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※グラフは「スマートジャパン」より引用。

ガスコンバインドサイクルの進化した形、MACC(More Advanced Combined Cycle)方式は、どの程度の発電効率なのか。

わかりやすいグラフが「スマートジャパン」に掲載されていた。

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『東京電力は2000年代に入って古い火力発電所の更新を進め、燃焼温度を上げて効率を高めた設備を順次導入している。最新鋭の燃焼温度1500度による MACC(More Advanced Combined Cycle)方式の設備を2009年に川崎火力発電所に初めて設置した(図1)。現時点で1号系列の3基と今回の2号系列の1基を合わせて、4基で200万kWの電力を供給できる体制になっている。』

「More Advanced Combined Cycle」を直訳すれば、「より進化したコンバインドサイクル」だ。

上記のグラフを見ると、発電効率がどのように進化してきたのかが分かる。

『さらに2号系列の残り2基を2016年7月と2017年7月に本稼働させる予定だ。燃焼温度を1600度まで高めたMACCIIにより1基あたりの発電能力を71万kWに高める。この2基だけで原子力発電所の1基分を大幅に上回る供給力になる。』

2016年2017年に、計2基142万kWを稼働させる予定となっている。

シェールガスの利用を見込んでいるのは言うまでもないだろう。

だが、シェールガスがどの程度安く購入できるのかはわからない。

ロシアガスとシェールガスを競争させるということになる。

裏を返せば、ロシアガスとシェールガスは協議を行い価格が決まって行くだろうと言えるかもしれない。

どちらにせよ、発電効率を上げていくことは、大事だ。

『 東京電力の供給力は2012年夏のピーク時で5500万kW程度あり、原子力発電所を再稼働させなくても余裕をもって需要をカバーすることができた。川崎火力発電所の増強により、2013年夏以降の供給力にも不安がなくなってきた。』

現時点で、東電管内の供給力には問題はないとされている。

では、なぜ、これからもガス火力を増強させるのか。

燃費を減らすためにも、MACCⅡを増強させるのは理にかなっている。

つまり、東電がMACCⅡを増強するのは、経営問題なわけだ。
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