宇宙事業と軍事事業で、大スキャンダルだ。
宇宙・軍事事業にて巨大な既得権益を握る三菱電機が、巨額の水増し請求を行い、僕らの税金を不当に奪っていたというのだ。
しかも、発覚の発端は内部告発だった。その後、関係省庁からの問い合わせに対して、三菱商事は事実を認めようとはせず逃げきろうとした動きまで判明している。
▼宇宙を開く 産業を拓く 日本の宇宙産業 Vol.1 (日本の宇宙産業 vol. 1)
この報道の続報は以下のリンクから
▼酷すぎる三菱電機 巨額の水増し請求 内部告発で判明 軍事・宇宙事業で:ざまあみやがれい!
▼三菱電機 株価3.11以来の大暴落 巨額水増し請求発覚で F35製造の日本競争力低下も
『防衛省、内閣衛星情報センター、独立行政法人宇宙航空研究開発機構から受注したレーダーシステムや人工衛星などの一部の案件について、費用を過大に計上』
『人工衛星を製造する鎌倉研究所(神奈川県鎌倉市)の原価集計に関する問い合わせを受けて社内調査を実施。発生した費用が受注時の想定より少なかった場合に、案件をまたいで工数を付け替え、費用を過大に計上』
『金額など詳細については調査を開始した段階』
人件費の水増し請求ということですね。
▼防衛省、三菱電機<6503.T>に対して指名停止措置 | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters
『防衛省は27日/同社に対して指名停止の措置を取り、同日からやむを得ない場合を除いて契約を行わないことにしたと発表』
おいおい、やむを得ない場合は契約するのかよ。甘いだろう。
『指名停止は、過大請求の過払い金が国庫に返納されて、再発防止策が報告されるまで』
罰金は? 罰が軽いでしょう。不当に儲けようとしていた割には。
『今後、同省は、実態把握のために同社に対する特別調査を実施』
▼宇宙航空研究開発機構(JAXA) : 三菱電機が指名停止に!防衛省やJAXAに対する過大請求 | RBB TODAY (エンタープライズ、企業のニュース)
『三菱電機では、この件が業績へ与える影響について、現時点では不明で、明らかになり次第あらためて詳細を開示する/同社の鎌倉製作所は、1962年にエレクトロニクス開発・生産の拠点として操業を開始。以降、国内外を問わず様々な分野の人工衛星や、その搭載機器の開発・製造を手掛け/過去3年間ではHTV初号機、2号機などのJAXA向け衛星や、ST-2など商用衛星の打ち上げに成功』
独占的な既得権益だったということでしょうか。さかのぼって調査すると膨大な水増し請求が行われていそうですねえ。
▼朝日新聞デジタル:防衛省、三菱電機を指名停止 水増し請求で特別調査へ - 社会
『水増し請求があった』
『防衛省は30日から同社に対して特別調査を実施』
『不正が分かったのは
▽2002~11年度に内閣衛星情報センターから約2400億円で受注した情報収集衛星の製造
▽防衛省から09年度に336億円で受注した「03式中距離地対空誘導弾」の設計など。』
あくまでこれは、現段階で分かっているものですね。とにかく受注金額がでかい。巨大な既得権益だということがわかりますねえ。
『03年以降に人工衛星や無人補給船「こうのとり(HTV)」などの製作で、約3200億円分を受注したJAXAに対しても不正請求があったが、詳細は分かっていない。』
宇宙事業は単価がでかいですねえ。つまり不正をすればするほどどんどん儲かる事業だということになります。
『内閣官房や防衛省によりますと、去年秋に情報提供があり、調査を進めたところ、鎌倉製作所で製造している03式中距離地対空誘導弾の作業工数を実際より多く記載することで、過大に費用を請求していました。』
情報提供があって、内閣官房や防衛省が調査し始めたということですね。
使わない武器の製造に関して、三菱電機が税金を悪意を持ってだまし取ったということになります。つまりは「日本を防衛する」というお題目を利用して、不当に儲けようとしたということになるわけですね。「おどし」を利用してお金を儲けようとしたという構造になります。
