15時位から実釣開始、入渓して早々クモの巣が破られているのを発見。しかし、時間が経っていれば影響は少ないだろうとそのまま続行。

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釣り人が入ったで有ろうと思い釣り上がって行きますが、どうやら入ったのは人間では無くカモシカかシカが濃厚。必ず足跡を付け無ければ成らない場所に有るのは獣の足跡。

しかも沢沿いに暫く歩いて行った様です。

そんな感じの為、魚達は瀬に出て来てはいる物の、かなり神経質に成っているのか一定のテリトリーに入ってしまうと猛スピードで逃げて行きます。

また、フライラインが水面に付いた瞬間に逃げる個体も多く、中々釣りに成りません。

そんな中でもパシャっと出て呉れる個体も居るのですが、かなり小さいのかフッキングしません…そもそもフライを咥えられて居ないのでしょう…

そして、何時もならサイズの良い岩魚やヤマメが居るポイントに辿り着き、流芯の脇へカディスをぽとっと落とすと、スッと鼻先だけ出して岩魚がフライを咥えて行きました。

合わせを入れ、すぐに勝負が決まるかと思いきや、上流に走られた後、下流に走られます。中々止める事が出来ません…随分重いな、尺位有るのか?と思いファイトしますがそれにしてはパワフルです。

3番のフライロッドだと走るのを止めるのがやっとで、そこから主導権を握る事が出来ず、随分と膠着状態が続きます。

ファイト中にガッチリとフッキングしているのは確認済みですので、ここから先はテンションさえ緩まなければ逃がす事は無いと確信しています。何故ならばティペットとして使用しているラインはフライフィッシングで云う所の3Xです。ラインを切られると云う事はまず無いでしょう。

と云う事で半ば強引に勝負して、寄せては走られ寄せては走られを繰り返し、3度目のランディングでキャッチ、手尺で35~38cmは有ろかと云う大岩魚をゲットしました。

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最近釣った養殖ニジマスと体長は同じ位ですが、体高は一回り小さいと云った感じです。しかし引きは断然この大岩魚の方が上でした。

弱らせてからランディックネットに入れたと云う依りは、上流に走って行ったのを無理矢理止めて、尻尾から掬ったと云う方が正しく、まだまだ元気一杯の様で写真を撮ってからリリース体制に入りますが、直ぐに高速で泳いで居なくなってしまいました。

そんな感じで今日はたった1匹、しかしこの1匹に価値が有る…長い時間ファイト出来て楽しい1日を過ごせました、とても満足です。

其れではまた、渓流でのお会いしましょう。


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