これは、ナチ党が登場してからのドイツワイマール憲法化での選挙の投票率の推移です。ナチ党が台頭していく過程で、投票率があがっていることがわかります。よく、ナチスは人々の無関心が作り上げたと言われますが、少なくとも選挙の投票率はあがっており、表現だけでは正確にナチスを理解することができないのではないかと思います。
もちろん、ナチ党が行っていたことを国民が注意深く見ていなかったから、こうなったという論理も間違えてはいません。ただし、私は言いたいのは、投票率は上昇していたということ。「無関心=投票率」という論調は世の中に広まっていますが、ナチ党の登場からの投票率を見ていれば、ナチ党が人々の関心をあつめて(あらゆる手段を使って)、投票率の上昇につなげていたこともわかります。
この時代の、各政党の得票率を見れば、なぜ、ナチ党に抗えなくなっていったのかということも感じることができます。
詳しくは、こちらをご覧ください。1900年台から現代に至るまでの、ドイツの各政党の得票率を研究しています。
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