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もんじゅの立地地域、敦賀市の市長が、昨年2011年末に11人の政治家に「高級カニ」をおくっていたことが判明。

政治家リストとコメントが報じられています。


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カニを受け取った政治家リスト、弁解コメント

とりあえず、敦賀氏・河瀬一治市長はこんな人。

原発担当相らに越前ガニ!敦賀市長が公費で歳暮 - 政治・社会 - ZAKZAK

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この報道は、こわい表情の写真をチョイスしていますねえ。

さて、議員の名前です。

敦賀市長:越前ガニ「ねぎらいの意味」 送り先議員一覧と議員側コメントも - 毎日jp(毎日新聞)

『贈り先の国会議員11人は以下の通り。

細野豪志・原発事故担当相▽川端達夫・総務相(元文部科学相)▽中川正春・防災担当相(前文部科学相)▽前原誠司・民主党政調会長▽海江田万里・元経済産業相▽谷垣禎一・自民党総裁▽中川秀直・同元幹事長▽石原伸晃・同幹事長▽大島理森・同副総裁▽糸川正晃・民主党福井県連代表▽山崎正昭・参院議員(自民党、福井選挙区)』

朝日新聞デジタル:原発相らに公費で越前ガニ 敦賀市長、国会議員11人に - 社会

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きちんと、民主党幹部と、自民党幹部の両方に贈っていますねえ。どちらの党も、党の方針として原発再稼働容認を挙げていますから。原発立地自治体の皆さんば、2大政党制になって、さぞ経費がかさむことと思います。

『全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)の会長で、原発3基を抱えている福井県敦賀市の河瀬一治市長(60)が昨年暮れ、地元特産の越前ガニ の詰め合わせ(各1万円)を公費で購入し、細野豪志原発担当相ら国会議員11人に贈ったと市の会計文書で報告していることがわかった。』

ちゃんと会計文書に書いてあったということですね。

1万円のカニを11人に贈ったとのことです。

『「担当大臣や関係の皆さんと連携をとることは非常に大事なこと。規制を緩めてほしいということでは全くない」(河瀬市長)』

いつものことながら、原発ムラの人たちは、言葉の意味が不透明すぎます。もうこういうのは病気でしょう。

もんじゅの運転政策の変更路線、敦賀原発の廃炉路線など、敦賀市は今後収入が極端に減る可能性があるわけですから、市長としては、何とか原発産業を良い形で継続したいわけです。

その「何とかしたい(連携を取りたい)」という思いを、ハッキリは言葉にせず、「カニに込めて贈る」という行為で伝えたということなわけです。

まあこういうのは慣例としてずうっと続いてきたことなのでしょうか。そのあたりには、この報道では言及していませんねえ。

そもそもお歳暮という慣例は、賄賂のようなものなので、この敦賀市のカニについてのみ、声を荒らげて責めるのも、違和感があったりもしますが。

ただ、受け取った政治家たちの反応が、大変興味深いわけです。

1番ましなのは、「ちゃんと礼状を返した派」(1名)のように思います。と言っても、これが優れているという意味ではなくて、消去法でこれが1番ましなのではないか、ということです。

残りが結構酷くて。「政治家本人は知らない」や「記録がない」というのは、大変気持ちが悪い、政治の世界、特有のうけこたえですね。

中でも「記録がない」という答えは変ですよねえ。こういうものの記録というのは常識的には残せるはずですから。敦賀市長ですら会計記録に残しているわけですので。

ただ政治家の世界は、僕達の世界と外れていますから(墨の世界も皆さんと外れてるかもだけど)、こういう受け答えが、最もよいとされているのかもしれません。だって責任を、カニを受け取った事務所の職員に押し付けることができますから。

こうやって考えると、贈る方は堂々と、もらう方はこそこそと、という対照的な態度であるようです。原発城下町敦賀の常識は、かなりズレていると見ることもできます。貰ってこそこそしているのは、まあ常識的ではあるのですが。だからといって、見て見ぬふりできる問題でもないわけです。

敦賀市・河瀬市長は、あえて、カニを送って嫌がらせをし、政権転覆を図っているのではないかと思うほどです。

また、決していいイメージ戦略ではありませんが、11万円で「越前カニ」の存在をマスメディアを通してアピールできたとも言えるわけで。

こうなると、もらう方よりも、贈る方にとって、断然有利ですよねえ。

※こんな高いものに気持ちを込めて贈るわけですよねえ。非常に原始的な交渉手段が、現代でも有効であるのでしょう。

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