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NHKが先日から突如、首相官邸前の抗議デモを報じるようになった。本日2012年7月20日も報じている。その理由は何なのだろうか。

奇しくも7月中旬にフランスのルモンド紙がNHKの報道姿勢について「NHKは完全に無視している」と批判。それを外務省がHPにて公表していた。

NHKの正体―情報統制で国民に銃を向ける、報道テロリズム(OAK MOOK 293 撃論ムック)

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外務省: 海外主要メディアの日本関連報道(7月13日~7月19日)

『14~15日付ル・モンド紙(仏)(「原発とアジサイ」フィリップ・ポンス記者):

日本ではデモの習慣は失われていたが,1ヶ月前から毎週金曜日の夕方,総理官邸の前で原発反対の抗議デモが行われている。デモの参加者は回を重ねる 毎に増えている。しかし,国内の主要新聞の扱いは非常に小さく,NHKはこれを完全に無視している。参加者数は,主催者側の発表では10万人から15万人 だが,警視庁はこの十分の一の数としている。今日日本で繰り広げられているデモは1960年の日米安保条約調印反対デモや,数十年前から続いている沖縄の 米軍基地反対デモ以来最大規模だが,これは「アジサイ革命」につながるだろうか。反原発運動の組織はばらばらで,参加者は運動家というより個人としてデモ に参加している。60年代及び70年代,原発に反対していたのは農業従事者や漁民で,自分たちの生活様式を守るためであった。その後,チェルノブイリ原発 事故で主婦が反原発を訴えるようになり,その後環境保護派が反原発の先鋒を担ぐようになった。生活の不安定な人々の数が最近急増した日本では,福島原発事 故後,これらの人々が新たに抗議活動に加わるようになった。生活の不安定な若者は,自分たちをマージナルな存在に追いやっている社会経済システムに対する 欲求不満のはけ口として,時間的な余裕もあることから反原発運動に加わる。』

ちょうどこの報道のあとから、NHKは首相官邸デモを報じるようになった。

外務省はこれをHPに掲載したのは、あくまで事務的な姿勢からだったのだろうか。それとも外交上、これを国内に示す必要があったのだろうか。それは僕にわかるはずがない。

たしかに、NHKは海外向けに発信する報道と国内向けの報道は違う。

それについて仏ルモンド紙は指摘している。

『しかし,国内の主要新聞の扱いは非常に小さく,NHKはこれを完全に無視している。』

海外向けの報道と国内向けの報道を分けて、仏ルモンド紙は分析して指摘、批判しているということになるのだろうか。

だとすると、日本のメディアの海外向けと国内向けの報道に違いがあることが、外交上都合が悪いということになるのかもしれないがそのあたりハッキリしない。

ちょっとこのあたりは僕もよくわからないが、随時チェックしていきたいと思う。

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