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2012年6月14日(木)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。

東京電力社内の事故調査委員会による2号機の格納容器からのガスが重大な汚染をもたらしたという報告、および、節電なしで乗りきれる根拠に言及しています。


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▼20120614 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

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※「大飯原発再稼動めぐる県議会の責任逃れ・再稼動するしないの危険性の差「情けない議会 議員一人一人がちゃんと自分の思いを発信しなければいけない」6/14(1)」からの続きです。

千葉「はい。わかりました。え…続いてはですね。う…東京電力の社内の原発事故調査委員会が近く報告…最終報告書を出す予定だというニュースが入っていまして。この案が明らかになったということです。」

【最大汚染源の2号機】 損傷箇所特定できず 東電最終報告の全容判明 : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース)

千葉「でそれによりますと、原発の北西の方向に重大な汚染を引き起こした最大の原因は、当初言われていたベントではなく、2号機の格納容器から漏れ出したガスだと結論づけてるんですけれども。詳しい損傷の箇所や原因については書かれていなかったということです。これ、詳しい損傷の原因が無い報告書というのは、ほとんど意味が無いと思うんですけども。」

小出「はい(苦笑)。おっしゃるとおりです。え…もちろん、現場に誰も行くことはできませんし、原因を確定するということは、これから10年後20年後、あるいは30年後になるかもしれない、と私は思います。ただし、私自身は、2号機の放射性物質の漏洩が生じた場所というのは、私なりの推測が、あります」

千葉「はい」

小出「え…それは、サプレッションチェンバーと私達が呼んでいる、まあ格納容器の一部なんですけれども」

千葉「ええ、ええ」

小出「え…格納容器本体はドライウェルと呼んでいますが。そことサプレッションチェンバーを結んでいる配管があるのですが。配管と言ってもまあ巨大なパイプなんですが。そこが私は破損して、そこから出てきたと思っています。え…それは、福島第一原子力発電所のまあ最大の、安全問題だと、もともと米国のジェネラル・エレクトリックの設計者たちが指摘していたことで。それが多分現れたのだと、思いますし。そうなると、うん…政府と東京電力は津波が原因だと言いたかったわけですけれども。そうではないということになってしまいますので。どうしても東電としては、言いたくないということだと思います。」

千葉「はあ…。藤田さん、いかがですか」

藤田「はい。ええ、であの、今回そのおおい町長のですね、」

小出「はい」

藤田「その…んー、まあ同意の表明を受けましてですね。まあ数日中にその福井県知事の同意を受けて、え…政府がその…大飯3,4号機のですね、再稼動を正式に発表するということになりますが。まあしかしこの一連の手続きをみるとですね、まあせっかくこう、この夏みんなで節電をしてですね、え…まあ原発なしでも、まあ節電してなんとかやっていこうと。原発がなくてもこう乗りきれるというですね、そういうことを証明できる非常にいいチャンスだったと思うのですが」

小出「はい」

藤田「そういうチャンスも奪われて。まあ非常に残念な気がするんですが。小出さんはいかがですか」

小出「藤田さんがおっしゃるとおり、です。充分今年の夏も乗り切れた、筈だと私は思います。それも今藤田さんが国民が節電をしようと思ってきたとおっしゃってるわけですけれども。全く節電もしなくても乗りきれるのです。」

藤田「ああ」

小出「はい。それは日本の、日本の国家の統計データがそれを示してい、いますので」

Dho's House: 原発なくとも電力は足りる

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藤田「はい」

小出「え……何の節電もしなくても、日本はいついかなる時も電力供給に支障がないのです、本当は」

藤田「うーん」

小出「ただし、え…原発を動かさないと停電してしまうぞという脅しに、国がそれを使って。ほとんどの皆さんがそれを騙されてまずはきてしまっているわけ、です。それでも国民のほうはまあ節電ぐらいやろうかと、いう、気になっているわけですけれども。それでも野田さんは、国民の生活を守るためとか、いかにもなんか、国民にお、お、恩着せがましくですね、理由をつけてやろうとする、のですね。本っ当に異常な人たちだと私は思います」

千葉「はい。小出さんどうもありがとうございました」

小出「はい。ありがとうございます」

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