介します。

13)

冬の夕方18時にM7クラスの地震が起きると、死者数 11000人。
25)

冬の朝5時にM7クラスの地震が起きると、死者は5300人。

地震が起きる時間帯によって死者数が、大きく変わることがわかりますね。

38)

場所によって、倒壊や焼失被害箱となっていますね。

06)

避難者数最大約700万人、帰宅困難者数約650万人。膨大な数です。

すっかり地震の怖さを忘れてしまったかのような東京です(と僕は住んでいて感じます)。今一度、3.11の恐怖を思い出して、災害に備えないといけませんね。

むやみに怯えるのではなく、出来ることをまずきちんとしたいです。タンスを倒れないようにしておくとか、缶詰を買っておくとか。まあそういうあたりまえのことですね。あ、ガイガーカウンターの電池を買い込んでおくとかもいいですね。

地震用防災グッズ一覧


アイリスオーヤマ 家具転倒防止伸縮棒 M KTB-40 ホワイト 35910


詳しくは上記のPDFファイルのリンクを見てください。

座間宮ガレイの著書一覧