あまりにも、日本のメディアも専門家も、ぼんやりゴニョゴニョ言っているので、僕が言っておこうと思う。
これから行われる原発再稼働はプルサーマル再稼働だ。
この「プルサーマル再稼働」こそが、原子力ムラ全体を納得させることができるたった1つの方策だからだ。
動画でザックリ説明。詳細を下で解説
今、日本の原発再稼働を目指す、原発ムラピラミッドの各層の願望を、頂点から書いていく。- アメリカエネルギー省・・・プルサーマルをすみやかに動かしてプルトニウムを減らせ。さもなければ国際原子力ムラからハブにするぞ。(アメリカのプルトニウムを消費させたい?)
- 外務省・・・米国エネルギー省からプルサーマルを動かせと言われたのでプルトニウムを減らし「核兵器開発疑惑」を打ち消すためにプルサーマルを動かしたい
- 経産省・・・原子力ムラの景気を回復させたい。再稼働を原発輸出のアピールに繋げたい。
- 再処理ムラ・・・プルサーマルを動かせば、再処理できる理由になる。再処理で儲けたい。
- 電力会社・・・赤字を減らして黒字化したい
- 原子力関連企業・・・原発メンテナンス部門で儲けたい。再稼働を原発輸出のアピールにしたい
- 原発立地自治体・・・交付金を貰いたい
以上を満たすためには、プルサーマルの再稼働しか無いわけだ。
こういう具合に、原子力ムラを部門で分けて理解しておくと、今後の動きを捉えやすいのでオススメだ。
つまり、今の状況での原発再稼働は、
- 核兵器開発疑惑を打ち消す
ということが大命題だ。
この大命題のために、原発立地地域の住民は、プルサーマルの危険に晒されているわけだ。
福井の県知事は「都会が使うエネルギーを地方で発電している」というような主張をするが、それは濃縮ウラン原発に限った話だ。
プルサーマルに関しては
- 「核兵器開発疑惑が生じているプルトニウムを国が消費したいから、地方でプルサーマルを動かす」
ということであって、福井県民はプルトニウム消費のためだけに、危険を押し付けられているわけだ。他のプルサーマル原子炉立地自治体も同様だ。
つまり、都会に電力を贈るためではない。
プルサーマル自治体はもっと怒ってよいと思う。


コメント
コメント一覧 (3)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130505-00000008-mai-soci
政府が海外にメディア向けに「安全に作業してます」と報道したところで、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130429-00000501-yom-pol
福一にしろ他の原発にしろ事実とかけ離れていることは明らかです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130505-00000034-jij-soci
政府が手前味噌のひどいインチキをするのは古今の通例だけれども、それでも憤って仕方がない。
絶対に絶対に絶対にこんなバカなやり口をはびこらせ続けちゃダメだ、と感じます。
他のサイトもいくつか見ていたら、先日の日独での「プルトニウム交換」に関して次のような記事がありました(既にご存知かとは思いますが)。
http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2013042400015.html?iref=webronza
出来てしまったプルトニウムは「燃やす」(プルサーマルまたは高速増殖炉)か「捨てる」かしかないのかと思っていたら、「引き取ってもらう」というのもあるのかもしれないんですね。今後この辺りの可能性についても座間宮さんの視点からバッサリ解説して下さることを希望します!
今後の記事も楽しみにしております。