普天間移設後閉鎖 沖縄タイムス2015年5月31日

普天間閉鎖直に、異常事態が発生している。これまで政府は「2019年2月」に運用停止すると公約してきており、これに対しては「そもそも不可能だ」という議論が行われてきた。

今回、カーター米国防長官は

「普天間基地の代替施設が運用可能になった後、普天間を可能な限り早期に閉鎖する」

との意向を表明したと沖縄タイムスが報じている。


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普天間移設後閉鎖 沖縄タイムス2015年5月31日

情勢分析:

 これまで、日本政府は、「2019年2月」に運用停止すると繰り返し発言してきており、日本政府の公約となっている形だったが、米国政府要人の発言により日本政府の公約は不可能となる形だ。

 もし、辺野古基地がそのまま順調に建設が進んだとしても9年間かかるとされており、もし辺野古建設が終わってから普天間基地閉鎖をするなら、当然ながら「2019年2月」には間に合わないとみられてきた。そしてその懸念はカーター発言で現実になる見通しとなった。

 日本政府は、今後、これまで繰り返し発言してきた「2019年2月」の公約との整合性を問われることになる。日本政府は、カーター発言をふまえて辺野古基地建設の正当性を主張する流れになるが、公約違反であるとして、沖縄県の民意からは強い抵抗を受けるだろう。そういう意味では、日本政府の大きな失点となる可能性がある。

 今回のカーター発言は、朝日、読売、日経共に報じていない。沖縄現地メディアでは、琉球新報、沖縄タイムス共に報じている。

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