先日、選挙のお勉強会で、沖縄県国頭郡東村高江に行ってまいりました。地元の地域データなどに基づいて、選挙について議論してきました。大変素敵な時間でした。地域地域の事情を学べることこそが私の喜びです。内容はこちらに紹介いたします。

座間宮ガレイの著書一覧


いつも呼んでいただいた地域のデータをグラフ化して、参加したみなさんに、見ていただきます。そして、それについてあれこれ議論することにしています。

東村の得票率【町長選挙や国政選挙や知事選挙】



31
東村では、2015年に20年ぶりの町長選挙がありました。特殊事情が東村にはあります。ヘリパッド建設問題です。高江のヘリパッド反対を掲げた候補をえんじ色にしていますが、半分にはちょっと足りなかった。

国政選挙の自公の得票率(青とピンク)と比較すると、町長選挙では少し現職が多いように見えます。ただし町長選挙は国政とはことなった独自のムードが有りますので簡単に比較するだけでは理解できないのも事実です。

東村で働いている人たちがわかるグラフ

20

東村では、4割程度の方々が農業・林業の就労者であることがわかります。近くの名護市と比較してありますが、名護市は都市部も大きいので、全然グラフの特色が違うことがわかります。東村では、農業就労者の悩み事を解決する政治が求められていることがわかるのではないでしょうか。

人口

08
東村では、70歳まで、男性の方が多いことがわかります。70歳を超えると女性の方が多くなります。

こんな感じで、ご依頼を受けたところのデータをグラフ化してあれこれ議論します。より細かなご依頼があれば、それに対応します。他の地域では、合併の影響が大きいところもありますし、そのときはそれについて理解できるグラフを作成します。

おまけ。

あとは、民主主義について理解を深めるために、色んなグラフをお見せしました。

例えば、イギリスのEU離脱の国民投票に関するグラフです。

22
このグラフをお見せしながら、

「なぜ、イギリスの首相は、EU離脱の国民投票に従って、離脱の方向性を決めたのでしょうか?」

と質問するところから始めます。

ヒントを出していきます。

第一のヒント。

「この国民投票は、強制力がなかったので、従わなければいけなかったわけではない」

第二のヒント。

「イギリスの首相は、EU残留派だったにもかかわらず、多数となった離脱の民意に従った」

こうやって手を上げていただくと、色んな意見が出てきます。

色んな意見の中には、間違えている答えも出てきます。

「大事なのは、答えが間違ったとしても、その人が意見を言ったおかげで、それを踏まえて正解に近づいていけるということです。ですから、間違える人がたくさん出てくれば、政界に近づくので、間違える人に感謝しましょう」

こういうふうに伝えると、本当にあれこれ色んな意見が出てくるものです。

そして、議論しながら、少しずつ正解にたどり着くものなのです。

そんな感じで、東村の皆様、ありがとうございました。

座間宮ガレイの著書一覧