▼三菱電機が費用過大請求 防衛省などに 指名停止に - 47NEWS(よんななニュース)
『「関係するみなさまに多大なご迷惑をおかけすることを深くおわびする」(三菱電機)』
つまりは、国民全員に深くお詫びするということになりますね。一軒一軒ドアを叩いて謝罪していただきたいものです。
▼三菱電機 防衛省や宇宙機構などに過大請求 ― スポニチ Sponichi Annex 社会
『費用請求の過大計上は、防衛省、内閣衛星情報センター、JAXAが今月17日、三菱電に対して同社の鎌倉製作所の原価集計に関して問い合わせを行った結果、同社内の調査で判明』
『内閣衛星情報センターも同日から1カ月以上18カ月の間は指名停止措置をとる』
軽いなー。1ヶ月以上かよ。
『JAXAも三菱電に対し、事実解明と過払い金の返納、再発防止策の状況を見極められるまで、競争参加資格停止の措置を同日からとると通告』
責任者は刑事責任を追求すべきだと思うわけです。だって、詐欺によって僕らの税金を掠め取ろうとしたわけですからねえ。
『藤村修官房長官は同日午後の記者会見で、三菱電に対して厳重注意』
は? 注意? 僕らは万引きしたら警察呼ばれるんですけどねえ。
『人件費などを水増し請求』
『大手防衛関連企業による過大請求は極めて異例。処分が長引けば日本の衛星開発などにも影響が出る可能性』
またそういう脅しの仕方をして、ことを収めようとするわけですね。
『中SAM/重要地域の防空を担うため、首都圏などに配備』
へえー。
『不正は昨年秋ごろに三菱電機関係者からの内部通報で防衛省などに伝わり、発覚』
内部告発だということですね。
『防衛省は17日から同社の鎌倉製作所(神奈川県鎌倉市)を調査。社員への聞き取りや作業工程に関する書類を調べたところ、実態とは違う作業時間や人数が記載された書類が発見』
『当初、同社は「資料がない」などと調査に抵抗したが27日、防衛省に水増しを認めた』
酷い隠蔽体質です。
『情報収集衛星については、同社は02年から現在まで複数の受注実績がある。情報収集衛星の事業は同情報センターから宇宙機構に再委託。1基当たりの事業規模は300億~400億円』
▼朝日新聞デジタル:三菱電機が水増し請求=ミサイルや衛星関連―防衛省など指名停止に - 社会
『現段階で判明している水増し請求はごく一部で、今後の調査で膨らむ可能性』
まあそうでしょうねえ。宇宙事業・軍事事業始まって依頼の大事件ですからね。つまりはこれまでの水増し請求には気づいてなかったということですよ。
『336億円で三菱電機に発注し、ことし3月に納入される予定の地対空ミサイルの設計工程で過大な請求があった』
▼「防衛省、三菱電機を指名停止」 News i - TBSの動画ニュースサイト
『三菱電機は2009年度に契約した中距離地対空誘導弾について、従業員が他の作業をしていても誘導弾を設計した時間として計上し、経費を実際よりも過大に請求していた』
▼防衛省など三菱電機を指名停止 過大請求発覚で :日本経済新聞
『仮に作業工数の付け替えが日常的に行われていたとすれば、他の製品も含めて過大請求案件が広がり、指名停止が長期化する可能性もある。』
『三菱電機はミサイルのほか、戦闘機関連のレーダーや電子機器、人工衛星などに強みがあり、防衛省の10年度の調達契約額は1016億円と、三菱重工業に次いで2位。JAXAには全地球測位システム(GPS)の精度を高める準天頂衛星などを納めている。』
以上、2012年1月28日2:39段階の報道の要点をまとめました。
=====(追記:2012年1月28日9:27)
記事を上げて一晩たって、なんとなく思いついたことを書きます。
先日から話題になっている、JAXA法の改正で、安全保障の観点から宇宙事業、つまり軍事的な宇宙事業を推進していこうとしている国は、このあたりでいったん関連企業の引き締めにかかっているのかもしれないなあと、推測したりしていました。
まあこれは思いつき程度のメモです。
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