2012年9月19日(水)、小出裕章氏が、毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。
たね蒔きジャーナル打ち切りについて言及しました。
▼20120919 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
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水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんに伺います。小出先生こんばんは」
小出「こんばんは」
水野「よろしくお願いします」
小出「よろしくお願いします」
水野「そして東京には近藤さんです」
近藤「こんばんは~」
小出「はい。近藤さん、こんばんは、よろしくお願いします」
水野「え…小出先生の、番組冒頭で皆様にお伝えしたんですが」
小出「はい」
水野「え…たね蒔きジャーナル、9月で終了いたします。」
小出「はい」
水野「え…去年の原発事故直後から小出先生にはずうっと、解説をして、頂いて参りました。ほんとにありがとう、ございます。え…」
小出「いえ。こちらこそ。私のような者の声を拾っていただいて、大変ありがたく…思ってきました。長い間お世話になってありがとうございました」
水野「本当に有難うございます」
小出「はい」
水野「こちらこそ、感謝でいっぱいでございますが」
小出「いえ」
水野「あの、リスナーの方々からも、本当にあの、小出先生…へのメッセージ、またあの…この解説のコーナーについて私達に対して、あの、応援をして下さるメッセージも、本当に数えきれないぐらい沢山、これまでずうっと頂いて参りました。少しご紹介させて下さい。福島から下さいました、いつこさんというかたはお手紙で…え…くださったんですが。『原発事故の情報が錯綜する中、真実を伝えて下さったのがたね蒔きジャーナル、そして小出裕章さんでした。おかしすぎる今の日本、権力圧力に屈しない真実を報道する番組でいて欲しい。』え…こんな風に下さいました。あるいはあの、東京、からもくださって。せっちゃんぺ、ってかたですけど。『原発事故が進む中、素人が考えても、政府の説明では納得の行かない事態の中で、夜も眠れない恐怖が半月ほど続きましたが、そうした日々、小出さんの説明を聞くことで、ああ、最悪こういうことなのだなと、腹をくくることで、かえって落ち着くことが出来ました。パニックに陥ることを防いでくださった、事実を直視し、1人ひとりに考えさせるたねを提供する番組でした。』え…こんなふうに、あのー。いただきましたが。ま、きょうはあの、遠方の方からのメールをご紹介しておりますけれども。もちろん、関西にお住いの方々から、本当にたくさん、番組への応援、また小出先生への感謝の声を頂戴、しました。」
小出「…はい。ありがとうございます。ただ、え……いつも水野さんが、はじめに…おっしゃるように、このたね蒔きジャーナルというのは、ニュースの種を見逃しません、ということで。本当にその生活に密着したところから、大切な問題を拾い上げて、掘り下げていってくださるという、ジャーナリズム、というのでしょうか報道というのでしょうか。それの原点を支えるような番組を続けてきて下さった、のだと思います」
水野「ありがとうございます」
小出「はい。え…そのことが評価されて、坂田記念ジャーナリズム賞も、え…受けた、はずですし」
水野「はい」
小出「関西だけでなく、日本中あちこちから、そしてまた世界中から、これほど広く愛された番組というのは、本当に例がないほど、無いのではないかと私は思います。え…そのために私も、何度か毎日放送に足を運びまして、たね蒔きジャーナルを存続させて欲しいとお願いをして、きたのですけれども」
水野「はい」
小出「大変残念なことに、あの、なりました。でもこれまでやってきた方々、水野さんを始め、近藤さんたち、そしてたね蒔きジャーナルを支えて下さったスタッフの皆さんに、心からお礼を申し上げたいと思います」
水野「はい。本当にあの、ありがとうございます」
小出「はい」
水野「小出さん…も、そうですし、他の方々も、ご自分の体を動かして。え…なんとか応援したいという思いを、形にして下さった方々が大勢いらっしゃる、ということを、本当に感謝しておりますし」
小出「はい」
水野「なによりもこのたね蒔きジャーナルで、こうした…できるだけ頑張って、まあスタッフみんなで報道してきたつもりなんですけれども。こうしたものを支えてきて下さったのは、ほんとリスナーの皆様の応援でございます。え…もうあらためて感謝を申し上げたいと思います」
小出「はい。こちらこそ、そうで…ありがとうございました。9月、9月いっぱいだそうですけれども」
水野「はい」
小出「え…お付き合いさせて下さい」
水野「はい」
小出「はい」
水野「是非、あの…9月28日金曜日最後の放送でございますので」
小出「はい」
水野「今週そして来週の、水曜と木曜と、」
小出「はい」
水野「小出先生、また解説を是非よろしくお願いします」
小出「はい、よろしくお願いします」
水野「え…今日、質問させていただきたいこと、はですね」
小出「はい」
水野「小出さん、プルトニウムに、ついてです」
小出「はい」
水野「日本政府が2030年代に原発稼働ゼロを目指す方針を、まあ、結局閣議決定はしなかったそうですが」
小出「はい(苦笑)」
水野「まあその前にIAEA、国際原子力機関には伝えに行ったんですよね」
小出「はい」
水野「そうしたら、IAEAの事務局長は、こういうことをおっしゃいました。『プルトニウムの扱いをしっかりと見ていきたい。』と言うんですね」
小出「はい」
水野「で、この、原発をゼロにして再処理をしない場合、プルトニウムが溜まっていく事を懸念している模様なんですが。このプルトニウムが、たまる、蓄積されるっていうのは、どんな心配があるっていうんでしょうか」
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続き:小出裕章が語る、超わかりやすいプルトニウム問題の解説 小出裕章9/19(2)
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いままで、どうも有り難う御座いました。