プルサーマル再稼働

あまりにも、日本のメディアも専門家も、ぼんやりゴニョゴニョ言っているので、僕が言っておこうと思う。

これから行われる原発再稼働はプルサーマル再稼働だ。

この「プルサーマル再稼働」こそが、原子力ムラ全体を納得させることができるたった1つの方策だからだ。

脱原子力国家への道 (叢書 震災と社会)

動画でザックリ説明。詳細を下で解説

脱原子力国家への道 (叢書 震災と社会)

今、日本の原発再稼働を目指す、原発ムラピラミッドの各層の願望を、頂点から書いていく。
  1. アメリカエネルギー省・・・プルサーマルをすみやかに動かしてプルトニウムを減らせ。さもなければ国際原子力ムラからハブにするぞ。(アメリカのプルトニウムを消費させたい?)
  2. 外務省・・・米国エネルギー省からプルサーマルを動かせと言われたのでプルトニウムを減らし「核兵器開発疑惑」を打ち消すためにプルサーマルを動かしたい
  3. 経産省・・・原子力ムラの景気を回復させたい。再稼働を原発輸出のアピールに繋げたい。
  4. 再処理ムラ・・・プルサーマルを動かせば、再処理できる理由になる。再処理で儲けたい。
  5. 電力会社・・・赤字を減らして黒字化したい
  6. 原子力関連企業・・・原発メンテナンス部門で儲けたい。再稼働を原発輸出のアピールにしたい
  7. 原発立地自治体・・・交付金を貰いたい

以上を満たすためには、プルサーマルの再稼働しか無いわけだ。

こういう具合に、原子力ムラを部門で分けて理解しておくと、今後の動きを捉えやすいのでオススメだ。

つまり、今の状況での原発再稼働は、

  • 核兵器開発疑惑を打ち消す

ということが大命題だ。

この大命題のために、原発立地地域の住民は、プルサーマルの危険に晒されているわけだ。

福井の県知事は「都会が使うエネルギーを地方で発電している」というような主張をするが、それは濃縮ウラン原発に限った話だ。

プルサーマルに関しては

  • 「核兵器開発疑惑が生じているプルトニウムを国が消費したいから、地方でプルサーマルを動かす」

ということであって、福井県民はプルトニウム消費のためだけに、危険を押し付けられているわけだ。他のプルサーマル原子炉立地自治体も同様だ。

つまり、都会に電力を贈るためではない。

プルサーマル自治体はもっと怒ってよいと思う。

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